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虚夢
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虚夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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作者は巻末の引用文献の多さからしてもわかるように、精神疾患についてよく調べ、勉強してから執筆したことが伺える。 精神科医を主人公の親友という立場で登場させ、統合失調症の患者の犯罪率の低さにも言及させている。 しかし、小説全篇を流れるムードを堰き止める役割は果たしていない。これでは、統合失調症への偏見を助長しかねない。 身近にいる精神疾患を持つ人がカミングアウトしたとき、「怖い」と内心思ってしまう人が増えてしまうのではないか? 薬丸作品は好きだし、これからも読み続けると思うが、この作品については少し疑問が残る。 | ||||
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ダウンロードして読み始めて最初の殺人と首のごみ箱に入っいた辺りからなんだか怖くなってまだ読む勇気が有りますせん。 精神的に落ち着いたら読んでいきたいです。 怖そうですか読みたいです!! | ||||
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テーマがとて興味深い。精神疾患を持つ人による犯罪や少年によって起こされた事件の処罰について色々な考え方があり議論を呼んでいる。ストーリーとしては途中で察しがついてしまうが脇役として登場していた人物のシュチュエーションを最後の方に紹介する事で疑問がほぼ解決してしまった後の読者の興味が半減するのを防いでいる。 ただ、小説とはいえ身の回りに精神を病んだ人間がこんなにもいるとなると健全な精神を保つ者のほうが生きづらいな。と、思った。 | ||||
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ラストは予想していた展開ではなく、全くの想定外でした。そういう意味では読み応えがあったと言えると思う。 そして、刑法39条。読んでいて考えさせられました。ただ読んでる最中もなんだか違和感があって、それがストーリーの組み立てから来る不自然さだったことが読み終わる頃に解りました。そういう意味では良くできているものの、逆にこじんまりまとまりすぎて物足りませんでした。星は3.5くらいの気持ちで。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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複数の視点で描かれるので多少イライラするものの、わりと早い段階でそれぞれの話しの関連が分かるため、そのあとは違和感なくぐいぐいと読み進めることができます。エンターテイメントとしては素晴らしい作品だと思いました。しかしミステリとしては、まず「先生」にまつわる叙述トリックは必然性がまったくなく物語の中核でもないため蛇足に感じたのと、「ゆき」の精神疾患に関する展開もまったく同様に感じたので、終盤で不必要にサプライズを詰め込んでる感が否めませんでした。あと、これは全くの偶然なのですが、直前に道尾秀介の『シャドウ』を読んでいたので、最大のどんでん返しが全く同じだったために予測できてしまったのが残念でした(ちなみに『シャドウ』のほうが先に書かれています)。一方、社会的な作品という側面で見ると、「佐和子」の真の目的が犯人を殺すことではない(さらにその先がある)ところに感銘を受けました。大仕掛けなわりには、あまりにも無謀な計画ではありますが(笑)。 | ||||
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私はどうしても作者の前作と比較してしまいます。 そういう意味でデビュー作の『天使のナイフ』よりは落ちます。 デビュー作であれほど素晴らしい作品を書かれたので、 今回はテーマとしても非常に興味がありましたし、 楽しみにしていましたが、期待以上ではありませんでした。 具体的には最後のどんでん返しの為に、 ストーリーを作成している感があり、 確かにびっくりはしましたが、 全体としてハラハラドキドキの展開ではなかったです。 しかしながら、私がこのテーマで常々思っていた事を、 この作品は問題提起してくれているので、 そういう意味では満足しています。 | ||||
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刑法三十九条「心神喪失者の行為は、これを罰しない」 何でこんな法律ができたんやろ。てか、自己防衛とか正当?な理由がない限り、人殺した時点で〜て思うけど。加害者の遺族の想いもあるんかな。でも、被害者の遺族の苦しみややりきれなさを思うと、そんなこと言っとられへんと思うけど。 日本の法律はおかしい。 刑法に関しても、憲法に関しても。 | ||||
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