さよならドビュッシー

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評判

さよならドビュッシーの評価:

3.36/5点 レビュー 239件。 A ランク

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平均点3.36pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全438件 301〜320 16/22ページ
No.138
(3pt)

ミステリー感覚50%,音楽青春ドラマ50%といった所かな。

_まあまあ面白かったです。一日100ページ前後で,4日で読めました。2週目を読もうとは思いません。
ミステリー感覚50%,音楽青春ドラマ50%といった所かな。
_ミステリーとしては,事件の犯人は誰か・目的は何か的な感じです。そして,ラストには(予想も付かない?)どんでん返しがあります。私は,このどんでん返しには予想だにしませんでした。とある犯人には目星は付いていましたが。
_音楽青春ドラマとしては,主人公が火事で大火傷を負うというペナルティーを抱えながら一生懸命努力してコンクールを狙うといった所です。音楽描写に専門用語(音楽用語?)が出てきますが,知らなくても大体の雰囲気は掴めるのではないでしょうか(私はそうでした)。音楽の歴史・作曲家の話もちょっと出てきます。
_全体的には,ミステリーとしてのどんでん返し部分を青春ドラマの観点から肉付けした感じだと私は感じてます。

_ネタバレせずに,どんでん返しについて少しコメントしますが,確かに予想する事自体はかなり難しいと思います。しかし,現実的整合性を考えるとかなり無理があります。小説では大体数ヶ月,数年の出来事を400ページ程に圧縮して描かれる事になりますが,その際,全ての出来事を抽出する訳ではなく,一部分の出来事だけが抜き取られます。この小説の場合,その抜き取られる一方で捨てる側になった出来事の部分までも汲み取って考えた場合,どんでん返しの整合性がまず崩れるでしょう。
_しかし,伏線の張り具合はよく出来ていました。ストーリー序盤の時点から,何気ない描写として残していたり,謎として残していたりしながら,ラストで全部回収されています。
_もう一つ言うと,どんでん返しの性質上,映画化・映像化はかなり難しいのではないでしょうか。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.137
(2pt)

デビュー作なので仕方ないかと。

中山七里さんのデビュー作ということですが、ミステリーとしては特に目新しい部分や斬新なトリックがあるという訳でもありません。
また、この作品に使われているトリックは、このてのトリックが好きな方からすれば、はっきりとあたりがついてしまうレベルです。
音楽に関する描写は凄いとは思うのですが、話の進行には関わっていてもトリックには何ら関係なく、個人的にはミステリーとしては蛇足な感がありました。
ただ、シリーズやスピンオフとしての『おやすみラフマニノフ』や『要介護探偵の事件簿』に繋がる最初の一作ではありますので、読んでおく必要性は高いとは思います。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.136
(2pt)

デビュー作なので仕方ないかと。

中山七里さんのデビュー作ということですが、ミステリーとしては特に目新しい部分や斬新なトリックがあるという訳でもありません。
また、この作品に使われているトリックは、このてのトリックが好きな方からすれば、はっきりとあたりがついてしまうレベルです。
音楽に関する描写は凄いとは思うのですが、話の進行には関わっていてもトリックには何ら関係なく、個人的にはミステリーとしては蛇足な感がありました。
ただ、シリーズやスピンオフとしての『おやすみラフマニノフ』や『要介護探偵の事件簿』に繋がる最初の一作ではありますので、読んでおく必要性は高いとは思います。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.135
(3pt)

このどんでん返し、大きかったですか?

帯に書いてある「どんでん返し」、2章にあまりに分かりやすい伏線があったように思うのですが、違いますか?
それだけでなく、文章全体からあの結末が存分ににおっていて、結末を知りながら読み進めている感覚でした。
犯人は確かに意外なんですが、でも、動機や登場人物の行動に「えーー」って思うようなところも多く。。

あと個人的に気になったのは、時々でてくる登場人物のやたら長いセリフ。
現実だと、自分の心の内側をあんなに長々と語る人ってなかなかいないと思うのです。

でも、たしかに読書慣れしていない中高生にはいいかもしれません。
若いうちは誰もがコンプレックスと自尊心と戦うはずですから。主人公の姿には、勇気づけられる方も多いのでは。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.134
(3pt)

このどんでん返し、大きかったですか?

