GOSICK -ゴシック-

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GOSICK -ゴシック-の評価:

3.83/5点 レビュー 69件。 D ランク

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平均点3.83pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全73件 41〜60 3/4ページ
No.33
(4pt)

少年少女向け、軽めの推理小説入門編第1作目…という感じ

まず、桜庭一樹氏が低年齢の読者層を意識して書いた作品、という所に驚いて手に取った。と言っても氏の著作は『赤朽葉家の伝説』しか読んでいなかったが、『私の男』などはタイトルからして、子供向けではないと大凡解るという所で。 ちなみに、現在7冊刊行されているが、どうしても時間軸に沿って読みたいならば、『GOSICKs』→『I』→『II』→『III』→『IV』→『GOSICKsII』→『V』の並びになる。『GOSICKs』は、冒頭のプロローグ、巻末の序章を読んでから第一、二、三、四、五章の順で。 ヨーロッパのとある小国(実在しない)の名門寄宿学校を舞台に、日本からの留学生の少年と、その学園の図書館の主のような美少女が、一風変わった警部がもたらす事件の謎を解いていく、というような内容。と言っても、少年は狂言回しで、謎を解くのは天才である美少女、警部は油揚げを取ってゆく鳶だが。 前半は、美少女が図書館から出ずに推理していくため、所謂『安楽椅子探偵モノ』かと思ったが、冒頭の事件はプロローグに過ぎず、2つ目の事件からは、美少女が赴く先が現場となる。 今回事件が起こるのは船の中。逃げ場がない、という点で格好の舞台だが、壁の血文字、僅かな時間で豹変する部屋の様相…というトリックは、残念ながら簡単過ぎて、起こった直後から解ってしまい、トリックが明かされるまで、少々退屈に感じた。その他の伏線も目立ち過ぎて、「これは天才じゃなくても解ける事件では…」と思ってしまった。2時間程で読めるし、そう難解ではないので、小学生でも本を読む子ならば楽勝だろう。 しかしキャラクターは魅力的。人形のような美貌で年齢不詳、言語の違う書物を数冊同時に読む美少女、ヘタレの少年、その同級生の活発な少女、奇妙な髪形をした警部、常に手を繋いで行動している2人の部下。 今回はあまり目立たなかった同級生の少女や、何か気になる存在の部下2人を巻き込んで、次巻以降は「そうだったのか!」と膝を叩けるような、もっと難しい謎に挑んで欲しい。 それにしてもこの学園、図書館を利用する生徒が全くいないのは何故だ。 あと、この作品を前のデザインで褒めるレビューが沢山ありましたが、アニメや漫画のような表紙では食指が動かない読者もいる、という事はお伝えしておきたい。文章から想像を広げるには、今回のような記号的なイラストでも不自由しないものです。(絵を排除した『十二国記』は読者層を広めるのに成功、表紙がロリ風だった『アリソン』は勿体無いと思う)
GOSICK ―ゴシック― (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)より
4044281068
No.32
(4pt)

続きが気になる、気になる!

この本は、金田一少年の事件簿に似ていると思った。
本格的ミステリー小説よりも、軽快なストーリー展開で、ユーモラスで爽やかな物語。だから、この小説は若い人向けに推理小説を
どんぞ楽しんでくださいという感じ。
しかし、最後までハラハラドキドキする展開で、最後にはミステリー小説ならではの、全ての糸が繋がる感じで大変面白くどんどん読み進めることができた。
桜庭一樹=私の男のイメージが払拭された本だった。
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.31
(4pt)

続きが気になる、気になる!

