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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2076件 1841~1860 93/104ページ
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人生に挫折し、足踏みをしているような日々を送る若者が、姉にひきづられるように自分の祖父について調べることになる。戦時中のそれぞれの思いを胸にその重い口を開く祖父の戦友たちの言葉に、時に戸惑い、時に嫌悪すら感じながらも、短い婚姻生活を共にした1人の女性を心から愛し、彼女の元へ生きて帰ることを念じた祖父の生き様に触れていく… 一見、相容れないかと思われる追想録が、いつしか愛に生きた一人の男の人生というタペストリーを織り上げていく。 時代に翻弄され、若く逝った名もなき多くの人々の命の重さがつらい。生きながらえた故の人々の苦悩が、心に痛い。 今、我々が当たり前に享受している平和を改めて思う一冊。若い人たちにこそ、ぜひ読んでもらいたい。 | ||||
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戦争のことは、テレビドラマや映画で見た知識程度しかなかったので、この小説の中で語られている戦争体験談はとてもショックなものでした。 体験談はどれもリアリティがあり、作者が戦争についてかなり勉強したことがわかります。 特攻隊のことも可哀相だと思っていましたが、この小説を読むとそんな自分の気持ちが恥ずかしいというか愚かというか… 特攻隊は現代では美談にされがちですから。 戦争について、今まで何ひとつ理解していなかったんだと日本の教育に改めて疑問を持ちました。 戦争を経験していない人が戦争をどうこう言うのはおかしい。 戦争のことを何も知らない人に是非オススメです。 | ||||
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久し振りに感動を味わった、調べ上げた資料もさることながら情景が痛いほど心を打った、じっと込み上げるこの感情を抑える事が出来ず涙が込み上げてきた。教官と生徒の結びつき、ヤクザの話も最後に又の盛り上がり、しばらくその場を離れる気にはなれなかった。 | ||||
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私の生き方がいかに甘く、自分本位であるかを思い知らされました。戦争で亡くなった方たちの冥福を祈らずにはいられません。そして今生きている方達が幸せに暮らしていることを願います。仕事で悩み、多くの本を読んできましたが、このビジネス書ではない一冊が心の支えになっています。本当にありがとうございました。 | ||||
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知らない事が多すぎる。興味関心がなくなったとき、それは自分の心が閉じたとき。危ない。己を見つめること。己の心の動きを観ること。60数年前に私たちの祖先は戦っていた。そして生き残った人たちが生きて、社会を作り、今日の日本がある。どんな思いで生き、どんな思いで死んでいったのか。幾人かの登場人物が口を開き、語る。誇張したり、象徴的に表現されたり。謎解きのような物語構成は単純で、人物の個性や会話表現について物足りなさもあろうが、知りえる戦地での内容には余りあるものがあるし、多くの人々の心底に語りかけるものがある。 | ||||
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久しぶりに、小説を読んで心が震えました。私は小学生のときに「はだしのゲン」を読んで、その恐ろしさに、数日間眠れない夜をすごして以来、「戦争もの」は手に取ることができずにいました。しかし、この小説は私と同じ世代の人たちが多く読んでいることを知り、おそるおそる読み始めました。まず読んでみて感じたのが、本の厚さに反してとても読みやすいこと。家事と育児に追われながら2日間で読みました。現代の話と、戦争体験者の話とで構成されてます。現代のシーンでは、ごく普通の姉弟がゼロ戦パイロットで神風特攻により命を落とした祖父のことを調べながら、自分たちの人生観に影響を受けていきます。レビューを見ると、現代の話はいらないという方もいますが、私にとっては、現代の話があったからこそ暗くて重苦しい戦争の世界だけに引きずり込まれずに読みきることができました。次第に明かされる宮部の人柄にも惹かれたし、戦場にいた人々の心情を細かく描かれているところにも強く心を打たれました。今こうして、生きていられるだけでもすごいことなんだ、とこの本を読んで感じることができました。私もそうですが戦争のことをほとんど知らない方たちに読んでもらいたい、貴重な小説だと思います。 | ||||
