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続・嫌われ松子の一生
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続・嫌われ松子の一生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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「嫌われ松子の一生」の続編である。あれから4年後の現在が舞台、笙と明日香の二人の主人公がそれぞれの人生を歩んでいくのだが、笙は演劇の俳優を目指し、明日香は医者の道を目指す。二人の人生は別々の道を歩むことになったが、後半で一度だけ笙が明日香を訪ねていく場面がある。 お互いが目指す道が異なっても、お互いを理解しあえると思っていたが、実際はお互いを理解し合えるどころではなく、すれ違ってしまう。 また、北海道八雲に行った赤木は、72才になった今も、松子からの電話があるかもしれないと、待ち続けている。 松子の物語に比べればインパクトは小さいが、それぞれの人生が描かれている。 笙の演劇の先生に当たるミックが胃がんで倒れ、延命手術を断り、自然のまま生きて死んでいくという選択をする。人間はいつか死ぬものであり、ガンで死ぬとわかっているなら、残された期間を精一杯生きることで満足だ、そういう選択もあるのかなと思った。事故で明日死ぬ運命にあるかも知れないなら、死ぬ時期がわかっていた方が心が落ち着く、そういう人生の選択もありかな。 | ||||
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『嫌われ松子の一生』の続編ということで、 とてもきつい展開が待っているかと構えて読んでしまいました。 内容はありきたりな青年から大人になるときに誰もが直面する 夢と現実の葛藤を描いています。 ただ筆力が高いからか、非常に読みやすく、かつ青臭くなりすぎない 展開の持っていきかたはすごいかと思います。 先入観がなければ、読みやすくていい小説ですが、 期待してしまうとちょっと物足りなさを感じる1冊だと思います。 | ||||
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嫌われ松子に出てきた、甥とその彼女の話なので 「続」といえば、そうなんだけど まるで松子が絡んでないのに「続」ってなぁ。 なんか9時からやってるテレビドラマのような展開で 話自体は、正直、面白くないんだけど 明日香が、「こういう医者になりたい」とか、 アメリカで勉強しようかと、あれこれ調べて発奮したり落ち込んだりする様や 笙が、成り行きで入った劇団で、稽古を積んでるうちに 演じることの面白さにハマったり、また演じてるひとを見て感動したりする様 ものすごく生き生き書かれて、読んでて楽しい。 物語を楽しむっていうよりは、人間を楽しむって感じの本です。 | ||||
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