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嫌われ松子の一生
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【この小説が収録されている参考書籍】
嫌われ松子の一生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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酷いです。Amazonさん。正規の値段より高値で販売している上に中古の本だなんて。詐欺もいいところです。 表紙には折り目があり、紙面は黄ばみ劣化。 最悪です。 | ||||
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上巻しか読んでいません。松子は風俗で働いていて、貯めた大金を株の儲け話を持ちかけてくる出会ったばかりの男に預ける。そんなアホいるか?今まで男に散々裏切られてるのに? 能無し梅子の一生とタイトルを変えたらどうか。 松子を嫌われ者にするために無理筋になっていて、楽しめない。また、登場人物のリアクションが臭い。どこの日本人がそんな受け答えをするのか?というような会話が書かれている。 | ||||
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非常に良いの評価だったが、中まで日焼けした本が来た。返品のチャットの返事も来ない 新品で買った方が良かった | ||||
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写真と違う表紙の本が来た。 上巻下巻同じ装丁の本で当然、来ると思ってた。返品チャットの返事も来ない。 | ||||
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人生の岐路でバカな選択だけをしつづけた女の転落人生。 あまりの愚かさに哀れみより憤りの気持ちが勝ってしまう。 こんなのに手を差し伸べるより野良犬に餌をやった方がまし。 | ||||
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田所文夫を射殺した龍洋一のところに、田所の孫娘が面会に来て「あなたを許す」というけれど、田所もそれ相応のことをして殺されているんだから、孫娘が何を上から目線で偉そうなことをいってんだかと思った。だが著者はこの話を美談扱いして書いている。 川尻松子を殺した犯人の裁判で、甥の川尻しょうが「犯人を許せない!」と叫ぶ(これも感動シーン仕立てで書かれている)が、あなたのおばさんだって小野寺を殺しているんだけどね。あれは正当防衛なの。とてもそうとは思えない。 作品の巻末に、参考文献として鈴木啓之牧師の「愛されて許されて」が載っているけど、龍洋一がクリスチャンに改心するくだりも、いかにも参考文献からヒントを得て取ってつけてみた感じで感動はない。 所詮エンターテイメントだからただの作り物、深い感動なんてなくてもしょうがないか。 | ||||
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15年近く前にヒットして映画化ドラマ化された原作なので、どんなもんかと読んでみましたが、一言、くだらない。あんまり頭のよくない高校生がプロットだけの思いつきで書いた感じの話。発想が幼稚で粗雑。 人生の要所要所で短絡的に物事を決めてしまう、ある種の人間の愚かな一面は私にも思い当たるし、一般論としては普遍的なテーマになり得るでしょうが、ここでの主人公松子のストーリー展開は荒唐無稽すぎて途中から全くついて行けませんでした(男子生徒の盗金の穴埋めのために主人公が同僚女教師の財布から金を盗むあたりから、「そんなこと普通やらんだろ」とついていけなくなった)。心理描写等のディテールが粗雑すぎることもあって、全く感情移入できません。また、主人公が最期殺されたことが甥の語りとして冒頭で明らかにされている一方で、その後主人公が一人称で時系列に沿ってストーリーを語っていく構成も、必然性がなく違和感を感じます。 主人公が殺された謎だけを知りたく、途中からストーリーだけを追って2時間位で上下巻読み飛ばしました(なお下巻に至ってはもっとくだらない)。 この小説がヒットしたのは「嫌われ松子の一生」という題名がキャッチ―でつい中身を読みたくなるからかと。題名をつけたであろう編集者の勝利でしょう。商業主義ここに極まり、と思います。 (なお、この本の存在がなければ、後年「マツコ・デラックス」という名の巨体オカマタレントも生まれなかっただろうと思います笑) | ||||
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どんな映画でも救いのある話が好きなので、この話はただただ辛かったです。最後は殺される上に、作者には嫌われ松子というあだ名までつけられ散々じゃないですか。しかも他の人のレビューにもあるようになぜ嫌われ?嫌われてなくない?みたいな。 せめてどこかにひとすじの救いが欲しかったです。 松子にだって人としての尊厳があり幸せな一生を過ごす権利があったはずで。 反面教師にしなくては、という意味で星2つくらいにしか私にはできません。 | ||||
