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(短編集)

冷たい誘惑



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【この小説が収録されている参考書籍】
冷たい誘惑 (文春文庫)
冷たい誘惑 (文春文庫)

冷たい誘惑の評価: 4.19/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

それなりに楽しめる作品

久しぶりの同窓会。酔って道端に座り込んでしまった織江に家出少女が渡したものは、
拳銃だった!織江は警察には届けず、自分の宝物、そして守り神として手元に置くことに
したのだが・・・。一丁の拳銃をめぐる5編の話を収録。連作短編集。
拳銃は、平凡な生活を営んでいる者には決して手に入れることのできないものだ。普通の
日常生活の中に、非日常的なものが入り込んできたら・・・?作者は独特の視線で、そういう
状況に置かれた人間の心理を巧みに描き出している。手の中にすっぽりと収まるほどの
小さい物体が、持つ人間の心を揺さぶり、価値観や人生そのものを変えてしまうこともある。
「凶器」は「狂気」を生む。理性と狂気は紙一重の差といっても過言ではない。「撃つのか?
撃たないのか?」その危うさに、読んでいてハラハラさせられた。それなりに楽しめる作品だと
思う。
冷たい誘惑 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:冷たい誘惑 (文春文庫)より
4167652021
No.1:
(3pt)

それなりに楽しめる作品

久しぶりの同窓会。酔って道端に座り込んでしまった織江に家出少女が渡したものは、
拳銃だった!織江は警察には届けず、自分の宝物、そして守り神として手元に置くことに
したのだが・・・。一丁の拳銃をめぐる5編の話を収録。連作短編集。

拳銃は、平凡な生活を営んでいる者には決して手に入れることのできないものだ。普通の
日常生活の中に、非日常的なものが入り込んできたら・・・?作者は独特の視線で、そういう
状況に置かれた人間の心理を巧みに描き出している。手の中にすっぽりと収まるほどの
小さい物体が、持つ人間の心を揺さぶり、価値観や人生そのものを変えてしまうこともある。
「凶器」は「狂気」を生む。理性と狂気は紙一重の差といっても過言ではない。「撃つのか?
撃たないのか?」その危うさに、読んでいてハラハラさせられた。それなりに楽しめる作品だと
思う。
冷たい誘惑 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:冷たい誘惑 (文春文庫)より
4167919877

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