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塞翁 さんのレビュー一覧

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レビュー数40

全40件 21~40 2/2ページ
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No.20:
(8pt)

ダークの感想

まさに桐野夏生の真骨頂。
賛否あると思うが、これが桐野作品だ。
途中で不夜城(馳星周氏)を意識させたが、ミロの行動と感情が桐野作品であることを強く訴える。
ダーク (下) (講談社文庫)
桐野夏生ダーク についてのレビュー
No.19: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

葉桜の季節に君を想うということの感想

引き込む力に圧倒された。
トリックに気づくともう一度読み返したくなることうけあい。

▼以下、ネタバレ感想
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葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
No.18: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

夏と花火と私の死体の感想

これを17才で作品に仕上げるとは・・・ 恐るべし。
アイディア、展開ともに素晴らしい。


夏と花火と私の死体 (集英社文庫)
乙一夏と花火と私の死体 についてのレビュー
No.17: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

青の炎の感想

引きこまれるように1日で読み終えた。
未成熟の不完全な人格による、周到であるように見えつつ、短絡的で不完全な犯罪という印象。
読み終えた後の切ない気持ちはいかんともしがたい。
ただ、ほんの少し淡く安心させるような気持ちが残っているのも否定できない。
良い小説だった。
青の炎 (角川文庫)
貴志祐介青の炎 についてのレビュー
No.16: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

陽気なギャングが地球を回すの感想

やっぱり、伊坂小説はこうでなくっちゃね。
読んだ後の爽快感は随一。
陽気なギャング達の今後が楽しみ。
この小説では人と人の信頼感の強さが良い手の安心感につながっている感じがします。
ギャングにとって裏切りは常套だが、彼(彼女)らは裏切らない。信頼で裏切りにはしない。

▼以下、ネタバレ感想
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陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
伊坂幸太郎陽気なギャングが地球を回す についてのレビュー
No.15: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

姑獲鳥の夏の感想

初京極。
ワインで例えるならば、フルボディ小説である。
重厚で濃厚な文章と展開。
少し重過ぎる感が否めないが、前半の百数十ページさえクリアすれば、最後の数十ページは圧巻の引き込み。
文庫本上下巻で読んだが、上巻に4日を費やしたのに対し、下巻は1日と脅威の巻き返し。
作者の豊富な知識とパワーに圧倒された。
文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
京極夏彦姑獲鳥の夏 についてのレビュー
No.14:
(6pt)

誰かの感想

実は名もなき毒から先に読んでしまい、慌てて購入。
逆順読みでも、問題なく読めた。
ただ、名もなきのほうがインパクトがある分、順番どおりがベターだ。
誰か―Somebody (文春文庫)
宮部みゆき誰か Somebody についてのレビュー
No.13: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

名もなき毒の感想

伏線の連続。
後半の加速感がスゴイ。


▼以下、ネタバレ感想
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名もなき毒 (文春文庫)
宮部みゆき名もなき毒 についてのレビュー
No.12:
(7pt)

モンスターの感想

永遠の零で作者に興味を抱き、手に取りました。あまりに両小説の方向性が違い、作者の懐の深さを感じました。
内容はネタバレに記載するとして、一気読みでした。読ませるパワーにあふれています。

▼以下、ネタバレ感想
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モンスター (幻冬舎文庫)
百田尚樹モンスター についてのレビュー
No.11:
(6pt)

十角館の殺人の感想

何時も、騙されることを願って読み進める小生には、うってつけの本でした。


▼以下、ネタバレ感想
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十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー
No.10: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

柔らかな頬の感想

桐野夏生の真骨頂。
話の展開、人間関係、特に作者の持ち味が出ていて良い。

▼以下、ネタバレ感想
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柔らかな頬〈上〉 (文春文庫)
桐野夏生柔らかな頬 についてのレビュー
No.9:
(2pt)

謎解きはディナーのあとでの感想

読む順番間違えました。
イニシエーションラブ→閉鎖病棟→謎解きはディナーの後で。

入門書としてはとてもよろしいかと。
謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)
東川篤哉謎解きはディナーのあとで についてのレビュー
No.8:
(6pt)

閉鎖病棟の感想

純粋、誤解、嫌悪、不知、逡巡

この小説を読み進めると、閉鎖された空間でそれ以外の空間よりも純粋な人間の生き方があることに、自分の不知を思う。
知らないことは、誤解を生み嫌悪さえ覚え、それが差別につながっているのではと思う。

病院を取り巻いて行われるやり取りは、誤解と不知が錯綜し、ある者は、敢然と拒否し、ある者は逡巡する。
壮絶な過去を背負い、それらに苦悩する人たちとそれを包容する人たちの関係性に、自分の浅はかさを突きつけられた。

分からないものへの恐怖は知ろうとする努力によってのみ克服できるのだ。良い小説だった。
閉鎖病棟 (新潮文庫)
帚木蓬生閉鎖病棟 についてのレビュー
No.7:
(2pt)

冒険の国の感想

OUTで桐野夏生にはまり、7冊目に読んだ小説。
端々に、作者の面影があるものの、これまで読んだ小説とは、違った感じ。

▼以下、ネタバレ感想
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冒険の国 (新潮文庫)
桐野夏生冒険の国 についてのレビュー
No.6: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

イニシエーション・ラブの感想

読んだ後の引きずるパワーに評価8。2,3日は引きずりそうです。


▼以下、ネタバレ感想
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イニシエーション・ラブ (文春文庫)
乾くるみイニシエーション・ラブ についてのレビュー
No.5: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ハサミ男の感想


▼以下、ネタバレ感想
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ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

とんびの感想

ミステリーではないと思うが、作品としてはとても良い。
自分の息子と重なり、涙腺を刺激すること請け合いです。
無骨で表現が下手な父親の一生懸命な人生と葛藤を抱えた息子の心温まる物語。
自分が迷ったときのバイブルになりそうな本です。
とんび (角川文庫)
重松清とんび についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(1pt)

リアル鬼ごっこの感想

設定はかなり好み。設定だけは良かった。心理描写や背景は、読み手を引き込むまでには至らなかった。
映像向きかな。

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リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)
山田悠介リアル鬼ごっこ についてのレビュー
No.2:
(8pt)

残虐記の感想

作者の作風は作品ごとにさまざまな顔を見せる。
犯人との微妙な連帯感と嫌悪が複雑に交差し、その表現に少なからず共感を覚えた。


▼以下、ネタバレ感想
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残虐記 (新潮文庫)
桐野夏生残虐記 についてのレビュー
No.1:
(10pt)

半島を出よの感想


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半島を出よ〈下〉 (幻冬舎文庫)
村上龍半島を出よ についてのレビュー


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