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奇蹟の表現
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奇蹟の表現の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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「宝物」のために修道院の子供たちを巻き込んだ犯罪組織と、一個人の確執の物語です。 ライトノベル版レオン、ハードボイルドと言うと聞こえがいいですが、 その実、緊迫感があるようで無いような雰囲気で物語は読み進められます。 まず主人公以外の描写が少なすぎる(ほとんど無い)ので、物語の随所で現れる重要な情報や 敵の動きに重さがありません。結果としてご都合主義に感じられます。 作中で人が死んだり子供が誘拐されたりするのですが、これもさらりとし過ぎていて 儚いばかりで、あまり心に残りません。 主人公とヒロインのことはとことん掘り下げているんですが、 ハードボイルドとしても人情モノとしても、いまひとつパンチが弱い作品だと思います。 | ||||
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映像として頭に浮かんでくる文章はすごくいいです。表現力では第十一回電撃小説大賞受賞作品の中でもダントツだと思います。ストーリーにもすごく好感が持てました。ただ、終始せっぱ詰まった空気が漂っているために、作品の波が伝わってきにくい……かな。ほのぼのというか、息抜きできるシーンというか、肩の力を抜いて読めるシーンを入れてくれれば、盛り上がるシーンや手に汗握るシーンにもより深く入り込むことが出来たと思うのですが(これを対比効果というらしい)……。大賞、金賞を逃した理由は僕には分かりませんが、この高い文章力を生かして、次回以降の作品も頑張ってもらいたいです。 | ||||
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