蔵書まるごと消失事件
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Ian Sansomの『The Case of the Missing Books』(2006年)の翻訳。 北アイルランドの図書館を舞台としたユーモア小説である。どちらかというとドタバタ系の、暴力とアルコールと血にまみれた感じ。そして非常に田舎。ああ、いかにもなイギリス・ユーモアだなあと思わされる。 この手のを楽しめるひとならおもしろく感じるだろうし、そうでないひとには難しい。 本と図書館が題材なのだが、それらがいい扱いを受けていないのもちょっと。 ミステリっぽいタイトルだが、あんまりそのあたりは期待しない方がいい。 | ||||
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司書の仕事を求めて,都市部から田舎町へやってきた青年の奮闘記といったところで, タイトルの事件も起きるには起きますが,そのあたりは二の次,三の次という印象です. また,主人公の奇妙な絶叫をはじめ,役所の担当者の理不尽な態度や下品な振る舞い, 下宿先住人との噛み合わない会話など,登場する人物たちに不快感を覚えることが多く, 翻訳作品らしいクセのある言い回しや,エキセントリックな表現も好き嫌いが出そうです. このほか,慣れない暮らしに戸惑い,失敗と苛立ちを重ねる様子は十分に伝わりますが, それらをコミカルやハートフルに感じるかと言われると,疑問を抱かずにはいられません. 事件の真相にしても期待ほどのものはなく,動機自体は説明もあるためわかるのですが, 『犯人』をそこまで駆り立てた背景は窺えず,その『種明かし』自体も唐突さは拭えず…. どうやらここからが本番,続刊もあるようですが,積極的に手にしたいとまでは思えません. | ||||
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創元推理文庫にはかのドン・ウィンズロウの産み出したニール・ケアリーという減らず口探偵がいますが、本作の主人公イスラエル・アームストロングもそれに負けず劣らずのクソ減らず口野郎です。 よせば良いのに余計なことを言って相手を怒らせてばっかり。検討外れの推理で周りを混乱させても全く反省がありません…なにかにつけて『もうイヤだ!家に帰りたい』と叫びちらす酷いヘタレっぷりです。 こんなクズで生意気で情けない主人公ですが、どこかほっとけない不思議な魅力をもっています。 KYな主人公が引き起こすドタバタ劇と、各所にちりばめられた書籍への愛がほっこりするユーモアミステリーです。 | ||||
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主人公イスラエルはロンドンから北アイルランドへ。 この主人公が現代っ子というか軟弱で面倒くさい人です。すぐに「アァァァ」と驚いたり痛がり、ぶーぶー文句を言っています。 でもそんな主人公にだんだん馴染んできたような・・。 本がたくさん出てくる、といってもタイトルだけだったりその中の人物だったりで、本の中に潜り込むような(サーズデイ・ネクスト的な)話ではありませんでした。 文章中の説明の()がありがたいような鬱陶しいような気になります。いや、色々教えて頂けてありがたいんですけどね。 ストーリー重視というよりも、雰囲気小説だと思いました。 北アイルランドが気になっている方でしたら良いのではないかと思います。 | ||||
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