この本は、金田一少年の事件簿に似ていると思った。
本格的ミステリー小説よりも、軽快なストーリー展開で、ユーモラスで爽やかな物語。だから、この小説は若い人向けに推理小説を
どんぞ楽しんでくださいという感じ。
しかし、最後までハラハラドキドキする展開で、最後にはミステリー小説ならではの、全ての糸が繋がる感じで大変面白くどんどん読み進めることができた。
桜庭一樹=私の男のイメージが払拭された本だった。
GOSICK ―ゴシック― (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)より
4044281068
No.30
(5pt)

まさにライトノベル

とあるラノベおススメサイトで見たので購入しましたが大当たりです。
非常に魅力あふれるキャラと読みやすい文体。
そしてストーリーや構成にも文句なしです。
推理小説が好きでなにか軽く読めるものが欲しいときには是非考えてみてください。
ただ、本格的な推理小説が好きな人には向かないかもしれません。
あくまでライトノベルなのでトリックも本格的とは言いずらいです。
早く角川文庫版が追い付いて欲しい。
当時は未完になってしまうのか!? ととてもハラハラしました。
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.29
(5pt)

まさにライトノベル

とあるラノベおススメサイトで見たので購入しましたが大当たりです。
非常に魅力あふれるキャラと読みやすい文体。
そしてストーリーや構成にも文句なしです。
推理小説が好きでなにか軽く読めるものが欲しいときには是非考えてみてください。
ただ、本格的な推理小説が好きな人には向かないかもしれません。
あくまでライトノベルなのでトリックも本格的とは言いずらいです。
早く角川文庫版が追い付いて欲しい。
当時は未完になってしまうのか!? ととてもハラハラしました。
GOSICK ―ゴシック― (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)より
4044281068
No.28
(4pt)

もうひとつの桜庭!

 桜庭一樹の他の作品と少し趣の違うミステリー。しかし、そこはやはり桜庭的風味に溢れた極上のミステリーには違いない。あまりの恐ろしさ、怖さにふるえがくるシーンが何度かある。話の面白さに加え、物語り展開の巧さ、文章の書きぶりのよさという桜庭作品の特徴をきっちりとおさえているのはさすが!
 ヨーロッパの小国ソヴェールを舞台に、貴族の妾腹の娘で300年の歴史を有する大図書館の最上階に住むというヴィクトリカ・ド・ブロウと大日本帝国軍人一家の三男坊・久城一弥がコンビを組んで、これまた可笑しな貴族警部を手助けするという探偵シリーズの第一作目。このようなキャラクターの設定自体が可笑しいが、世は世界大戦が終わったばかりの1924年で、このシリーズ第一作目の事件のきっかけが、この第一次世界大戦の勝敗がどうなるかというある占いにあるというのが恐ろしさのもとでもある。
 タイトルの「GOSICK」なる英語はないが、恐怖小説「GOTHIC NOVEL」をパロっていることには間違いがない。この文庫に入っているしおりのデザインもおどろおどろしい。
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.27
(4pt)

もうひとつの桜庭!

 桜庭一樹の他の作品と少し趣の違うミステリー。しかし、そこはやはり桜庭的風味に溢れた極上のミステリーには違いない。あまりの恐ろしさ、怖さにふるえがくるシーンが何度かある。話の面白さに加え、物語り展開の巧さ、文章の書きぶりのよさという桜庭作品の特徴をきっちりとおさえているのはさすが!
 ヨーロッパの小国ソヴェールを舞台に、貴族の妾腹の娘で300年の歴史を有する大図書館の最上階に住むというヴィクトリカ・ド・ブロウと大日本帝国軍人一家の三男坊・久城一弥がコンビを組んで、これまた可笑しな貴族警部を手助けするという探偵シリーズの第一作目。このようなキャラクターの設定自体が可笑しいが、世は世界大戦が終わったばかりの1924年で、このシリーズ第一作目の事件のきっかけが、この第一次世界大戦の勝敗がどうなるかというある占いにあるというのが恐ろしさのもとでもある。
 タイトルの「GOSICK」なる英語はないが、恐怖小説「GOTHIC NOVEL」をパロっていることには間違いがない。この文庫に入っているしおりのデザインもおどろおどろしい。
GOSICK ―ゴシック― (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)より
4044281068
No.26
(4pt)

