■スポンサードリンク


すべての美人は名探偵である



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

すべての美人は名探偵であるの評価: 3.25/5点 レビュー 12件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

静香さんはもっと魅力的なのでは…

今回はなんかあんまり面白くないなーと思いながらも最後まで読んでしまいました。後半、東子さんが静香さんをフォローし出すあたりから、やっと少し面白くなってきたかなという感じ。たぶん、このシリーズのウリであるウンチクや解釈がなかなか出てこなかったからだと思います。そのために、他人を一刀両断し、ウンチクをまとってこそ輝く静香さんが、パッとしなかった。単に「美人」「頭脳明晰」と書いてあるだけじゃまるで説得力がありません。肝心の静香さんがどう魅力的なのかについて、読者の記憶に頼っているところが大きく、この本では静香さんがあまり魅力的に見えませんでした。もっと短かったら良かったのかな。残念。
すべての美人は名探偵である (カッパノベルス)Amazon書評・レビュー:すべての美人は名探偵である (カッパノベルス)より
4334075975
No.1:
(2pt)

コロンボタイプの方が好き

「邪馬台国はどこですか?」に登場した美人歴史学者の早乙女静香と「九つの殺人メルヘン」の主人公である女子大生・桜川東子(はるこ)がそろって登場する作品。徳川家にまつわるある古文書をめぐる殺人事件の話。アリバイトリックについては大したことはないし、どこかにあったトリックだと思う。しかしやはり鯨作品は歴史の新解釈に面白さがある。「すべての美人は名探偵である」は徳川家とある童謡に関する新解釈の話だが「邪馬台国はどこですか?」同様、短編でもよかったかなあという印象はある。アリバイトリックと無理に一緒の作品にすることはなかったかもしれない。歴史の新解釈という部分だけについて見てみると、「邪馬台国はどこですか?」は先に新解釈が提示され、それをどう説明付けるのかという面白さ。「すべての美人は名探偵である」はどういう新解釈があるのかが徐々に明らかになっていく楽しさ。前者はコロンボタイプで、後者は通常の探偵小説という感じだろう。どちらも面白いが、鯨作品ではコロンボタイプの方が面白さがある。
すべての美人は名探偵である (カッパノベルス)Amazon書評・レビュー:すべての美人は名探偵である (カッパノベルス)より
4334075975

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!