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スロウハイツの神様
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【この小説が収録されている参考書籍】
スロウハイツの神様の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全173件 41~60 3/9ページ
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ちょっと気づかなかった。かがみの孤城ほどではないけど、ステキなストーリーに乾杯! | ||||
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楽しみたい方にはゆっくりと読んでいただきたい。 伏線と筆力に惑わされるな、と言いたい。 とにかくゆっくりと。スロウに。 まぁ一言だけ書きたいとすれば。 スーの説得には、正義が動いてほしかった。 これは賛否あるだろうけどね。 純粋にこの作品のファンとして。 それくらいのめり込んだということです。 | ||||
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最近はやりの同著者の作品を拝見したくて、かがみの狐城の文庫化を待っていたが、あと1年くらいで耐えきれず、評判の良い同書を手に取った。 最初の50ページで素晴らしいと思い、現在の100ページ目で確信となった。またも耐えきれずして、レビューを書くのだがこんな事は初めて、である。さらにネタバレ覚悟で読む他のレビューでは下巻の方が良いと評価されていることが多く、楽しみの限りはない。 ストーリはよくあるトキワ荘モノ。類にもれず同書も若くして才能あふれる芸術家たちの苦難とともにその共同生活を描いている。この手の物語が好きな方は間違いなく、大好物だろう。私は違うのだけれど。。。 文体は硬くなく非常に読みやすい部類。 それでいて稚拙で軽い表現にならないのは、考えられた構成と、答えのない問に対して、なかなか的を射た鋭い感性を投げ返してくるからだろう。ライトノベルでも好まれそうな設定だが、作風には合わない中高年が読むと、それらとは一線を画し、しっくりと腹に溜まるものだと感じた。なかなかないオススメの作品である。 | ||||
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麓が長いと言ったら良いか、伏線の海と言ったら良いか。 あa、これ(この作品)は外したなと、落胆が頭を持ち上げだしたとき やっと、来ました・・・・(笑) でも、下巻も終えようという頃に、やっと・・・ ホームの端の待合小屋から、一気にピースが埋まりました。 [待合小屋のシーン]良かった! 次作も期待してます。(10作目、外れ無し) | ||||
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作家、漫画家などといったクリエイターの話と聞いて、 どうかなぁと思いながら読み始めたのですが、 そんな心配は無用で、一気に読み終えることができました。 後半の伏線の回収は、完璧すぎるところはありますが、涙が止まらなくなりました。 外出先で読んでいたため恥ずかしくて、休み休み読み終えました。 環のコウちゃんに対する愛、コウちゃんの環に対する愛、何度も読み返したくなります。 他の登場人物たちも大好きです。 この後、VTR、光待つ場所へを読みました。 登場人物たちを追っかけていきたいと思います。 | ||||
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面白かったーー . . "スロウハイツ"で共同生活を送る6人。 漫画家、小説家、イラストレイター、映画監督、何人かは〜志望状態だがクリエイターとして生活している。 . . みんなクリエイターとして、 「自分が創り出す物」 でこの世界と繋がっていようとする。 そのために机に齧り付き、身を削ったりする。 . それによって6人が繋がっていて、尊重し合い、いい関係を築けている。 新しい作品で新たな一面を知ったり、今の心境を推し測ったり、なんて素晴らしい関係性なんだと思う。 . それによって苦しんだり苦しませたり、人との軋轢になったり、でもそのために自分を犠牲にして吼えたり、身を引いたりする。 . . 人と関わることの素晴らしさが詰め込まれた本当に良い作品だった。 もうこの6人の"これから"が存在しないと思うと大分寂しい。ロスだ。 . . あと、文章を絵として映像として追いやすく、ドラマにもってこいだと思います。はよ。 あとキャスティングはとりあえず正義は岡田将生。 環は誰だろうか。 | ||||
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人物描写が本当に素晴らしい。 また、その人物の背景、過去が明らかにされていく過程で物語というよりは、人物自身にのめり込んでいく。 | ||||
