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TENGU
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TENGUの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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無事に単行本が到着しました。 | ||||
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最近柴田氏の作品に裏切られっぱなしだったので期待せずに読みはじめたが、これは中々よかった。特に最後の方は手に汗握る展開だった。ちょっと見直したさぁ | ||||
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最初から最後までドキドキしながら読めた 久しぶりに本の中にどっぷり浸かり楽しめた作品 友人にも進めて全員高評価でした | ||||
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1974年秋、群馬県の寒村を襲った連続殺人事件、いったい何者の仕業だったのか?唯一の犯人の物証である体毛。当時はまだなかったDNA鑑定を行なうと意外な事実が……。凄絶なミステリー!類い希な恋愛小説!70年代の世界情勢が絡む壮大なスケールで、圧倒的評価を得て大藪春彦賞に輝いた傑作。 | ||||
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主人公はひょんなことから昔、取材した隠里天狗殺人事件を26年振りに再調査することになる。 現代と過去が交互に語られるが余りにも頻繁に切り替わる為、酩酊状態で読むと今どちらのパートなのか、よく分らなくなる。 前作同様のUMA小説を期待するが天狗の存在感が今ひとつで主人公の回想を中心に話が進む。 天狗の正体はバルロワ『幻の動物たち』を読んだことがあるので早い段階で予想が付いた 。ユーベルマン博士への言及には思わずニヤリ。 最後のオチにはそんなバカなと思った人も多いと思うが、この件に関する科学記事を最近読んだことがある。 参考)ユーベルマン博士著『未知の動物を求めて』(絶版)。古本屋で見つけたら、“即買い!”です。私は図書館で読みました。 | ||||
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群馬県の農村部、"烏天狗"の出没、平家落人伝説、美しき盲目の寡婦。そして、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ。 迷宮入りした忌まわしい事件が、26年の時を経て解明されはじめた。 ・人々の慟哭の先には、常にアメリカという巨大な闇が影を落としている(p296) ・人権、人間の尊厳、社会の倫理が崩れ始める音(p347)。 ・「そうだ。確かにたいしたことじゃない。人間一人の命の重さなど、国家権力の前には一枚の紙切れにも相当しないのだ。 たいしたことじゃない」(p356) アメリカの闇、か。ベトナム戦争がらみだから、突然変異か人体実験により生み出されたモンスターなんだろう……。 そんな稚拙な予想など彼方に超えた感動が、最後に待っていた! | ||||
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予備知識なしに読み始めた。 群馬県の農村部、"烏天狗"の出没、平家落人伝説、美しき盲目の寡婦。そして、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ。 迷宮入りした忌まわしい事件が、26年の時を経て解明されはじめた。 ・人々の慟哭の先には、常にアメリカという巨大な闇が影を落としている(p296) ・人権、人間の尊厳、社会の倫理が崩れ始める音(p347)。 ・「そうだ。確かにたいしたことじゃない。人間一人の命の重さなど、国家権力の前には一枚の紙切れにも相当しないのだ。 たいしたことじゃない」(p356) アメリカの闇、か。ベトナム戦争がらみだから、突然変異か人体実験により生み出されたモンスターなんだろう……。 そんな稚拙な予想など、はるかに超えた感動が、最後に待っていた! この壮大なスケール感! 久しぶりに読書の喜びを味わえたぞ。 | ||||
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この作者の本は始めて読みました。 難しい言い回しは特に無く、一気に読み進めると言う意味では大変練れていて作者の力量を感じます。ストーリー展開、伏線等等、大変面白く感じました。 但し、所々に出てくるディーテイルが適当なのが頂けない。例えば、ブリティッシュ・コロンビア州のある国は?巻き戻し出来るのはオドメータでは無くトリップメータでは? また、作中に色々な商品名が出てくるが、これが如何にも取って付けた様な感じがする。全く入れないか、何故それを選んだのかのディーテイルがあると、もっと感情移入が出来ると思う。 | ||||
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私自身を含め、この本を最後まで楽しんで読んだ人のほとんどが、自分自身で同じようなプロットの小説を書くことを夢想したことがあるのではないでしょうか。ただ、悲しいかな、自分で書くほどの文才もない。そんな我々にとって、よくぞ書いてくれた、というのが本書だと思います。「KAPPA」の時は、最初の10ページで正体がわかってしまい、自分をだましつつ最後まで読み続けるのに多少苦労しましたが、本書はストーリーが複雑さを増した分、「もしかして・・・」と湧き上がってくる予感をいい具合に忘れながら、最後の謎解きの瞬間まで楽しむことができました。批判に聞こえるかもしれませんが、好きな小説です。私はこの作者のこの方向性の小説をもっと読みたいです。 | ||||
