赤朽葉家の伝説

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評判

赤朽葉家の伝説の評価:

3.77/5点 レビュー 107件。 B ランク

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平均点3.77pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全203件 61〜80 4/11ページ
No.143
(4pt)

長いのに飽きさせない。偉業!

作者の、イビツながらに脱皮を遂げたナマハゲ少女のような、そのド根性さに惹かれました。

マクガフィンも巧みだし、
風情の表し方も、朧に見せかけながらビビッドに喰い込ませてくる抜群の才覚がある作家だと思います。

でも、桜庭さんはホントに推理小説を書くの、向いてませんよね……。
恋愛・青春遍歴小説を書くのはこんなに上手いのに。「好き」と「才能」がこれほど結びつかないのも難しいので、逆に凄いくらいです。

普通の大河中間小説だと思って読んでいたので大部分が好印象なのですが、第三部で腰砕け……。第二部で終わらせたほうが良かったくらい(なので★マイナス一個)。

野生児っぽい子とか、「こんなこいるかな」を書かせたらギャグ並みに素晴らしい。
しかも桜庭さんは、男性キャラも割合書ける人なんですよね、そこが他の女性作家と一線を画す点です。

情感豊かです。読者を引っ張る構成力も格段に高いです。いい感受性です。
赤朽葉家の伝説 Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説より
4488023932
No.142
(1pt)

退屈すぎます

最初から最後まで退屈の一言です。
説明が多すぎるので、読むのを苦痛に感じました。
とってつけたような戦後史や世相の挿入は明らかに余分でしょう。
日本(都市部)、地方(紅緑村)、赤朽葉家のレイヤーが連動しつつも
少しずつ違ってコントラストを見せるのが肝だと思うんだけど,
総論の部分が説明的だったり、
連動に重きが置かれていると完全に面白みが
失われてしまっているということに
この作家さんは気づいていないようですね。
正直最後まで読むのをやめようかと思ったぐらいつまらなかった。
これははっきり言って駄作だと思います。
赤朽葉家の伝説 Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説より
4488023932
No.141
(1pt)

退屈すぎます

最初から最後まで退屈の一言です。
説明が多すぎるので、読むのを苦痛に感じました。
とってつけたような戦後史や世相の挿入は明らかに余分でしょう。
日本(都市部)、地方(紅緑村)、赤朽葉家のレイヤーが連動しつつも
少しずつ違ってコントラストを見せるのが肝だと思うんだけど,
総論の部分が説明的だったり、
連動に重きが置かれていると完全に面白みが
失われてしまっているということに
この作家さんは気づいていないようですね。
正直最後まで読むのをやめようかと思ったぐらいつまらなかった。
これははっきり言って駄作だと思います。
赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)より
4488472028
No.140
(4pt)

面白かった

帯や、内容紹介では全然この本の良さは伝わらないです。
下手したら、読まなかったかも。読んでよかった。

ミステリーとかサスペンスとかのジャンルではないけど、面白いです。

個人的には、最初の万葉の話が一番好きです。
だんだん、現在になってくるのが寂しく感じました。

良い悪いは別として、なんかマンガとかアニメーションが浮かびました。
万葉の話は、日本昔話を読んでいるような気持ちです。
赤朽葉家の伝説 Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説より
4488023932
No.139
(4pt)

面白かった

帯や、内容紹介では全然この本の良さは伝わらないです。
下手したら、読まなかったかも。読んでよかった。

ミステリーとかサスペンスとかのジャンルではないけど、面白いです。

個人的には、最初の万葉の話が一番好きです。
だんだん、現在になってくるのが寂しく感じました。

良い悪いは別として、なんかマンガとかアニメーションが浮かびました。
万葉の話は、日本昔話を読んでいるような気持ちです。
赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)より
4488472028
No.138
(3pt)

んー。

ビミョー…。
変な話として面白い部分と、
ひねりのないただのヤンキー列伝の部分とがあり、
章によっては面白かったり、面白くなかったりするかなぁ…。
個人的には「七竃〜」の方が面白かったです。
赤朽葉家の伝説 Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説より
4488023932
No.137
(3pt)

