■スポンサードリンク


続・嫌われ松子の一生



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

続・嫌われ松子の一生の評価: 3.82/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.82pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

まあ面白かったと思います。

「嫌われ松子の一生」の続編である。あれから4年後の現在が舞台、笙と明日香の二人の主人公がそれぞれの人生を歩んでいくのだが、笙は演劇の俳優を目指し、明日香は医者の道を目指す。二人の人生は別々の道を歩むことになったが、後半で一度だけ笙が明日香を訪ねていく場面がある。
お互いが目指す道が異なっても、お互いを理解しあえると思っていたが、実際はお互いを理解し合えるどころではなく、すれ違ってしまう。
また、北海道八雲に行った赤木は、72才になった今も、松子からの電話があるかもしれないと、待ち続けている。
松子の物語に比べればインパクトは小さいが、それぞれの人生が描かれている。
笙の演劇の先生に当たるミックが胃がんで倒れ、延命手術を断り、自然のまま生きて死んでいくという選択をする。人間はいつか死ぬものであり、ガンで死ぬとわかっているなら、残された期間を精一杯生きることで満足だ、そういう選択もあるのかなと思った。事故で明日死ぬ運命にあるかも知れないなら、死ぬ時期がわかっていた方が心が落ち着く、そういう人生の選択もありかな。
ゴールデンタイム―続・嫌われ松子の一生Amazon書評・レビュー:ゴールデンタイム―続・嫌われ松子の一生より
4344011538
No.2:
(3pt)

先入観がなければ、読みやすくていい小説ですが、、、

『嫌われ松子の一生』の続編ということで、
とてもきつい展開が待っているかと構えて読んでしまいました。
内容はありきたりな青年から大人になるときに誰もが直面する
夢と現実の葛藤を描いています。
ただ筆力が高いからか、非常に読みやすく、かつ青臭くなりすぎない
展開の持っていきかたはすごいかと思います。
先入観がなければ、読みやすくていい小説ですが、
期待してしまうとちょっと物足りなさを感じる1冊だと思います。
ゴールデンタイム―続・嫌われ松子の一生Amazon書評・レビュー:ゴールデンタイム―続・嫌われ松子の一生より
4344011538
No.1:
(3pt)

登場人物を楽しむ本

嫌われ松子に出てきた、甥とその彼女の話なので
「続」といえば、そうなんだけど
まるで松子が絡んでないのに「続」ってなぁ。
なんか9時からやってるテレビドラマのような展開で
話自体は、正直、面白くないんだけど
明日香が、「こういう医者になりたい」とか、
アメリカで勉強しようかと、あれこれ調べて発奮したり落ち込んだりする様や
笙が、成り行きで入った劇団で、稽古を積んでるうちに
演じることの面白さにハマったり、また演じてるひとを見て感動したりする様
ものすごく生き生き書かれて、読んでて楽しい。
物語を楽しむっていうよりは、人間を楽しむって感じの本です。
ゴールデンタイム―続・嫌われ松子の一生Amazon書評・レビュー:ゴールデンタイム―続・嫌われ松子の一生より
4344011538

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!