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零崎双識の人間試験



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零崎双識の人間試験の評価: 4.29/5点 レビュー 48件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全41件 21~40 2/3ページ
No.21:
(4pt)

外伝的

 位置づけであり、決して本編をしのぐほどではない。 面白いけどね。 ミステリではなく、バトルバトルバトル。ただ、三人称文体を使うだけでこうまで印象が違うのか、とも思う。
零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)より
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No.20:
(4pt)

ミステリー……? そんなん知ったことか!

と言わんばかりの、『戯言シリーズ』外伝です。いや、本編の方も最近ではミステリーでは無くなってきてるんですが…。ともあれ内容はというと、バトル! バトル! バトルバトルバトルのその合間に、西尾維新先生お得意の精神論や観念論や概念論や哲学論や戯れ言が入り乱れる。そんな感じ。また、外伝たる本書には、語り部たる『ぼく』が登場しないため、三人称で物語が進み、更には場面があっちこっちに飛びます飛びます。戯言シリーズ本編で、一人称&ずうーーっと『ぼく』視点というのに慣らされていたので、これはかなり新鮮に感じました。いちおう、この一冊を読まなくとも、本編のほうに差し支えはありませんが、本編で登場するあんなキャラやこんなキャラの過去だったり側面だったり裏側だったり後日談だったり解説だったりが描かれているので、この巻を読めば本編の物語にも、より深みと興味が増すかと。(特に『零崎人識』と『ぼく』がなぜ真逆にして同一なる存在なのか、というお話が読めたのは、大変嬉しかった)そいから、この巻の時間軸は『クビシメロマンチスト』と同時期の物語なのですが、『クビツリ~ヒトクイ』辺りに登場する人物の話題なんかも出てくるので、『ヒトクイマジカル』まで読了した後にこの巻を読むのがよりオススメかと思います。では。
零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)より
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No.19:
(5pt)

凍えるほどに熱い家族愛。

涙は出ません。なのに苦しいほどに良いです。その理由は、登場人物の90%が殺人鬼だからだと思います。彼らは家族の為なら殺人など厭わないのです。その家族愛自体は確かに美しいです。しかし代わりに限りない空恐ろしさを振りまいているのです。いつもの西尾さんならば愛情なんかをほとんど描いていないように思うのですが、この作品はまさに愛情の作品です。ぜひ読んでみてください。そしてあまりの熱さに凍えてください。
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No.18:
(4pt)

すこしだけ。

作品については満足です。えっと、今回教えておきたいのはCD-ROMについてです。CD-ROMは特殊?な、長方形の形で縦向きのCD-ROM挿入口の人は、使えません。気になるとことだと、思い書いておきます。マイナス星1の理由はそこかなー。
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No.17:
(4pt)

ストレート

「戯事」シリーズの番外編にあたる作品でタイトルのように零崎一賊が話の中心。本編では、(形の上で)謎解きを用いた「本格」の形をとっているわけだが、この作品に関してはそのようなものは存在しない。「殺人鬼」一賊の一人である零崎双識と、殺人鬼になりかかっている少女・伊織を中心として、戦闘・殺戮のシーンの連続となる。そういう描写だけに、読む人は選ぶだろうが、個人的には、本編の強引とも言える謎解きよりも、こちらの方がストレートで好きだ。本編で出てきた人物・キーワードなどが多数出ているので、シリーズを読んでいた方が良いのは確かだが。
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No.16:
(5pt)

西尾に惚れたのですよ

正直、これを読むまで西尾維新には『ハマっ』てはいませんでした前作を読んでああ、こんな小説もあるんだ。へぇ、青春エンタねぇくらいにしか思っていませんでした寧ろ文章自体が好みなので、『青春エンタ』と付くのがちょっと引っかかっていたくらいで初めて西尾氏の本を購入したのがこれです気になって、買って、直ぐに読んでしまってなんだか呆然としていたような気がします二度読みをして、半泣きになってみたり好きな本だからベタベタに褒めたいんですが、ちょっと言葉が足りません西尾好きへの本ではないかと、一人でこっそり思って居たりします私的には零崎一賊、気になる方は是非、です
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4061823590
No.15:
(4pt)

微妙な爽快感?疾走感?