んー。

ビミョー…。
変な話として面白い部分と、
ひねりのないただのヤンキー列伝の部分とがあり、
章によっては面白かったり、面白くなかったりするかなぁ…。
個人的には「七竃〜」の方が面白かったです。
赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)より
4488472028
No.136
(4pt)

旧家と少女

内容はまったく違いますが、宮尾登美子さんの「蔵」に雰囲気が似ている気がしました(旧家と少女の成長記的な)。 

 ミステリーの部分は予想していたよりもずっと少なく、本筋ともたいして関係ないように思えます。この本は、赤朽葉の人々の数奇な人生を眺めるもので、推理云々はおまけみたいなものと思ったほうが良いかと。それぞれメインとなる一族のキャラが恐ろしく立っているので、下手なミステリーよりもずっと牽引力のある物語だと思います。

 桜庭さんの本は初めてですが、全体的に地の文がほとんどを占めており、読むのにものすごい時間がかかりました。しかし、テンポよく読めるあたり力のある作家さんなのだな、と実感しました。氏の他の本も手に取ってみよう、そう思えた一冊でした。


赤朽葉家の伝説 Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説より
4488023932
No.135
(4pt)

旧家と少女

内容はまったく違いますが、宮尾登美子さんの「蔵」に雰囲気が似ている気がしました(旧家と少女の成長記的な)。 

 ミステリーの部分は予想していたよりもずっと少なく、本筋ともたいして関係ないように思えます。この本は、赤朽葉の人々の数奇な人生を眺めるもので、推理云々はおまけみたいなものと思ったほうが良いかと。それぞれメインとなる一族のキャラが恐ろしく立っているので、下手なミステリーよりもずっと牽引力のある物語だと思います。

 桜庭さんの本は初めてですが、全体的に地の文がほとんどを占めており、読むのにものすごい時間がかかりました。しかし、テンポよく読めるあたり力のある作家さんなのだな、と実感しました。氏の他の本も手に取ってみよう、そう思えた一冊でした。


赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)より
4488472028
No.134
(5pt)

もっとすごい小説を将来、書くかも

人気作家の代表作らしいですが、十分水準以上の楽しみを味わうことが出来ました。
3つのパートをタッチを変えて描ききる文章力も水準以上で、物語の構成力も優れていると思います。
欲を言えば、各パートをまたがる伏線や遊びがもっと合ったほうが構成の妙を堪能できたように思いますし、語り手の位置づけも、他の凝った文学作品のように、工夫の余地があったかもしれません。
しっかりした筆力があるのだから、もっと技巧的にもストーリーにも優れたすごい小説を将来書いて欲しいというのが、わがままな読者の期待とお願いになりますか。

赤朽葉家の伝説 Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説より
4488023932
No.133
(5pt)

もっとすごい小説を将来、書くかも

人気作家の代表作らしいですが、十分水準以上の楽しみを味わうことが出来ました。
3つのパートをタッチを変えて描ききる文章力も水準以上で、物語の構成力も優れていると思います。
欲を言えば、各パートをまたがる伏線や遊びがもっと合ったほうが構成の妙を堪能できたように思いますし、語り手の位置づけも、他の凝った文学作品のように、工夫の余地があったかもしれません。
しっかりした筆力があるのだから、もっと技巧的にもストーリーにも優れたすごい小説を将来書いて欲しいというのが、わがままな読者の期待とお願いになりますか。

赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)より
4488472028
No.132
(2pt)

万葉の時代でやめときゃ神、あとは蛇足

なんか怪しくて、でも美しくて不思議で、一章に完全に圧倒された。
が、あとのはいらないんじゃ?不良少女モノは、死ぬほどありがち。あと、編集者が影武者と見分けらんないって、不条理すぎる。百年の孤独ならともかく、あそこまで突き抜けた意味不明面白小説じゃないんだから、唐突にどうしたの?
って気分。
それから、三章の女の子の無駄な謎解き。
とってつけたような推理、「万葉、人なんか殺してる伏線なんかねーし???」と思ったら、オチは「勘違いでしたー」。
世界は美しくなければ、とかうっとり言われても、あんた会社辞めてどうすんねんと白けた。
赤朽葉家の伝説 Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説より
4488023932
No.131
(2pt)

