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奇蹟の表現
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奇蹟の表現の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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かつて家族を殺した相手が、今度は仕事の依頼主を殺しに来る、という話です 生きる糧を見失っていた主人公が、再び殺し屋に挑みに行くシーンが良いです | ||||
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ライトノベルの装丁をしていますがこれは良質なハードボイルドです。組織の抗争により全身をサイボーグ化した男と、その境遇ゆえに身の置き所を信仰にしかもてなくなってしまった少女の言うなれば心の回復を綴った物語とでもいうのでしょうか。主人公によって大人の男の生き様、責任の取り方を学ばされたようなそんな読了感がえられる、ハリウッドというよりはフランス系の映画のような作品です。 | ||||
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イノシシの頭をもつサイボーグという、一風変わった主人公。これがすごい。彼の一挙一動全てが、まるで本当に『そこにいる』かのような、リアルな存在感を感じさせてくれます。舞台の雰囲気は20世紀後半のアメリカ。妻と子供を殺され、それを期に裏の世界から足を洗った主人公。そんな彼が娘の面影を持った少女との出会いによって、再び裏の世界の抗争に足を踏み入れていく……という、舞台や設定、ストーリーは、まさしくハリウッド映画という印象。なにより著者の先生が、物語にマッチした文章で最後まで作品を書ききっているという点が素晴らしいと思いました。ただ、終始緊迫した雰囲気の漂う作品なので、読む間に休憩を挟まないと辛い人もいるかもしれません。 | ||||
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ある事情からサイボーグの体を持つ42歳の男と、神の信じる元気な女の子の話。文庫の帯に、同じく電撃文庫作家さんである高畑京一郎さんのコメントで「ライトノベル版レオン」という言葉がありましたが、確かに。本そのものはぱっと見、ファンタジックかな?と思いつつ、中身は比較的、現実感がありました。こどもの誘拐の頻発と「宝物」を巡る駆け引き。何がどう繋がっていくのか、主人公は女の子を守りきれるのか。修道院が舞台の一部ということもあってか、端々でちょっと宗教色が濃いかな、と思う部分も。その独特の色が話の展開にも大きく関わってくるのですが。欲を言えば主人公に比べて脇役にあと一押し出番が欲しかったかと。せっかくいろんな特徴があるのに勿体無い気がしました。本編以外の見所としては、裏表紙のイラスト。これは……実際に見てみないことには(笑)設定が面白いので続巻が出ないかな、と期待もする一冊でした。 | ||||
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