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暗黒館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
暗黒館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 21~40 2/3ページ
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館シリーズを全部読んでいるので、長かったけどスルー出来ませんでした。まだ3巻かぁ・・・と思いながら読みました。 | ||||
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綾辻さんの館シリーズは全部読んでいますが、回を重ねるごとに読むのが大変になってきていますね。暗黒館はとにかく長いです。ちょっと読むのが面倒でした。気合で読み切った感じです。 | ||||
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だらだら長い。もう少し、短く内容にしていたら面白く出来たと思います。 | ||||
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果たしてここまで長編にする意味があるのだろうか?? ストーリー自体はおもしろいのに、途中でだれてしまう長さ。 非常に残念。 | ||||
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この館シリーズが、どんでん返しをすることにのみ重きを置かれている作品になっていることに、やはりストレスを感じ得ない。 ダリアの宴で供される「肉」がダリアの人肉であり、浦登家が不老不死の妄想に取りつかれたヤバイ一族であることは1巻の途中から容易に想像ができるものの、「詳しいことは玄児さんから聞いた方が~~」と、いちいち他の登場人物がもったいつけてくるのが本当に鼻についた。 当初、えみなみ忠教がかわみなみくんだと信じていたので、彼に物語の語り部となることを期待して読み始めていた分「ああ、僕は・・・僕とはなんだ・・・・ああ、わからない・・・・ああ」と必要以上に長ったらしく余計なモノローグを入れて記憶喪失と格闘しつつ、2巻以上もの間「役立たず」ポジションで居続けたことに非常にイライラさせられた。江南が、33年前の「えみなみ」と、現代の「かわみなみ」の二人出てくる、というのは、もはやトリックを通り越して「いい加減にしてくれよ」と気分を萎えさせられたし、正直、これは叙述トリックの中でもギリギリルール違反なのではないかとも思う。 中也=中村青児という事実を隠すために、「中也」とあだ名で「私」を登場人物たちに呼ばせる、という手法は十角館の殺人でも用いていたが、こんなチンケなビックリを誘発させようとせず、素直に最初から中村青児の原点の物語であると明かしてくれていた方がよほどストレスなく読めたと思うが、そもそも最後に「私」=中村青児であった、という大どんでん返しから生じる「やられた!」というビックリ感を狙わなければ、この物語をこんなに長くさせる必要もないし、出す必要のない登場人物も省略できる分、(あまりのも子供じみて愚かしい行動や発想が多く見られた市朗の存在は不要)分量が半分ほどで済んだのではないか、いう疑惑や、そもそも最後のどんでん返しがなかったら、この小説は多くの人に読まれることもなかったのでは、と思うと、この小説の存在意義すら疑いたくなってくる。 このシリーズに共通して言えるのが、どんでん返しを見破れるよう、作者の親切心なのか挑戦状なのか自信なのかわからない「ふんだんにヒントを与えてくれていると」いう状況によって、先の展開が簡単に予測出来てしまうから、最後にどんでん返しを素直に楽しむことも出来ず、それによって「こんなに長いこと読んだのに」と読後に脱力感にさいなまれるのは、正直もう耐えがたい。 そもそも、どんでん返しがなければ面白くない小説なんて、もはや名作とは呼べないのではないか。 十角館のトリックを序盤で予測できてしまったために、あの作品の「どこが面白いのかわからない。なぜこんなに賞賛されるのかわからない」という謎やストレスを解消すべく、この館シリーズを読み続けてきたが、正直そろそろ限界を感じてしまった。 長い作品を長いと思わせずに読ませることのできる文章力、作品の雰囲気づくりの巧みな才を感じとれる分、毎回非常に残念な気持ちにさせられる。 | ||||
