さよならドビュッシー

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

さよならドビュッシーの評価:

3.36/5点 レビュー 239件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.36pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全438件 281〜300 15/22ページ
No.158
(5pt)

純粋に面白かった

色々気になるとこがあったけどまぁ普通に面白かった

☆4だけどエチュード10-4弾いたから5w
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.157
(1pt)

時間とお金返して

ちっともどんでん返しではないし誰が読んでもトリックばればれでしょ。
おじいちゃんやピアノの先生やら主人公の周りにいる大人に語らせる台詞も説教じみてて辟易でした。
あと、火事で人が焼かれていく描写の凄惨さ、階段を転げ落ち脳挫傷に到るまでの細かな描写。あれいりますか?
あそこまで細かく書かれると感受性の豊かな人間にはたまったもんじゃありませんよ。
夜読んだので私なんか火事の夢を見ました。怖かったです。
名古屋出身なので知ってる地名や場所がちょいちょい出てきてそこは懐かしかったんだけど・・・
炭化直前までいった皮膚があそこまで回復するもんなのか・・・
医学の進歩は分からないけど現実感が無かったです。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.156
(1pt)

時間とお金返して

ちっともどんでん返しではないし誰が読んでもトリックばればれでしょ。
おじいちゃんやピアノの先生やら主人公の周りにいる大人に語らせる台詞も説教じみてて辟易でした。
あと、火事で人が焼かれていく描写の凄惨さ、階段を転げ落ち脳挫傷に到るまでの細かな描写。あれいりますか?
あそこまで細かく書かれると感受性の豊かな人間にはたまったもんじゃありませんよ。
夜読んだので私なんか火事の夢を見ました。怖かったです。
名古屋出身なので知ってる地名や場所がちょいちょい出てきてそこは懐かしかったんだけど・・・
炭化直前までいった皮膚があそこまで回復するもんなのか・・・
医学の進歩は分からないけど現実感が無かったです。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.155
(5pt)

演奏の描写が素晴らしいので星5つ

ミステリとしてはともかく、演奏の描写がこんなに素晴らしい小説を読んだのは初めてでした。音楽を描く迫力は「のだめカンタービレ」をはるかにしのぐと思います。文章って凄い。
正直言って、この状態でピアニストとしてどこまで? という現実的な疑問は抑えられなかったのですが、小説の中の段階までなら「よくやった! 感動した! 勇気をもらった!」と素直に思えました。
ピアノの演奏技術や、作中に出てくるショパンとドビュッシーとベートーベンの曲の描写が、もうホントすごいです。頭の中で旋律を追いながら「ああ、これはこの曲のこの部分について書いているんだな〜すごいな〜」と、ポリーニやアルゲリッチやバックハウスあたりの演奏を勝手に思い出してしまいます。
ショパンのエチュードの選曲、2曲で10−4と組み合わせるなら、もうちょっと違うやつにすればいいのに……とか、余計なことも考えてしまうのですが、単なる好みの問題で……すみません。ていうか、そこまで考えさせてしまうくらい演奏場面の描写が濃密で、曲を知っている人なら旋律が自然に浮かんでくるわけです。
最大の謎とタイトルにむかっていく流れは、さすがだなあと思いました。一つ一つの事件は、本格的なミステリファンには物足りないだろうとは思います。でも、伝統的なミステリ小説として過大な期待をしなければ、エンターテインメント小説としては十分楽しめます。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.154
(5pt)

