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疑心: 隠蔽捜査3
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疑心: 隠蔽捜査3の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全109件 101~109 6/6ページ
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| 相変わらずの面白さ、リーダビリティは健在でしたが、今回はなんと竜崎が○をしてしまうという、ビックリ設定。 けっこう男性陣には受けるのかもしれないこの交通事故のような敵の出現。 私はちょっと乗れませんでした。やはり竜崎は、唐変木の合理主義者でいてほしかった。 それに、事件は片付いたかもしれませんが、最後の締めが駆け足になってしまったのが残念ですね。 | ||||
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| このシリーズ、第一作・二作とたいへん楽しませてもらいました。本作もそれなりに面白かったのですが、ストーリーはちょっと都合よすぎかな・・と思いました。 それよりも主人公竜崎の、随所にちりばめられている独白に「うん、そうそう!」と思わずうなずいてしまいます。 “・・・あたかもこの世で一番大切なものが恋愛であるかのような・・・そんな国は滅ぶ、竜崎は本気でそう考えていた・・・” “・・・いつからテレビはこんなにつまらなくなったのだろう。” 主人公とちょうど同年代の私には、こんな楽しみ方もしています。 それにしても竜崎さん、前作と本作でこれだけ手柄を立てたのだから、次回は左遷人事から復活させてもいいんじゃないですか?それともキャリアの世界はそんなに甘くない? | ||||
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| 「隠蔽捜査」シリーズも三作目。竜崎の「唐変木」ぶりも、いよいよ快調である。 「キャラ読み」ということになるのかもしれないが、このシリーズは一貫して竜崎の視点で語られており、その異様に低い自己評価と周囲の評価の落差が、えらくオカシイのである。 過去二作での活躍により、竜崎はすでに警察の「生ける伝説」となっている。部下たちは心酔しているし、同僚からは尊敬され、上司たちからは深く信頼されている。警視庁管内にそのことを知らぬ警察官はいない。ただ一人、竜崎本人を除いて。 能力を買われて抜擢されただけなのに「陰謀では」と疑う。同僚が「顔色が悪いですよ」と心配すれば、弱みを見せまいとする。我々読者は、そのたびに「竜崎、違うぞ!」とツッコミを入れてはニヤニヤすることになる。まさに、妻・冴子の言うとおり「唐変木」の面目躍如である。 本作は、かなり上質のユーモア小説かもしれない。 ただし、そういう「読み」のためには「竜崎」というキャラクターに親しんでおく必要がある。第一作から順に読まれることを、強くお勧めする。 | ||||
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| 第2弾の主題「果断」に対して第3弾は「疑心」。連載時のタイトルは「乱雲」だったそうだ。第3弾ともなればややもするとマンネリ化し、論調も単調・平板なものになる可能性がある。奥田英朗の伊良部シリーズ作品の第3弾『町長選挙』は、現代性・話題性を強く意識するあまり読後感が芳しくなく、「もっと伊良部を大事にしてほしい」というレビュアーが多かったことを想起する。しかし本書にはそのような危惧は不要であった。警察機構が直面した事件・警備内容というよりは、主人公の動揺・変容(それを経ての成長)ぶりが見物なのだ。 なんといっても型破りのキャリア警察官僚が本庁から送り出された美人秘書官に「○をする」という設定は、本書のなかで主人公・竜崎が語るごとく、全くもって新鮮で意外である。感情よりも格段に理性を尊重する生き方を貫いてきただけに、こうした経験はまさに「交通事故」のようなものだった。しかも米国大統領来日のための方面警備本部長という重役を背負わされたなかでの「事故」だ。彼自身の心の葛藤・焦燥は本文でも繰り返し強調され、読者にも十二分に伝わってくる。竜崎の新たな人間性が垣間見られる本作品はそれだけでも一読の価値があるといえよう。残念ながら、事件・警備概要をめぐる内容は、途中でその「結末」が予想できるゆえ大した評価はできないが、それでも本書はなかなか面白い。「疑心」は竜崎の心情を赤裸々に語るものだろう。 竜崎が抱え込んだ悩みは自分の娘が置かれた状況にも呼応し、彼の発言の変貌ぶりも印象的。相変わらず竜崎の妻の直観力・洞察力は恐ろしいほど鋭い。幼なじみの本庁刑事部長の伊丹に相談を持ちかけるシーンも心をくすぶる。「誰かに相談しようと思ったら、おまえしか思い浮かばなかった」(175頁)という言葉は本音であろう。シリーズごとに竜崎と伊丹の繋がりの深化を実感させる。人間的魅力を増した竜崎の今後の活躍を待ちたい。 | ||||
