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死刑台のエレベーター
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死刑台のエレベーターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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前半はなかなかスリルのある展開で楽しめますが、これ以降が腰砕けでよろしくありません。 ご都合主義でした。 あまりに映画が有名な作品ですが、本のほうは似て非なる内容です。 娯楽ものとして割り切ればアイデアもありそれなりには読めます。 しかしストリーがやはり映像向きなのは否めません。 | ||||
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創元推理文庫は本文に入る前の最初のページにあらすじと簡単な解説があります。そこで話は全部尽きていて、本文を読んでもそれ以上意外なことはなにも起きません。とくにみんながうすうす気づいているように、殺人を犯したジュリアンを中心に描写をしていかなければ、サスペンスなど生まれよう筈がありません。巻末の解説では、主人公(?)のジュリアンとは無関係に起きる殺人の、そこにいたる過程の描写がこの小説のキモだと言うのですが、逆にそこがダメなんだと思います。要するに延々200ページくらい伏線を張る作業に費やすわけで、その間読んでいて退屈です。ようやく面白くなってくるのは、ジュリアンがエレベーターから出てからです。でも、先に書いたように、別にそこから読者にとって意外な展開があるわけではなく、オチらしいオチがあるわけでもない、なんだか後味もすっきりしない小説です。サスペンスではなく、皮肉な運命の小説として読めば、多少面白くなくもない、と言った程度です。有名な映画の原作ということで、期待して読んだが、若干期待はずれでした。 | ||||
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