軽く読めます

2003年に富士見ミステリー文庫より刊行された「GOSICK」が、今般、角川文庫から発売され購入しました。富士見版はカバーや挿絵のイラストがちょっと引いてしまう感じなのですが、角川版はブックカバーなしでサラリーマンが電車でも読めるところがOK。当作品は連作もので現在長編が6冊、短編の「GOSICK s」が3冊富士見書房より発売されております。
内容は、ヨーロッパの架空国ソヴュールの聖マルグリット学園に極東の島国から留学してきた九城一弥と図書館塔の最上階に住む謎の美少女ヴィクトリカの学園ミステリー。レビュータイトルにありますとおり、通勤・通学中に軽〜く読めます。
どきどき・わくわくしながら、一気読みする楽しみを久しぶりに思い出させられるシリーズ。
やっぱり、小説は白いのが一番。
作者の直木賞受賞作「私の男」より「赤朽葉家の伝説」の方が好きな人には特にお勧め。
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.25
(4pt)

軽く読めます

2003年に富士見ミステリー文庫より刊行された「GOSICK」が、今般、角川文庫から発売され購入しました。富士見版はカバーや挿絵のイラストがちょっと引いてしまう感じなのですが、角川版はブックカバーなしでサラリーマンが電車でも読めるところがOK。当作品は連作もので現在長編が6冊、短編の「GOSICK s」が3冊富士見書房より発売されております。
内容は、ヨーロッパの架空国ソヴュールの聖マルグリット学園に極東の島国から留学してきた九城一弥と図書館塔の最上階に住む謎の美少女ヴィクトリカの学園ミステリー。レビュータイトルにありますとおり、通勤・通学中に軽〜く読めます。
どきどき・わくわくしながら、一気読みする楽しみを久しぶりに思い出させられるシリーズ。
やっぱり、小説は白いのが一番。
作者の直木賞受賞作「私の男」より「赤朽葉家の伝説」の方が好きな人には特にお勧め。
GOSICK ―ゴシック― (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)より
4044281068
No.24
(4pt)

桜庭一樹のヒットシリーズはコナンドイルのような探偵もの。

今をときめく直木賞作家、桜庭一樹さんのラノベ時代のヒットシリーズ。時代は第一次世界大戦後のヨーロッパ。仮想の王国、ソヴェールに留学した日本人、久城少年とビスクドールのような金髪の天才少女、ヴィクトリカがいどむミステリー物です。やや、時代考証に怪しいところがありますが、天才美少女探偵というお決まりの設定ながら、さくさく楽しんで読めます.
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.23
(5pt)

最高!

私がこの本(GOSICK)を買ったきっかけは友達が読んでたからです!初めはあまり期待していなかったけれど、読んでみると止まらなくなりました!でもこの巻はちょっと残酷です。でもヴィクトリカと久場一弥の関係も目が離せません!
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.22
(4pt)

ミステリー風キャラ小説

舞台は西洋、
主人公は留学生の日本人。
ヒロインで探偵役は椅子に腰掛けてタバコをプカリプカリと吹かし
迷警部の持ってくる難事件を解決する、女の子。
20世紀初頭のミステリ小説の探偵役の特徴を継ぎ合わせてラノベらしく少女にしたという印象。
タバコや尊大で不遜な性格はホームズっぽいし、「知恵の泉」なる表現は
ポアロの「灰色の脳細胞」を想起させる。
椅子に座って事件を解決するさまは、安楽椅子探偵のごとくだし、
主人公の愚直な少年はワトソンでヘイスティングスだ。
謎解きもそれっぽい感じで、むしろ主人公の非凡で不遜な性格を
引き立てるエッセンスなのだと思えばよろしいのかと。
ミステリ単体として評価するのは酷だけど、キャラ小説として読むと楽しめます。
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.21
(4pt)

