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火の粉



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【この小説が収録されている参考書籍】
火の粉
火の粉 (幻冬舎スタンダード)
火の粉 (幻冬舎文庫)

火の粉の評価: 4.19/5点 レビュー 216件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全178件 21~40 2/9ページ
No.158:
(5pt)

読み始めたら…

吸い込まれるように読んでしまいました…。
ドラマのキャストを思い浮かべながら読んでましたが、想像も容易にでき、すごく楽しめました。
介護のシーンは実にリアルで、将来の事を考えさせられました。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.157:
(5pt)

素晴らしい

最後までハラハラドキドキの展開、特に終盤に畳みかける構成は出色の出来。この作品に巡り合えたことに感謝したい。お勧めの作品です。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
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No.156:
(4pt)

あまりにもリアルすぎるサスペンス

登場人物の心理描写がとても上手い!
文章もシンプルなので非常に読みやすく、情景も浮かびやすかった。
途中、胸糞が悪くなるような気分にさせられたのも登場人物(特に雪見)の心理描写が非常に上手く、物凄く感情移入させられたから。
ただ、武内が背中に傷跡を付ける真相のシーンは文章を読んでも想像するのに難しかった。(自分の読解力がないからかも…)
それ以外はとても楽しく読めました。
著者の他の作品も読んでみようと思います。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
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No.155:
(5pt)

先の読めない不気味さ

介護のつらさ、嫁姑問題、児童虐待、ストーカー、モラハラ夫など、ドロドロ要素を詰め込んだサスペンスです。不気味で不穏な空気が常にまとわりつきますが、それでもページをめくるのをやめられませんでした。これぞサスペンス。予想外の展開が次々に押し寄せてくるので飽きません。文章も非常に読みやすかったです。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
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No.154:
(5pt)

雫井さんの本でイチオシ

雫井さんの本を読んだのは火の粉が初めてで、あまりの内容のドロドロさに続きが気になって仕方なかったです。あっという間に読めます。他の作品も読みましたが、私にとってはこの本以上ではありませんでした。
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No.153:
(5pt)

面白いこと、間違いないけど、ラストのとらえ方かな

ネタバレしないように書きます。ご近所トラブルって、些細な事から始まるけれど、あなたの隣人に、殺人事件で無罪になった人がやってきたら。冤罪なら良いのかな?多分、恐れずに言えば、他人事ならふーん、だろうけど、基本的に人は、警察沙汰に巻き込まれる人間が隣人なると、何となく、距離を置きたいものだと思う。ましてや自分が裁いて死刑判決になりそうだった人を裁判官と言う立場で、無罪にした人物。その人が、たまたま、隣人として引っ越してきたら。
でも、やはりこの作者の話は、すごいと思わされるのは、いくら裁判官の家言っても、自分の母親の介護を妻に全部、押し付け、実の姉には、頭が上がらない。30歳になっても、司法試験さえ受からない。司法試験は難しいので、以前の法科大学院制度が導入される前までは、司法試験に通らない10年、20年、の人はいただろうけど、無職って!奥さんも子供もいてるのに、バイトもさせずに、甘すぎる。お父さん、しっかりしてくださいと、なんだか、イラッとさせる。こういうところが、この作品の面白い点ですね。
ただ、やっぱりラストが、しっくりこない。ネタバレするから書かないけど、この終わり方だと、ちょっと、事件の真相が…。でも面白い事、間違いない。
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No.152:
(5pt)

殺人鬼

衝動殺人の容疑で起訴された被告人武内真伍に裁判長の梶間勲は無罪判決を下した。それから2年後裁判官を退官して大学教授になった梶間家の隣に、武内真伍が引っ越しをしてきた!果たしてこれは偶然なのか?次々と起こる家庭内での問題に武内の影が⁉

これはかなりぐいぐい惹き付ける本だったなぁ~( ̄▽ ̄)=3
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No.151:
(4pt)

人が人を裁く恐ろしさ。

日本の司法の中で冤罪と闘っている人たちが今も数多くいる。人が人を裁く難しさと恐ろしさ。

この作者は女性の気持ちがわかるんだなぁ・・尋恵や雪見の心理描写が的確ですごい。俊郎の能天気ぶりにイライラさせられる。大事に育てられたお坊ちゃまって、人はいいんだけどなぁ。雪見は、娘が自分の嫁入り道具に買った冷蔵庫を売り飛ばすようなゲスな母親に育てられ、自分も子育てに悩みながら、健気に逞しく家族を守ろうとする。

梶間家の女性が健気で逞しい一方、家長である元判事の勲は退職後もやはり安いプライドから、家庭内の問題にも真剣に向き合おうとしない。家庭内のささいな齟齬に、音もなく巧みにクサビを打ち込み侵入してくる狂気を隠した男。

最後まで気をぬけないドキドキ感でした。
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No.150:
(5pt)

一貫したメッセージを土台とした良質娯楽コンテンツ

描写や会話のシーン等、細かな部分で”おやおや?”と一瞬心配になりましたが、読み終えてみるとすべてが大満足の良質娯楽コンテンツでした。この作者の作品は初めてでしたが、是非、他も試してみたいです。
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No.149:
(5pt)