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とにかくページを捲る手を止められなくなる一冊でした。特に印象的だったのが飛行に関する場面。実在の撃墜王や架空の人物宮部の操る零戦の華麗な飛行は、悲惨かつ壮絶な日々のなかにあるからこそ、おそろしくも爽快でした。また、私は普段、戦争モノを敬遠しがち、なのですが、まったく「勉強させられている感」なく、純粋にストーリーに引き込まれる、ミステリ風の展開も良かったと思います。ただし、気になったのは、このテーマで、ここまで大勢の実在の人物を扱うのならば、表現にはもう少し気遣いが必要では? という点。例えば戦時中、大本営や上層部に問題があったのは事実かもしれませんが、ある人間のある時点での一つの決定(言動)だけで善悪を決めつけるような、勧善懲悪的な表現は如何なものかと、私は基本、反戦の主義ですが、それでもそう感じました。このように善悪を断定的に描いてしまうのは、作者が物語中でかなりオーバーな場面を使い責任を問うたマスコミの行った罪と、根本が同じでは? どうしてもその場面、書く必要があるのならば、せめて架空の人物と置き換えるべきだったのでは? それこそがフィクションの利便性、心配りではないか、と私は思うので。さらに、完全にフィクションとして楽しむのには、ドラマ性に既視感が。また、ミステリ(的エンターテイメント作品)として楽しむには、肝心かつ最大の謎が回収しきれていない。そうした消化不良の部分が少し残ったので、☆を減らしました。あと、これはごく個人的な感想ですが、この物語、そのものは、老若男女、誰でも楽しめる、理想的なタイプのものだ、と思います。しかし女性読者の一人として、戦時中を生きた女性たちの描写はともかく、現代を生きる30代女性、主人公の姉については、現代の男性作家が、作中の感動をうながすためにつくった架空の登場人物として、好感が持てないのが本音です。 | ||||
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私自身は涙が止まりませんでした。一人の零戦パイロットについて、その孫達が祖父の最後を知りたいと、かつての戦友にそれぞれ思い出を伺っていきます。他の方の評価では孫の出来がイマイチとかかれてますね。そうなのかもしれません。ただ、現実の日本に住む多くの若者(私も含む)はこんなもんでしょう。むしろ、あとがきにも児玉清さんが記載されとおり、全てを他人のせいにする総クレイマー化の現日本はもっとひどいでしょう。知識の羅列と書かれてる方もいます。そうなのかもしれません。詳しい方はその知識が先に介入してしまうのであまりのめり込めないかもしれません。ただ、実際、戦争にいた人たちは言葉じゃ現わせないくらいの体験だったのでしょう。本の中には時々現実社会を肯定しない表現もあります。その通りだなと思いました。「生きる」ということがここまで大変なのか、「散っていく戦友」をみてなにを感じたのか、「自分の死」でなにを守りたかったのか、そしてその戦争の中で何ができたのか、それは日本兵もアメリカ兵も同じことでした。戦争に興味のなかった、これからの日本を背負っていく18歳〜30歳くらいの人にぜひ読んで欲しい作品です。私自身27歳。読んで良かったなと思ってます。 | ||||
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なんと表現していいか考えがつかないぐらい素晴らしい本だったこの本を後々ずーーーっと読み伝えたいと思った自分の中でベスト1に入る作品あーーーうまく伝えられない。。。とにかく本当に本当に素晴らしい本なんだ!!!絶っっ対読んで欲しいっ | ||||
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私はこれまで、本やテレビで太平洋戦争の知識はなんとなくありましたが、特に興味をもって読んだり、見ていたわけではなかったのです。ところが、この本は大変興味深く読みました。真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ラバウル、ガダルカナル、そして特攻作戦…語られる話はどれも興味深く、時間を忘れて読みふけってしまいました。特にゼロ戦に少しでも興味があれば、読まねばいられなくなります。史実をベースにしたとはいえフィクションなので、突っ込もうと思えばいくらでもあるでしょう。それも海軍の航空隊からの視点でしか語られていないので話は限定されています。主人公の宮部が家族の為にあれほど大切にしていた自分の「命」、なぜ自ら特攻で命を散らしたのか?やはり、この物語のテーマはそこだと思います。クライマックスのストーリー展開は確かに出来すぎのような感じもしますが、私はそこに答えを見つけました。この物語は特に中高生にも読んでもらいたいし、戦争入門書にもなります。ただしほぼ日本側からの視点でしか書かれていないのでその点注意は必要です。この本は「神風特攻隊」のことについても考えるヒントを与えてくれます。自分がもしこの時代に生まれていて特攻に行く事になったら…考えても考えても想像を絶するだけで答えなどでません。この本を読んでいると特攻の瞬間が頭の中でリアルに迫ってきます。宮部が旧式のゼロ戦で重い爆弾を抱え、卓越した操縦技術で敵の攻撃を潜り抜け、特攻する瞬間を想像してみてください。そこにこそこの物語の本当の意味があると思います。 | ||||