演奏の描写が素晴らしいので星5つ

ミステリとしてはともかく、演奏の描写がこんなに素晴らしい小説を読んだのは初めてでした。音楽を描く迫力は「のだめカンタービレ」をはるかにしのぐと思います。文章って凄い。
正直言って、この状態でピアニストとしてどこまで? という現実的な疑問は抑えられなかったのですが、小説の中の段階までなら「よくやった! 感動した! 勇気をもらった!」と素直に思えました。
ピアノの演奏技術や、作中に出てくるショパンとドビュッシーとベートーベンの曲の描写が、もうホントすごいです。頭の中で旋律を追いながら「ああ、これはこの曲のこの部分について書いているんだな〜すごいな〜」と、ポリーニやアルゲリッチやバックハウスあたりの演奏を勝手に思い出してしまいます。
ショパンのエチュードの選曲、2曲で10−4と組み合わせるなら、もうちょっと違うやつにすればいいのに……とか、余計なことも考えてしまうのですが、単なる好みの問題で……すみません。ていうか、そこまで考えさせてしまうくらい演奏場面の描写が濃密で、曲を知っている人なら旋律が自然に浮かんでくるわけです。
最大の謎とタイトルにむかっていく流れは、さすがだなあと思いました。一つ一つの事件は、本格的なミステリファンには物足りないだろうとは思います。でも、伝統的なミステリ小説として過大な期待をしなければ、エンターテインメント小説としては十分楽しめます。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.153
(5pt)

リアルな演奏描写がかなり良く、クラシカルミュージックに疎くても、このミステリーのトリ

主人公はピアニストを目指す女子高校生である。ある日、火事で全身に大火傷を負いながらも大手術で生還し、再びコンクール優勝をめざして猛練習を開始する。同じ火事で亡くなった祖父の遺産が・・・。やがて、彼女の周囲で不可解な出来事が起こり、ついに殺人事件にまで。犯人の狙いは何なのか・・・。
大火傷を負いながらもピアニストをめざす彼女に降り掛かる出来事とは・・・。
リアルな演奏描写は秀逸であり、クラシカルミュージックに疎くても、このミステリーのトリックと、もの凄い青春エネルギーに圧倒されるのも楽しいであろう。
“ドビュッシー”の曲が好きなもので、タイトル「さよならドビュッシー」に惹かれて読んじゃいました。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.152
(5pt)

リアルな演奏描写がかなり良く、クラシカルミュージックに疎くても、このミステリーのトリ

主人公はピアニストを目指す女子高校生である。ある日、火事で全身に大火傷を負いながらも大手術で生還し、再びコンクール優勝をめざして猛練習を開始する。同じ火事で亡くなった祖父の遺産が・・・。やがて、彼女の周囲で不可解な出来事が起こり、ついに殺人事件にまで。犯人の狙いは何なのか・・・。
大火傷を負いながらもピアニストをめざす彼女に降り掛かる出来事とは・・・。
リアルな演奏描写は秀逸であり、クラシカルミュージックに疎くても、このミステリーのトリックと、もの凄い青春エネルギーに圧倒されるのも楽しいであろう。
“ドビュッシー”の曲が好きなもので、タイトル「さよならドビュッシー」に惹かれて読んじゃいました。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.151
(3pt)

ミステリーではない?

ミステリーというか・・・・
ある少女の苦悩が生んだ事件みたいな感じかな。
話はおもしろかったです。
しかし如何せん文字数が多い。言いたいことが多すぎる。
この半分くらいで伝わります。
曲の描写が多すぎて飛ばし読みした箇所あり。。
音楽と事件は別物という感じでどっちがメインなのかなぁという気がした。
終わりは予想だにしない結末で意外性があってよかったのに
あっけなく終わって拍子抜けでした。
岬先生はゆくゆくは刑事の世界に行くのかな。そんな期待をしてしまう。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.150
(3pt)

ミステリーではない?

ミステリーというか・・・・
ある少女の苦悩が生んだ事件みたいな感じかな。
話はおもしろかったです。
しかし如何せん文字数が多い。言いたいことが多すぎる。
この半分くらいで伝わります。
曲の描写が多すぎて飛ばし読みした箇所あり。。
音楽と事件は別物という感じでどっちがメインなのかなぁという気がした。
終わりは予想だにしない結末で意外性があってよかったのに
あっけなく終わって拍子抜けでした。
岬先生はゆくゆくは刑事の世界に行くのかな。そんな期待をしてしまう。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.149
(1pt)

最低です

障害者差別が全般に溢れた作品です。嫌悪感が溢れました。
片方のみ松葉杖を付く場合の持ち手が逆だし、知識足り無すぎです。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.148
(1pt)

最低です

障害者差別が全般に溢れた作品です。嫌悪感が溢れました。
片方のみ松葉杖を付く場合の持ち手が逆だし、知識足り無すぎです。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.147
(1pt)

