■スポンサードリンク


不連続線



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
不連続線
不連続線 (光文社文庫)

不連続線の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

第二回鮎川哲也賞受賞作  地味な昭和臭いアリバイ崩しを追求

第二回鮎川哲也賞受賞作であり、鮎川哲也氏が絶賛したそうである。第一回受賞者の芦辺氏や次点の二階堂氏のその後の躍進と比較すると、石川氏は作品がその後は殆どが所謂JOYノベルス系に顕著なキオスクトラベルミステリー一辺倒であり、イマイチ躍進したとは言い切れない感があるが、受賞作の本作はデビュー作としてはある意味昭和の古臭いアリバイ崩しを追求した意欲作であり、現在ではとても売れそうにない内容であるが、個人的にこういうのは好きである。
話に関係ないグルメ的描写や、写真に映った時刻のトリックネタなど、昭和40年代くらいの老大家推理作家が手堅く書いたような、ある意味フレッシュさに欠けるジジ臭い作風であるが、こういう昭和チックなアリバイ崩し捜査ものが好きなら間違いなく楽しく読める作品。
不連続線 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:不連続線 (光文社文庫)より
4334727832

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!