■スポンサードリンク
名前探しの放課後
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
名前探しの放課後の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 61~68 4/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーというよりは青春もの。ミステリー的謎解き部分は『冷たい校舎の時は止まる』ほどの驚きはなかったですが、ぎゅっと切なくなるような描写がいくつもありました。読後感も非常にさわやかで良いです。 まず、主人公・いつかくんがいい。イマドキの高校生って感じで、刹那的でちょっとバカっぽいところがあるんだけど、夢に対する迷いとか、あすなに対する想いとか、とても素直で子どもらしくてよかったと思います。 あすなには個人的に結構感情入ってしまいました。「そうそう!」「わかるわかる!」という部分がすごく多い。そういえば私もこんなこと考えていたなぁ……と懐かしくなりました。高校時代のことって意外と忘れていますね。思いだすきっかけになるかもしれません。 他のキャラも相変わらず魅力的。 特にいじめられキャラの彼が気に入りました。変なしゃべり方が面白くてちょっと笑ってしまった。 (今だって広いとは言えないけど)高校生の時ってこんなに狭い世界で生きていたんだなと、改めて思いました。 またこういう高校生ものを読んでみたいなぁ。 辻村さんの作品には必ずといっていいほど恋愛描写が入っているので、ミステリーも味わってラブも味わってと、すごくお得な気分です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
辻村深月はすごい。デビュー作品からずっと読み続けていた私が、この本を読んで改めて思ったのだ。設定はもちろん、構成がとてもよかった。下巻に入ってから、一気に読んでしまった。途中で止められなくなった。無事にアノ日が過ぎた、と思ってからの展開は本当にジェットコースターに乗っているようだった。そして、エピローグでまた驚きがあるなんて。とても満足した本でした。これだから辻村作品はやめられない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
緻密な情景や人物の感情が丁寧に描かれていて、読み始めてすぐに作品の中へ引き込まれてしまいました。それから、青春時代の友情について考えさせられた作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作「スロウハイツの神様」から約一年ぶりの新作。 前作が、ファンタジーの要素を含まない現実世界で活躍する若いクリエイターたちの物語だったのに対し、本作の主人公依田いつかは三ヶ月間の記憶を持って戻ってきた(入れ替わった?)高校一年生。二学期、十月十一日からスタートするの物語です。 僕はまだ、上巻しか読んでいません。 上巻はいつか君の三ヶ月間の記憶にある「課題」に友達を集めて対処し始めるまでです。ですので、下巻への期待が高まって、高まって仕方がないのですが、友達づきあいの内容が印象的な上巻でした。 主要登場人物6人は、県の中心部に住んで、近い学区の中学校から進学した三人と、 離れた観光地から通ってくる三人です。それぞれ進学への経緯に考えることがあり、明るく過ごしていても、それぞれ事情がある様子です。 特に依田いつかと同じ中学出身の坂崎あすなが、依田いつかに向ける視線と自分自身を思う気持ちが印象的でした。 「勉強しろ」と言いつつ、本当に親が喜ぶ子供とは?を語るあすなが、依田いつかと過ごすプールサイドでの日々は、「欲しい友達ってこういう人だよな。」とつくづく思い知る上巻でした。 では、下巻に読み進みます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作者の本は全部読んでいて、どれも面白かったので今回は値段が高かったですが、迷わず購入しました。 「自殺」「学校」「友達」と「恋愛」…この作者を読んだことある人にはお馴染みのワードを中心に物語が進んできます。 気の置けない友達同士の会話は面白く、考え方や、想いなんかも十代の頃に誰もが感じるもので共感ももてます。話のテンポも良く結構楽に読み進めることもできました。 結末も「やられた」と感じる、辻村マジックは健在で面白かったのですが、前の作品を読んでいない、この作品からの読者にはこの「…あぁ!」という感覚があまり感じられないのでは…? と思ったので星4つとなりました。 今までの作品を全部読まれた方は、色々な所に散りばめられた今までの登場人物を見つけてニヤニヤするのがいいと思いますw | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後まで読んで,すべて納得できました. 途中のある人物のスポットの違和感,解決してすっきり. この作家さんの書く物語が大好きです. 上巻のレビューにもありますが,ファンとして あの人物たち(知っていればなんとなく気づくけれど) の今が見れてとてもうれしくなりました. 作品が続いても,文章が丁寧なままでとてもよいです. 今後もがんばってほしいです. もっと注目されてもよいのになぁ・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
よかったです。価格が高いので、躊躇しましたが購入してよかった。 前作までを読んでいる人、絶対に読むべきです。 ぼくの名前がわかります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本著者初の単行本作品。 それだけに値段が高くて手にしにくい、 という人も多いだろうが、 それを補って余りある魅力を持つ作品。 同著者のほかの作品を読んでいるとさらに楽しめるかも・・・ | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!