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私自身を含め、この本を最後まで楽しんで読んだ人のほとんどが、自分自身で同じようなプロットの小説を書くことを夢想したことがあるのではないでしょうか。ただ、悲しいかな、自分で書くほどの文才もない。そんな我々にとって、よくぞ書いてくれた、というのが本書だと思います。「KAPPA」の時は、最初の10ページで正体がわかってしまい、自分をだましつつ最後まで読み続けるのに多少苦労しましたが、本書はストーリーが複雑さを増した分、「もしかして・・・」と湧き上がってくる予感をいい具合に忘れながら、最後の謎解きの瞬間まで楽しむことができました。批判に聞こえるかもしれませんが、好きな小説です。私はこの作者のこの方向性の小説をもっと読みたいです。 | ||||
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KAPPA、RYUなどを書き終えての執筆からか筆力はかなり高いと思いました。特にプロローグの描写は最高でした。話はずれますがこのレビューをみてから購入したので犯人のおおよそは読むまえから分かってしまいました。ミステリーのレビューで犯人まで…もう少し人の気持ちを考えてほしいです。 | ||||
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KAPPA、RYUなどを書き終えての執筆からか筆力はかなり高いと思いました。特にプロローグの描写は最高でした。話はずれますがこのレビューをみてから購入したので犯人のおおよそは読むまえから分かってしまいました。ミステリーのレビューで犯人まで…もう少し人の気持ちを考えてほしいです。 | ||||
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現実にはありえないはずのことが 起こりうるときがある。 それなのに、 論理的に説明できないことを 架空の存在に求めてしまうんです。 囚われているんですよ。 常識っていう牢獄に。 | ||||
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柴田さんの世界観に巻き込まれて一気に読んでしまったくらい面白い本でしたが、 女性から見てちょっと複雑な気持ちにもなりましたし、 最後の説明がちょっと物足りなく感じました。 しかし、UMAや時代設定は面白かったし、色々考えさせられる部分もあるし、 登場人物たちの心情がよく分かる作品で面白かったです。 個人的には事実を知ったその後が気になりました。 | ||||
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ストーリーの構成、進め方などミステリ好きには好感が持てる作品。 物語半ばあたりからハードボイルドっぽい描写が顔を見せるが、 新聞記者という主人公の設定では、その描写にも限界があっただろう。 著者の意図は不明だが、読後不満足感が残った。 | ||||
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大藪春彦賞受賞作。 平積みされていたというだけで期待せずに買った本だが、 掛け値なしに面白かった。 正直、今まで読んだ本の中で五指に入るかもしれない。 もちろん徹夜本。 面白さに圧倒され、本を置く暇がなかった。 もう一度読めば突っ込みどころも出てくるかもしれないが、 一読ではそんなところもない。 大藪春彦とは似ても似つかない作風だが、 こうして面白い本がどんな形であれ評価されるのはいいことだとおもう。 ただし、この本は万人向けではない。 SFやUMAなどに関心のない人には、 まったく面白くないかもしれないという危険性もある。 ただはまる人には、爆発的にはまること間違いない。 | ||||
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この筆者は、ノンフィクション作品も書いているようで、文章の組み立てが新聞みたいに事実を淡々と書いている。何月何日、場所、天気、風景、人物像等が正確に書き記記され、その結果読み進めていくにつれ中盤以降は、本当にあった出来事として俺は認識させられた(日時や場所が細かいほど現実感が増す)。話の内容は、昭和49年秋、群馬県の寒村で、謎の生物TENNGUによる凄惨な連続殺人事件が起こった。26年の月日が経ち、中央通信記者の道平が沼田市馬喰町で働く刑事の大貫に呼ばれ、事件を洗い流すことから始まる。話の終盤では、2001年の米国の同時多発テロという事実を小説に取り込むことで凄みが増し、犯人のTENGUの正体や事件にいたる経緯が明かされていく。俺は結末の内容にも驚いたが、ここまで書いた筆者にも感動した。作り話ではあるが、人の凶器を見せつけさせられた。もう一方、目の見えない彩恵子の生涯は、いつも周りの人間に振り回され生きてきており、かわいそうになった。だけど、それでも彩恵子は50歳まで生きたという点では、幸せだと思いたい。 話は変わるが、障害者の人は健常者と比べ生活に不自由が伴う。この社会で生きていくのだから、あきらめた夢があるだろうが、しかし幸せになる権利を手放さずに力強く生きてほしい、自分に負けるな。 | ||||
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朝日新聞で紹介されているのを見て、なんとなく買ってみたが、とても面白かった。結構自分のツボにはまる内容で、最後までノンストップで読んでしまった。 二十数年前に起こった残酷な連続殺人事件を調べ始めるのだが、当時と現在が少しづつ語られていく文体。それぞれのエピソードにほとんど寄り道がなく、中だるみのようなことはまったくなかった。日本の田舎で起きた事件であるが、アメリカの陰が見え隠れしたり、事件当時の日本が描かれたりと、予想以上に奥行きがある。そして最後に真実にたどり着くが、それはもう驚いたのなんの。最後の行まで楽しませてくれた。登場人物の魅力、文章の読みやすさ、ミステリーの面白さ、とエンターテイメント小説の王道を行くような作品。万人にお勧めしたいが、特にUMAネタが好きな人は必見である。 | ||||
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引き込まれるような話の展開で、飽きる場所もなく、一気に読み進めていくことが出来ました。 題名がネタばれなのかなと思っていましたが、 いやいややっぱりこのタイトルで正解です。 激しい描写もありますが、読んでいて胸が悪くなるほどではなかったです。 最後の最後で唖然として、納得しました。 ラストを知らないでぜひ読んでみてほしいです。 | ||||
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