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(短編集)
冷たい誘惑
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冷たい誘惑の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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どちらかというと硬い文章ですが、そこがすきです。 いろいろな主人公の心情が面白くて 一気に読んだ後で、何度も読み返しては、たのしんでいます。 | ||||
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アマゾンで見かけ、あらすじを読んで面白そうだったので買ってみた。 短編集ということでそこまでの期待はしていなかったのだが、以外にといっては失礼だが面白かった。 本書の見どころと言ったら、話と話の接点。 5本の作品が収録されているのだけど、完全に独立しているわけではない。 読み進めていくうちに繋がりを見つけることができ、「あれはそういうことだったのか」と思うことが多々あった。 読んでいて良く思ったことは、「やっぱり人生に刺激って必要なんだな」ということ。 主人公全員に共通していることは、話が始まったころは人生に疲れていたり失望していたりするのだが、一丁の拳銃を手に入れることで生活に張りが出て生き生きとし始めるということ。 それを見て、「やっぱり充実した人生を送るためには、張りをつけるための『何か』が必要なんだな」と思った。 人生に疲れていたり、見切りをつけようとしている人には読んでほしい。 それの必要性を感じることができるだろう。 | ||||
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乃南さんの作品では、音道貴子シリーズが大好きです。 この作品も良かったと思います。作品群が少しつながっていることにより、大きな広がりを見せていると思いました。 特に気に入ったのはラストです。とっても変なハッピーエンド、気に入りました。 | ||||
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乃南さんの作品では、音道貴子シリーズが大好きです。 この作品も良かったと思います。作品群が少しつながっていることにより、大きな広がりを見せていると思いました。 特に気に入ったのはラストです。とっても変なハッピーエンド、気に入りました。 | ||||
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乃南アサさんの短編集は、どれも独特の味があってハズレがありません。そして、怖いくらいの女性心理や葛藤を見事に描いてしまう凄さには毎回脱帽していました。この「冷たい誘惑」は、またもや素晴らしい短編集ですね。しかも、女性だけではなく老若男女様々な人が登場し、一話一話の短編が実は「拳銃」というキーワードで、しっかり繋がっている緻密さにはさすが!としか言いようがありません。どちらかと言うと地味な日常を過ごしている、ごく普通の人々が「拳銃」によって少しずつ変わっていく様。それが、悪い方向へと変わるだけではないのが、人間という不思議な生き物故か、乃南さんの才能なのか・・・。堪能させていただきました。何度も読み返したいです。 | ||||
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乃南アサさんの短編集は、どれも独特の味があってハズレがありません。 そして、怖いくらいの女性心理や葛藤を見事に描いてしまう凄さには 毎回脱帽していました。 この「冷たい誘惑」は、またもや素晴らしい短編集ですね。 しかも、女性だけではなく老若男女様々な人が登場し、一話一話の短編が 実は「拳銃」というキーワードで、しっかり繋がっている緻密さには さすが!としか言いようがありません。 どちらかと言うと地味な日常を過ごしている、ごく普通の人々が「拳銃」 によって少しずつ変わっていく様。それが、悪い方向へと変わるだけでは ないのが、人間という不思議な生き物故か、乃南さんの才能なのか・・・。 堪能させていただきました。何度も読み返したいです。 | ||||
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たったひとつの拳銃だけでこんな佳作が出来あがるのは素晴らしいですね。何気なく本屋で買ってみたが非常に読みやすいし、面白いと思います。 | ||||
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たったひとつの拳銃だけでこんな佳作が出来あがるのは素晴らしいですね。何気なく本屋で買ってみたが非常に読みやすいし、面白いと思います。 | ||||
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連作短編集となっているように、最初の3作、後半の2作は、それぞれ時間を前後しながら話がつながっています。 すべての話をつないでいるのが、小さな20口径のコルトオートマチック。 手にした誰もが、その魔力にとりつかれたかのように、警察にも届けず、隠し持ってしまいます。 拳銃を手に入れた主婦、主婦に拳銃を渡した家出少女、少女の彼氏から拳銃を買ったサラリーマンというように、時間をさかのぼって、拳銃に関わった人々が描かれ、次第に謎が解かれていくといった形式です。 それぞれの短編が非常に完成度が高く、一作を読んだだけでも十分に楽しめるものですが、5つの短編を全部読むと、思わず、うまいな、とつぶやきたくなる構成の妙です。 おすすめです。 | ||||
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連作短編集となっているように、最初の3作、後半の2作は、それぞれ時間を前後しながら話がつながっています。 すべての話をつないでいるのが、小さな20口径のコルトオートマチック。 手にした誰もが、その魔力にとりつかれたかのように、警察にも届けず、隠し持ってしまいます。 拳銃を手に入れた主婦、主婦に拳銃を渡した家出少女、少女の彼氏から拳銃を買ったサラリーマンというように、時間をさかのぼって、拳銃に関わった人々が描かれ、次第に謎が解かれていくといった形式です。 それぞれの短編が非常に完成度が高く、一作を読んだだけでも十分に楽しめるものですが、5つの短編を全部読むと、思わず、うまいな、とつぶやきたくなる構成の妙です。 おすすめです。 | ||||
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物語は5つの作品の連作短編集で、いずれも中心には小さな拳銃が物語を作っています。最初に収録されている「母の秘密」では、32歳の主婦・織江は同窓会で飲みすぎて、新宿歌舞伎町で寝ているところを家出中の少女に起こされ、気付いた時には拳銃を渡される。警察に届けようかとも考えるが、取り合えず自分の手元に置き、日常の中を狂気を描いています。続く「野良猫」では、その拳銃を手渡した家出少女がどのように拳銃を手にしたかが描かれ、この他にも偶然に手に入れてしまった拳銃を題材とした物語が続きます。日常の中での非日常の狂気を描くことは乃南アサの魅力であるともいえますが、その魅力が満載されているのが本書です。 | ||||
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物語は5つの作品の連作短編集で、いずれも中心には小さな拳銃が物語を作っています。最初に収録されている「母の秘密」では、32歳の主婦・織江は同窓会で飲みすぎて、新宿歌舞伎町で寝ているところを家出中の少女に起こされ、気付いた時には拳銃を渡される。警察に届けようかとも考えるが、取り合えず自分の手元に置き、日常の中を狂気を描いています。続く「野良猫」では、その拳銃を手渡した家出少女がどのように拳銃を手にしたかが描かれ、この他にも偶然に手に入れてしまった拳銃を題材とした物語が続きます。日常の中での非日常の狂気を描くことは乃南アサの魅力であるともいえますが、その魅力が満載されているのが本書です。 | ||||
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