万葉の時代でやめときゃ神、あとは蛇足

なんか怪しくて、でも美しくて不思議で、一章に完全に圧倒された。
が、あとのはいらないんじゃ?不良少女モノは、死ぬほどありがち。あと、編集者が影武者と見分けらんないって、不条理すぎる。百年の孤独ならともかく、あそこまで突き抜けた意味不明面白小説じゃないんだから、唐突にどうしたの?
って気分。
それから、三章の女の子の無駄な謎解き。
とってつけたような推理、「万葉、人なんか殺してる伏線なんかねーし???」と思ったら、オチは「勘違いでしたー」。
世界は美しくなければ、とかうっとり言われても、あんた会社辞めてどうすんねんと白けた。
赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)より
4488472028
No.130
(5pt)

豊かな語りの世界にちゃぷちゃぷ

女三代記がなんでミステリーなんだろう?

物語は祖母の話から始まる。未来を視ることができて、貧しい家で育てられながら、村一番の名家に輿入れする。
村にそびえる製鉄所は、戦後日本の経済復興とともに大きくなっていく。
2部は母の時代。ことあるごとに「しゃばいぜよ!」と言い放ち、鉄球をもてあそぶ不良少女。
それがいつしか売れっ子漫画家になるのだが、もう少しあとの話だ。
日本人の価値観も産業構造も変わり、変化は村や製鉄所にも影を落としている。
そして現代の私。すでに、主人公をして「語るべき物語はなにもない」と言わしめる時代になっている。
…と、戦後の日本の社会状況を巧みに織り込みながらも、赤朽葉家に出入りする飛行人間や透明人間、
子供に「鞄」「孤独」などとんでもない名前をつけてしまう婆さんなど、クセのある人物たちがたまらない。
そして、あやしい伝説に彩られた一族のどことなくメランコリックなエピソードの数々…。

章ごとに作風が微妙に変化するのもおもしろい。
3部にしかけられた「謎」と、その切ない結末ときたら!
「マシアス・ギリの失脚」にも似た、豊かな語りの世界を堪能できました。
これだけ読ませたあとの、軽いあとがきもいい。
赤朽葉家の伝説 Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説より
4488023932
No.129
(5pt)

豊かな語りの世界にちゃぷちゃぷ

女三代記がなんでミステリーなんだろう?

物語は祖母の話から始まる。未来を視ることができて、貧しい家で育てられながら、村一番の名家に輿入れする。
村にそびえる製鉄所は、戦後日本の経済復興とともに大きくなっていく。
2部は母の時代。ことあるごとに「しゃばいぜよ!」と言い放ち、鉄球をもてあそぶ不良少女。
それがいつしか売れっ子漫画家になるのだが、もう少しあとの話だ。
日本人の価値観も産業構造も変わり、変化は村や製鉄所にも影を落としている。
そして現代の私。すでに、主人公をして「語るべき物語はなにもない」と言わしめる時代になっている。
…と、戦後の日本の社会状況を巧みに織り込みながらも、赤朽葉家に出入りする飛行人間や透明人間、
子供に「鞄」「孤独」などとんでもない名前をつけてしまう婆さんなど、クセのある人物たちがたまらない。
そして、あやしい伝説に彩られた一族のどことなくメランコリックなエピソードの数々…。

章ごとに作風が微妙に変化するのもおもしろい。
3部にしかけられた「謎」と、その切ない結末ときたら!
「マシアス・ギリの失脚」にも似た、豊かな語りの世界を堪能できました。
これだけ読ませたあとの、軽いあとがきもいい。
赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)より
4488472028
No.128
(5pt)

