■スポンサードリンク


サウダージ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
サウダージ
サウダージ (文春文庫)

サウダージの評価: 3.68/5点 レビュー 41件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.68pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 1~20 1/2ページ
12>>
No.23:
(5pt)

悪魔のよう…

中毒になりそうです〜

嘘、暴力、殺人…
目を覆いたくなるような残虐なシーンも複数ありました。

しかし、やめられません。

すっごくいい作品だと思いました。

次も楽しみです。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.22:
(5pt)

読みやすかった

一気読みしました
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.21:
(4pt)

闇 そして 孤独。

耕一 というオトコの 複雑な過去。
それが 闇を 生み出している。
ブラジル移民の子。
ブラジル人との間で生まれ、ブラジル人からは日本人として いじめられる。
7歳の時に 日本に来るが、それは,さらに陰湿な いじめだった。
結局 ブラジルも 日本も 自分の母国ではない。
そういうことを,理由にしたくはないが、
工場で働いている時に、いじめに遭い 殺してしまった。
そこで、自分は そのオトコに なりすますことで、
自分の人生を取り戻せるかと思えた。

とても美人で おばかな ブラジル人のDDが
恋人であるが、どうも 調子が狂う。
DDが、耕一が 好きなのだが どのように愛していいのか
よくわからない。

そして、重要な仕事の時に DDが 足手まといになり
耕一は 撃たれてしまう。
そこからの,耕一の行動が 目を見張るが
なぜ 国会議事堂なのだろうか。
皇居 っていう手もあるけど。
そこまでは,揺りうごかすことはできない。

アキと和子。
耕一と 似ているが、アキには 人と比較する
ということは、なかった。
自分で精一杯なのだ。
それで、アキは 孤独でありながら
自分を 保つことができる。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.20:
(5pt)

渋谷でアキとカオルを探してしまいます笑

午前三時のルースターと話が繋がっていて、なぜか嬉しくなりました。 ビートアイランドシリーズをこれから読む方は、ぜひ先に午前三時のルースターを読んでいただきたいですね。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.19:
(5pt)

カッズ

この巻も非常に面白い展開。アキに彼女ができ、それを意識しながらの駆け引きが絶妙!
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.18:
(5pt)

おもしろい

すぐに届き状態もよく大満足
内容もとても面白い
垣根涼介氏のこのシリーズはオモシロイです。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.17:
(5pt)

私は好き!

すごく
エログロの部分もあるけど
でも、こんな私でも全然平気で読めた

登場人物すべてが
魅力的で
可愛くて
愛らしかった。

垣根さんの本は
過激な部分あるのに
なぜか
登場人物がみんな魅力的なんだよね〜
なんでなんだろうか

ハードボイルドだけど
男も女も(性別関係なしに)
好きな相手には
誠に誠実で純情だからかな

私の友人が
「女のバカなのはホントにしょうがない」と
言ってた。まさしくしょうがないDD。
ハードボイルド小説で
主人公の男性が死ぬ原因も
例えば映画
「タイタニック」でデカプリオが死ぬのも
愛した女性の
無謀な行いのせい。

そんな男性に守られ愛された女性はといえば
生きながらえてのうのうと天寿を全う。
だけど
それでいいんじゃないかなと思う。

バカな女性が不幸かと言えばそうではないし
お利口な女性が幸せになれるかと言えばそうではない。
愛した男に心から誠実であれば
その行いが
無謀でおバカに見えても
よし!

そんな風に思わせてくれた
「サウダージ」のDD。
可愛い女性。

(以下ネタばれ)
耕一は、あれだけこのことをしてきたのだから
やっぱり当然死ぬべき
だけど、切ない男だよね
DDはそのおバカ故に耕一を死に追いやったけれど
それ以上に高木に愛と喜びを与えた
だから
コロンビアに帰ってから絶対絶対幸せになって欲しい。
またまたバカな男に引っかかって
悲惨な人生を送りませんように!
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.16:
(4pt)

ちょっとグロでもまあ面白い

だれかも書いていたが、ちょっとグロの場面もあるが、まあおもしろいです、
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.15:
(4pt)

冒険小説であり、類まれなる恋愛小説である

垣根涼介の名前は知っていたが南米がどうのこうのと言っていたので、その地域に興味が持てなかった私は、当然の事ながら読もうとはしなかった。ただここへ来て、そんな事も言えないほど垣根が注目を集めだしたので重い腰を上げたのだ。

何のことはない喰わず嫌いなだけだった。出だしはスッと入って行けて快調だ。しかし迂闊にもこれがシリーズものだとは知らなかったので、別々に語られるストーリーが同一主人公の過去と現在を描写していると思いきや、同時進行別々主人公と途中で知ったときは少々頭が混乱した。

とは言っても、なかなかのものだ。新堂冬樹に似てなくもないが、残酷描写は今の流行かもしれない。読後の印象も良かった。詰まるところ良い悪いは自分の感性にどこまでフィットしてくるかにかかっているのではないか。

