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グッドバイ 叔父殺人事件



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グッドバイ 叔父殺人事件の評価: 3.08/5点 レビュー 12件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(2pt)

中途半端な感じがする

推理小説はもう全然と言ってもいいくらい読まなくなっていたが、折原一だけは読んでいる。今回は騙されないぞ、と思いながら読むようにしているが、やっぱり騙されました(笑)。
本編は一時期社会問題になっていた”自殺サイト”がモチーフになってます。
自殺志願者の中に双子が出てくるので、「ん?すり替えのトリックがあるのか?」とか思ってしまいます。
しかし、全部読んでから思ったことは、全てが中途半端という感じがしただけでした。正直、「え?それで終り?」でした。
登場人物達もいるかいないか分からなくなってきます。
全体的につまらない内容だから、無理やり登場人物を多くしてごまかしているみたいです。いくらでも面白くできそうな内容だからもったいないです。
料理に例えたら、麺のまずいラーメンに、唐辛子とかにんにくとかスパイスをどばどば入れて麺のまずさをごまかしているみたいな感じです。

叔父殺人事件 グッドバイ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:叔父殺人事件 グッドバイ (講談社文庫)より
4062761971
No.3:
(2pt)

中途半端な感じがする

推理小説はもう全然と言ってもいいくらい読まなくなっていたが、折原一だけは読んでいる。今回は騙されないぞ、と思いながら読むようにしているが、やっぱり騙されました(笑)。
本編は一時期社会問題になっていた”自殺サイト”がモチーフになってます。
自殺志願者の中に双子が出てくるので、「ん?すり替えのトリックがあるのか?」とか思ってしまいます。
しかし、全部読んでから思ったことは、全てが中途半端という感じがしただけでした。正直、「え?それで終り?」でした。
登場人物達もいるかいないか分からなくなってきます。
全体的につまらない内容だから、無理やり登場人物を多くしてごまかしているみたいです。いくらでも面白くできそうな内容だからもったいないです。
料理に例えたら、麺のまずいラーメンに、唐辛子とかにんにくとかスパイスをどばどば入れて麺のまずさをごまかしているみたいな感じです。
グッドバイ―叔父殺人事件 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:グッドバイ―叔父殺人事件 (ミステリー・リーグ)より
4562039663
No.2:
(2pt)

最近の不調ぶりを露骨に反映した驚く程の凡庸な作品

R.ハルの名作「伯母殺人事件」に挑んだ「叔母殺人事件」(不出来)に続いての「叔父殺人事件」。テーマはネット集団自殺。単に世相を取り入れただけなのか、斬新なアイデアがあるのかが興味の焦点。

集団自殺現場で発見された男の甥とネット集団自殺をルポする作家の両者の視点を中心に物語は進行する。折原氏のいつものパターンである。甥の手記は事件後、ルポライターの手記は事件前を語っており、時間差がある。集団自殺の首謀者はミホと言う女性らしく、新聞記事によれば自殺の試みは2度起こっており、上述の集団自殺は2回目である。1回目は失敗、2回目はミホだけが生き残った。甥と叔父とは会社の共同経営者だが、甥は祖父の遺産相続で叔父に遺産を取られた恨みと、互いに掛けている生命保険があり、叔父殺しの動機はタップリ。しかし、自殺に見せかけた単独殺人では芸が無さ過ぎるし...。事件当日、ルポライターはメンバーを追尾すると言う常軌を逸した行動を取るが、作者が隠しているルポライターの正体が事件にどう影響するかは分からない。これと言った謎がないまま物語は結末に向かうが...。

呆然とする程の凡庸な結末。甥もルポライターも想定通りの人物で、作者が考えるミステリ的アイデアが奈辺にあるのか不明。叙述トリックの名手の技は何処へ行ってしまったのか。ネット集団自殺に参加する人物の心理が描けている訳でもなく、ミステリ的にもお粗末。題名は皮肉なのか ? 最近の不調ぶりを露骨に反映した作品で、心機一転した今後の作品に期待したい。
叔父殺人事件 グッドバイ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:叔父殺人事件 グッドバイ (講談社文庫)より
4062761971
No.1:
(2pt)

最近の不調ぶりを露骨に反映した驚く程の凡庸な作品

R.ハルの名作「伯母殺人事件」に挑んだ「叔母殺人事件」(不出来)に続いての「叔父殺人事件」。テーマはネット集団自殺。単に世相を取り入れただけなのか、斬新なアイデアがあるのかが興味の焦点。

集団自殺現場で発見された男の甥とネット集団自殺をルポする作家の両者の視点を中心に物語は進行する。折原氏のいつものパターンである。甥の手記は事件後、ルポライターの手記は事件前を語っており、時間差がある。集団自殺の首謀者はミホと言う女性らしく、新聞記事によれば自殺の試みは2度起こっており、上述の集団自殺は2回目である。1回目は失敗、2回目はミホだけが生き残った。甥と叔父とは会社の共同経営者だが、甥は祖父の遺産相続で叔父に遺産を取られた恨みと、互いに掛けている生命保険があり、叔父殺しの動機はタップリ。しかし、自殺に見せかけた単独殺人では芸が無さ過ぎるし...。事件当日、ルポライターはメンバーを追尾すると言う常軌を逸した行動を取るが、作者が隠しているルポライターの正体が事件にどう影響するかは分からない。これと言った謎がないまま物語は結末に向かうが...。

呆然とする程の凡庸な結末。甥もルポライターも想定通りの人物で、作者が考えるミステリ的アイデアが奈辺にあるのか不明。叙述トリックの名手の技は何処へ行ってしまったのか。ネット集団自殺に参加する人物の心理が描けている訳でもなく、ミステリ的にもお粗末。題名は皮肉なのか ? 最近の不調ぶりを露骨に反映した作品で、心機一転した今後の作品に期待したい。
グッドバイ―叔父殺人事件 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:グッドバイ―叔父殺人事件 (ミステリー・リーグ)より
4562039663

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