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この作品を読んでる頃に、たまたまタイムリーに「クリエイターに倫理観は必要か」っていうことを個人的に考えていて、この本が答えをひとつ提示してくれたような気がした。辻村さんを個人的に知らないのに、個人的に対峙して話しているような気分になって、本って本当にすごい、と思った。 辛い現実の中に居る時に、現実の人間が助けになることもあるだろう。しかし、良い本の力というのは、現実の人間と同じくらい、それ以上に明確に誰かに光を提示し、救うことだってできる。 誰かに光をあげたくて、必死でもがくクリエイターの姿。それが答えのひとつでも良いよね。 辻村さんの持ってる道徳観というか、倫理観というか、本質的な立ち位置に共感できるし、好きです。 初期の辻村さんはクリエイターへのリスペクトが伝わってくるような作品が多いけれど、私も音楽・漫画・映画・脚本・小説・芸術などのクリエイティブな活動に携わる人を尊敬してるので、クリエイターたちの生活や頭の中を少しのぞけたみたいで楽しかった。 一番好きなシーンはネタバレになるから言えないけど、人の心をさんざん振り回して動かしまくってきたコーキが、誰かに心を動かされ揺さぶられまくるシーン…ですかね。人と人との関わりの美しい在り方の極限みたいなシーンだった。 | ||||
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大切な作品に出会えました。 ありがとうございます。 主人公で人気脚本家の赤羽環が集めたクリエイター達が共同生活をするスロウハイツ、現代版トキワ荘が舞台。 環が大ファンの人気作家、チヨダ・コーキをスロウハイツに迎える。 不器用であるがゆえに、すれ違い、傷つけてしまう。でも本当は相手を思う優しい真っ直ぐな気持ちを持つ、住人たちの物語。 上下巻を読んだ感想です。 私は20代半ばの時にこの本に出会いました。最後が近づくにつれ、読み進めたい気持ちと「もう終わってしまうのか。まだスロウハイツのみんなとお別れしたくない」と、久々に読み終わるのが惜しい気持ちになりました。自分の人生を変えてくれたコウちゃんが、環にとって神様。私にとってのチヨダ・コーキはアーティストの方ですが、環のコウちゃんに対する想いを、自分のものと重ねて悩んだり、切なくなったりしました。「自分には若すぎる作品」とレビューされている方もいますが、自分にとってのチヨダ・コーキがいる方には間違いなくヒットする作品です。子供が思春期くらいになったら、「あなたの人生を変えた人ができたら、読んでほしい本がある」と言ってお互いのコウちゃんについて語りたいと思います。 上巻はつまらないというレビューが多く、確かにスローテンポで進んでいきます。でも、私は登場人物各々が丁寧に描かれていて、楽しんで読めました。そして下巻は更に引き込まれて一気読みしました。 物語に出てくるケーキ屋さん、鎌倉山のあのお店かなと勝手に思っています。 | ||||
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最後までぜひ読んでほしい作品。 上巻では人物紹介的な点、点のエピソード。これが時系列が飛び飛びで、なかなかストーリーとしてつながらず感情移入しにくかったのですが、下巻で点と点が結ばれたり、あれが実はこうだった!的な事が次々に展開されて、そのための上巻であったことがわかります。 辻村さんの作品に触れたのは最近ですが、人物の細かな描写や物語の結び方がとても好きです。 読後感が喜びに満たされます。じんわり涙が出るような嬉しい気持ちになれ、とても良かった。ラスト、続けて2度読みしました。 「凍りのくじら」こちらもおススメです。 | ||||
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最後に作者の意図が納得できる。少しそれまでは長いが読んだ後は納得。 | ||||
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小説の長さではなく、全部が繋がっていて、切ない。読後感がたまらない。もっと読んでいたかった。 | ||||
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自分の中では「ツナグ」がきっかけ、「かがみの孤城」でブレークしました。「かがみの孤城」は本当に良かった。彼女の集大成ではないでしょうか。今読書のマイブームは辻村深月さんと森沢明夫さん。「朝が来る」ではドラマ化されたものしか見ていませんが、これもよかったので、いつか読んでみたい。そんな作家さんの作品、期待してストウハイツを読んだのですが、出鼻からくじかれ、最初は「なんじゃこりゃ」みたいな感じで退屈で挫折しそうになりました。登場人物にもあまり共感できないし、下巻は読むのをやめようかとまで思いましたが、下巻のレビューがよかったので、読んでみました。下巻も読んで本当によかった。上巻は伏線で下巻で一気に展開、グイグイ引き込まれていきました。さすが私がほれ込んだ作家さん、と自己満足です。 | ||||