サウダージュとは哀愁、郷愁の意。逢いたくても、もう逢えない人を、行きたくても、もう行けない故郷を慕う――。従って本書は紛う方ない冒険小説であり、類まれなる恋愛小説である。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.14:
(5pt)

必涙の名作。必ず誰かに勧めたくなる。

必涙の本。
ヒートアイランド、ギャングスターレッスンに続く三部作。
こうきたか・・という感じ。
いわゆる普通の後日談ではない。
このシリーズを読んだ人にはもうおなじみの、アキ、桃井、柿沢トリオに今回は、以前の仲間でありドロップアウト・・というよりもダメだしをされて切られたかつての仲間、関根が絡んでくる。
この関根がまた一筋縄ではない。やさぐれて、傷ついて、性格悪い。
そんな彼が、最初は体だけの関係で始まった女性との関係で、しだいに変わっていく。
コロンビアから出稼ぎに来ている娼婦のDDは、直情型のフェロモン女。
そんな二人の関係は、いびつであったま悪くて、でも本当にいじらしい。
あたしはハッピーエンド信奉者なのでこのエンディングはかなりマイナス。
でも、それでも★5つにしたい。
癒されたいとき、泣きたいとき、誰かを心から信じたいとき。
そんなときに読んでほしい本。
そして最後のページを閉じたとき、きっと、誰かを心から信じて好きになりたくなる。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.13:
(5pt)

しょっぱくておいしい(笑

シリーズも三作目になり、ずいぶんと文章がこなれてきたような?
前作でギャング?の仲間入りしたアキ君の恋愛と、
日系ブラジル人の耕一の恋愛の対比がなんとも、しょっぱい(笑
その、しょっぱさが、やたらと酷があり、おいしいのですよ。
セックス描写は、三作のなかで、一番過激です。
あいかわらず、シリアスなはずなのに笑えるのですが、
今回は、ちょっと重いというか、つらい部分もありました。
一番読み応えはあったと思う。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.12:
(5pt)

続編にも期待したい

最初の方では関根とグループのつながりが分からなかったが、それが徐々に分かってきたところで読むのが止まらなくなった。また、アキの成長していく姿、とくに和子とのやりとりがおもしろくドキドキしながら一気に読んでしまった。一緒に盗みの仕事をする柿沢、桃井も人物の特徴が分かりやすく描かれていてとても読みやすかったが、彼らの過去についてももっと知りたいと思った。続編にも期待したい。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.11:
(4pt)

以外にいい感じです

たまたま家にあったので暇つぶしに読んでみたが、久々に面白く読ませて貰ったという感想。車の改造、銃の扱いなどハードボイルド的な要素は高校生の頃に大藪晴彦にはまっていたこともなり懐かしかった。ヤクザとマフィアの取り引きから現金とコカインを奪うシーンがプロ集団の見せ場ではあるが、あまりにもあっさりとしており、そういった意味ではハードボイルドと言うよりも、アキと彼女(名前を忘れた)、耕一とDDの恋愛小説の要素が強く、彼らの若さやナイーブさも良かった。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.10:
(5pt)

ギャングスター・レッスン+サウダージ=本当の意味でのギャングスターレッスン

「ヒート・アイランド」「ギャングスター・レッスン」の続編だが、この「サウダージ」が最も良かった。
この作品でのアキ(シリーズを通しての主人公)は、ハードボイルド的な男としては描かれていない。どちらかと言えば、恋に悩む普通の男として描かれている。しかし、アキはまだ20歳そこそこだ。ストリートギャングあがりで修羅場をくぐっていたとしても、いくら強がってもまだ若い。恋にも悩むし、柿沢・桃井と仕事にブルッたりもする。
この作品は、アキが本物のギャングになるための内面的な葛藤が一つの主題になっていると感じた。
前作は、アキがストリートギャングから本物のギャングへ成長する過程を作品にしたという意味合いで「ギャングスター・レッスン」というタイトルがつけられたのだと思うが、その内容は車や銃などの道具類あるいは心構えみたいなものに偏っていた。アキもそれに悩む暇もなかった。道具類の描写に費やす字数も頁数も多かった。まぁ、そこがハードボイルド的だといってしまえばそれまでだが・・・。たしかに、そういった要素も含めてレッスンなのだが、アキの内面は殆んど描かれていなかったのは間違いない。
しかし、この作品でのアキは普通に悩むし、怖れもする。ギャング稼業への戸惑いも感じる。そして、この作品にはそんなアキの姿を映す鏡のような存在がいる。もう一人の主人公ともいえる「耕一」だ。
アキと和子、耕一とDDを中心としてストーリが展開するこの作品。前作と合わせて本当に意味での「ギャンスター・レッスン」といえるのではなかろうか。
いまでも、前作「ギャングスター・レッスン」は好きになれない(レビューもしたけど☆×2)が、この「サウダージ」を読んだ今では、必要な作品だったのかな、という気もしている。
サウダージ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:サウダージ (文春文庫)より
4167686023
No.9:
(4pt)

恋愛小説?

