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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数213

全213件 21~40 2/11ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.193: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ワクワクしながら読んでいた頃が懐かしい

アサドの物語です。
私は特捜部の登場人物の中でアサドが一番好きです。
タイトルからして「アサドの祈り」ちょっと不安ながらも読み出しましたが・・・

うーん、私的にはイマイチでした。
難しい政治の話は分かりません。それにこういうミステリーではなく、昔のようにただ犯人を捜す・・・方が好みです。
これから先特捜部Qはどうなっていくのでしょうね。

特捜部Q―アサドの祈り― 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.192:
(5pt)

理解できなかったということは、私はまだテロのことをわかっていないから

普通のミステリーと思って読み始めたのですが。
異色の小説でした。

読み終わってもいまいちピンとこないということは、私がまだテロのことをよく理解していないということ。
テロの脅威にもさらされておらず、身近に恐怖を覚えた人もおらず、実生活がテロと程遠いということなのでしょうか。

理解はできませんでしたが、記憶に残る本になったことは間違いありません。

テロ
No.191:
(6pt)

これがライムのミステリー?

リンカーンライムのミステリーでなければ、途中で頓挫したかもです。
物足りないというのとは逆で盛り込みすぎでお腹いっぱい!

イタリアの森林警察官がいなければ、とっくに読むのを止めていたかも!
リンカーンライムの面白さは頭脳作戦とサックスの行動力にあると思うのです。
「ボーンコレクター」や「ウォッチメーカー」はその点抜群です。
ライムシリーズは楽しみで読んでいたのですが、この本を切っ掛けに読む前のワクワク感が薄れそうです。


ブラック・スクリーム
No.190: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

レクター博士の大ファンなら、是非とも読まねば!

期待というよりも、少年時代のレクター博士を知りたくて読んでみました。
結論からいうと、益々謎が深まった・・・ということでした。

ミステリーとして読むにはミステリー仕立てとは言えないし
歴史もの?ということでもなく、「こういうことがありました!」でしょうか。
大ファンなら、押さえておきたい一冊ではありますが、人さまにお勧めするかと聞かれたら、別のミステリーを紹介するかもしれません。

「羊たちの沈黙」は映画も小説も素晴らしいと思いましたが
「ハンニバルライジング」は小説として未熟さを感じました。

ハンニバル・ライジング 上巻 (新潮文庫)
トマス・ハリスハンニバル・ライジング についてのレビュー
No.189:
(5pt)

面白いのか面白くないのか

最後までサッパリわからなかったというのが率直な感想です。
出だしは順調で?面白くなりそうだったのですが、途中から気配が変わってきて、最後まで惰性で読んでしまいました。
ここがミステリーファンの悲しさというのでしょうか、多少つまんなくとも結果は知りたい!

フリーマントル氏の評価を見てみると、高い評価と低い評価とバラバラのようです。
ムラがある作家さんなのか、これが初めての小説なので如何ともいいがたいですが、次はどうでしょう。
あと一冊は読んでみたいと思っています。



知りすぎた女 (新潮文庫)
No.188:
(4pt)

ムラを感じてしまうのは、なぜ?

ロバートゴダード氏の小説を初めて読んだのは「千尋の闇」でした。
これが面白くて、こんなに優秀な作家さんがいるんだ!っと驚いたことを今でも覚えています。
それから何冊か読んでみたのですが、「あれ?」と思うことが多くなり暫く遠ざかっていましたが、久しぶりに「秘められた伝言」で復活したのです。

途中でやめてしまおうかと思うぐらい駄作でした。
好みの方もいらっしゃるのでしょうが、私個人としては他人様にとてもお勧めできません。

最後の解説に「ゴダード氏の手腕は決して落ちてはいない」云々と書かれていましたが、この小説を読む限り果たしてそうなのか
それとも私の理解度が劣ってしまっているのか。
あと二冊用意しているので、そこのところを判断してみたいと思っています。

秘められた伝言〈上〉 (講談社文庫)
ロバート・ゴダード秘められた伝言 についてのレビュー
No.187:
(6pt)

ミステリーとしてよく仕上がっていると思う

よく仕上がっているから、面白いはず・・・とはならず、残念ながら面白さはイマイチでした。
展開も早くて読みやすいのは読みやすいのですが、ただそれだけでワクワク感はなかったです。
ミステリーはミステリーだけど、ちょっとセンチメンタルな恋愛小説を読んでいるような気さえしました。

クラーク氏の本はもういいかな。
単純にページをめくるだけではなく、ハラハラドキドキ・ジェットコースター的な本が読みたいです。

さよならを言う前に (新潮文庫)
No.186:
(6pt)