勲の変化

途中から、「このまま凶悪犯の好きなようにさせたくない」という思いで、あっというまに読んでしまいました。

裁判長といえど、完璧ではない。
現実世界では、裁判長が間違えてました、とは言われず、責められず、冤罪もその逆も、有耶無耶に葬られてる感があります。そこを敢えて、ほじくってくれて、気持ちのよい終わり方でした。そして最後の章では、勲の性格をすごく的確に鮮やかに描写されていました。どの登場人物より年長であるにもかかわらず、勲の心の成長が一番大きくあったような気がします。どんなに高い地位と呼ばれる人でも、年がいっても、頑固者でも、変化や成長は自分次第でやってくるものだと勇気づけられもしました。

雪見さんまどかちゃんの母子像も好きでした。
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No.148:
(4pt)

事実か?!

読み進めて行くうちに、これはもしかしたら事実、ノンフィクションではないかと思わせるほどの臨場感が漂う内容。
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No.147:
(5pt)

不愉快なのに面白い

実に不愉快な小説。でも最高におもしろい。頁を繰る手が止まらない。最後まで一気に読んだ。

 無罪判決を下した裁判官の隣に、その元被告が引っ越して来る。それ以来、不可解な事件が連続して起こり、やがて不審感を抱いた裁判官の義娘は・・、という展開。

 現実の生活観から遊離した裁判制度のあり方への強烈な批判を含む小説。でも、何だかんだ言いながら難しいことを考えずに読める。

 しかしそれにしても不愉快で腹がたつのは、一人で頑張っている嫁の雪見への周囲の無理解。特にその夫。余りにバカで。普通、こういうフィクションでは「どうせ作り物だから」という抑制が働くのだが、この小説の作者は実に表現が丁寧でうまくて、ついつい入れ込んでしまう。作家としての力量というものだろう。感服。
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No.146:
(5pt)

惹き付けられる作品!!!

まさに雫井修介さんらしい書き方ですね。どんどん引き込まれていきます。
ドラマは、見なかったので見たかったです。二度も読んでしまいました。
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No.145:
(5pt)

面白い。ページを捲らずにはいられない。

日頃から通勤時間や休憩時間にしか本を読まない自分が、本を読むための時間を作ろうと思わされた本です。

ノンストップなドキドキ。絵がすぐに浮かんでくるようなリアル感。素晴らしいです。
是非手にしてください。

一言、俊郎に終始イラつきます。笑
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No.144:
(5pt)

面白かったです。練り込まれたストーリーでした。

面白かったです。練り込まれたストーリーでした。
「毎日のように顔を合わせていた隣人のことを、私は何も知らなかった。と同時に、今尚、自分自身のことすらよく分かっていない。」
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4344002938
No.143:
(4pt)

狂気をビシバシ感じる作品

あなたの周りに特に嫌なところも無く、親切なのになんだか好きになれない人、直感的に近づき難い人はいませんか?

本作品で出てくるのはそんな人です
やたらと尽くしてくれます、お金も手間も惜しまずに
しかしそれを裏切れば…
可愛さ余って憎さ百倍というべきか、彼に「裏切られた」と感じさせたら赤信号なのです

人を殺したその手でバームクーヘンを焼き上げる姿は、まさに手厚く親切を塗り固めていく姿なんじゃないだろうか
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No.142:
(5pt)

スイスイ読めます。

検察側の罪人、犯人に次ぐ、火の粉、犯人に次ぐ2と立て続けに読んで、
虚貌を読み始めたところです。
最近は、今野敏さん、池井戸潤さんが好きで、その隙に気になった作家さんの本を
試してみる感じだったのですが、雫井脩介さん、大ヒットでした。
娯楽映画のように、ちゃんと太い筋があって分かりやすいし、内容も面白い、
何せ文章が読みやすいです。
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No.141:
(4pt)

裁判官の犯罪にビックリ

登場人物の複雑な人間関係、信じられないような行動などビックリ。最後は結末を追いかけ読み切りました。果たしてこの様な事件はあったのでしょうか。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.140:
(4pt)

火の粉とは・・・

まずは武内の不気味さに尽きると思います。狡猾に相手の懐に近づきしかも悪意も持たず事に及ぶ。不気味ですね。
それと司法に携わる者、罪を裁く側の人間としてどこか逃げ腰な或いは軽く捉えている勲と俊郎が罰を受けた感があります。しかし心打たれるのは妻である尋恵や雪見が最後には旦那に失望せず励まし支えようとするところ。そしてそれに応えようとする勲の姿。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.139:
(5pt)

ギャー!!

なんとなく分かっちゃいるけど「わー!!」となりました。ホラーですよホラー(笑)

でも、でももしかしたら、99%本決まりだろうけど1%実は予想外の真犯人をもってくるんじゃないだろうかと思わせる才能の深さを感じました
ミステリー小説を好む私もこの本の厚さ、大丈夫か?と思ったけど、一度も気持ちが離れなかったですね。
題名もいいですね。
[第三者]と[当事者]とでは雲泥の差。どの問題にしたってそうですよ。遠いとこからの意見や感情なんかあってないにひとしい
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938

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