主人公は日系ブラジル人「耕一」と、ギャング修行中?の「アキ」の二人です。
「耕一−DD」、「アキ−佐々木和子」の二組の恋愛を中心に物語りは進んでいきます。
おつむの中が空っぽで本能のおもむくままに行動するコロンビア人「DD」のキャラクターが強烈ですが、その生い立ちゆえに鬱屈している耕一との組み合わせが絶妙に描かれています。
こんな女性に捕まったら大変だろうなと思いながら読んでいたのですが、何故か徐々に可愛く見えてきてしまいました。
「君たちに明日はない」ほどではありませんが、従来の垣根涼介の作品である「ヒートアイランド」、「午前三時のルースター」、「ギャングスター・レッスン」とは性格がことなる作品ですが、これは垣根涼介の可能性を表しているのではないでしょうか。
今後、垣根涼介が独自の世界をどのように構築していくのか楽しみです。
蛇足ですが、物語の最後に千賀かほるの「真夜中のギター」が出てきます。
私も好きな曲なのですが、著者の年代では知らない筈なのでどうゆう経緯でこの曲を選定したのかにも興味を持ってしまいました。
サウダージ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:サウダージ (文春文庫)より
4167686023
No.8:
(5pt)

こういうギラギラ感覚大好きです

「ヒートアイランド」「ギャングスター・レッスン」+「ワイルドソウル」の続編です。
耕一は、かつて、桃井と柿沢にギャングのレッスンを受けたが追放され、今では一匹狼になって、強盗をして、糊口をしのぐ日々。
故郷も過去も消した耕一。そんな彼が、出会った女は、コロンビアから来た金髪の出稼ぎ売春婦、DD。わがままで、金に汚く頭も悪いが、何故か惹かれてしまう耕一。そしてDDとブラジルに渡る資金を稼ぐ為に再び桃井達に接近する。
時には、汚いまでの性描写もありますが、それが返って、このストーリーの熱さを物語っていて、私は好きです。それとは、対照的な対照的なアキの純愛ぶりも面白いし。
盗み・車・セックス・ブラジルを盛り込んだ、垣根ワールドの集大成だと、私は思います。
サウダージ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:サウダージ (文春文庫)より
4167686023
No.7:
(4pt)

「人間」が描かれた犯罪小説は、質の高い恋愛小説

シリーズものだそうですが、私はこれから読みました。でも問題なく楽しめます!
窃盗団だったり、過去に後ろ暗いところがあったり、「普通の人」じゃない男たち。なのに彼らの性格や生活はけっこー「普通」。等身大の「人間」が描かれているから、クライムノヴェルとしてでなく、恋愛小説、人間ドラマとしても読める。
冒頭のお金の奪い方も、窃盗団の訓練の仕方も、他人に成り変わることも、死体の処理の仕方も、ぜんぶリアリティがあって、「本当にフツーにできそう」と思ってしまう。
ただ!!クライマックス、ついて来る女を止めない、というのはどうしても納得がいかない。バカップルぶりを布石としてるけど、ストーリー上仕方ないんだけど、あれは許せん。柿沢じゃなくとも怒るっつーの!
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.6:
(4pt)

クライマックスがあっさりし過ぎなのが残念

良作「ヒートアイランド」の系統で、帯に「クライム・ノベルの金字塔」と書いてあるとおり、悪い奴らの悪さをとことん描写している。舞台は日本だけなのだが、著者の作品お馴染みのラテンアメリカ的なスパイスもふりかけてあり、彼の著作を読み込んでいる人間としてはある種の安心感を持って読み進めることができる。ストーリーとしては、主要登場人物それぞれにスポットを当てながら、それぞれの主観を描写していくスタイルで、いつもどおりのスピード感がある。惜しむらくは、クライマックスに至るところまでは丁寧過ぎるほどに前振りがあるにもかかわらず、クライマックスがあっさりし過ぎているところ。もう少し最後に余韻が欲しかった。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.5:
(5pt)

実は傑作じゃないの?

ヒートアイランド、ギャングスターレッスンと続きこの「サウダージ」。
3作品中の傑作だと思う。しかし、この作品を楽しむには過去の2作品も必ず読まねばならない。
正直、少し泣けました。
やさしさ、愛、大事なものってなんだろう?生きていく意義とは?
少しですが考えさせられました。
過去の2作品の娯楽要素もありますので、十分に楽しめると思います。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.4:
(4pt)

良質のエンタテインメント

著者の作品ははじめて読んだ。周到な準備の割にぶっつけ本番の強奪シーン。アクションものとしては今一弱いが、作者の狙いはそこまでの過程を描くことだろう。純愛ものだったり、セックスアニマルだったり、裏社会の内情を微細に描いたり、盛りだくさん。特にDDとそれに振り回される男の部分は思い切りイライラさせられてしまい、この時点で著者の術中にはまってしまっている。まったく厭させない、退屈しないいいエンターテインメントだと思う。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206

スポンサードリンク

  



12>>
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!