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万能鑑定士Qの事件簿 I



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【この小説が収録されている参考書籍】
万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)

万能鑑定士Qの事件簿 Iの評価: 3.71/5点 レビュー 113件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全113件 61~80 4/6ページ
No.53:
(2pt)

劣化版ホームズ

全般としては、かなり微妙。Kindleで安かったので買いましたが、二巻以降はパスかな。
安楽椅子探偵ミスマープルのように探偵には幾つかのタイプがありますが、作者はホームズを念頭に置いているのではと思うくらい、自分にはホームズ型の探偵に見えました。主役が膨大な知識と鋭い観察力を持ち、必要があれば自ら行動も起こすホームズで、雑誌記者さんはホームズに魅了されながらも振り回されるワトソンですね。

ただし犯罪や推理の方にかなり無理があるように思います。

たとえば高級腕時計だけが高級品で安物のスーツと不似合いだから「親からの就職祝いのプレゼント」だと推理しますが、時計が趣味だけどスーツに全く興味のない知人もいます。そういう人ならスーツは安物でも、ボーナスを全額高級腕時計につぎ込んだっておかしくありません。亡くなった祖父や叔父の形見を譲り受けることだってあるでしょう。質屋やヤフオクで中古品を購入した可能性もあるでしょう。就職祝いは単なるまぐれ当たりに過ぎません。
フランクフルトの切れ目にしても、そこまで注意して絵を描いてる人ばかりではないでしょう。自画像のように鏡で映して書くことだってあるし、左右が反転していることは決定的証拠とはいえません。調理の音についてはなおさらです。

1巻では風呂敷を広げまくっただけの偽札事件は、本格的に始まるのは二巻に入ってからのようです。
いくら精巧な偽札があっても、それでハイパーインフレを引き起こすには一体どれだけ刷らねばならないのでしょう?1兆円?百兆円?それだけの札を刷って市場にバラ撒けば、紙とインクだけでも確実に足が付くし、犯罪組織にだって大したメリットは期待できそうにありません。そこまで危ない橋を渡る合理的な理由がはたしてあるんでしょうか。現金輸送車襲撃や、振り込め詐欺の方がコストパフォーマンスで圧倒的に優れてはいませんか?

二巻でその辺りの説明がダメだったら、星一つでもいいかもしれません。
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No.52:
(2pt)

微妙…

とても微妙でした。
1、2巻セットという内容の割にほとんどが関係のない小話みたいな章がほとんどで、ぶつ切りされた話を読んでるようでした。伏線といったものもほとんどなく、結末まで読んでも「あぁ、そうなんだ…」としか思いませんでした。
主人公は知識を活用して、事件を解決しますが、前述通り話と話の間に関連性はほとんどなく、ただただ知識をひけらかしているだけという印象を持ちました。また、相棒もいますが、基本的に主人公の横にいるだけで事件に対して何も貢献しません。
正直1巻読み終わったら、2巻の最後辺りを読めば、いいぐらいです。
1、2巻以降は1巻完結となっているそうなのですが、正直ここまで微妙だと、食指が動きません。
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No.51:
(5pt)

これおもしろい!

最近、推理小説は読んでいなかったが
この軽さは非常にいい!
気に入りました。
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No.50:
(1pt)

中・高生向けですね。

リアリティとか全くなし。
普段あまり本を読まない人には軽く読めていいかもしれません。
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No.49:
(5pt)

ミステリーの中の1ジャンルを確立した

シリーズ全巻素晴らしいのですが、
何と言っても発端編であり、ヒロイン凜田莉子のデビュー事件である、
1巻と2巻を挙げておかなきゃいけないでしょう。
人の死なないミステリー。
このキャッチフレーズもいいですよね。
で、実際人の死なないミステリーなんて、
緊迫感もドラマ性も薄まるような気がしてしまうものですが、
このシリーズに関しては、そんな危惧を読み出してすぐに吹き飛ばしてくれます。
最大の特徴は、読者の知識欲を存分に満たしてくれることかなぁ。
莉子のキャラクター設定も秀逸で、
これほど天才的な人間が現実にいたら、近付き難い感じになるはずなのに、
とても愛らしく、読者が感情移入できるヒロインになっています。
1、2巻に限らず、どのシリーズ作品も毎回、エンディングは想像もつかない展開なうえ、
莉子がびしっと鮮やかに物語を締めくくってくれます。
読後感がこんなに爽やかなミステリーというのは、
なかなかお目にかかれません。
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No.48:
(3pt)

まずまず

あまり期待せず、移動中の車内で読むのにちょうどいいのでは…と思い購入しました。飽きずに最後まで読めました。深みのある推理ものではないけど、莉子の鑑定内容がとてもためになり、そういう点では知識が増え楽しみに読めました。
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No.47:
(5pt)

面白い!