ミステリーで無ければ良かったのに

無理にありきたりなミステリーにして最後のどんでん返しなんて要らないです。
伏線となるであろう設定も必然性が無いし、皆さんが言っている音楽スポコンものに
した方がよっぽど素晴らしかったのにと思う。

正に九死に一生を得た主人公が、以前よりも遥かに上手くピアノが弾けるようになるなんて
この設定ではありえないです。
リハビリの描写が多く本当に苦しいけれどそれを支えるのは治ってやるんだという
本人の意思です。言葉ではきちんと書いてあるけど本人は本当には理解していないんだなと思います。
経験しているのなら推敲が足りないです。

自分は交通事故で上半身が殆ど骨折して手術するまでピクリとも動けない状態になりました。
症状が落ち着き手術するまでの1週間、1秒1秒毎に痛さに耐え、もだえ、鎮痛剤を討ってもらって
漸く眠れるという大変な生活でした。
手術後もベットから自力では立ち上がれず、リハビリの為に歩けばくっついていない肋骨が揺れて痛み
耐え難い痛みを耐え、リハビリを続けそれでも約2ヶ月で職場復帰しました。
それを支えたのは今までの日常生活に戻るんだ、
またバイクに乗るんだと言う強い意志があったからできた事です。
途中までは自分も知識の無い音楽の世界また、リハビリに励む主人公の姿に自分の姿を思い出しました。
それだけに最後のどんでん返しは要らないです。今迄の努力が水の泡です。
少なくとももっと別の謎解きを考えるべきだったと思います。
それまで共感を持って読んでいたのが、ラストで本当にリアリティのない残念な作品になってしまいました。

途中までが面白かっただけに本当に残念です。
まだデビュー作ですし、今後の活躍を期待します。
大賞を取ったからって満足してたら作家生命は終わると思いますよ!
また作品を読ませていただきます。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.146
(1pt)

ミステリーで無ければ良かったのに

無理にありきたりなミステリーにして最後のどんでん返しなんて要らないです。
伏線となるであろう設定も必然性が無いし、皆さんが言っている音楽スポコンものに
した方がよっぽど素晴らしかったのにと思う。

正に九死に一生を得た主人公が、以前よりも遥かに上手くピアノが弾けるようになるなんて
この設定ではありえないです。
リハビリの描写が多く本当に苦しいけれどそれを支えるのは治ってやるんだという
本人の意思です。言葉ではきちんと書いてあるけど本人は本当には理解していないんだなと思います。
経験しているのなら推敲が足りないです。

自分は交通事故で上半身が殆ど骨折して手術するまでピクリとも動けない状態になりました。
症状が落ち着き手術するまでの1週間、1秒1秒毎に痛さに耐え、もだえ、鎮痛剤を討ってもらって
漸く眠れるという大変な生活でした。
手術後もベットから自力では立ち上がれず、リハビリの為に歩けばくっついていない肋骨が揺れて痛み
耐え難い痛みを耐え、リハビリを続けそれでも約2ヶ月で職場復帰しました。
それを支えたのは今までの日常生活に戻るんだ、
またバイクに乗るんだと言う強い意志があったからできた事です。
途中までは自分も知識の無い音楽の世界また、リハビリに励む主人公の姿に自分の姿を思い出しました。
それだけに最後のどんでん返しは要らないです。今迄の努力が水の泡です。
少なくとももっと別の謎解きを考えるべきだったと思います。
それまで共感を持って読んでいたのが、ラストで本当にリアリティのない残念な作品になってしまいました。

途中までが面白かっただけに本当に残念です。
まだデビュー作ですし、今後の活躍を期待します。
大賞を取ったからって満足してたら作家生命は終わると思いますよ!
また作品を読ませていただきます。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.145
(3pt)

少女マンガへのオマージュか?

