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水生 さんのレビュー一覧

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レビュー数122

全122件 61~80 4/7ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.62:
(7pt)

時をかける少女の感想

「時をかける少女」…最後の何とも言えない切なさが印象的 「悪夢の真相」…恐怖の根源と忘却に主眼を置いた日常の謎ミステリー(まだその言葉はありませんが)。 「果てしなき多元宇宙」…結末は一見スラップスティック風だがゾッとする。
時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)
筒井康隆時をかける少女 についてのレビュー
No.61:
(7pt)

ぼっけえ、きょうてえの感想

表題作の不気味さが群を抜いている。岡山弁の語り口調も相まって幻想的であり情緒的。ミステリとしても読むこともできる。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)
岩井志麻子ぼっけえ、きょうてえ についてのレビュー
No.60:
(7pt)

午前零時のサンドリヨンの感想

導入の1話以降は一貫して自殺した少女の謎を追求していく青春ミステリー。繊細な文章で米澤さんともまた違った雰囲気。作中の酉乃初のマジックは実際に見てみたくなる。
午前零時のサンドリヨン
相沢沙呼午前零時のサンドリヨン についてのレビュー
No.59:
(7pt)

遠まわりする雛の感想

ミステリとしては疾走感のある推理合戦が見所の「心あたりのあるものは」が、青春小説としてはビタースイートな雰囲気の「手作りチョコレート事件」が個人的ベストです。最後も余韻があっていい。
遠まわりする雛 (角川文庫)
米澤穂信遠まわりする雛 についてのレビュー
No.58: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

超・殺人事件 推理作家の苦悩の感想

最終話の最後のモノローグがずしりと来る。
超・殺人事件 (角川文庫)
東野圭吾超・殺人事件 推理作家の苦悩 についてのレビュー
No.57: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

夏と花火と私の死体の感想

2編両者とも結末に近づくにつれ恐怖が襲ってくる感じがした。朱川さんを思わせるどこか懐かしいノスタルジックホラー。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫)
乙一夏と花火と私の死体 についてのレビュー
No.56: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

体育館の殺人の感想

ロジックの応酬が心地よいほどにスピーディーに描かれている。傘と言う小道具の活用のされ方も巧いと思った。時折挿入されるサブカルネタも笑えた。
体育館の殺人 (創元推理文庫)
青崎有吾体育館の殺人 についてのレビュー
No.55: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

予知夢の感想

前作の様な科学トリックでは無く、今回は一見オカルティックな現象をロジックで解き明かしている。個人的ベストは、「霊視る(みえる)」と「騒霊ぐ(さわぐ)」でした。
予知夢 (文春文庫)
東野圭吾予知夢 についてのレビュー
No.54:
(7pt)

三階に止まるの感想

バラエティに富んだノンシリーズ短編集。個人的ベストは「院長室」と「黒い方程式」です。
三階に止まる
石持浅海三階に止まる についてのレビュー
No.53: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

黒いトランクの感想

鮎川哲也さん初読了。日本の時刻表トリックものの先駆け的作品にして快作。解かれてみると真相はいたってシンプルだった。
黒いトランク (創元推理文庫)
鮎川哲也黒いトランク についてのレビュー
No.52:
(7pt)

10ドルだって大金だの感想

海外ユーモアミステリ短編集。会話がホームドラマのように軽快で面白かった。表題作の二転三転するストーリーは本格ミステリとしても傑作。
10ドルだって大金だ (KAWADE MYSTERY)
ジャック・リッチー10ドルだって大金だ についてのレビュー
No.51:
(7pt)

万能鑑定士Qの事件簿VIの感想

Qの事件簿シリーズ折り返し地点。万能鑑定士vs万能贋作者の回。ある一点の「気付き」によって形勢が逆転し謎が解かれていくのは安定した爽快感がある。
万能鑑定士Qの事件簿VI (角川文庫)
松岡圭祐万能鑑定士Qの事件簿VI についてのレビュー
No.50:
(7pt)

不死蝶の感想

「不死蝶」と「人面疽」の2編収録。 「不死蝶」は犯人を炙り出すためのトリックが爽快だった。 「人面疽」の真相は某医療漫画を思い出した。
不死蝶 (角川文庫 (3469))
横溝正史不死蝶 についてのレビュー
No.49:
(7pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

雰囲気は森博嗣+綾辻行人といった感じで、メフィスト賞作品にしてはオーソドックスなクローズドサークルものの理系ミステリでした。探偵役が数学者という事もあってかまさにこれしかないという解でした。ただ、建物のとある仕掛けと第1の事件のトリックは気付かれずにやるのは流石に無理なように思います。
眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫)
周木律眼球堂の殺人 ~The Book~ についてのレビュー
No.48:
(7pt)

万能鑑定士Qの事件簿IVの感想

「催眠」シリーズ嵯峨俊也が登場。さすがにその展開は無いだろうとは思いましたが完璧にひっかけられました。最早このシリーズ定番の「単純な操作で大規模且つ奇怪な事件を起こす」。事件の「謎」と「動機」の合わさり方も良かった。
万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)
松岡圭祐万能鑑定士Qの事件簿IV についてのレビュー
No.47:
(7pt)

ダブル・イニシャルの感想

犯人に行きつくまでの推理法は少々無理矢理な感じがしましたが、感情や思考の描写がとても巧みで引き込まれました。
ダブル・イニシャル (角川文庫)
新津きよみダブル・イニシャル についてのレビュー
No.46:
(7pt)

三毛猫ホームズの推理の感想

三毛猫ホームズシリーズ2作目の読了。第1作は現レギュラーの内兄妹のみが登場。初期にはこんな大トリックを用いた作品を書いてたのかと意外に思った。
三毛猫ホームズの推理 (角川文庫 (5680))
赤川次郎三毛猫ホームズの推理 についてのレビュー
No.45:
(7pt)

千里眼の復讐の感想

いつものスカイアクションとは違ってどちらかと言うとバイオレンスアクション系。山の手トンネル内での群像劇と殺戮劇、好対照に人間ドラマを描いている。
千里眼の復讐 (角川文庫)
松岡圭祐千里眼の復讐 についてのレビュー
No.44:
(7pt)

愚者のエンドロールの感想

古典部シリーズ2作目。「未完成映画の中で起きた事件」の犯人を推理する、ある意味クローズドサークルものともいえる内容(実際に起きている訳では無いので警察が介入しない理由が不要となるため)。真相が1つでは無い終わり方も新鮮で面白かった。
愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
米澤穂信愚者のエンドロール についてのレビュー
No.43:
(7pt)

さかさ髑髏は三度唄うの感想

司凍季2作品目は一尺屋シリーズ。竜崎幸シリーズのサスペンスミステリーとは大分違った雰囲気。横溝テイストのどんよりした雰囲気と、一尺屋の無神経なまでの陽気さが好対照で面白かった。
さかさ髑髏は三度唄う (講談社文庫)
司凍季さかさ髑髏は三度唄う についてのレビュー