帯に書いてある「どんでん返し」、2章にあまりに分かりやすい伏線があったように思うのですが、違いますか?
それだけでなく、文章全体からあの結末が存分ににおっていて、結末を知りながら読み進めている感覚でした。
犯人は確かに意外なんですが、でも、動機や登場人物の行動に「えーー」って思うようなところも多く。。

あと個人的に気になったのは、時々でてくる登場人物のやたら長いセリフ。
現実だと、自分の心の内側をあんなに長々と語る人ってなかなかいないと思うのです。

でも、たしかに読書慣れしていない中高生にはいいかもしれません。
若いうちは誰もがコンプレックスと自尊心と戦うはずですから。主人公の姿には、勇気づけられる方も多いのでは。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.133
(4pt)

辛口レビューが多いですが

大学で音楽を専攻している者です。この本が発売された当時は高校3年生、受験真っ盛りでした。
タイトルとカバーに惹かれて購入しましたが、私は大満足です。

まずこういった、音楽を話の全体に絡めた作品が少ないこと。
…あるのかも知れませんが、パッと手にとって「これだ」とわかる作品はあまりない気がします(乙一の「失はれる物語」は大分わかりやすかったですが)。
音楽を専攻として学んでいる身としては、この手のジャンルが増えるのは嬉しい限りです。

登場人物に感情移入できないとのレビューもありましたが、そもそも設定が特殊なので移入もクソもありません。
私はミステリー愛読家ではないのでトリックやネタの具合?はわかりませんが、ラストには吃驚しましたし、主人公のその後が気になりました。

一般常識的に考えて無理のある設定だとは思います。ですがこき下ろされる程でしょうか?
確かにミステリーっぽさはさほどありませんでしたが、そもそも犯人の追及がメインではないので個人的には許容範囲内です。

ガッツリしたミステリーが読みたい方にはオススメしません。どちらかと言えば読書の入門編と言った感じ。
フォントもあまり小さくないので読みやすいと思います。巻末まであっと言う間ですよ。
映画にあるようなシンデレラストーリー(にしては血生臭いですが)の心積もりで読まれることを強くオススメします。

個人的な意見ですが、私はこの作者がデビューしてくれてよかったと思います。
前述しましたが、音楽を絡めた作品が増えるのは本当に喜ばしいですから。これからも是非頑張っていただきたい。
せっかくミステリー大賞を受賞したのだから、近いうちにミステリー「らしい」作品を書き上げて欲しいです。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.132
(4pt)

辛口レビューが多いですが

大学で音楽を専攻している者です。この本が発売された当時は高校3年生、受験真っ盛りでした。
タイトルとカバーに惹かれて購入しましたが、私は大満足です。

まずこういった、音楽を話の全体に絡めた作品が少ないこと。
…あるのかも知れませんが、パッと手にとって「これだ」とわかる作品はあまりない気がします(乙一の「失はれる物語」は大分わかりやすかったですが)。
音楽を専攻として学んでいる身としては、この手のジャンルが増えるのは嬉しい限りです。

登場人物に感情移入できないとのレビューもありましたが、そもそも設定が特殊なので移入もクソもありません。
私はミステリー愛読家ではないのでトリックやネタの具合?はわかりませんが、ラストには吃驚しましたし、主人公のその後が気になりました。

一般常識的に考えて無理のある設定だとは思います。ですがこき下ろされる程でしょうか?
確かにミステリーっぽさはさほどありませんでしたが、そもそも犯人の追及がメインではないので個人的には許容範囲内です。

ガッツリしたミステリーが読みたい方にはオススメしません。どちらかと言えば読書の入門編と言った感じ。
フォントもあまり小さくないので読みやすいと思います。巻末まであっと言う間ですよ。
映画にあるようなシンデレラストーリー(にしては血生臭いですが)の心積もりで読まれることを強くオススメします。

個人的な意見ですが、私はこの作者がデビューしてくれてよかったと思います。
前述しましたが、音楽を絡めた作品が増えるのは本当に喜ばしいですから。これからも是非頑張っていただきたい。
せっかくミステリー大賞を受賞したのだから、近いうちにミステリー「らしい」作品を書き上げて欲しいです。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.131
(5pt)

音の表現が秀逸!