道尾秀介が「これでもか!これでもか!」とばかりに、ミスリードを仕掛けた小説を出してきたおかげで、ちょっとした仕掛けだと簡単に気付いてしまうようになった。もう少し素直に読めれば楽しめるのに、疑い深くなった自分が恨めしい。
それでもあまりに仕掛けが単純な気がしたので、実はそう思わせといて、もう一つ裏があるのか?などと思ったが、それは流石に深読みのし過ぎだったようだ。

それにしても昭和の少女マンガへのオマージュなのか、展開が徹底していた。作者と同年代なら懐かしみながら、そのわざとらしい世界にドップリはまるのが正しい読み方なのだろうし、若い読者には逆に新鮮な雰囲気に浸れる展開なのだろうなと思う。

ミステリー初心者にはミステリー小説として読めると思うが、ミステリー愛好家の方はこれをミステリーとして読まないほうが良い。
わざとらしい世界に入り込めなければ、絶対につまらないと感じてしまうはずだ。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.144
(3pt)

少女マンガへのオマージュか?

道尾秀介が「これでもか!これでもか!」とばかりに、ミスリードを仕掛けた小説を出してきたおかげで、ちょっとした仕掛けだと簡単に気付いてしまうようになった。もう少し素直に読めれば楽しめるのに、疑い深くなった自分が恨めしい。
それでもあまりに仕掛けが単純な気がしたので、実はそう思わせといて、もう一つ裏があるのか?などと思ったが、それは流石に深読みのし過ぎだったようだ。

それにしても昭和の少女マンガへのオマージュなのか、展開が徹底していた。作者と同年代なら懐かしみながら、そのわざとらしい世界にドップリはまるのが正しい読み方なのだろうし、若い読者には逆に新鮮な雰囲気に浸れる展開なのだろうなと思う。

ミステリー初心者にはミステリー小説として読めると思うが、ミステリー愛好家の方はこれをミステリーとして読まないほうが良い。
わざとらしい世界に入り込めなければ、絶対につまらないと感じてしまうはずだ。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.143
(3pt)

それなりに面白く読めた。これはこれでいい。

急展開で起こる最初の事件で疑念は抱いたものの、深く考えぬままに終盤でひっくり返された。確かにどこかで見たことのあるようなドンデン返しパターンだけど、やられてしまったものは仕方ない。

小説を読んでいていいなと思うのは、それがどれだけ非現実的であれ、いったん物語の中に入り込んでしまえば、登場人物の言動を通じて様々な想いを得られること。本作品は確かに青臭い程に熱い説教に溢れているけれど、個人的には心を動かされる言葉も少なくなかった。

どこか『神様のカルテ』と似た類の作品かも。人物の描写がカジュアルすぎて、そのカジュアルさに現実に引き戻されることも少なくなかったが、エンターテイメントとしてそれなりに面白く読めた。これはこれでいい。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.142
(3pt)

それなりに面白く読めた。これはこれでいい。

急展開で起こる最初の事件で疑念は抱いたものの、深く考えぬままに終盤でひっくり返された。確かにどこかで見たことのあるようなドンデン返しパターンだけど、やられてしまったものは仕方ない。

小説を読んでいていいなと思うのは、それがどれだけ非現実的であれ、いったん物語の中に入り込んでしまえば、登場人物の言動を通じて様々な想いを得られること。本作品は確かに青臭い程に熱い説教に溢れているけれど、個人的には心を動かされる言葉も少なくなかった。

どこか『神様のカルテ』と似た類の作品かも。人物の描写がカジュアルすぎて、そのカジュアルさに現実に引き戻されることも少なくなかったが、エンターテイメントとしてそれなりに面白く読めた。これはこれでいい。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.141
(3pt)

それなりに面白いが、稚拙なミステリ。

多くの人が「少女マンガ的」「スポ根」と評価しているが、
まさにそのとおりで、それを承知で楽しめるかどうか、だと思った。
一応は、面白いのだ。それなりに。
ピアノの描写とかベートーヴェンの話とかを小道具にして、
ちゃんとワールドを作り上げている。

とは言え、もっともらしく書き連ねられた音楽の世界の描写に
首をかしげることばかりで困った。
私は全くの素人なので、きちんと間違いを指摘できないが、
全体的におかしいし、こんなご都合主義で良いのかと感じた。
まさに昔の少女マンガの「スポ根」なんだと思う。
そういう意味では、美形の音楽探偵と、ライバルの美鈴サンがいいキャラだった。
クラスメイトの悪意はやりすぎで、
善意と同情と無邪気がむしろ主人公を傷つけるのでも良かったのでは。
作品を安っぽく、つまらなくしている。