モリーファンの方にはお勧めです

今回もモリーが大活躍します。
モリーファンの方にはお勧めしますが、ミステリーとしてはイマイチでした。

題材がわかりにくいということと、いつもの元夫グレーディーとの絡みも少なくて面白みに欠けていた気がします。
モリーのいいところは、最後まで食らいついて離さないところだと思うのです。
今回はモリーの良さが出てなかったように感じました。

神の名のもとに (講談社文庫)
メアリ・W・ウォーカー神の名のもとに についてのレビュー
No.185:
(4pt)

退屈だな〜

「子供の眼」や「罪の段階」は非常に楽しめましたが、この小説はパタースン氏の名誉を重んじるなら読まなかった方が良かったのかも!?
全体的にどの話も長くてちょっと嫌になりました。
作者は恋愛ものを書きたいのか、それとも古き良きアメリカ?を書きたいのか。
どちらにしてもあまり興味を持てなかったのは事実です。


ケアリ家の黒い遺産〈上〉 (扶桑社ミステリー)
No.184:
(6pt)

うーん、ミステリーというよりもエンターテインメント?

ミステリーではあるのですが、そればかりを求めて読みだすとちょっと辛いです。
ユーモアたっぷりのエンターテインメント小説として読むなら、結構楽しめると思います。

最初つまらなく思っていた主人公が読み進めるにつれて段々と愛おしく?思えてくるのは、筆者の腕だと思います。
読み終えると、もう少し一緒にいたい、余韻を楽しみたくなるのは魅力的な主人公ならでは。

映画俳優でいうと、モーガン・フリーマン?
ああいう平凡な風貌なのに、なぜか色気のある人物で主演映画はいかがでしょう。
そう!モーガン・フリーマンを念頭に読むと難しい部分も超えられるかも!?

ケイヴマン (ハヤカワ文庫NV)
ジョージ・ドーズ・グリーンケイヴマン についてのレビュー
No.183:
(4pt)

うーん、たぶん一番楽しんだのは、スティーヴン!

最初、まあまあ面白いと思って読み始めたのですが、進むにつれて面白さが欠けてきて、苦痛にかわっていきました。
この本を面白い!楽しい!素敵!と思う読者の方も当然いらっしゃるのでしょうが
私は一番楽しんだのはスティーヴンキング氏だと思います。

中身が全部苦痛なのではなく、面白い展開もあることはあるのですが
「ミスターメルセデス」や「it」のようなワクワク感はありませんでした。

セル〈上〉 (新潮文庫)
スティーヴン・キングセル についてのレビュー
No.182:
(6pt)

合う合わないがあると思う

「推定無罪」が面白かったので期待して読んでみたのですが、私にはイマイチでした。
裁判所の「さ」の字も登場しないのに、なぜに「有罪答弁」と思っていたのですが、それは読み終えたあと分かりました。
もう一度ちゃんと読むと面白いのかもしれません。

本格的なミステリーが好みの私としては、コメディータッチのミステリーはどうも合わないようです。
(でも、たまにコメディータッチでもものすごく面白い!と思うのもあるのですが)今回はご縁がなかったようです、残念!

有罪答弁〈上〉 (文春文庫)
スコット・トゥロー有罪答弁 についてのレビュー
No.181:
(5pt)

これはこれでアリなんだろうけど

ミステリーを面白くさせるのは、やっぱり主人公と彼・彼女を取り巻くわき役だと思うのです。
主人公の会話になぜかついていけなくて(たぶん、ほかの人には面白いジョークなのでしょうが)面白さ半減でした。
ミステリー自体はそんなに悪くないのですが、主人公に共感できないと、長編小説はなかなか苦痛であります。

あと二冊ガーディナー氏の本があるのですが、次回は楽しめるのか!?

裏切りの峡谷 (集英社文庫)
メグ・ガーディナー裏切りの峡谷 についてのレビュー
No.180:
(6pt)

ちょっと勢いが足りなかったかな~

以前に読んだ「スコッチに涙を託して」は最初から最後まで痛快(ちょっとだけコメディータッチで)面白かったのですが
今回は前半が眠そうなぐらい退屈で中間地点を過ぎたあたりからドンドン波に乗ってきた二人組でした。
パトリックとアンジーの痛快ミステリーは六冊目まで出ているようですが、このペアの小説はもういいかな。

私の不満は絶対に外してはならないブッパの登場が少なかったこと。
もちろん登場はしていますが、もっともっとブッパの活躍を読みたかった!彼がいるから、二人が活きているのに〜。
二人だけだと、ダラダラしていて恋愛ものになってしまいます。