ボーイミーツガール+さわりミステリ

架空の王国ソヴレムを舞台に留学生一弥とフリルとレースと謎に包まれた天才美少女ヴィクトリカが出会う事件を描いたライトミステリ。
正直ミステリとしては欠陥も多い。一巻目は途中に犯人の視点による回想が入る一種の到叙トリックが仕組まれているのだが、いきなり話し方が変わったりしてフェアとは言えない。
他にも事件の犯人の動機が不明なままだったりと未消化な部分が多々見受けられるので、正統派ミステリを求めて読んだ人は点が辛くなるかも。
けれど面倒見よい一弥と人見知りが激しすぎる血統書つき子猫みたいなヴィクトリカの掛け合いは微笑ましいし、気合入りすぎてそれだけで1Pいくんじゃないか?ってな勢いのヴィクトリカの容姿・服装の描写は慣れてくるとかなりうっとりする。
難をあげるなら巻を増すごとに二人の関係が閉塞癒着して息苦しくなってくるなあ……。
ヴィクトリカと一弥があんまりにも互いしか見ずにべったりしてるもんだから、風の通り道がなくて苦しくなってくる。ヴィクトリカがすこぅしずつ一弥に感化され周りに目をむけアヴリルやセシルに親しんでいく展開があってもよさそうなのに、ずっと「一弥!一弥!」で保護者の下から出ないのが後半にいくに従いちょっと辛くなる。
勿論それが好きな人もいるんだろうけど二人の関係が安定しすぎているというか、互いのみで完結しすぎていて、「もうおなかいっぱいだから違うもの食べようよ!」と叫びたくなる。
甘いものを食べ過ぎて胸焼けする感じに近い。
すっかり文芸方面にシフトしてしまった著者がこちらに返ってくる気があるのか興味深い。
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.20
(5pt)

ラノベでミステリーは貴重だな

ミステリー小説として面白く、ライトノベルとして見ても高く評価出来る作品と思います。
一般文芸過ぎず、雰囲気はあくまでラノベで中身は本格的でした。
続きも読みたいと思います。
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.19
(4pt)

うほ♪

最初ゎ絵がかわいいから♪
という理由で購入((藁。。。
でも呼んでみたらすごく面白い!!
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.18
(5pt)

ミステリーとして評価したのではない、富士見ファンタジア文庫と同じ感覚で読める。どちら

ライトミステリーを、第一次世界大戦が終わり、第二次世界大戦が始まってない年代設定で、日本人の留学生久城くんが、フランス語圏のアルプス山脈の小国ソビュールで、とある事情で幽閉されていた貴族の知恵の泉を持つ姫、ヴィクトリカと一緒に、事件を解明したり、秘められた謎を解いたり、学園を脱走して冒険をしたり、ケンカして拗ねた彼女をお菓子やお話でなだめたり、などで描いていきます。どう考えてみてもミステリー文学ではなく、ほほえましいライトノベルの範疇です。そう考えて読んでみれば星4つなのですが、武田日向さんの挿し絵の繊細な描き込みとキャラクターの可愛さは見ているだけで癒されます。画集にならないかと思うほどなんです。第1巻にして、星4つのものを、星5つに加算したのは絵の力!そこに尽きます。絵のためだけに購入してみても損はしません。
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.17
(5pt)

そこに謎があるから解いてみよう

 シャーロック・ホームズ好きを公言している桜庭一樹先生のミステリー小説です。ホームズはフリルに身を包んだ小さな探偵役のヴィクトリカ、ワトスンは日本からの留学生で世話好きな少年の久城です。文章も訪ねてきた久城のその日の行動を、「君、それは〜〜だからなのだよ。」と当ててみたり、事件の話を聞いただけで真相をあててみたりと、ホームズに見られる特徴を強く持っています。
 メインとなる事件は、偶然乗ることになった豪華客船にまつわる謎を二人で解いていくというものです。謎めいたモノローグと本編を同時進行で読むことで、事件にかかった謎や不思議の霧が払われていきます。事件単体のトリックだけではなく、そのさらに奥にある真相を探りあてていくヴィクトリカはまさしく名探偵なんだと思います。そしてクライマックスのシーンでは、悪口ばかり言うヴィクトリカに不満を言いながらも甲斐甲斐しく世話をする(してしまう)久城も奮闘し、二人の絆の強さを心地よく読むことができます。
 最後にヴィクトリカの可愛らしさがよく指摘されるGOSICKですが、この後の2巻あたりからヴィクトリカのぷにぷにフリフリ表現がイラストに引っ張られるように増していきます。イラストも同じように綺麗に、可愛らしくなっていきますので、そちらも楽しみにしつつ、次の巻も読まれることをお勧めします。
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.16
(4pt)

