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虚貌
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虚貌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 1~20 1/3ページ
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面白かったです ワクワクしました | ||||
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上巻を読み途中で、Kindle購入して下巻を読むのが楽しみでした 大体、あ、火傷した少年が…と、推理はしました。犯人と、思った人はとっくに死亡していた。それには、ちょっと、驚きました。雫井さんの作品は読みはじめが遅かったので、これからどんどん読んでいこうと思ってます | ||||
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じっくり読まないと、えっ?これ誰?とか思って読み返して納得。トリックが面白かった バス転落で生き残った少年は、どこかに出てきたのでしょうか? 2度読みしましたが、分からなかった。 | ||||
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読みやすく、最後の展開も意外性があった面白く読めた。 ミステリーの根幹をなすトリックはどちらかというとSF的で現実的なものではない。 それが欠点と見る人もいるかと思うが、面白ければ別にかまわないのではないかと思う。 タイトル通り顔とは何かということを考えさせられる作品でもある。 総論として良作だと思う。 | ||||
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この作家の比較的初期の作品で、復讐劇である。 かなり秀逸だと思う。 前半では場面の展開は早いが、どこに連れて行ってくれるのかという期待を与えてくれる。 人物造形も分厚い。 一気に読ませるだけの力がある作品だ。 この作家の作品は、『犯人に告ぐ』『検察側の証人』『クローズドノート』のような秀逸なものもあるが、同じくらい『犯罪小説家』や『仮面同窓会』のようなガッカリな作品もあって、その落差が大きい。 その中では、基本的に秀逸な方に分類されると思う。 この小説をめぐっては発表当時、一番の核心的なトリックについて、成立しないという批判もあったらしい。 文庫本の解説を福井晴敏が書いていて、彼はそのトリックは物語として成立すると断じているが、ぼくもそう思う。 それは、いいのだ。 しかし3点ばかり、どうしても許容できないディテールがある。 1つは、まず無期懲役囚が仮釈放で出てくるのだが、弁護士が迎えに行っただけで、そのあとの落ち着き先も決まっていないという設定である。 しかし、身元引受人も定住先も決まっていない状態での仮釈放はあり得ない。 2つめは、その仮釈放された男が犯罪を犯したとして、捜査本部は服役したけ刑務所の看守たちから聞き取りしつつ手配用の似顔絵を作成する。 仮釈放されてからわずか数カ月後のことだというのに。 刑務所では受刑者の写真が撮られているはずで、それがなくて似顔絵というのもあり得ない設定だ。 3つめは、クライマックスのシーンで、非番の刑事たちが車を飛ばして現場に向おうとすると、ネズミ捕りに捕まる。 ところが、その日、その一帯は何時間か前まで台風が直撃して、土砂崩れも起きて鉄道も止まっている。 そんな日には交通課はやることが山ほどあるはずで、ネズミ捕りなどをするわけがない。 どうして、最初の読者である担当編集者はこんなことに気づかないのだろう? 指摘すれば、書き換えることもできただろうに。 なんだか、かなり残念ではある。 | ||||
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うーーーん。。こんな終わり方もありかぁ…と、最後はこんな印象でした。 上巻は、迫力あり謎めいたところもありこの本を手に取った時に抱いた期待(?)を裏切らない流れで、めちゃくちゃ面白くなり下巻を手に取りました。 下巻は、ミステリー然りですが、それ以上に、精神的な教えの方があった気がします。それはそれで、読んで良かったのですが… できれば、この続きを読みたいです。続きでは、政彦の今までとその後に焦点を当てて心の葛藤をもっと描き、最後はハッピーな人生を送れるようになった…という本ならではの夢を持って読み終えたいと思いました。 | ||||
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恐ろしい事件の成り行きがどうなるか、思わぬ展開が待ちわびているか興味津々です。 | ||||