第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作で、ピアニストを目指す女子高生にまつわる殺人事件のお話。
演奏の描写が秀逸で、読んでいるのに聞こえてくるようでした。
ミステリとしても完成されていて、クライマックスでは涙が出そうでした。
年をとったせいか、ちょっとした感動で、すぐに涙腺が緩むようになってしまいました。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.130
(5pt)

音の表現が秀逸!

第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作で、ピアニストを目指す女子高生にまつわる殺人事件のお話。
演奏の描写が秀逸で、読んでいるのに聞こえてくるようでした。
ミステリとしても完成されていて、クライマックスでは涙が出そうでした。
年をとったせいか、ちょっとした感動で、すぐに涙腺が緩むようになってしまいました。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.129
(5pt)

だまされた・・・・・・!

読んだ方が良いでしょう。

 いやぁー、だまされました!

 最後にタイトルの意味が分かりました。

 といってピンと来る方はミステリー通の方だと思います。

 まぁ、だまされたと思って読んで下さい。素晴らしいです。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.128
(5pt)

だまされた・・・・・・!

読んだ方が良いでしょう。

 いやぁー、だまされました!

 最後にタイトルの意味が分かりました。

 といってピンと来る方はミステリー通の方だと思います。

 まぁ、だまされたと思って読んで下さい。素晴らしいです。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.127
(4pt)

きれいなタイトルに見合う読了感がもたらされます

きれいなタイトルに惹かれて読んでみました。
ピアノをひいたことのある人や音楽に親しんだことのある方には興味深い描写が多いのと
どん底から這い上がる主人公?とその周囲のからみ方は読みごたえはあったのではないでしょうか。

ミステリーとしてのプロットは、もう少しひねりがあってもよかったのかなあ。なので☆4つ。

音楽系の読み物として読む分には、演奏に対する考え方や表現はおもしろくて、
またピアノが弾きたくなる感じがしました。

結末はともかく、這い上がる主人公?のための言葉は、ポジティブなモノが多く、
この手のものにありがちな読了後の不快感はあまりなかったように思われました。

ちょっと気分がふさぐなあというときは、もしかしたらいいかもしれません。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.126
(4pt)

きれいなタイトルに見合う読了感がもたらされます

きれいなタイトルに惹かれて読んでみました。
ピアノをひいたことのある人や音楽に親しんだことのある方には興味深い描写が多いのと
どん底から這い上がる主人公?とその周囲のからみ方は読みごたえはあったのではないでしょうか。

ミステリーとしてのプロットは、もう少しひねりがあってもよかったのかなあ。なので☆4つ。

音楽系の読み物として読む分には、演奏に対する考え方や表現はおもしろくて、
またピアノが弾きたくなる感じがしました。

結末はともかく、這い上がる主人公?のための言葉は、ポジティブなモノが多く、
この手のものにありがちな読了後の不快感はあまりなかったように思われました。

ちょっと気分がふさぐなあというときは、もしかしたらいいかもしれません。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.125
(5pt)

クラシック音楽に興味がなくても

作者の「中山七里」さんを教えてもらい、その中でレビュー
を見て、面白そうだったのでこの作品を読みました。
最初はまずまずでしたが、中盤から夢中になり
最後で驚きました。
ドラマだったら、誰がいいかななど情景がイメージしやすい
文章だと思いました。
クラシック音楽に興味ない方も関係なく楽しく読めます。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.124
(5pt)

