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塞翁 さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

レビュー数40

全40件 1~20 1/2ページ
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※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.40:
(8pt)

相剋の森の感想

邂逅の森よりも、スケールは小さいものの獲る側と護る側の相反する主張に対して、複数の視点から複数の考え方に深く考えさせられた。
良い本だ。
相剋の森 (集英社文庫)
熊谷達也相剋の森 についてのレビュー
No.39: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

邂逅の森の感想

圧倒的な自然の存在感と威厳に圧倒された。
中盤からは一気読み。
自然を緻密に描写し、複雑な人間関係を絡ませた絶品小説でした。
新たに好きな作家にめぐり合いました。感謝。
邂逅の森 (文春文庫)
熊谷達也邂逅の森 についてのレビュー
No.38: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

カラスの親指 by rule of CROW's thumbの感想

完全にトリックにだまされた。
しかも何回も。
伏線とその回収も見事というしかない。

ひっさびさに気持ちよくだまされたので、良い気分。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
道尾秀介カラスの親指 by rule of CROW's thumb についてのレビュー
No.37:
(8pt)

キケンの感想

ほのぼの系学園小説。一部キケンな描写あり。
はらはらどきどきといった感はないが、
最終盤で鳥肌がたちました。
最後で心にぐっとくる小説に劇的に変化させてしまう、筆者の力に脱帽。
良い本でした。
キケン
有川浩キケン についてのレビュー
No.36:
(6pt)

凍える牙の感想

男社会で生きる女性の大変さを背景に、事件が進んでいきますが、主人公がなぜあそこまで、惹きつけられたのかが、いまいち分からなかった。
ただ、テンポが良いのと心理描写は秀逸。
凍える牙
乃南アサ凍える牙 についてのレビュー
No.35: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

クローズド・ノートの感想

火の粉で初めて雫井作品に触れ、犯人に告ぐに続いて、この作品を手に取りました。

内容をまったく知らずに、読み進めると、これまで読んだ作品とのギャップにとまどいました。

ただ、作品の魅力は相変わらず、とても惹きつけられました。

ある人の過去からのメッセージを、現在の自分に投影し未来への希望としていく姿に、読者としては、応援したくなるような気持ちとそんなメッセージがあるなら、私もほしいという嫉妬が交錯します。

触れておくべき作品だと思います。
クローズド・ノート (角川文庫)
雫井脩介クローズド・ノート についてのレビュー
No.34: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ルパンの消息の感想

緻密なトリックの組み合わせが効いてる。
初横山大満足。
ルパンの消息 (光文社文庫)
横山秀夫ルパンの消息 についてのレビュー
No.33:
(8pt)

りかさんの感想

読んでいるうちに何度も鳥肌が・・・。
舞台が女の子と人形の関係でふんわりした設定であるにもかかわらず、人間の残酷さや、八百万の神のような俯瞰的視点が印象深い。
家にある人形も・・・・。
りかさん (新潮文庫)
梨木香歩りかさん についてのレビュー
No.32:
(8pt)

心霊探偵 八雲3 闇の先にある光の感想

三作目になって、ミステリーの質がぐんと上がり、イッキ読みだった。
個性的なキャラクターと織り成す事件の展開にはっまている。
次回作にも期待。
最大の謎はいつ明かされるのか。
心霊探偵八雲3 完全版 闇の先にある光 (講談社文庫)
神永学心霊探偵八雲3 闇の先にある光 についてのレビュー
No.31: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

天使のナイフの感想

少年犯罪の理不尽さと犯罪を犯した少年の苦悩は想像の域を超えていた。
前半に比べ、中盤から終盤の展開は見もの。
伏線と絡み合う事件が多すぎる点を考慮しマイナス1の評価9

天使のナイフ 新装版 (講談社文庫 や 61-12)
薬丸岳天使のナイフ についてのレビュー
No.30: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

心霊探偵 八雲2 魂をつなぐものの感想

前作よりも八雲の心の動きが顕著となり、感情移入がしやすくなったことが、面白さが増した要因か。
キャラも増え今後が楽しみ。
心霊探偵八雲2 完全版 魂をつなぐもの (講談社文庫)
神永学心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの についてのレビュー
No.29: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

心霊探偵 八雲 赤い瞳は知っているの感想

後輩からの勧めで読んでみた。
軽いノリとテンポの良い展開が、非常に読みやすい。
幽霊、憑依といった、おどろおどろしい場面と、八雲と晴香の軽妙なやりとりが対照的で良い。

誰しもが完全には否定できない世界を絶妙に描いた逸品。
心霊探偵八雲1 完全版 赤い瞳は知っている (講談社文庫)
神永学心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている についてのレビュー
No.28: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

犯人に告ぐの感想

一気読みでした。
絡み合う2つの事件と内部の人物による背徳行為への糾弾。
極上のミステリー。読む価値十分。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)
雫井脩介犯人に告ぐ についてのレビュー
No.27: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

火の粉の感想

最近評価10が多い
この小説は、作者の内面描写の緻密さと、展開のタイミングが実にすばらしく、
後半の加速感と焦燥感はぴか一。
また、好きな作家に巡りあえた。
このサイトに感謝。
火の粉 (幻冬舎文庫)
雫井脩介火の粉 についてのレビュー
No.26:
(10pt)

プリズンホテル・秋の感想

夏に引き続き紅葉の秋にも、魅力的なキャラクター達が躍動します。
中でも、支配人の息子の成長と、清子の娘の存在感が良いアクセントになっています。
それにしても、仲蔵おじは渋いなぁ
秋 プリズンホテル(2) (プリズンホテル) (集英社文庫)
浅田次郎プリズンホテル・秋 についてのレビュー
No.25: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ワイルド・ソウルの感想

知らないことも罪だと思った。
棄民という言葉を初めて知った。

自分が住んでいるこの国を誇らしく思えるか。ナショナリズムとは違う、国を誇れる心。

ストーリー、設定ともに秀逸だ。
ラストのゆるーい感じも展開の対極に放り出されたようで良い。
ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)
垣根涼介ワイルド・ソウル についてのレビュー
No.24:
(7pt)

八日目の蝉の感想

人の愛とは何なのか、そして愛するとは、愛されるとは。
さまざまな形の愛について考えさせる機会をくれる。そんな小説でした。

▼以下、ネタバレ感想
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八日目の蝉 (中公文庫)
角田光代八日目の蝉 についてのレビュー
No.23:
(10pt)

プリズンホテル・夏の感想

文句なし。笑いあり、涙あり、接客満点の最高のホテルでした。
泊まりに行かなければならない状況はいやだけど、もしその時が来たら、泊めてください。お願いします。

夏 プリズンホテル(1) (プリズンホテル) (集英社文庫)
浅田次郎プリズンホテル・夏 についてのレビュー
No.22:
(7pt)

国境の南、太陽の西の感想

この作品は俯瞰的であり、主体的である。ある一部は私のの軌跡を見るようであり、未来を想像させるようでもある。
いずれにしても、私にとって現在の自分立ち位置や土台を見直す機会として、未来へ鳥瞰図として、氏の作品は必要である。


▼以下、ネタバレ感想
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国境の南、太陽の西 (講談社文庫)
村上春樹国境の南、太陽の西 についてのレビュー
No.21: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

魔術はささやくの感想

さすが宮部さん。
設定に少し無理がある気がしなくもないけど、それも、そう感じさせるリアリティがなせるわざ。
思いもよらぬ展開と構成力に評価8

▼以下、ネタバレ感想
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魔術はささやく (宮部みゆきアーリーコレクション)
宮部みゆき魔術はささやく についてのレビュー


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