焔ノ地 天正伊賀之乱



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初公開日(参考)2022年03月
分類

長編小説

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焔ノ地 天正伊賀之乱

2022年03月23日 焔ノ地 天正伊賀之乱

天正六(1578)年に始まった天正伊賀の乱を、伊賀の若武者の視点で描く意欲作。領主不在の誇り高き戦闘集団は、数のうえで絶対不利の戦に、どう活路を見出すのか。伊賀を呑み込もうとする伊勢と、その背後に君臨する織田信長の思惑とあわせ、権謀術数と血煙の立つ戦場の双方を臨場感たっぷりに語る。戦乱歴史小説の新たな傑作。(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(5pt)

傑作。歴史小説の醍醐味を堪能。

織田vs伊賀の2度にわたる「天正伊賀の乱」を、弥兵衛という一人の若い忍びを主人公に描きました。戦術戦略面の緻密な叙述、実際の戦闘場面のリアルさ、そして何より敵味方双方の人物造型が見事(伊賀方の菊川と織田方の柘植双方の男気&最期は泣けます)。

帯で細谷正充が言うようにとにかく「読みどころ」が満載です。二度の乱における野戦、敵地に忍び入っての撹乱戦、甲賀の隠者から学んだ刀術を用いた一対一の斬り合いと、弥兵衛と忍びたちのあらゆる種類の戦闘場面は飽きることがありません。その過程に安易な成長譚もなく、安っぽいヒューマニズムもない。無実の罪を着せて殺すこともあれば、愛する者も利用する。冷静&冷徹な筋の運びには、昨今のぬるいエンタメ小説にはない重厚さがあります。

誰が味方で誰が裏切り者か、敵と味方が入り乱れ入れ替わる、周到な筋立てに一気に魅入られます。敵は主人公の周りにもいる。と思いきや、味方が敵の中にもいる。誰が郷土(くに)を思い、誰が郷土(くに)を売ったのか、そもそも郷土(くに)を思うとはどういうことなのか。ウクライナvsロシアの戦争が続くいま、考えさせられるものがあります。
焔ノ地 天正伊賀之乱Amazon書評・レビュー:焔ノ地 天正伊賀之乱より
4334914535



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