クラシック音楽に興味がなくても

作者の「中山七里」さんを教えてもらい、その中でレビュー
を見て、面白そうだったのでこの作品を読みました。
最初はまずまずでしたが、中盤から夢中になり
最後で驚きました。
ドラマだったら、誰がいいかななど情景がイメージしやすい
文章だと思いました。
クラシック音楽に興味ない方も関係なく楽しく読めます。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.123
(4pt)

気持良く、裏切られました。

初めて読む作家です。

音楽の聞こえてくる推理小説。
テンポも良く、
心地よい。

最初の大火事から、
いきなりの展開で、
ええ〜〜!!
と思わせて、
そのあと、また別の展開で進んでいくと。
時に推理小説ということを忘れるような、
音楽に関する物語。
それそのものも悪くない。
で、忘れたころに事件の重さが首をもたげる。

事件を推理する探偵役は出てくるのだが、
彼は、事件を解決するのが目的ではない。
そういう意味でも、ひとひねりある。

そして、最後の大どんでん返し。
このアクロバティックには、
全く予想が行かなかった。
思いっきり、気持ち良く、
だまされた。

他の作品も、読んでみたい作家になった。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.122
(4pt)

気持良く、裏切られました。

初めて読む作家です。

音楽の聞こえてくる推理小説。
テンポも良く、
心地よい。

最初の大火事から、
いきなりの展開で、
ええ〜〜!!
と思わせて、
そのあと、また別の展開で進んでいくと。
時に推理小説ということを忘れるような、
音楽に関する物語。
それそのものも悪くない。
で、忘れたころに事件の重さが首をもたげる。

事件を推理する探偵役は出てくるのだが、
彼は、事件を解決するのが目的ではない。
そういう意味でも、ひとひねりある。

そして、最後の大どんでん返し。
このアクロバティックには、
全く予想が行かなかった。
思いっきり、気持ち良く、
だまされた。

他の作品も、読んでみたい作家になった。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.121
(4pt)

音楽スポ根ものです。

以前から、作詞家がダメなら小説家で一発当てようか?宣言をしている私です。

大賞賞金からいっても、「『このミステリーがすごい!』大賞」も視野に入れているんです。

その勉強のためという理由もあって、この「さよならドビュッシー」を読んでみました。

序盤から中盤まで、小説としては面白いし、中山七里さんという方は文章力がある方だなぁとは思いました。

でも、ミステリーとしての要素があまりにも少なすぎるのが気になりました。

終盤も、ピアノを演奏する描写にばかり気を取られ、ミステリーであることを忘れてました。

そしたら、最後の最後で、大ドンデン返しですよ。

まぁまぁ、言われてみれば、ありがちな展開なのかもしれないですけど。

構成もしっかりした小説なので、最後のオチまで引き込まれるように、スラスラと読めました。

でも、文末の解説にも書かれてますが、ジャンルとしては音楽スポ根ものなのでしょうね。

もっと驚きなのは、長編小説の大賞なのに、この人、2作品を提出して、両方とも最終選考まで残ったってことです。

50才にしての新人デビューみたいですが、その分の蓄積が凄いでしょうから、今後の活躍が期待されるところです。

小説を書くという視点で参考になったのは、伊坂幸太郎さんの「ゴールデン・スランバー」の時と同様に、事のきっかけの真相は藪の中でもOKらしいって事ですね。

でも、どうせ書くなら、作詞で培ってきたノウハウもありますし、全ての辻褄合わせがキチンとできてる小説を書きたいですよね。

この賞に限っていうなら、「エンターテイメント性」が重要視されるみたいなので、ミステリーとしてのトリックは稚拙でも構わないみたいですね。

文庫本で400ページ以上ある割りには、スラスラと楽しく読むことが出来ました。

是非ご一読あれ。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.120
(4pt)