ミステリー?

そもそもミステリーという言葉の意味が現実として千変万化なので、「本格推理」「探偵小説」とでも銘打っていれば微妙だとは思うが、
これは紛う事なきミステリーではある。
話は序盤の前振り話があり、それに乗っかるような形で(強引だけど)、周囲と隔絶された船舶からの脱出劇というメインの話へと繋がっていく。
ただその描き方はしつこくないと言えばいいか。ねちっこい細かさよりも展開やアクションを重視してあり、読みやすい。
ひとつ気になったのは1巻とは思えない描写が多々あること。
特に主人公とヒロインとの出会いや過去の描写をすべて「別のお話」として、ドタバタと巻き込まれていくのは違和感を覚える。
ライトノベルとして、つまらない説明はいらない、というスタンスは解るが、それにしても全てを途中経過として描くのはいかがなものか。
(後発作品を読め、ということだとも思うけど)
ただ文章力はかなりの物で、表現・構成のレベルは高い。
必要以上に長いだけの、会話やモノローグや心象描写もなく、よくまとまっている。
話を広げすぎずに、ある程度でまとめるというのはなかなか難しいが、それが確実にできている。
願わくばヒロインの性格、口調、行動が今後読者に不快感を与えるようなものでないことを祈る。
周囲を低く描くことにより天才性を表そうとして、結果失敗する作品が多々あるし・・
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.15
(4pt)

世界はフリルに満ちている

ジャンルはミステリーとなっていますが、実際はライトミステリーといった所です。
謎はそこまで難解ではないので、ミステリーをはじめて読む人向けといった感触。
逆にミステリー愛読者にとってはミステリー部分は物足りないと思われます。
しかし、この作品はライトノベルなので、キャラクターの魅力の部分は十二分にあります。
特にフリルに満ちた”ヴィクトリカ”のかわいさはたまりません。
他にも頑固一徹で真面目な主人公”九城一弥”や頭がドリルのような”グレヴィール警部”など、キャラクターはしっかり立っていて物語に引き込んでくれます。
表紙を見て
「あ、この絵かわいいな」
と思った人なら買って損はない作品。
ヴィクトリカを愛でてあげてください。
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295
No.14
(5pt)

どんどん読めちゃう!!

私はまず表紙に惹かれて、次に富士見ミステリー文庫というレーベルを見て、このレーベル読んだ事ないな…?でもミステリー好きだし絵もいい感じだし♪と思い軽い気持ちで購入しました。
でも読んでみたらどんどん作品の世界に引き込まれて一気に読んでしまいました!
現在5巻と短編集が2冊出ていますが全部購入してしまいました…笑
舞台がヨーロッパにある架空の小国という設定なので、ヨーロッパの町並み、建物など景色に憧れを抱く人にいいかもしれません。
また、あまりヨーロッパに興味というか、親近感がわかないなぁ…といった人でも主人公は日本人という設定なので馴染めると思います。
あとこの巻は呪われた船の中で次々と殺人が起こるので、そういったハラハラした雰囲気が好みの方にいいかも♪
あと、とにかくキャラがかなりいきいきしています。この小説のホームズ的存在の少女、ヴィクトリカと、助手的(?)存在のちょっと頼りないけど、やる時はやる主人公の一哉の会話が楽しいのです。
とにかくオススメです☆
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫) Amazon書評・レビュー: GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)より
4829162295