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本を手にした時は、ページ数が多くて最後まで飽きずに読み終えるか・・・と思いました。現代の同年代位の姉弟が祖父について調べていくというストーリーですが、読み進めるうちにストーリーに入ってしまう本でした。戦時中の若者は特攻隊として零戦乗り国の為に命を自ら落としに行ったと思っていましたが、この本を読んで間違えだったことがわかります。若いながらほんの僅かの時間しか一緒にいられなかった家族を心から愛し、想う・・・そして戦争に行った仲間のことも想う。人のつながりを感じます。 | ||||
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戦後生まれの作家が、戦前日本の良心と苦悩をある零戦搭乗員に投影させて描いた力作。テーマは愛とヒロイズム。祖国愛と家族愛をごっちゃにしたものに限定されてはいるものの、読んでいて涙を禁じえないのは、それが著者の綿密な調査と感情移入により、「きけ わだつみのこえ」や「戦艦大和ノ最期」に匹敵する深みに達しているからだと思う。ただし掘り下げは深いが、視野は狭い。当時の欧米列強がわが国になした悪、そしてわが国がアジア諸国になした悪についてほとんど描かれていないのだ。後者についてはまったくの「ゼロ」。タイトルが皮肉に思えてくる。そういう悪に思いがいたらないのか、わざと避けたのか不明だが、アメリカに気を使いほかを無視する歴史観は保守層と共通するようだ。特攻隊や国民義勇隊まで繰りだしたからこそ、国体を守れ、権益の一部を持ちこせてよかった、と思っている人には受けるだろう。 | ||||
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こんなに泣いた本はありませんでした。語り部を通して祖父の色々な面を知る主人公、戦争当時の情報や戦後の兵士達への扱い、ジャーナリズムの自分勝手なふっかけ論。何より語り部達(祖父の事を知る元兵士達)の個々のエピソード、祖父への思い入れ。様々な要素が絡み合っていました。戦時小説はあまり読み進まない私でも一気に読み進めました。読んだ後も次の本に手が伸びず、何回も「0」を引っ張り出して繰り返し読み、ようやく次の本を読み始めましたが、どうしても「0」の感動が深くて次の本を比較してしまったりと大分影響されました。私が読んだ後に、旦那と両親も読んでいましたが、3人とも涙無しには読めなかったと言っていました。もちろん、それぞれ感動した箇所は違うようですが。 | ||||
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皆さんの評価が「泣ける!!」だったので、読んでみました。 私も旦那も「泣けない、というか感動しない」で同意。 もしもこういった戦争を扱った本に始めて出会う人には鮮烈な印象も残すだろうし、お涙頂戴の最期も「ジーン」と来るのかもしれない。 私は今まで戦争関係の書物は結構読んでいるので、何も印象に残らず、感動もせず。 戦争体験者の老人達が始めて会った若者にそんなに赤裸々に話すかなというような設定の無理さを置いておいた(それを言い出したら始まらないから)にしても、主人公の祖父が生に執着し、それが中途半端に終わっていることで何が言いたかったのかもさっぱり分からないし、最期に分かる種明かし的な展開もメロドラマのようで設定が読めすぎてつまらない。 初めて戦争ものを読む人には入門編のようでいいかもしれないが、少しでも読んだこと、戦争について知識のある人にとっては分厚く長い物語は退屈なだけだと思う。 あの最期はないな〜。 どこで泣くのか教えてほしいくらい。 これを読むなら、本当に特攻で散った方々の遺書を読んでほしいと思う。 | ||||
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読了しての感想です。若干のネタバレを含むのでご注意下さい。戦争体験者から語られる当時の日本の様子は実に生々しく感じました。またその状況下におかれた人々も綿密に描写されているため鬼気迫る迫力がありました。さらに当時がどういう状況だったかについて丁寧に書かれているので読んでいくうちにどんどん引き込まれていきました。この点は素晴らしいと思います。戦争の良い悪いは別にして、そこに書かれている事は多くの人が知るべき内容だと思いました。で、勘弁して欲しいのが姉弟が織りなす現代編の描写。三文芝居すぎます。主人公である弟は別段何も感じなかったのですが、代わりに姉の描写が酷かったです。人間としての道徳、無責任さ、TPO…書ききれないので割愛しますがどれをとっても最低でした。少しだけ例をあげるなら元特攻隊員がわざわざ設けてくれた席に遅刻した上、男同伴で参上。しかも男は男で特攻隊員をテロリスト扱いして相手を煽る始末。後のフォロー描写も微妙すぎます。挙句の果てにバカボムについて悔しがっている人間を前にして姉が「バカバン?」と言った時はもう…あとは不良青年が祖父の話を聞いて号泣→改心の流れも強引というかステレオタイプな印象でした。なんにせよ、もうちょっと読んでいて不快にならない設定や描写があっても良いだろうと思いました。本当に、本編である戦争体験者の話は素晴らしいために、それに対する現代編の稚拙さが残念でなりません。 | ||||