音楽スポ根ものです。

以前から、作詞家がダメなら小説家で一発当てようか?宣言をしている私です。

大賞賞金からいっても、「『このミステリーがすごい!』大賞」も視野に入れているんです。

その勉強のためという理由もあって、この「さよならドビュッシー」を読んでみました。

序盤から中盤まで、小説としては面白いし、中山七里さんという方は文章力がある方だなぁとは思いました。

でも、ミステリーとしての要素があまりにも少なすぎるのが気になりました。

終盤も、ピアノを演奏する描写にばかり気を取られ、ミステリーであることを忘れてました。

そしたら、最後の最後で、大ドンデン返しですよ。

まぁまぁ、言われてみれば、ありがちな展開なのかもしれないですけど。

構成もしっかりした小説なので、最後のオチまで引き込まれるように、スラスラと読めました。

でも、文末の解説にも書かれてますが、ジャンルとしては音楽スポ根ものなのでしょうね。

もっと驚きなのは、長編小説の大賞なのに、この人、2作品を提出して、両方とも最終選考まで残ったってことです。

50才にしての新人デビューみたいですが、その分の蓄積が凄いでしょうから、今後の活躍が期待されるところです。

小説を書くという視点で参考になったのは、伊坂幸太郎さんの「ゴールデン・スランバー」の時と同様に、事のきっかけの真相は藪の中でもOKらしいって事ですね。

でも、どうせ書くなら、作詞で培ってきたノウハウもありますし、全ての辻褄合わせがキチンとできてる小説を書きたいですよね。

この賞に限っていうなら、「エンターテイメント性」が重要視されるみたいなので、ミステリーとしてのトリックは稚拙でも構わないみたいですね。

文庫本で400ページ以上ある割りには、スラスラと楽しく読むことが出来ました。

是非ご一読あれ。
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4796679928
No.119
(2pt)

このミステリーはすごくない!本格カレーを食べたかったけど、ボンカレーでした

ネタバレありです。読みたくない人はこれ以上は読まないように。

以下、感想

'ピアノ演奏がらみの描写や説明が多すぎます。そのあたりが純粋なエンタメを堪能したい読者にとってはじれったいです。そういった描写がなければ、内容は、100ページ程度の中編小説であり、プロットもその程度のものです。

'事件は、火事と未遂事件3件と母の死です。ミステリにしては、インパクトが弱い。

'意地悪な読者なら、火事で全身整形とくれば、中身入れ替わりのトリックかなとふと思いつきます(どこかでみたことのある古典的手法、デジャブですね)

以下、ここからは、作品の減点箇所です。もしかしたら、途中の描写があまりに退屈で飛ばし読みしているので、自分が理解していないだけの箇所があるかもしれませんが、あしからず。

'現実に無理な部分もあります。外国人のルシアがいくら日本になれたとはいえ、カタカナの日本語をおなかに指で書かれてイメージできるとは思えません。(だけど、ここを否定したら、この小説は成り立たないからね仕方ないのだろう。)

どうして、ルシアが火事で殺してしまおうとまで考えるのかは分かりません。(っていうか、あれはルシアのしわざじゃないの?よくわからない)

'殺意がないまま、母親を殺しておいて、なぜ階段の下までは行かないの?

'そして、ここがポイント!
 主人公一人称で、自分が殺人犯というのは、禁じ手じゃありませんか?読んでいて裏切られた感じ。まあ、本人が遥じゃないことを語らないくらいだから、それはいいのかもしれないけれど、だったら、岬が一度も遥と読んでいないという部分に驚くのはちょっと都合がいい。

'父親と叔父はキャラとしてなぜ必要なのか?犯人の選択肢を増やして読者を楽しませるため?

結論、何度も言いますが、ミステリとしては、貧弱な構成です。

ピアノをかじったことのある女性が、あまりミステリのことを深く考えずに、ちょいと読むには面白いかも。

本格ミステリを読みたいと思って読むと、物足りません。

外食で、おすすめの有名なお店に本格カレーを食べに行ったら、なつかしいボンカレーが出てきました。でも、出版社の都合で、おいしいお店と煽らなければ、出版社は儲けがでないので、一生懸命煽っております。されど、味は所詮ボンカレーです。

異常乾燥、もとい以上、感想でした。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302