私はデニスルヘイン氏の描く「心の闇」が大好物なので、ブッパの闇をもっと追及してほしかったところです。

穢れしものに祝福を (角川文庫)
デニス・ルヘイン穢れしものに祝福を についてのレビュー
No.179:
(5pt)

こういうのは、私には無理みたいです

面白い!と思う人がいるのでしょうが、私にはどの短編も無理でした。
愛のとらえ方が違うでしょうけど(でも、今までとらえ方が違っていた場合でも、多少なりとも共感したり、頷いたり・・・あるにはあったはずなのに)
最初から肌に合わなくてそのまま最後まで何とか読み切ったという感じです(読み進めれば、その内合うものがあるかもしれないと期待していたのですが)
次回に期待したいと思います。



逃げてゆく愛 (新潮文庫)
ベルンハルト・シュリンク逃げてゆく愛 についてのレビュー
No.178:
(6pt)

感覚としては分かるものの、やっぱりつまんない

系統でいうと、スティーブンキング派ですが
キング氏ほどのユーモアがあるわけでもなく、突拍子もない展開があるわけでもなく
淡々と物語が進んでいくので、なんだか読者として取り残された感じがしました。
前に読んだ「闇の中の少女」でも感じたことですが、悪い小説ではない!でも、また読みたいと思う小説でもない!・・・こんなところでしょうか。

ジョンソール氏の小説は、もういいかな。



闇に抱かれた子供たち (扶桑社ミステリー)
ジョン・ソール闇に抱かれた子供たち についてのレビュー
No.177:
(6pt)

忙しい!でも、読書はしたい!軽めのお勧め

ミステリーにもなっているし、主婦が憧れる?恋愛ものにもなっているし。
時間に追われているけど、でも軽いものを読みたいな〜という時にお勧めです。
サクサクと読めます。
重厚なミステリーではないけれど、たまには頭をほぐす意味でもいいのではないでしょうか。

主人公のイメージは掴みやすかったのですが、相棒のピートのイメージがなかなか掴めなくて最後までいってしまいました。
私の感じでは主人公は、昔のメグライアン。
相棒は誰だろう。

アネットルーム氏の本は初めてでしたので、もう一冊読んでみたいですね。


私のはじめての事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
アネット・ルーム私のはじめての事件 についてのレビュー
No.176:
(6pt)

うーん、私がスペインと合わないのか?!

前に読んだ「死の宣告」が面白かったので、この本も期待して読み始めたのですが・・・。
主人公と準主人公の会話についていけないし、その会話自体がさほど面白いとも思えず。
これは私が年をとったせいなのか、どうかは分かりませんが、ミステリー好きな方にはちょっとお勧めを戸惑うかもしれません。

あと一冊持っているので、もう一度挑戦してみます。

赤の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ポーラ・ゴズリング赤の女 についてのレビュー
No.175:
(6pt)

いつものエリザベスジョージ氏とは、ちょっと違うけど、でも、これも読まなければ。

ミステリー・謎解き・殺人者の動機。
いつものエリザベスジョージ氏とは違ってちょっと読みがいがありませんでしたが
それでも、一連のシリーズの中では重要な部分を含んでいるので、頑張って読み通しました(結構きつかったです)
デボラとセントジェームズ、この二人の絡み具合がなかったら、もっとつまらない?小説になっていたのかも!?
あと、ハヴァーズの登場が少なかったので、がっかりでした。
彼女とリンリー警視との絡みがシリーズもののちょうどよい息抜き・一服になっているのだと、改めて思い知らされました。
お互い辛辣な中でも楽しんでいるのがわかって、それがこちら側にも伝わって、ホッとする場面でもあります。
最新作も読みたいな〜と、思うものの日本では翻訳されていないようなので、残念でなりません。

罪深き絆〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
エリザベス・ジョージ罪深き絆 についてのレビュー
No.174:
(6pt)

名前の難しさに負けた!

スウェーデン人の名前って難しすぎやしません?
男性なのか女性なのか、それさえも分からない・・・。
他にも社会的な事柄が出てくるのですが、頭の中がこんがらがって、ついていけませんでした。
ミステリー的には、まあよくある話?なのですが、集中力がないのか、面白さに気づく前に物語が終わってしまいました。

もう一度、主役わき役かれこれを念頭に置いて読むと理解が増すのでしょうが
二回読むのは辛すぎます。
作者の良さがわからないまま終わってしまうのは、ちょっと残念でした。


靄の旋律 国家刑事警察 特別捜査班 (集英社文庫)