文章の書き方がとても上手で話に引き込まれる!
早速2巻を購入使用と思います。
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No.46:
(4pt)

映像化するならやっぱりアニメかなぁー。

物語自体よく作りこまれていてとても楽しめました。
物語のスケール感が大きく感じるので実写化とかしたらいろいろ省かれるんだろうなぁーと感じます。
1~2巻に話が繋がっていますので同時に購入をオススメ致します。
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No.45:
(4pt)

凛田莉子について

このシリーズのイラストを書いているのは、漫画「Another」を書いている清原紘 さんです。
私は当初この表紙を見て、「冷たい人形のような主人公かつ暗い雰囲気の物語」なのかと思いましたが、全く違いました。

この主人公はもともと無邪気・純真無垢の過ぎる性格でしたが、社会人となっていろいろな良い経験をして、多少の落ち着きと常識を持つようになった人物として描かれております。ただ、彼女はこの成長に伴い、「性格の善性を持ったまま探偵役として人を疑える」ようになっており、成長や大人になるということがこういったことなのだとしても、成長が喜ばしい反面で少し寂しくも感じました。親心というものでしょうか。
とにかくそういったものを感じてしまうほどには、魅力のある主人公が書けている本だということは確かです。

また、人が死なないミステリーなので比較的明るい気持ちで読める本だと思います。

氷菓などがアニメ化したこともあり、いつか映像化されるかもしれませんが、できるだけこの絵と空気感を生かして欲しいです。
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No.44:
(3pt)

ヒロインは魅力的ですが・・・

ヒロインは魅力的ですし、人が死なないミステリーというのも良かったのですが個人的にいきなりヒロインの過去編はやらなくてもよかったんじゃないかな・・・と少し思いました。
私は探偵は多少ミステリアスな感じの方が好きなのでそこは普通に徐々に明かされる感じが良かったですね。(完全に個人の好みですね・・・すいません笑)
あとはこの雑学(トリック)を使いたいというのが先行しすぎていて、話の筋は通るけど少々強引だなと感じる部分も少しありました。
特に料理教室の件はうーん・・・とちょっと思っちゃいました。
ただ人が死なないのは好みなので時間を見つけて先も読みすすめてみたいと思います。
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No.43:
(4pt)

楽しませていただきました。

友人に紹介されて、楽しく読ませていただきました。
(Kindole版)
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No.42:
(2pt)

凡人が天才を描くのは難しい

本屋で大量に平積みしてたので、1巻と2巻を同時購入しました。
週刊角川の編集者をワトソン役に天才美女の万能鑑定士の活躍を描く話なんですが、あまり推理小説としては楽しめませんでした。
というのも、このヒロインの推理は特別な商品知識がいるものばかりで、読者が推理できるようなシロモノじゃないからです。タネを明かされても、そうだったのか!っていうようなカタルシスがないんです。あーそーですか……ってな気分になるだけです。

また、キャラ小説として読んだ場合ですが、このヒロイン、頭良し、性格良し、ルックス良しの完璧超人なんですが、頭がいいというのとはちょっとちがう気がします。過去話で就職試験のときにスリランカだかの長い長い首都の正式名を諳んじて、拍手喝采を浴びるシーンなんか、すごいというよりドン引きです。これで彼女がドヤ顔でもしてたらアホの子で萌えるんですけど。

あと、ワトソン役の彼がいくらなんでも本当の意味で頭が悪すぎです。証拠品を押えてこいと言われて、文字通り押しただけで戻ってくるというのは、さすがにちょっと……。

意地で1巻は読破しましたが2巻はまだ読んでません。たった1日で超インフレになるというのも非現実的すぎで続きを読む気がしませんでした。

ライトノベルと一般小説の間くらいのものを読みたい方が読むにはちょうどいいと思います。
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No.41:
(3pt)

暇つぶしにオススメ

雑学をどんどん詰め込んでいるので、読んでいる途中は楽しい気分になると思います。

また、'1・2で一つの話となっているのですが、一気に読んでないと話がわからなくなるかもしれません。

これは私見ですが、この物語の主人公はいったい何を考えているのかわからないように思われます。解説もついていましたが、正直この主人公のキャラクターは好きではありません。

雑学と話はおもしろく感じましたが、シリーズものであるのにもかかわらず主人公のキャラクターに違和感を感じますし、'5まで読みましたが、どれもオチの付け方が雑で、犯人も主人公も抜けているような印象を受けました。

