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冷たい校舎の時は止まる
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【この小説が収録されている参考書籍】
冷たい校舎の時は止まるの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 81~100 5/6ページ
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| この作品を貫いているのは3つの緊張感だ。 1.ミステリーとして8人のうち誰が自殺したのかという緊張感。 2.密室と化した真冬の学校の校舎という緊張感 3.高校時代の狭い人間関係という緊張感 この3つの緊張感が最後までテンションを保っているため、 長い作品ながら最後まで飽きさせず読ませるのだと思う。 | ||||
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| 基本線はクローズドサークルでのサスペンスなのだが,ホラー的でもあり,ファンタジー的でもある作品. 序盤は,明るく健全な高校生の受験を中心とした悩みや人間関係のトラブル,年齢が近く兄貴分的な担任教師など,古臭いモチーフのオンパレードで,これは1980年代の小説か??という印象を受けるが,中盤あたりから緊張感が増して,イマドキの高校生らしい裏事情も露わになったりする.ラストにはミステリーっぽいどんでん返しも用意されていて十分楽しめた. 難点は少々長すぎること.心理描写が長いのは教育学部出身の作者らしくよく書けてはいるのだが,導入部分が冗長で眠くなる.そこを乗り切れば面白くなるので,がんばって読みましょうw | ||||
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| 全てはあのエピソードと出会うためにあったなと。 長いし、どうなるんだろうなぁと多少うんざりもしたけれども、 あいつのエピソードにはやられた。 そしてそれだけでこの物語を読む価値があったと思った。 物語の全てはあのキャラクターを作り出すための仕掛け。 他のキャラはある意味捨てキャラ。 読み終わったときに誰のことが一番心に強く残ったのか。 その人がこの物語の主役です。 | ||||
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| 閉鎖空間、学校、個性豊かな登場人物、奇妙な学校内の共同生活、迫り来る恐怖。 メフィスト賞受賞は伊達ではなく、物語の中にグイグイと読者を引き込みます。とても 魅力的な設定と文章力です。辻村さんもお若い作家さんながらこの技量には脱帽します。 ただし如何せん物語が無駄に長い点が惜しい。延々と現実と過去とをぐるぐると舞台が 転換するので話がなかなか先に進まず次第にもどかしさすら感じるかもしれません。実際 うんざりして脱落する読者もいらっしゃったのではないでしょうか。繰り返しますが設定は 非常に魅力的なだけに冗長に過ぎたことが残念。 まあ、その後の辻村さんの作品を読めば、物語の構成力に向上があったのは明らかで、 デビュー作としておおらかに構えれば十分に「読める」作品です。辻村作品の原点でもあり、 その後の作品にもこの物語の影響がちらほら。近作で辻村深月に出会った方、一読されること をお薦め致します。 | ||||
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| 友達に、あらすじを聞いて面白そうだな〜と思って、読んだ本。 すっごく面白かった!!! ちょっと話がよめてしまったり、私が読み解けなかった部分もあって??なところもありますが、なんと言っても、登場人物の魅力にヤラれました。。 文句なし、ツボです。 描写も、不気味な静寂感がでていて引き込まれます。 図書館で本を借りて読んだけれど、これは手元に置いておきたい本かも。 | ||||
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| この作者さんの文章には『子どもたちは夜と遊ぶ』で初めて出会いましたが、デビュー作もさすがでした。見事です。もっと片手間に、だらだらと読むつもりだったのに、うっかり睡眠時間を削られてしまいました。 閉鎖的な空間はとても薄気味悪く、奇妙で、上巻を読んでいるときはとにかく空寒い感じがしていました。夜中に読むとちょっと怖いですね。純粋なミステリというよりはファンタジーに近いですが、しんしんとした寒さのせいもあってか非常に静かな恐怖が紙面を通して伝わってくるかのようです。 8人の主要登場人物はどこか見覚えのある人ばかり。思わず自分の高校時代や中学時代を振り返ってしまいます。 中には自分にものすごく近い人もいて、ほろりと来てしまう場面も。感情をたっぷり入れて読める小説は意外と少ないので、これは貴重な作品です。 読後感は解説にあるように非常によかったですね。青春ものとしてまとまっていましたし。 でも、個人的には読んでいる最中が一番良かったかな。はらはらしつつ、うるうるしつつ、「どうなったの??」と純粋に先が気になる。こんなに分厚いのにあっという間に読み終えてしまうからストーリーの魅力には頭が下がりますね。 他の作品も手に取ってみなければ!と思わせる小説でした。 | ||||