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「お前は生きろ!」この言葉に鳥肌が立ちました。そしてこの言葉がこの作品の全てのような気がします。 主人公は「お前だけは生き延びてくれ」と心から願い言ったのでしょう。 ドロドロと恐ろしい復讐劇が多いミステリーがあるなかこの作品の復讐劇は復習を成し遂げる本人の執念や考え人生が表現されていないだけに読者がなかなか犯人にたどり着けません。しかし登場人物の人生や考えが犯人にたどり着く鍵となり、犯人の人生が見えてくるように感じました。 復習を肯定してはいけませんが、どうしてもこの犯人だけは復習を成し遂げて欲しい、そして生き延びて欲しいと思ってしまう作品でした。 | ||||
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予想外の展開、無駄な説明が無く、想像をかき立てられる。後半は一気に読み進んでしまった。ミステリーや、サスペンス物が好きな私には、満足の小説だった。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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薦められて読み始めましたが、なかなか引き込まれずに期待を裏切られた感じ・・・読み進めるとそれなりに・・ まあまあかな? | ||||
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がっかりさせる作品ではないのですが、期待が大きすぎたのか案外・・・ | ||||
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純粋におもしろい。「笑顔の練習」、、フィクションとはいえ切なさを感じました。トンネル内の朱音は怖かった、、。おすすめです。、 | ||||
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復讐劇の幕が切って落とされる辺りから俄然面白くなってくる。 それまでは泥臭いだけの描写で、「そもそもどーゆー話なのか?」が中々見えてこないのですが、 ”そこ”を過ぎると、断片的に書かれた様々な人物が一気にリンクしてきますし。 それにしても、デビュー2作目で、これだけ骨太な作品が書けるとは大したものですねぇ・・・。 あと、この作品で優れているところは、主要な人物の誰もが”主役”と位置付けて読むことが出来る点ではないかと。 終盤鍵となる岩場も”横顔に見える”と、テーマの「顔」からブレないのもいいですね。 トリックは中盤から示唆されていたし、”アマチュアカメラマン”の誘いは罠っぽかったし 北見なるカウンセラーも怪しいと睨んでたので、作者的に驚かせたいであろうシーンはそんなでもありませんでしたが。 敢えてケチをつけるなら、ある人物に同時期に何役もやらせ過ぎなところかな? | ||||
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作品名が「虚貌」ですから、「虚:うつろな」、「貌:容姿」ということを前提に話を読み進めましょう。 やたらと登場人物が多いです。 でも、気にせずに読み進めましょう。 ・21年前に運送会社経営者を殺害した四人 ・当時捜査にあたった末期ガンの刑事とその娘 ・その刑事とコンビを組む、顔に痣を持つ若い刑事 ・カウンセラー ・殺害現場にいた人相不明の男 ・藤田 これらが物語の中心にいる人物なんですが、これらだけではやっぱり物語は成り立たない。 その他は良い感じの脇役です。 上巻はゆっくりと事の興りを、下巻では展開早く物語が進む。 「火の粉」同様に飽きさせない作りになっていて、ミステリー→サスペンスに変わっていく感じが、全体読み飽きさせない作りしてる感じがする。 ある部分「ズルイ」と思わせるトリックだと思うけど、現代の技術では完全に可能ですからね。 | ||||
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途中から、犯人の予想がつきました。最後は、犯人の行動が大胆でした。終わった後、「あ~、おもしろかった。」と、大満足でした。 | ||||
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謎が晴れてきてからも気にならずに一気に読ませます。非常に悲しい話ですが読後感は爽やかで、命を大事にしようと考えさせられます。 | ||||
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読みやすくて、上下一気に読めました。読後の気分も悪くありません。 | ||||
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30代、男です。何なんだろうこれは・・・。目の前にぐいぐいと突きつけられるような犯罪現場の描写。読みながら、「じわり」と嫌な汗が出てきました。私の場合、雫井氏の「犯人に告ぐ」が好みで「火の粉」「クローズドノート」「栄光一途」「白銀を踏み荒らせ」と読み進みましたが、なんだかどうもテンションは下がるばかり・・・。しかし、この作品で「私の好きな雫井氏はこれだ!」と強烈に再認識させてくれました。他の方のレビューにもありますが、横山秀夫氏が好きな方はきっと気に入るでしょう。私にとって、作品の良し悪しがすごくはっきり別れる作家さんです。 | ||||
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