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冷たい校舎の時は止まる
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【この小説が収録されている参考書籍】
冷たい校舎の時は止まるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全104件 21~40 2/6ページ
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長いと思いました。 スローだとも思いました。 しかし、そこが、ありがたかったです。 ずっと楽しんでいたかったです。 一字一句読み逃さないようにしたいと思いました。 もっともっと読みたいと思いました。 ありがたいです。 | ||||
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自分が10年以上前に初めて読んだ「辻村作品」。本を好きになるきっかけをくれた作品と言うこともあり、評価はMAXです(笑)。 登場人物一人一人のストーリーだけで1つの作品が出来てしまう程に丁寧(過ぎる)な展開。 “長すぎる”とか“展開が遅い”といった評価もありますが、個人的には「だからこそイイ!」んです。 この物語がサクサク進んだらダメでしょ! 辻村深月さんの作品は全て読んでますが、やはりコレを読まずして辻村深月さんは語れない! 辻村作品の原点。その愛蔵版! ファンなら間違いなく手にしておきたいアイテムだとおもいます。 | ||||
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真冬の学校に数名だけがなぜか登校して、どんなことをしても学校から出ることが出来ない。そして時が止まっている。それはたしか2か月前にクラスメートが自殺した時間。でも名前がどうしても思い出せない。そしてその人物は自分たちの中にいるのかもしれない。仲間が一人ずついなくなっていく。どうして自分たちはこんな目にあわなくてはならないのか。設定はちょっとSFっぽいし、ホラーのような要素もある。それぞれに背負っているものがあって、でもあつい友情で支えあってきた仲間と彼らが慕う教師。一人一人の背景が丁寧に書かれていて、それが現在進行形の物語の合間に入ってくるので、それがどんな風に今に関わってくるのか、飽きずに読むことが出来ました。登場人物の中の誰かが自殺したのか、気を付けて読んでいましたが、普通の推理小説とも違うし、でも解答編の前に読者への挑戦(とは書かれていませんが)みたいなページがあって、やっぱりこれは推理小説のね?と改めて思ったりしながら、さらに読み進めていくと、そうきたか!という驚きがあって、ちゃんと繋がっていました。おみごと。上下巻あるので長いけれど、思い出してみるとたくさん伏線がありました。そのうちにもう一度読み返してみようと思う作品でした。私の中での☆5は綾辻行人さんの「十角館の殺人」なのですが、作品のタイプは全く違うけれど、久しぶりに☆5つの作品に出合いました。 | ||||
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辻村さんの本を読んでいると、物語の仕掛けに気づいた時に、感動して泣きそうになるので、喫茶店や電車の中で読んでいた時は周囲の目があるので慌てました。 楽しかったです。読み終わってやっとミステリーの謎が解けました。解けたうえで、上巻からもう一度読み直したいです。 | ||||
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この小説は長いですよ 上下巻合わせて1200ページ近くあります苦笑 なぜなら登場人物全員の生い立ちや葛藤、苦悩が微に入り細に入り描かれているからです 高校時代を思い出し、ああ、こんな感情あったなあ、と懐かしくなれます 登場人物と身近な誰かが重なって見えてきて、あいつはこんな思いをしていたのかもしれない、と無知ゆえに人を傷つけた自分を反省することもありました 読破には気合いが必要ですが、下巻の後半からはページをめくる手が止まりません 自殺したのは誰だったのか、この状況は誰が作り出したのか、8人はその人を救えるのか ぜひ読み切ってください そうすればあなたはもっと優しくなれますよ:) | ||||
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ネタばれになるので詳しく書けませんが、まず発想力にびっくりしました。この小説の中で出てくる事件が実際にあったのか、作者の創作なのかはわかりませんが、とにかくすごい発想です。メフィスト賞にはあまりよい印象がないのですが、こういうミステリーもありだなぁと思いました。 が、ほかの方も書いているようにとにかく長い! ミステリーの骨格そのものはすごく面白いのですが、そこに挟み込まれる1人1人のエピソードがとにかく詳細で、伏線が張られているのかもしれないけど、ミステリー部分の謎を早く解きたい気持ちもあって、ついつい読み飛ばしてしまいました。上巻は頑張って読みましたが、下巻は半分もちゃんと読んでないかも…。それでも、ミステリー部分の謎解きには(たぶん)何の支障もなく、すごくおもしろかったです。 また時間があるときに読み直そうと思います。 | ||||
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辻村深月のデビュー作。主人公たちはありえない状況に遭遇するが、心情描写が非常に細やかでリアルなためとてもリアルに感じられる巧さは、この頃からある程度完成されているのだな | ||||
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予備知識なしに読みましたが、読み終わっていい意味でだまされたなと思いました。 出だしはスローですが、中盤に引き込まれ下巻の中盤から終りにかけては、 「えっ!そうっだったの、やられた」って感じで止まりませんでした。 終わりも爽やかで、後味の良い作品でした。 表現も柔らかく読み疲れる事もなかったです。 | ||||
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始めは、この作者がこんなにグロい場面も書くんだとか、深刻なテーマにB級ホラーみたいな仕立てがそぐわないとか色々思いながら読んでいましたがあっという間にのめり込んでしまって上下巻一気読みしました。 張られた伏線は無事(半ば無理矢理?)回収され、後味も悪くない。因みに、ホストの正体も自殺した同級生も結構話の始めの方で分かってしまいますが、その矛盾点を解明して行くのが楽しいのです。 名前はともかく、辻村深月がヒロインなら嫌いなタイプですが、話しが面白ければ何でもいいタイプなので、少しも気になりませんでした。楽しかったです。 | ||||