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単なる「転落もの」だった。 松子の思考・感情・行動に「人間の業・愚かさ」のようなものが感じられないが、 それはおそらく、作者の力量不足からくるものだろうと思った。 テンポは悪くないが、会話や情景描写にセンスが感じられない。 高校演劇の脚本を読んでいるような錯覚に陥った。 | ||||
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共感できるか出来ないかで、好みが分かれる小説だと思います。 私はダメでした。細かいエピソードにリアリティがなさすぎ、 残念ながら感情移入が出来ませんでした。 小説の根底に『不幸』という絶対的なキーワードがあるため、 松子につかの間の幸福があっても、それ以上の不幸がすぐ後に続く ようにしかならない内容で進行する小説です。最後まで。 はたして松子には自分の意思があったのか、と思ってしまいますが、 よく考えると男の意志に自分を委ねる意思は強く持っていた、 という事なんでしょうね。その分、余計にめぐみや明日香とは対照的 な生き様に見えます。 私の好みで言うと、あまりオススメはできない本です。 | ||||
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上巻の方がまだ先が気になって読めました。 なんか、1つ1つのエピソードが嘘っぽいというか(うまく書けませんが)。 松子がソープ嬢になって、仕事から帰ってきて ブランデーのグラスを片手にシルクのパジャマを着て気だるく通帳を眺める…みたいな 描写がギャグっぽく思えて冷めてしまいました 作者の方は大真面目に「お金はあるけど孤独な女性」というイメージで書いてるんだろうな と思うと余計に白けてしまいました。 ところどころにそういうベタな描写が多くていまいちでした。 他の方も書かれていますが、台詞がクサくて「ええっ」と思ってしまった。 あと、好みでしょうが松子がショックを受けたときに 同じような表現が多いのが気になりました。 (やたらと「。」が多くなる。) 面白いと思える部分もあったし、松子みたいないいキャラがもったいないな、と思いました。 | ||||
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エリートの道を歩んでいた女教師があることをきっかけにずるずる転落していく人生。 プライドが高く、落ちてもプライドだけは一丁前。そんな女に誰も同情もしない。 見た目だけがそうであって、実際の彼女は…みたいな感じだったら読んでいても多少は感情移入ができるのだけど、作家の心象表現が稚拙なせいか、あえて中身もバカな女にしたのかは不明ですが、この作品(小説)は読む価値無し。 映画は良くぞこのクソ小説をここまでのエンターテイメントにしたもんだ。 と関心しました。 | ||||
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これってどうして映画になったりドラマになったりしたのか、さっぱりわからない。 「そのうちおもしろくなるのかな」と思いつつ、上下巻を一気に読んだが、 どの場面でもただただ胸が悪くなるだけで全然おもしろくなく、 後味の悪さだけが残った本だった。 なので、当然、映画もドラマも観ていない。 | ||||
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J・エルロイの「我が母なる暗黒」を下敷きにしています。 血縁関係で性別の異なる二人の主人公に、過去と現在を交互に語らせて、物語を進めていきます。 終始一貫して、宙に浮いているような、現実感のない物語です。 頭の中のアイデアだけで拵えた虚構の世界、小さくまとまって広がりのない世界、それがこの作品の世界です。 それを、読み進むにつれ強く感じ、読み終わった後は、狐につままれたように思いました。 娯楽作品であっても、面白くてよく売れるだけではなく、何がしかの感動体験を与えて欲しいのです。 許容しがたい現実の過酷さ、おぞましさに精一杯抗い、呑み込まれ、散って行く、取るに足らない個人の人生を、そっと掬い上げるような物語にも成り得る可能性はあったように思います。 何かが足りない苛立たしさが尾を引いて残ります。 | ||||
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わたしはドラマや映画を見ませんでした。 なので純粋に作品の感想を書かせていただきます。。 主人公(松子)には感情移入できません。 国立大学を卒業して、なるほど、勉強はできたのかもしれません。 ですが世間知らずというか、世間を渡り歩くには不向きな女性だと思いました。 自分の意見を持たずに常に刹那的。それが災いして小事が大事に発展する。。。 父親の、恋人の、まわりの顔色をうかがって嫌なこともガマンする。 言い寄られると誰にでも身体を許す。 読み進めていくうちに、松子に対して苛立ちを感じる女性読者は、わたしだけではないでしょう。 あきらかに都合のいい女なんですから。 上巻ラストでは教師からここまで落伍者になってしまうとは。 だいたいの結末は予想できますが、下巻に突入します。 文体は句読点が多いのが少し気になる程度で、全体的には読みやすいです。 | ||||
