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蔵書まるごと消失事件
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蔵書まるごと消失事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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創元推理文庫にはかのドン・ウィンズロウの産み出したニール・ケアリーという減らず口探偵がいますが、本作の主人公イスラエル・アームストロングもそれに負けず劣らずのクソ減らず口野郎です。 よせば良いのに余計なことを言って相手を怒らせてばっかり。検討外れの推理で周りを混乱させても全く反省がありません…なにかにつけて『もうイヤだ!家に帰りたい』と叫びちらす酷いヘタレっぷりです。 こんなクズで生意気で情けない主人公ですが、どこかほっとけない不思議な魅力をもっています。 KYな主人公が引き起こすドタバタ劇と、各所にちりばめられた書籍への愛がほっこりするユーモアミステリーです。 | ||||
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本と図書館をこよなく愛するベジタリアンで小太りなイスラエルは、図書館の司書になるために北アイルランドの田舎タムドラムまでやってきたが、図書館は閉鎖、無理やり移動図書館を任されるが図書館の本が行方不明。本を探すことを命じられるが・・・。とにかく、なにをやってもだめだめな感じのイスラエルと、一癖も二癖もあるタムドラムの人たち。イスラエルのあまりのだめっぷりに呆れたり笑ったりしながらも、なんだかほのぼのとしてしまいます。かなり皮肉が効いているのですが、ユーモアがたっぷりで、温かい雰囲気の本です。文章もノリが良くてすいすい進みます。そして、イスラエルだけではなく、いろいろな登場人物の図書館への愛にあふれた本です。こんなに図書館ラブな本はなかなかないような気がします。いろいろな本が出てくるので、本好きならそんなところも楽しめると思います。 | ||||
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