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ジェシカが駆け抜けた七年間について
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ジェシカが駆け抜けた七年間についての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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葉桜〜と同じく意外な結末系ではありますが、メイントリックは一個なので、いくら考えても理解に苦しむということは多分ありません。なのでこの手のミステリ初心者にはお勧めの作品です。物語の舞台が海外の陸上クラブという変わった設定ですが、特に難しい専門用語の羅列とかもないので、ガチガチのお堅い本格推理物が苦手な方にも読みやすいと思います。 | ||||
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小説の中にはとりたてて謎は無く、読者の中にだけ謎がある、というスタイル。 「それがどうした」的な最後の種明かしでしたが、 全編とおして軽いタッチ(無駄なプロットがなくスリム)だったので苦笑いですみました。 著者の名作「葉桜の季節に君を想うということ」が強烈に印象に残っており、だまされまいと 身構えたせいか大体からくりが読めてしまったのは残念でした。 次回はもっと読者を裏切ってほしいと思います。 | ||||
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エチオピアの女子マラソン選手ということで、アトランタ・オリンピックで全く無名ながら鮮やかな優勝を果たしたファトゥマ・ロバ選手をどうしても思い出してしまうのですが、あのレースの中継での報道ぶりを覚えている人だと、思わずニンマリしてしまう作品です。 特殊な指導方法を採る監督と、期待されながら記録の伸びない選手の葛藤が描かれていますが、丑の刻参りとかエピソードの設定に違和感がつきまといました。途中で登場する根性主義の監督とか、今でもいるんだろうか? | ||||
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正直、歌野さんの作品レベルとしては普通。あっと驚く仕掛けのあった「葉桜・・・」の次ぎに出た本と言う事で、期待し過ぎの感もあるにはありましたが、う~ん、やっぱり物足りないですね。 序盤から中盤にかけては、ミステリアスな雰囲気でいつも通り期待させてくれるのですが、だんだんファンなら、オチがある程度見えてきてしまい、またラストもファンの期待通りの終わり方。あっと驚くのですが、正直目新しさが欠けています。1冊ごとに用意される歌野さんのビックリ箱のような面白さがこの本はやや弱いと言った感じがしますね。 | ||||
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「葉桜の季節に君を想うということ」で一躍メジャーとなった歌野さんの最新書き下ろし作ですね。多くの読者は「葉桜~」で初めて著者に触れて消化不良感に苛まれ、再挑戦ということで本作を手にとられることと思う。前代表作の「世界の終り、あるいは始まり」から著者に触れているファンの読後感としては、「今度はこう来たか!やられた!」というよりも、「またこれか!」という印象が強いですね。ミステリーの出来てしてはマズマズで十分それなりに楽しめるし、読後ただちに要所要所を読み返してみたくはなるのですが・・(エチオピアに造詣のある読者を除く)。著者には、次作では是非「新しい路線」を開拓していただきたいと思いますね。 | ||||
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