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| 大雪の中、校舎に閉じこめられた8人の高校生。学園祭最終日に校舎の屋上から飛び降りたのは誰? 重要な「あの日」の記憶がすっぽりと抜け落ち、現在から過去へ、そしてまた現在へと時間が錯綜する中、仲間が一人ずつ消えていく・・・。 この恐ろしくも不可思議な “事件” の “犯人” はいったい誰なのか!? 本作品は、第31回メフィスト賞を受賞した正統派ホラーミステリです。キャラの作り込み、読者を引き込む文章、ミステリとしての意外性、どれをとっても高レベル。満足のいく一冊に仕上がっています。 この手のホラーミステリ(ホラーファンタジー)は、人によってかなり好みが分かれる場合が多いのですが、本作品はその中でも珍しく万人受けする readability の高い作品だといえるでしょう。 また最後の “謎解き” に関しては、「やられた!」と叫んでしまうこと間違いなし。上下巻とも分厚く結構長い作品ですが、その長さを十分に生かした大規模なカタルシスが最後に待っています。期待して最後まで一気に読み通すべし。 | ||||
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| *学園ホラーミステリーでした。*シンシンとした雪の日の出来事だからこそ怖さが倍増します。*単なるホラーものに終わらずです。主要な登場人物達の目に見えない悩みそして将来を決定づける出来事に話しは掘り下がって行きます。それは、ちょっと切実なお話でした。*そんな切実さを噛み締めつつも『誰の精神世界なのか?』『自殺したのは誰なのか?』とうい謎解きの楽しさが良かったです。*まんまと作者の罠に掛かった作品でした。 | ||||
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| 途中から誰が。。。 というのが分かったけれど それでも涙が止まらなかった。 人には誰でもひとつ位苦しみを背負っているものだと思う。 だけど雪がふる冬の校舎はなんとも美しいと思う。。 きれいな本だった。 | ||||
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| 雪の降り続くある日,校舎に閉じ込められた8人の高校生.それぞれのモノローグが交錯する.あの日,自殺したのはだれなのか.謎をめぐり,前後する時間の中で,一人ずつ,消えていく・・・. 読後の印象が一番近かったのは恩田陸氏.正統なホラーファンタジーで,雰囲気作りもうまい.氏のファンなら間違いなく買いでしょう. 一人ひとりのキャラクターも生き生きと描かれていている.それぞれのモノローグが,やや冗長だと感じるところもあるけれど,最後まで読むと,長かったこと自体に意味があったことに気づくだろう. 下巻の途中で,「読者への挑戦」的な部分があるが,これは完全に空振りで,フェアな謎解きを期待してはいけない.それでも多少はミステリ的な趣向も織り交ぜてあり最後に明かされた時には,カタルシスもある. この本自体の完成度もさることながら,まだ20代の作者の可能性を十分に感じさせる作品です.次回作も買うでしょう. | ||||
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| いえいえ、もう少し精神世界を描いた凄い小説でした。記憶が ないなんてものすごい事が8人の上に起こってさすがのメフイスト賞!と妙に納得しました。ミステリーというよりも、ホラーファンタジーですね。これは。 | ||||
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| 全三冊を一気に読み終えた。久しぶりに「読み終わるまで眠りたくない」と思うほど、幸せな読書時間を過ごした。 学生時代に仲間と過ごした日々や若い頃に自分が抱いていたコンプレックスを思い出しながら、自分のことのように胸を痛くしながら読んだ。 特にヒロインの痛々しさは見ていて辛くなるし、女性の私でさえ彼女を守ってあげたい気持ちにさせられる。女性らしい甘めの文体と都合のよい結末に「けっ」と思う人もいるかもしれない。 けれど、私はその優しい結末に心温まった。 | ||||
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| 閉じ込められたのが仲良しのメンバーばかりだったため、しばらくこのままでいいかな、と思い始めた矢先、一人が消えます。シャワーを浴びに行った彼は帰ってきません。探しに行くと、シャワー室の床は血の海。そして消えた生徒の制服を着たマネキンが、血まみれで倒れていました。誰かが消えるとチャイムが鳴り響き、時計が動きます。そしてまた5時53分になると、友人が消えていきます。後には無惨な姿になったマネキンが残る。次は誰なの?自分なの?精神的に追い詰められている中で、それぞれが自分の心の闇を見つめます。文句なしに性格がいいと周囲が思っていた生徒は、ただ傷つけるのが怖くて流されている自分を嫌っている。成績優秀で裕福な家で育った生徒は、優等生の立場にしがみつく自分を嫌悪している。他人から見たら驚くような悩みを、みんな抱えて生きている。何が言いたいのかわかってきたので、上巻で感じた得体の知れない恐怖は随分治まります。が、まだ怖い… | ||||
