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iisan さんのレビュー一覧

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レビュー数6

全6件 1~6 1/1ページ

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No.6:
(5pt)

お手上げだった

「未来三部作」と呼ばれる3本の中編を合体して1本の長編に仕上げた作品。
人間の強さと弱さが絡み合った決断がドミノを倒すように重なり合って歴史が動いていく、というテーマらしいのだが、「PK」、「超人」はまだしも「密使」に至っては完全にSFで、SFになじみがないため理解不能だった。
SFを読み慣れている人以外にはオススメしない。
PK 新装版 (講談社文庫)
伊坂幸太郎PK についてのレビュー
No.5:
(5pt)

無駄に長い・・・

警察と関係が深い情報屋が殺され、さらには捜査を担当していた捜査一課の係長が殺されるという2つの事件を軸に、新米刑事の奮闘を描いた「成長小説」風味の軽めのミステリーである。表4の紹介文には「幾重にも絡み合った因縁が読者を欺き続ける傑作長編ミステリー」とあるのだが、ちょっと騙された感が強い。
登場人物のキャラクター設定が、往年の刑事ドラマをコミカルにしたようで、文末の解説には「大笑いしながらこの小説を読み進めた」とあるが、それほど面白くはなかった。
テレビドラマ化されたそうで、その原作を読んでみたいという方にはオススメだが、ミステリーファンには「時間の無駄」、オススメしない。
ビター・ブラッド
雫井脩介ビター・ブラッド についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

映画通なら楽しめるのか?

大評判を呼び、なんと日本で映画化されるという快挙?をなしとげた「二流小説家」のデイヴィッド・ゴードンの「渾身の第二作!」と表4の作品紹介に書かれているので、読まない訳にはいかないでしょう。
で、読んだ感想はというと「???」。これ、果たしてミステリーなのか? 訳者あとがきには「ミステリ・ファンのみならず、多くの映画通や本の虫にも楽しんでいただけるのでは〜」と書かれているが、映画通でも本の虫でもない、自称ミステリ・ファンの私にはほとんど楽しめなかった。
全体を通して、独白が多く、しかも改行や改段が極端に少ない文体で、とにかく長過ぎる。途中から読むのが苦痛になってきて、意地で読み通したというのが正直なところ。
よほどの映画通、本の虫でなければオススメできない。
ミステリガール (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
デイヴィッド・ゴードンミステリガール についてのレビュー
No.3:
(5pt)

サイコ・ホラーだけど

最初の内は、筆者得意のサイコものかと期待して読み進めたが、ホラーの部分が恐いというよりグロテスク、不気味で、読後感は良くなかった。
オウム真理教、北九州の一家監禁殺人事件、最近では中島知子騒動などを思い出した。あり得ない、想像できないことを起こしてしまう“洗脳”の恐ろしさという点では、こういうストーリーもありなのかも知れないが、その背景が家の呪縛、家族の血の絆というのが、いまいち説得力に欠ける気がした。
音道貴子シリーズのファンには受け入れられないだろう。
暗鬼 (文春文庫)
乃南アサ暗鬼 についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

構成は複雑、話は平明


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花の鎖 (文春文庫)
湊かなえ花の鎖 についてのレビュー
No.1:
(5pt)

悪女物語?


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ウツボカズラの夢 (双葉文庫)
乃南アサウツボカズラの夢 についてのレビュー