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私の中で今なおの1位の作品です。 もちろん皆さんそれぞれの好みがあるとは思いますが、普段推理やミステリー物を読まない私は見事にやられてしまいました。 辻村さんの作品は私が読んだ範囲ですが、前半はスローテンポ 登場人物の描写を細かく書いてます。 それぞれがどういった人物で何にこだわりがあって、何を許せなくて、何に惹かれるのか そういった描写が非常に多い。 私も上巻を読んでいる期間が長かったのを覚えています。 そこから始まる下巻 徐々に物語が動き始めます。 最終章は圧巻でした。 すぐに上巻を読み返した記憶があります。 今上巻を読んだ段階で、「あまり面白くないけどみんなのレビューはどうなのかな」と思っている方 是非、下巻を読んでみてください。 お約束はできませんが、気持ちの良い読後感を味わえると思いますよ。 レビューを書くたびに(特に本)自分自身の語彙力、文章力は小学生レベルだなと痛感しますw | ||||
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上巻は話の展開がゆっくり。登場人物が魅力的であるため、読み進められるものの、上巻だけだと全くもって物足りない。 その分、下巻の怒涛の話の展開はすさまじい。ぜひ上巻で飽きずに下巻を読んでもらいたい。 | ||||
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全くもって話の展開が読み切れなかった。本当に面白い。この感想に尽きる。 | ||||
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辻村ワールドに引きこまれあっと言うまに読み終わりましたよ。クリエイターだからこその悩みや葛藤共感しました。 | ||||
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人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ事件から十年。 アパート「スロウハイツ」ではオーナーの人気脚本家・赤羽環と、 チヨダ・コーキや他の友人たちが共同生活を送っていた。 皆、様々なクリエイターが故に夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭して刺激し合っていた6人。 空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは……。 以上、そんな内容の、辻村深月さんの初期の作品。 僕にとって辻村さんは全作品が名作ではないものの、名作率が高くて特に好きな作家さんで、現在約4,996冊の読書人生で揺るぎないNo.1作品は辻村さんの『ぼくのメジャースプーン』ですし、発売日間も無く買った『かがみの弧城』は去年のNo.1作品で、名作しか残さない本棚には11冊の辻村作品がありましたが、 遥か昔に1度読んだ今作はすっかり忘れていた作品で、購入しようとも思わなかった作品でした。 でも、マイミクさんが好きだと言っていたのに加えて、大好きな作品の一つ『島はぼくらと』に出てくる赤羽環が今作のヒロインだったと知り、購入してみました(^-^*)/ そしたら、久しぶりの徹夜で一気読みです!読書好きと作家の両方の愛に光溢れる大感動作品でした! 物語としても恋愛を超えた人を救う人間愛が重要なキーワードですし、 読書好きが大好きな作品に救われる愛にもふんだんにスポットライトを浴びせた作品ですし、 僕も過去に読書が地獄からの生き甲斐だった時期があったり、 辻村さんの『ぼくのメジャースプーン』にも救われたと感じたし、 読書が好きで良かった……。辻村さんが好きで良かった……。と、心から感謝したい作品でした! 辻村ファンとして真相の骨格は予想付いてたし、真相エピソードの幾つかも予想付きましたが、それでも感動の涙に溢れました! 闇もきちんとあって良かったし、親への負の感情という部分でも、僕の父親は酒で職を失い数年後に命も失ったので共感する部分がありました。 遥か昔に読んだ時は、仲良しの主人公たちの友情が眩し過ぎて、当時の自分は孤独過ぎて、この眩しさに素直に感動出来なかったんだなと思います。 誰にでもオススメしたい神作品ですし、辻村さんの最新作『青空と逃げる』は、他の好きな作家の未読作『恩讐の鎮魂曲』『世界でいちばん長い写真』『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』と共に、 一眠りしたら4冊を初の同時読み試みて、記念の総読書5,000冊目&今年の100冊目を達成する予定です(^-^*)/ 個人的には、今作&最近読んだ『ノーマンズランド』『追憶の夜想曲』が良すぎて5,000冊目じゃなくて残念(>_<)と思ってるので、それらを上回る感動を 『青空と逃げる』&他3冊に信じるばかりです(*^-゜)⌒☆ | ||||
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この作品の終盤の件がすごく好きで 寝る前とかにふと手にとって軽く読んでは、感動しています。 部分だけなら間違いなく一番読み返した本で いつまでも手元に残しておきたい作品です。 この作品の登場人物は後の辻村深月さんの作品にもよく出てくるので 他の作品に興味があるって方も、まずはこちらを読んでみるとよい・・ かもしれません。 | ||||
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とても気に入ったので手元に置きたくて購入。いつもは中古品が多いけど今回は著者をリスペクトして新本で。 | ||||
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