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| 閉じ込められたのが仲良しのメンバーばかりだったため、しばらくこのままでいいかな、と思い始めた矢先、一人が消えます。 シャワーを浴びに行った彼は帰ってきません。 探しに行くと、シャワー室の床は血の海。 そして消えた生徒の制服を着たマネキンが、血まみれで倒れていました。 誰かが消えるとチャイムが鳴り響き、時計が動きます。 そしてまた5時53分になると、友人が消えていきます。 後には無惨な姿になったマネキンが残る。 次は誰なの? 自分なの? 精神的に追い詰められている中で、それぞれが自分の心の闇を見つめます。 文句なしに性格がいいと周囲が思っていた生徒は、ただ傷つけるのが怖くて流されている自分を嫌っている。 成績優秀で裕福な家で育った生徒は、優等生の立場にしがみつく自分を嫌悪している。 他人から見たら驚くような悩みを、みんな抱えて生きている。 何が言いたいのかわかってきたので、上巻で感じた得体の知れない恐怖は随分治まります。 が、まだ怖い… | ||||
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| 前半は少し冗長な感じでなかなか入れないかもしれませんが、中盤からどんどん引き込まれていきます。特にランゴリアーズ事件の詳細な解説は非現実世界にリアリティをもたらし、感情移入度をおおいに高めてくれます。スティーブンキングファンの方も思わすニヤッとしてしまうでしょう。ミステリーとしてもバランス良く出来ていて推理も楽しめます。おすすめです。 | ||||
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| メフィスト賞の中でもかなり面白い部類に入るんじゃナイんですかね。 よく頑張ってると思う。キャラも主人公以外は魅力的になっているし、八人のそれぞれの過去を徹底的に語るなんて普通しませんよ。やるなら人数を減らすべきであったが、あえてやってることがこの作品のポイントなんだけどね。 オチが問題か。 | ||||
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| オチに持ってくるか。 まぁまぁ、だったけど最後の問題用紙みたいなのって、みんなわかるんでしょうかね? まぁ、いいけど、自分的にはちょっと不満だった。 あと、最後まで主人公の魅力がない……。 榊がよかったんだけどな。 | ||||
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| とても先が気になり一気に読んでしまう本。色々考えさせられる場面も。しかしラストが多少弱い気が。。。それでも、とても感動できる作品です。 | ||||
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| 最後の最後まで『ホスト』の正体が分からない、いろんな意味ですごい本。最後の最後まで『ホスト』がわからないし、買うなら三冊同時に買うのをおすすめ。一冊ずつ買ったら「早く続きが読みたい!」ともどかしくなってしまうこと間違いなし!!!キャラクターなどは言ってしまうと面白くないので言いませんが、大学受験を控えた少年少女の、時が止まった物語。文化祭や体育祭、生徒会など、学生の楽しみが満載の一冊です!!タイトルにもあるように、先が気になって夜も眠れませんでした!!!キャラクターの個性が豊かで、最後には「やられたー!!」ってくらいの大どんでん返しがあること間違いナシです!!これは読んで損ナシです! | ||||
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| 誰にでも苦いけどでも振り返ると懐かしさで胸が熱くなる時代があったと思う。それを不思議にやさしく思い出させてくれた作品。 中間での伏線が下巻でひとつに結ばれるところでは鳥肌が立ちました。なので途中疲れたと思っても最後まで飛ばすことなく読むことをおすすめします。きっとやさしい感動に包まれます。 残酷な感情に支配されやすい人間のささくれだった心が小さな火花となりやがて大きな出来事となって取り返しのつかない事態になったとき人間は何とかその現象を忘れようとする。自分の「弱さ」に向かい合い残酷なまでに体をいじめる深月。乗り越えることの大切さ。受け入れることの強さを手に入れるために読み手も一緒になって考えることが出来る作品です。不安定な時代はけっして過去の汚点では無いです。そこから学ぶことの大切さを今一度噛み締めることが出来ました。 | ||||
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