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| 前2作が面白かったので、書店に並ぶと同時に楽しみに、買って読みました。 相変わらずの人間臭さで楽しめるところも随所にありました。 ただし、今回の作品は話のスケールを大きく広げ過ぎてしまい 取り上げたディテールだけではたたみきれていない印象で、やや消化不良でした。 また、普通のオジさんであるカタブツ竜崎が恋するまでは、まあ、まだ許容するとして 仕事に支障が出るほど動揺する・・・ほど魅力的な女性には描けていなかった気がします。 面白かったのは、面白かったのですが、どんどんハードルを上げてしまうのが 読者の欲張りな気分なのです、すいません、エラソウなコメントで。 前2作読んで、3作目を買おうかな・・・と思ってらっしゃる方、 文庫になるまで待って読んでもいいかもしれません・・・・。 組織の中の政治と確執、問題が起きてしまった家庭での身の処し方、そして恋と推移してきて 一般的に使えそうなネタが一巡した感のある中の次の一手。 斬新な展開を期待しております。 ブチブチ言いつつも、次の一作も発売と同時に買うだろうと思いますので。 | ||||
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| 「隠蔽捜査」シリーズの3作目。 『隠蔽捜査』は吉川新人賞を、2作目の『果断』では 山本賞と推理作家協会賞を受賞している。 さて3作目は、直木賞か?と読み出したが、もしかしたら 本当にとってしまうかもしれないと思えるほどの面白さです。 主人公の竜崎は今回「ある理由」からなかなかいつもの 建前=本音という特異なキャラを発揮できないのだが、 後半、その枷をはねのける、そのやり方が、最高でした。 いやぁ、これほど読んで損の無いシリーズもないです。 早く第4弾が読みたい! | ||||
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| 隠蔽捜査シリーズのファンだったんですが…残念で仕方がないですね。ここには共感も驚きも興味も何も呼び起こすものがなかった。本当に同一人物が筆を執ったのか疑ってしまいました。次作は是非また感情移入できるような作品をお願いします。 | ||||
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| 非常に面白かったです。個々のキャラクターがしっかりと確立され、かつ生かされているので、情景を頭に浮かべながら読み進むことができました。今回は軽いエピソードも入ってきますが、それもご愛嬌で、良いアクセントになったかと思います。また、相変わらず会話と会話の間の「感想」部分が抜群でした。次回作以降も外れがないと確信しました。 | ||||
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| 本作では、主人公の竜崎が、大森署署長のまま、米大統領訪日の方面警備本部長(立地的に羽田空港も所管)になります。 国際的なストーリー自体も楽しめますが、何より興味深いのは、部下の女性への思いに苦悩する竜崎の心の動きです。 隠蔽捜査1では、前半に描かれた竜崎の官僚臭さと、後半の決断力のギャップにぐいぐい引き付けられました。 「果断」では、左遷されてもくじけない姿勢、家庭と仕事の問題等を考えさせられました。 同じく、「疑心」では、竜崎を通して、既婚男性の女性をめぐる心理が絶妙に描かれており、自分自身の心の動きに動揺する竜崎に共感させられました。 伊丹刑事部長等のおなじみのキャラクターも登場しており、隠蔽捜査シリーズのファンには必ず楽しめる作品だと思います。 小説新潮で、この作品の裏話的なエピソードが掲載されているので、そちらの方もぜひ単行本化して欲しいと思います。 | ||||
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