あっという間に

女三代記にどう推理が絡んでくるのか、楽しみに読みました。初・桜庭作品でした。千里眼奥様の万葉、伝説のレディースにして超有名漫画家となった毛毬、自分のやりたいことが見つけられずニートになっている瞳子。万葉と毛毬に比べ、瞳子が平凡(?)なので、最後はどうなるんだろうと、割と厚みがあるこの文庫本を一気に読んでしまいました。特に万葉の部がおもしろかったかな。毛毬の部は若干退屈でしたが、瞳子の時代になって、おばあちゃんである万葉の残した”謎”を解き明かすことになるので、そこはまた読むスピードが上がりました。

 最初は、こうやってただ日本女性の一生みたいに話が進んでいくだけかしら、なんて思いましたが、日本て、たった三代でこんなに変わったんだな、と壮大な歴史絵巻を見るようで、ミステリの部分以外(というか、それが大半か)もおもしろかった。そして最後に解ける”飛行人間”の謎。そうきたか。長い長いトンネルをぬけて、青い空を見上げたときのようなスッキリ感。おもしろかった。
赤朽葉家の伝説 Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説より
4488023932
No.127
(5pt)

あっという間に

女三代記にどう推理が絡んでくるのか、楽しみに読みました。初・桜庭作品でした。千里眼奥様の万葉、伝説のレディースにして超有名漫画家となった毛毬、自分のやりたいことが見つけられずニートになっている瞳子。万葉と毛毬に比べ、瞳子が平凡(?)なので、最後はどうなるんだろうと、割と厚みがあるこの文庫本を一気に読んでしまいました。特に万葉の部がおもしろかったかな。毛毬の部は若干退屈でしたが、瞳子の時代になって、おばあちゃんである万葉の残した”謎”を解き明かすことになるので、そこはまた読むスピードが上がりました。

 最初は、こうやってただ日本女性の一生みたいに話が進んでいくだけかしら、なんて思いましたが、日本て、たった三代でこんなに変わったんだな、と壮大な歴史絵巻を見るようで、ミステリの部分以外(というか、それが大半か)もおもしろかった。そして最後に解ける”飛行人間”の謎。そうきたか。長い長いトンネルをぬけて、青い空を見上げたときのようなスッキリ感。おもしろかった。
赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)より
4488472028
No.126
(5pt)

この作品で直木賞でよかったかも

「私の男」がおもしろかったので、1年さかのぼってこの小説を読みました。中ほどのレディースのところを改稿して出版し、のちに別途一作品として出版したようですね。「私の男」ではなく、この作品で直木賞をとってもよかったんじゃないかと思います。
赤朽葉家の伝説 Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説より
4488023932
No.125
(5pt)

この作品で直木賞でよかったかも

「私の男」がおもしろかったので、1年さかのぼってこの小説を読みました。中ほどのレディースのところを改稿して出版し、のちに別途一作品として出版したようですね。「私の男」ではなく、この作品で直木賞をとってもよかったんじゃないかと思います。
赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)より
4488472028
No.124
(5pt)

時代を見る眼の確かさ

女三代の壮大な物語ですが、とにかく読ませます。
作者のストーリー・テラーとしての実力を感じずにはいません。

しかし、この物語はそうした物語の面白さだけではありません。
終戦から復興の時代、バブル期、そして現代と、その風俗の変遷だけでなく、そこに生きる人間の心情風景が実にうまく表現されています。いや、それ以上かも知れません。
と言うのも、そこに書かれている彼らの気持ちは、すべて納得の出来るものであるだけでなく、言われてみればなるほどそこに生きた人たちの気持ちは、こんな風に纏められるんだと言う酷く感心しました。

作者の時代を見る眼の確かさをそこに感じました。
それがあるからこそ、こうした「全体小説」を書き得たのだろうと思います。
その感覚が、時代を的確に掴み、そこに登場する人物に生き生きした動きをさせる血を注ぎこむことが出来るのでしょう。

見事な「全体小説」です。
赤朽葉家の伝説 Amazon書評・レビュー: 赤朽葉家の伝説より
4488023932