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メフィスト賞作家から直木賞受賞した今のところ唯一の辻村氏のデビュー作。 最初の講談社ノベルスからの刊行時は3冊に分けての順次連続リリースとなった大長編である。 一応メフィスト賞作品ということでミステリー的な設定になっているが、描かれているのは高校生の青春小説である。 相米監督の台風クラブと押井監督のうる星やつら2・ビューティフルドリーマーに影響を受けたような世界観である。 デビュー作でここまで的確に青春群像劇として緻密に構成する手腕は見事である。 | ||||
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文庫発売時、タイトルと裏表紙のあらすじだけで購入しました。SFプラスホラーかなと思って購入しましたが、ミステリープラスホラープラス青春小説という感じでしょうか。他の方のレビューを読むと、長すぎるとの意見が多いようですが、10代の少年少女たちと榊先生の心の闇を語ると、このぐらいの量になってしまうのは仕方がないように思われます。アイディアや設定は独創的で大変楽しめました、雪が降っている設定のせいでしょうか、全体的にとても幻想的な感じが美しく漂っているように思います。これがデビュー作とのこと、凄い作家さんですね。ただ一ついただけなかったのは、作者と同一名の子を出してしまったこと。辻村先生の名前が本名かペンネームかは知りませんが、なんとなく自分を悲劇のヒロインにして、自己陶酔しているような気がしてちょっとしらけてしまいました(辻村先生ゴメンなさい)、これがなければ星5でした。 | ||||
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文庫本を上下を購入。中がないと内容がわからなくなると思い購入しました。知識が薄く残念でした。必要なくなりました。 | ||||
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※削除申請(1件)
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今回も、商品の状態が綺麗で良かったです。すぐに商品が届くのもいいですね。 | ||||
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テーマ、内容的には優れていると思います。 先が気になってページをめくる手が止まりません。 叙述トリック的にもなりたっていて面白いです。 比較的若い世代でも楽しめる作品かと思います。 しかしながら、ヒロインと作者の名前が同じなのは残念ですね。 これがなければ☆5でした。 ミステリ系においてキーパーソンとなる人物が読む前から暗喩されているのはいただけません。 内容的にキーパーソンが誰であるかは下巻後半まで伏せたほうが面白い。 下世話なことを言うと、作者がヒロインに自己を投影させたような自己満足のようにも見えます。 いい話を書く力があるのだから、もったいないですね。 | ||||
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タイトルと、閉じ込められ系が好きなこともあり選択 他の方のレビューにもある通り、著者と同名の主人公というのに自己満足的なものを感じ、かなり嫌悪感を感じましたが読了 ただし下巻最後まで読み、また世界観が閉じてみると、その部分も納得できます。 上巻は500ページ超えなのにある意味導入部です。全体像が見えないまま、読者を引き込むのもすごいです。 脱出系で8人は少ないなと思いましたが、あそこまで深く書くならこの人数が上限かなとも思います。 下巻読了済ですが、もう一度すぐ最初から読み直したい気持ちと、かかる時間を考えてて控えるべきと思う気持ちでジレンマ。 すごくハマらせて頂きましました。 | ||||
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あまり明確な定義づけは必要ないように思いました。 物語の後半に説明があるのですが、どうも解説されるとミステリーでなくなるというか、科学小説になっちゃいますよね。 あと、ラストに会う人物の意味が分かりませんでした。 それには解説なかったので、何か複雑に感じましたが、 不満書きましたがストーリーや展開など、すごく良いです 世にも奇妙な〜が好きな方はハマるんじゃないでしょうか | ||||
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登場人物の心の陰に共感。 日頃どれだけ一緒に時間を過ごしたとしても、私たちはその人のスナップショットしか見ていない。 あの人は明るいから、楽観的だから、自信家だから・・・ 実際はその人以外誰もわかりません。 人の心を丁寧に描いてる作品だと思います。 | ||||
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長い、という指摘がありますが、 「長いけど読んでよかった」というのが感想です。 若いときの不安、一人で抱えきれないのに抱え込もうとする強がり、そういった葛藤に胸を打たれます。 とても良い作品だと思います。 | ||||
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辻村深月さんを知らない頃、書店で色々見てるうちに、タイトルに目が止まり、プロローグを立ち読み。率直に、先がきになる!と、上下巻共購入。 早速読み進めると、主人公から登場人物まで、1人1人の視点全てを描き分けていて、立体的に頭の中で状況を描く事ができ、登場人物達の個性もよく解り、1人1人描いてあるのでペースはスローに感じたり、上下巻で長編ですが、私は長さも苦になる事なく、じっくり読めました。 感想の個人差・受け止め方は人それぞれだと思いますが、私にはヒットしました。 この作品を読んで以来、辻村さんの作品をよく読んでいます。この作品みたいに、全てが心に響く!とは言えない作品もたまにあったりしますが、辻村さんの作風は好きです。 1つ言えば、直木賞受賞作の「鍵のない夢を見る」も読みましたが、正直私には合いませんでした。辻村さんが受賞できる事に不思議はないですが、受賞作がこの作品!?と。 辻村さんの作品なら、他の作品に受賞できるものがあるのでは??と思ってしまいました。 でも、響く作品が多いので、これからも新作を楽しみにしてます。 | ||||
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ゆっくりと真相に迫っていく感じが、深月さんらしい気がして下巻が楽しみです。 8人のキャラも立ってて読んでいて面白かった。 | ||||
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