西尾さんの新作と聞いて買いたい買いたいと思いながら、厚さと値段に迷いながら買ったんですが、なかなか読みやすかったです。登場人物の一人一人の感情移入の出来なさが却って客観的に見れて「こう云う西尾さんの作品の読み方もあるんだ。」と実感させられました。CD-ROMの方も竹さんのイラストが綺麗で美麗でした。少々の使い回し感は拭えませんでしたが・・・・(笑)今度はどんな作品が待ち構えているんでしょうかね?今からウキウキです。
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No.14:
(4pt)

「ロマンス」を読んでからこその作品。

この作品は、「戯言シリーズ」の番外編で、「クビシメロマンチスト」に出てきたキャラクター(零崎人識)の兄が活躍する話。ただ、クビシメロマンチストを読んでこそ分かる言い回しや、単語が沢山出てくるので、全体的に「ああ、面白い」と理解するのには、ロマンスを読んだ方が良いというのが難点。西尾維新の代名詞にもなりそうな戯言は、今回はかなり控えめで、どちらかというと殺戮の方に重点を置いている。いとも簡単に人が殺されるというのは戯言と同じ。そして、「殺される」ということについて、「殺戮者」側から見た、その「殺し」のヴィジョンがそのまま書いてあるというのが戯言とは全然違うところ。少なくとも、戯言シリーズを読んで「つまらねぇ」と思った人は、これを読んでもあんまり面白いという感想はえられないと思う。私的に言うと、この本は読んでいる途中の感情の左右はあっても、結局えられるものは何も無いという感じです。(面白いのとはまた別)やはり、戯言という形で終わっていました。
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No.13:
(4pt)

新しい戯言世界に向けて。

本編も「ヒトクイマジカル」以来急転を見せようとしているが、本編「戯言シリーズ」を楽しむ上でも必読の一冊。いよいよ人間離れする世界で、しかし語られるテーマはあまりにも青臭く人間臭い。この空間を楽しむべし。尚、「初めて」西尾氏の作品に触れてみる人はこれはお薦めできない。至極当たり前ながら、「クビキリサイクル」より順に読むべし。
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No.12:
(4pt)

それ行け零崎。

WEB連載を読んでいたので、楽しめるかちょっと不安だったんですけど、やっぱり読んでいて引き込まれました。加筆により連載当時よりも更に、より深くなった世界観が実に楽しい。あの赤い人ですら、ちょっと語りたくないと言った、あの零崎一賊が、異常で異様でちょっぴり素敵で刺激的に描かれています。もちろん、零崎一賊だけではく、同じ層に属する「殺し名」や「呪い名」についてもかなり語られています。そして、本編に関わってくる人物達もちらほらと顔を見せたり、影を見せたりと飛び回っています。できることなら、これを読む前に前作「ヒトクイロジカル」は読んでおいた方が、解りやすいと思いますよ。ちょうど「ヒトクイロジカル」とほぼ時間を並行するように、物語は進行しているようです。中心を「零崎」に据えてはいますが、その敵対者として登場している「匂宮」の分家「早蕨」もなかなか悲哀のある憎めない一族です。零崎の突出した清清しいまでの凶凶しさを愉しむもよし、早蕨の何だか哀愁漂う運命を感じるもよし。「戯言シリーズ」を更に愉しみたいなら、読んでおかないと損でしょう。
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No.11:
(4pt)

始まった零崎は終わらない

西尾氏の新刊です。今回は『零崎』と『早蕨』の物語。『欠陥製品』の彼の視点ではない、いうなれば裏側の物語。あと、付録のCD-ROMですが、縦置きPC等では使えない、というのがちょっと駄目かなぁ、と思いました。
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No.10:
(5pt)

零崎を――始めます。

本書はご存知の通り、Web掲載されていたものです。それでも、Webで読んだ方も読んでいない方も、一度手にとって読んでみる価値はあるのではないかと。今回の主人公は戯言使いではありません。戯言遣いがいないので、精神論は若干減っているような感はあります。しかし、奥の見えない零崎一賊を含む七つの『殺し名』達の話は、十分読み応えありでした。取り敢えず、零崎人識ファンなら悶え死にしそうなほど好きになれると思いますが。
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No.9:
(4pt)

戯言番外編。

講談社にてWEB連載していたものを加筆修正して出版したもの。当然ながらそのHPは現在既に閉じている。連載時からの読者はどこが加筆されたかが興味あるところだが、「大幅」加筆ではないし当然本編が大きく変わっているわけでもないので食指が動くほどには至らないだろう。内容に関しては所謂「戯言シリーズ」を読んでいたほうがよいと思われる。すると内容及び加筆された伏線めいたところが理解できる。付録のCD-ROMは壁紙・スクリーンセーバー・アイコンで構成。西尾ファン&イラスト担当のtakeファンにはたまらないだろう。WEB連載時からの読者である私としては☆3つだが、加筆及びCD付属により☆4つ。
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No.8:
(4pt)