主人公の莉子に違和感を覚えない方には非常に楽しめる娯楽小説だと思います。
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No.40:
(5pt)

大仕掛けのトリックを施した質の高いミステリ

メインプロットには,驚くべき大仕掛けのトリックが施されている。
1・2巻を通じた全体の9割近くまで読み進めても,トリックの種明かしはされず,最後まで読者の興味をつないでいる。
前半にさまざまな伏線が張られ,最後の最後で見事にそれらが回収される。

純粋にミステリとして,質が高い。

サブプロットに関連して,偽コインのうんちくが語られるが,このサブプロットは余計だったように思う。それでも,メインの物語の構築が素晴らしいので,最高評価としたい。
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No.39:
(5pt)

とても

面白いです。最初は場面の切り方に戸惑いましたが読み進めていくとわかります。

実は次の刊の設定だったりw

斬新で読みやすくカサツなどに飽きるて人にはオススメです。
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No.38:
(5pt)

推理できなきゃ想像力が足りない

Oのマスキング効果というのを知らなくても料理教室がなぜ催されているか、よく考えれば推理できる。赤毛トリックによく似ているからだ。
鑑定家だから専門的に説明しているのであってコインのタグ・スローイングも注意深く考えれば推理できる。よくある物理的なギミックだからだ。
そこいらの本格とか言ってピアノ線で死体を吊り下げるとか書いてるほうがまったくナンセンス。
この1巻でのトリックに推理できないと言ってるのなら想像力が足りない。
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No.37:
(2pt)

読者を置いてきぼり

キャッチフレーズ通りの『面白くて知恵がつく。人の死なないミステリ』

文章は読みやすいです。

知恵も……つくかもしれません。

しかし、登場人物やストーリーの造形や描写が浅いせいか、あまり惹きこまれませんでした。

今作品のヒロインであり探偵役である凜田莉子の能力は確かにすごいです。

けれど、ヒロインの万能設定が悪目立ちし過ぎです。

設定ばかりが目立っていて肝心のストーリーがパッとしないのです。

持ち込まれた絵画が贋作だと見破ったのも、遠く離れた北海道の事故現場の場所を見抜いたのも、すごいんですけどね……。

でもそれって彼女の洞察力や観察眼ではなく、結局は知識頼りですよね。

その絵画が描かれた時代背景とか道路交通法だとか……そういう知識を持っていたから見抜けただけです。

物語の中にヒントが隠されているわけでもなく、登場人物の頭の中にしか答えはありません。

そんな専門的知識を読者が知っているわけがないでしょう。

物語の流れをぶった切って、いきなり雑学や専門知識をひけらかされた気分でした。

この作品は読者に推理させる気があるのでしょうか?

読者を置いてきぼりにしている感じが否めませんでした。
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No.36:
(4pt)

ヒロインの魅力で読ませるストーリー

書店でカヴァーの美少女につられて買った本。松岡氏の著作を読むのも初めて。

離島から上京して日々の生活の糧を得るため必死に就活するヒロイン・莉子。
莉子と同様、離島から都会へ出で必死に生活していた経験が自分にもあるので、性別・年代を超えて莉子に感情移入しまくりです。

文体は読みやすく、ヒロインも魅力的です。たまたまIとIIを同時に買っていたのでIIまで一気に読んでしまいました。
ストーリーのなぞ解きはすべてIIの後半部分にあるので、ぜひIとIIを通して読まれることをお勧めします。
星4つなのは分冊にした意味がよくわからないのでマイナス1個。ページ数も多くないのでI、IIは1冊にすべきですね。
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No.35:
(4pt)

気軽に読める極上エンターテインメント

何となく「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズに似ているのかなと思ったのですが,似て非なるものでした。

「Q」の方が人物描写が深いので,キャラクターの魅力が「ビブリア」よりも強いですね。さらに「Q」の構成は所々時間軸が前後にずれるので,ストーリー展開にアクセントがあって良いです。

主人公である凛田莉子の魅力に尽きる。
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No.34:
(5pt)

非常に面白い。1,2巻で上下巻となっているので、是非に2巻も

非常に面白い。
基本的には探偵物の部類に属すると思うが、
違う所は事件になる前の事件に首を突っ込み解決していくという描き方である事だ。
本巻では彼女の鑑定士になるまでのお話と2つの出来事について描いている。
1つは解決されるがもう一つは壮大な話に繋がっており次巻への完全なる続きになっている。
ですので本巻を試し読みしてみたいという方も、
是非2巻までは買って読んでみることをお勧めします。
万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)Amazon書評・レビュー:万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)より
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