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ヒミコの夏



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【この小説が収録されている参考書籍】
ヒミコの夏

ヒミコの夏の評価: 3.75/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(4pt)

農業新聞の連載とは思えないくらい面白かった

米ミステリーとでも言うべきか
子供を交えた米経済のあり方に一石投じた一冊

現実的な面もあれば、幾何か非現実的なところもあったのでやはり小説なんだなと。
昨今、安易に悲劇的な終わり方してるものが多いのでハッピーエンドで終わったのは個人的に嬉しかった。
ヒミコの夏Amazon書評・レビュー:ヒミコの夏より
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No.7:
(4pt)

少しネタバレ

スギ花粉症の私としては杉の木の下にヒミコを植えてやりたい今日この頃・・・・・
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No.6:
(4pt)

ドキドキしながら頭を悩ませずに楽しくよむべし

鯨統一郎による農業題材の異色ミステリ。
遺伝子操作関係のバイオテクノロジと、日本の食糧自給問題とを絡めた、まぁなんといいますか、いわゆる社会派ミステリみたいな作品。三浦明博「滅びのモノクローム」あたりに通じるところがある。宮部みゆきっぽいという話もある。
これはやはり、ミステリのようでミステリじゃないという気がしてしまう。例えば・・・
核心となる謎の解明は、物語の中盤くらいで読者からみると「ははぁ」という理解に達するのだが、登場人物はそれに気づいてなくて読者としてはやきもきする、とか。
少女の持つ能力がかなりオカルトっぽくて、またその能力の根源について何の説明もされてないとか(SF的な説明でも良いからなにか説明がほしい)。
まあ、でもこれはこれで面白いんじゃないですかね。ドキドキしながら頭を悩ませずに楽しく読む、という目的にはバッチリ。例えば、出張の飛行機(の待ち時間)で読むのにちょうどよかったです。
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No.5:
(4pt)

日本の農業問題に切り込む

あっという間に日本の米のシェアのトップに肉薄した遺伝子操作米「ヒミコ」
そのヒミコをめぐり、週刊誌のフリーライター、両親を殺された植物と話せる美少女、植物の研究家、政治家たちの思惑が絡み合う。
日本の米といえば聖域だったのが
数年前の凶作によりあっという間に輸入解禁になり、この間はその輸入米をめぐって大きな問題がおきた。
こういった小説を読むと凶作まで国家的陰謀だったのではそういう不気味さを感じる。
この小説で触れられているように日本の農家は非常に厳しい状況である。
そんな状況に触れることができたが、問題を大きくしたわりには、きれいにまとめすぎてしまい、リアリティに欠けてしまったのが残念。
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No.4:
(3pt)

あれっ

ストーリーはよくできていると思うし
現代の問題にも、話題性もある。
けれど何かが足らない・・そんな気がする。
お話が過ぎていて、ストーリーテラーで終わっている気が〜。
登場人物に感情移入するには、
ちょっと弱いのか・・・
面白いのに・・
理由はよくわかりませんでしたが、
少し物足りなさが残りました。
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No.3:
(3pt)

最後までワクワクと読ませるところは流石

「日本農業新聞」連載というのが、非常にピッタリ来るというのが、まずは第一印象。今までのトリッキーさとは一味も二味も違う、正統派な作品だった気がします。あまりにも正統派故に、途中で展開が読めてしまいますが、そこをグッと引き付けて、最後までワクワクと読ませるところは流石です。ラストに向けて、少し、いやかなりご都合主義なところがありまして、そこがもう少し洗練されて入ればなと、勿体無く感じるとともにこのご都合主義だからこそ面白いような気も。私たちの食べている米は?食物は?果たして大丈夫なのか?そんなコトが心配で仕方なくなります。
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No.2:
(4pt)

読ませます

作者にして珍しい題材です。表紙も今までとは違います。お米を巡るミステリーですが、なかなか面白く読めました。最後が大団円になるのが少し不満ですが、今年の作者は読ませる作品が多く、充実ぶりが伺えます。
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No.1:
(4pt)

気になって・・最後まで一気でした

フリーライターの主人公は、水田で記憶を失った少女と出会う。少女は、日本で大きくシェアを伸ばす新種の米「ヒミコ」が、日本を滅ぼす、と言う。少女の両親を探すうち、少女の「ヒミコの謎」との関わりが明らかになり・・・。主人公が、少女の謎、「ヒミコ」の謎、少女を狙う殺人者の謎に迫っていく物語です。途中で、いくつかの謎が「もしかして・・・かな?」と思っちゃいましたが、そこは、作者の力量と、やはり正解が気になって最後まで、一気に読みきりました。ちょっと見えちゃう分、最後まで見たくなります。本当にあっても、おかしくないような、少し重苦しい題材ですが、同時に淡い恋愛模様も進んでいき、読みやすい話です。
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