青春エンターテイメント

今回の西尾には、謎解きが必要なものは一切無い。つまり、ミステリではないのだ。これは、西尾維新の全作品に共通する事だが、青春、と呼ばれる雰囲気が全体に広がっている。主人公(華の女子高校生)が悩み、混乱し、そして選択するという過程は、まさしく『青春』と呼ぶに相応しいのではないか。さっきから、青春、青春と何度も言っていると、なんとも青臭い作品なのではないかと疑われてもおかしくないのだけれど、西尾の青臭さは、一般的な青臭さとは少し違う。まず、主人公を取り巻く、周囲の環境が異常なのだ。主人公は、当たり前の青春、ではなく、生死をかけた選択、煮立たされる事になる。また、主人公自体が異常だったりもする。だが、その異常、からくる悩み、選択、決意や何かが、なんとも言えず素敵なのだ。はっきり言って、若者向けの物語だと思う。なぜならば、若い方が受け入れやすいものがあるからだ。日常とずれた世界にいるずれた人物の心の動きや葛藤に、自分の生活を重ね合わせて、悩むのもまたいいだろう。
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4061823590
No.7:
(4pt)

零崎一族

さぁさぁ、西尾氏の新作がまたまたでましたね。今作は講談社のWebで一度発表されたものです。内容的には外伝的なものになってます。西尾節炸裂ですね、
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No.6:
(4pt)

『維新』

西尾氏の作品の特徴として、人の『死』があまりに軽く扱われているというものがある。前作「ヒトクイマジカル」においてはその感が少しながら薄らいだものの、この「零崎双識の人間試験」では一種の怖気が走るほどの残酷さが在る。『死』の描写の軽さと、登場人物の心理。その機微。どれを見ても、否応にも「人を殺すこと」について考えさせられる。強引な粗筋なのに軽快な文章に載せられてサクサク読み進めることが出来る、ところどころに言葉遊びがあって面白い、文も理解しやすいが、やはり自己を確立していない人が読むと『危険作』ではあろう。
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No.5:
(5pt)

相変わらずイイです。

戯れ言シリーズにも度々顔をだす、第3位の殺し名、零崎一賊を主役に据えた作品です。他には、赤の彼女も登場します。いーちゃんのねちっこい長台詞がないぶん、今までの作品よりもサクサクと読めます。いつもの西尾節は抑え気味です。オマケのCD-ROMに収録されている、take氏の壁紙もカッコイイですよ。
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No.4:
(4pt)

読み終わりました。

 今回は待ちに待った新刊ということで、予約して買ってしまいました。ネットで公開していたせいか、購入する人は少ないかもしれませんが、今回はそれを狙ってかCD-ROMがついているのでネットで読んでいなかった私にはかなりのお得満載です。 いつもながら遊びのある内容、本の装丁に今回もウキウキしながら読み進められました。一度ネットで読んだ人でも竹さんの挿絵や、文章の見た目の違いによって新しい発見が出来ること請け合いです。 星4つにしたのは、何事にも頂点は無いという期待をこめてのことからです。
零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)より
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No.3:
(4pt)

読み終わりました。

 今回は待ちに待った新刊ということで、予約して買ってしまいました。ネットで公開していたせいか、購入する人は少ないかもしれませんが、今回はそれを狙ってかCD-ROMがついているのでネットで読んでいなかった私にはかなりのお得満載です。 いつもながら遊びのある内容、本の装丁に今回もウキウキしながら読み進められました。一度ネットで読んだ人でも竹さんの挿絵や、文章の見た目の違いによって新しい発見が出来ること請け合いです。 星4つにしたのは、何事にも頂点は無いという期待をこめてのことからです。
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No.2:
(5pt)

「零崎を─開始します」

西尾先生最新作、戯言シリーズ番外編です!今回も、西尾先生独特の言葉遊び=戯言や、コミカル且つグロテスクな表現は健在です。シリーズ恒例の冷酷的な感じの中に、今作は家族(ファミリー)への愛情が強く表わされている作品のようでした。生まれは違えど、零崎一賊は全員が「零崎」であり、家族なんですね。そしてそんな「零崎」双識を兄と呼んだ伊織だからこその「家族を大事にしない人は─『不合格』です」という台詞だったのでしょう。この本を読むと、自然と家族について考えさせられます。あなたも、そんな「零崎」そして「早蕨」達の物語を読み、家族について考えてみてはどうでしょうか?
零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)より
4061823590

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