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書店に山積みされていて、目立つ本でした。青年と姉が、戦争で亡くなった祖父の軌跡を調べるという設定、太平洋戦争のあらましの記述・・・「はずしたかもしれない」と最初は思いました。それでも読みやすい文章なので、読み進んでいきました。途中から、どんどん引き込まれました。そして、最後は涙がとまりません・・・。心が洗われました。 | ||||
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涙無しには読めません。内外に問題を抱えつつも、歴史上でも他に類を見ないほど急速に繁栄し、他国と比較しても、衣食住が安定し、教育も皆が受けられる我が国に生きる人間であれば、この素晴らしい国が誰によって、どんな犠牲のうえで成り立ったのかを思い知らされ、魂の震えとともに涙がこぼれるはずです。一方、素晴らしい題材であるにも関わらず、ストーリー面ではいささか強引かつ無駄な部分があり興ざめしてしまったため、★は4つとしました。それにしても、本作で描かれる軍部エリートの戦略ミスや責任放棄には憤りを感じるが、一方で、その姿は現在の政財界に君臨するお偉方とも重なるものがあり、ひょっとしたら、この国は何も変わっていないのではないかと考えさせられた。いずれにしても、自分自身や我が国をもう一度見つめなおす機会を与えてくれる本である。 | ||||
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芸術作品としての価値はゼロです。主人公ほか登場人物の造形があまりに単純だし、時間の流れも平板だし、作品としての新しさは皆無です。ただの講談とかマンガの原作の類です。ただ作者はそれを敢えて狙ったとしか思えず、狙い通りとっても上質の講談に仕上がっています。知性のない大人、勉強してない大学生、高校生以下の子ども達に特におススメです。 | ||||
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芸術作品としての価値はゼロです。主人公ほか登場人物の造形があまりに単純だし、時間の流れも平板だし、作品としての新しさは皆無です。ただの講談とかマンガの原作の類です。ただ作者はそれを敢えて狙ったとしか思えず、狙い通りとっても上質の講談に仕上がっています。知性のない大人、勉強してない大学生、高校生以下の子ども達に特におススメです。 | ||||
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なんの前知識もなく、駅前の本屋でババッと手に取って買いました。読んでみたら戦争の話でビックリしました。タイトルからは何の話か想像できませんでしたので…確かに色々ツメの甘さはあると思います。あまりにも話が出来過ぎで白けちゃったり、姉妹の掛け合いが安っぽかったりというのも正直感じました。高山とかいうジャーナリストは、こんな頭悪い新聞記者本当にいるのかな、と訝ってしまうリアリティのなさでした(実はいるんでしょうか)。あそこの場面が読んでいて一番気分悪かったです。姉も、ジャーナリストかけだしのくせに遅刻するわ勝手に高山連れてくるわ、あまりにも常識なさすぎです。えっ、もっと武田さんに非礼詫びようよ!とか、本筋と関係ないところでいらない気を取られました。でも、全体を通してすごく読ませる力というかオモシロさがあって、ちょいちょい移動時間に読もうと思ってたのに、昨夜一気読みしてしまいました。おかげで寝不足です。。私は20代後半ですが、正直戦争の話って、いろんな説がありすぎてどれが本当なのかよくわからない。体験していないから行動を心情から予測することもできないし、当時の軍上層部の話等もどれが本当の話かわからない。でもこの話は、特攻隊員の話に限っては割とうなづける部分が多かったように思います。ただ、こと戦争のことに関してはひとつの本を鵜呑みにしたりするのは危険な気がしているので、(ましてこれはフィクションですし)ちょっと色々自分なりに調べてみようかな、と思いました。私がなにより衝撃を受けたのは、戦員たちの精神的早熟です。よく考えたら私よりも何歳も年下の青年たちの会話や考えだとは思えませんでした。時代に、國に、生き急ぎ、死に急ぐことを強要された彼らの不幸を象徴するようで、読んでいてつらかったです。色々考えさせられる話でした。 | ||||
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