ちなみに、ミステリ部分は弱い。仕掛けが稚拙。
1章で「このノリはまさか」と感じ、2章で「やっぱりそうだよね」と悟り、
あとは伏線を拾いながら読み進むのみ。
最近、安易に「どんでん返し」をアピールして売ってる本が多すぎて困る。

治療の話やリハビリの描写がちょっとありえない感じになってるのは、
主人公の劇的な活躍のために、あえてやっているのだと考えることにした。
音楽と医療のどちらかにもうちょっとリアリティがあったら
けっこう面白い話になってたのになぁ・・・・・・と思う。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928
No.140
(3pt)

それなりに面白いが、稚拙なミステリ。

多くの人が「少女マンガ的」「スポ根」と評価しているが、
まさにそのとおりで、それを承知で楽しめるかどうか、だと思った。
一応は、面白いのだ。それなりに。
ピアノの描写とかベートーヴェンの話とかを小道具にして、
ちゃんとワールドを作り上げている。

とは言え、もっともらしく書き連ねられた音楽の世界の描写に
首をかしげることばかりで困った。
私は全くの素人なので、きちんと間違いを指摘できないが、
全体的におかしいし、こんなご都合主義で良いのかと感じた。
まさに昔の少女マンガの「スポ根」なんだと思う。
そういう意味では、美形の音楽探偵と、ライバルの美鈴サンがいいキャラだった。
クラスメイトの悪意はやりすぎで、
善意と同情と無邪気がむしろ主人公を傷つけるのでも良かったのでは。
作品を安っぽく、つまらなくしている。

ちなみに、ミステリ部分は弱い。仕掛けが稚拙。
1章で「このノリはまさか」と感じ、2章で「やっぱりそうだよね」と悟り、
あとは伏線を拾いながら読み進むのみ。
最近、安易に「どんでん返し」をアピールして売ってる本が多すぎて困る。

治療の話やリハビリの描写がちょっとありえない感じになってるのは、
主人公の劇的な活躍のために、あえてやっているのだと考えることにした。
音楽と医療のどちらかにもうちょっとリアリティがあったら
けっこう面白い話になってたのになぁ・・・・・・と思う。
さよならドビュッシー Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシーより
4796675302
No.139
(3pt)

ミステリー感覚50%,音楽青春ドラマ50%といった所かな。

_まあまあ面白かったです。一日100ページ前後で,4日で読めました。2週目を読もうとは思いません。
ミステリー感覚50%,音楽青春ドラマ50%といった所かな。
_ミステリーとしては,事件の犯人は誰か・目的は何か的な感じです。そして,ラストには(予想も付かない?)どんでん返しがあります。私は,このどんでん返しには予想だにしませんでした。とある犯人には目星は付いていましたが。
_音楽青春ドラマとしては,主人公が火事で大火傷を負うというペナルティーを抱えながら一生懸命努力してコンクールを狙うといった所です。音楽描写に専門用語(音楽用語?)が出てきますが,知らなくても大体の雰囲気は掴めるのではないでしょうか(私はそうでした)。音楽の歴史・作曲家の話もちょっと出てきます。
_全体的には,ミステリーとしてのどんでん返し部分を青春ドラマの観点から肉付けした感じだと私は感じてます。

_ネタバレせずに,どんでん返しについて少しコメントしますが,確かに予想する事自体はかなり難しいと思います。しかし,現実的整合性を考えるとかなり無理があります。小説では大体数ヶ月,数年の出来事を400ページ程に圧縮して描かれる事になりますが,その際,全ての出来事を抽出する訳ではなく,一部分の出来事だけが抜き取られます。この小説の場合,その抜き取られる一方で捨てる側になった出来事の部分までも汲み取って考えた場合,どんでん返しの整合性がまず崩れるでしょう。
_しかし,伏線の張り具合はよく出来ていました。ストーリー序盤の時点から,何気ない描写として残していたり,謎として残していたりしながら,ラストで全部回収されています。
_もう一つ言うと,どんでん返しの性質上,映画化・映像化はかなり難しいのではないでしょうか。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならドビュッシー (宝島社文庫)より
4796679928