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面白くなかった。映画は中谷美紀が演出したから流行ったんだろうなーって感じで。全体に読みやすかったので、一気に読めたけど中身が軽い。始まりは東電殺人事件を思わせるような始まりで、美人優等生先生がなぜこんな非業の死をとげたのか・・・。でちょっとわくわくしたが、他の先生のお金を勝手に拝借して自分がつまづくあたりがが共感できない。一回つまづいてからは、男にすがることしかできない駄目女を描き、安っぽい恋愛話が続いてつまらなかった。刑務所の中の描写もありきたりで、もっと勉強してほしい。 女の転落人生をきちんと読みたいのなら私なら、桐野夏生の「グロテスク」のほうがずっと中身があって面白かった。 | ||||
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正直、ここまでつまらない作品とは思わなかった。題名が以前から気になっていて やっと手に入れたはいいが、ようやく上巻を読み終えた。 平行してドラマを観ているから、ストーリーはなんとなく解る。 主人公(松子)が、ありえないほどのバカで、ついていけない。感情移入する気も 起きない。みんな、なぜそんなに感動しているの〜?事件の起こり方も不自然だし 周囲の人間も揃いも揃ってなんだかおかしい。ともかく、すべてに「へ?」って感じ。 一番気に障ったのが文章の句読点の数!読みづらい・・・句読点が気になって、 読むペースが遅くなってしまう。そして、硬派なのか軟派なのか判断できない文体で ホント好みじゃない(こんなけなしていいのかなぁ)。 下巻、いつ読み終えるだろう・・・ | ||||
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この作品がどうして映画・ドラマ化されるほどのヒットにつながったのかよくわからないが、 タイトルは一役買っているだろう。 しかし、このタイトルから受けるイメージと、その内容は大きく違っていると思う。 松子は、男尊女卑の根強い時代に高等教育を修めた良家の子女。しかし、まだまだ女性が 自己主張することは許されず、地域社会も閉鎖的なものだった。 物語は、その松子が53歳で謎の死を遂げるところから始まり、24歳で出奔してからの 足取りを追う形で展開してゆく。 負(マイナス)から始まった物語は、どうあがいてもプラスには成り得ないのかもしれないが、 せめてゼロには持って行きたいのが人情。その意味ではそこまで到達(昇華)できていないように思えた。 ただ、この感覚は何かに似ている。 “24歳で失踪した美人教師が変死体で発見!空白の30年、彼女に何があったのか!?” そう、週刊誌のゴシップ記事である。そこまで考えたら冒頭の疑問も解け、ミュージカル『シカゴ』に思い当たった。 | ||||
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中谷美紀さんの表紙に惹かれて買った。上巻の初めのほうは、話のつじつまも合うし、続きを読みたい気持ちにさせる展開があった。 でも、普通のまじめな教師はいくら追いつめられても人の財布をだまって開けへんやろ。(もっとうまく状況を作り上げたら納得できるかもしれへんけどね。)その後の展開も、単なるだらしない人の話だったのかぁということで、人は学歴じゃないよねそれにしても分からんもんですねぇというワイドショーの視聴者みたいな視点でしか読むことができなくなってしまった。 ドラッグのことはどちらかといえばひいき目、殺人を犯した少年たちがせめて小説内で私刑にさらされて読者の溜飲が下がるようなこともない。なら現実を冷酷なまでに淡々と書くようなスタイルかと言えば、妙な感情がこもってる部分も多い。だから僕は最後までこの本にのめり込むことはできなかった。 最初の方で、中谷美紀さんが上にいる姿を想像した自分が本当に情けない。 | ||||
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ずっと手に取る気のしないタイトルでした。 わざわざこんな時代にマイナスイメージな言葉を タイトルに持ってくるなんて、と。 映画評で「人生前向きに生きた〜」なんていうものを目にしてしまったので、それなら、と読んでみたのですが。 後悔してます。現実にいたたまれない事件がたくさん起きていて、 でもそれらの当事者が本心を知る事はまず不可能であること。 それでも少しでもいいからなぜ、どうしてそんな事になったのか知りたいのが人間。この小説ではとにかくジェットコースターの様にこれでもかと落ちて行く女性の人生を淡々と積み上げて行って、最後に死んで行くところまで見せておしまい。彼女の心情、周囲の心情もどこか平面的で、ここまで至る必然性が感じられませんでした。 | ||||
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