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ヒミコの夏
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ヒミコの夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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米ミステリーとでも言うべきか 子供を交えた米経済のあり方に一石投じた一冊 現実的な面もあれば、幾何か非現実的なところもあったのでやはり小説なんだなと。 昨今、安易に悲劇的な終わり方してるものが多いのでハッピーエンドで終わったのは個人的に嬉しかった。 | ||||
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スギ花粉症の私としては杉の木の下にヒミコを植えてやりたい今日この頃・・・・・ | ||||
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鯨統一郎による農業題材の異色ミステリ。 遺伝子操作関係のバイオテクノロジと、日本の食糧自給問題とを絡めた、まぁなんといいますか、いわゆる社会派ミステリみたいな作品。三浦明博「滅びのモノクローム」あたりに通じるところがある。宮部みゆきっぽいという話もある。 これはやはり、ミステリのようでミステリじゃないという気がしてしまう。例えば・・・ 核心となる謎の解明は、物語の中盤くらいで読者からみると「ははぁ」という理解に達するのだが、登場人物はそれに気づいてなくて読者としてはやきもきする、とか。 少女の持つ能力がかなりオカルトっぽくて、またその能力の根源について何の説明もされてないとか(SF的な説明でも良いからなにか説明がほしい)。 まあ、でもこれはこれで面白いんじゃないですかね。ドキドキしながら頭を悩ませずに楽しく読む、という目的にはバッチリ。例えば、出張の飛行機(の待ち時間)で読むのにちょうどよかったです。 | ||||
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あっという間に日本の米のシェアのトップに肉薄した遺伝子操作米「ヒミコ」 そのヒミコをめぐり、週刊誌のフリーライター、両親を殺された植物と話せる美少女、植物の研究家、政治家たちの思惑が絡み合う。 日本の米といえば聖域だったのが 数年前の凶作によりあっという間に輸入解禁になり、この間はその輸入米をめぐって大きな問題がおきた。 こういった小説を読むと凶作まで国家的陰謀だったのではそういう不気味さを感じる。 この小説で触れられているように日本の農家は非常に厳しい状況である。 そんな状況に触れることができたが、問題を大きくしたわりには、きれいにまとめすぎてしまい、リアリティに欠けてしまったのが残念。 | ||||
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作者にして珍しい題材です。表紙も今までとは違います。お米を巡るミステリーですが、なかなか面白く読めました。最後が大団円になるのが少し不満ですが、今年の作者は読ませる作品が多く、充実ぶりが伺えます。 | ||||
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フリーライターの主人公は、水田で記憶を失った少女と出会う。少女は、日本で大きくシェアを伸ばす新種の米「ヒミコ」が、日本を滅ぼす、と言う。少女の両親を探すうち、少女の「ヒミコの謎」との関わりが明らかになり・・・。主人公が、少女の謎、「ヒミコ」の謎、少女を狙う殺人者の謎に迫っていく物語です。途中で、いくつかの謎が「もしかして・・・かな?」と思っちゃいましたが、そこは、作者の力量と、やはり正解が気になって最後まで、一気に読みきりました。ちょっと見えちゃう分、最後まで見たくなります。本当にあっても、おかしくないような、少し重苦しい題材ですが、同時に淡い恋愛模様も進んでいき、読みやすい話です。 | ||||
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