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1作目から欠かさなかった館シリーズの最長作を、療養中にようやく 読むことができました。 肝心の内容ですが、世界観、構成、トリック共に目新しいさは無く、十角館 以来の狙いも物語の長さゆえに気が付きやすく、切れ味がみられません。 さらに、 「******とか?」 「******、と」 「******・・・・・・」 「******-(長線)」 が羅列された下手糞な文章が酷過ぎて苦痛でした。 (ちなみに次作の奇面館ではさらに劣化しています) 館シリーズ最終10作目は、ぜひとも初心にかえって、瑞々しい作品 を期待します。 | ||||
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大変苦労した末の充実した作品との作者のあとがきですが、 残念ながら物語の長さゆえに宇宙空間並みの希薄な印象 でした。 ベテラン作家の自画自賛はいただけません。 | ||||
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酷すぎる・・・・。推理研究会などのサークルで、こういう小説を発表したら、反感を買うというか呆れられるレベルでしょう。時計館、迷路館、などの名作でこの人は凄いと思ってましたが、もうネタないんですかね。アーヤだから星4つ5つ、とか付けたくなる心理のファン。ダメですよ。ダメなものはダメ。トリックが明かされたとき(っていていうかこの作品はトリックっていうようなものじゃない)もうそれはそれはがっかりしました。「最後の記憶」という作品でもそうでしたが、もう読者を馬鹿にしたような作品はやめてくれませんか?時計館を書いた人と同じ人とは思えません。 | ||||
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まず、トリックの見せ方がしょぼい。アイディアはいいのだが、最初の殺人が起きる前にわかる。トリックに気づいてしまえば、「他の館のすべての意匠を持つ暗黒館の立ち位置」もまったく意外ではないし、正直最初から最後までほとんど驚いたシーンがなかった。だいたい長すぎるので、伏線がものすごい量になってしまい、読者にはヒントが多すぎるのだ。すべての伏線に気づかなくても、どこかの伏線で真相に気づいてしまうだろう。 そして、伏線の見せ方もしょぼい。綾辻は「ここにこんな伏線はってました!凄いでしょ!」と言わないと満足しない作家なので、登場人物の誰かにいちいち伏線を説明させる。綾辻に作中作が多いのはそのためである。その目的のためだけにこの設定を作ったというのが見え見えで、興ざめである。 これが麻耶とか一級の本格ミステリ作家なら、いくら綿密に伏線はっていても、「どこどこにこんな伏線が〜」とは言わない。だから、読み返せば読み返すほど味が出る。すべてをさらけ出す綾辻の作品を何度も読み返そうとは思えないのだ。ましてこのように冗長な作品であれば特に。全体の重苦しい雰囲気、シャム双生児や不死の肉などいろいろ小道具は頑張っているが、なんというか、あえて雰囲気を作っている、狙っている感じが見え見えで魅力に薄い。 この作品、河南や島田なんて出さないで、伏線の回収なんて一切しないで、「中也くん、君も建築学科だから、手伝ってくれたまえ」の後の「もう一言」で終わらせていれば、私は星5を付けただろう。それで読者はわかるから。わからなかったら、読み返すから。綾辻というだけで叙述ということは皆わかっているのだから、もうそろそろ上の段階に進んで欲しい。もっと自信を持って欲しい。 | ||||
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著者のファンで、館シリーズは以前にほぼ読んだことがあり、久々に!とかなり期待していましたが、残念。 一巻の半分くらいから、うーん、話が進まない、間延びするな・・・と若干しんどくなってくる。 必要以上に繰り返し繰り返しの描写が多いような。 でもきっとこれからめくるめく展開が・・・!と期待して読み進めるも、一向にその傾向は変わらず。 買ってしまったから四巻まで読みましたが、ところどころ飛ばし読みです。 ぎゅっと凝縮して1/4くらいにしてもいいのでは?と思ってしまう。 結末も え!そんなこと? という感じで爽快感なし。 | ||||
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まず、あまりの厚さにビビリました…。 でも、大好きな館シリーズなので楽しみに読み始めましたが、前半長すぎ…。前半というか、序盤? 序盤を読み終えるのに、何度も睡魔に負けて、なかなか進みませんでした…。 そこを過ぎると、けっこうペースが上がったんですが、なんとかならなかったのか…残念。 | ||||
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人狼城の真似をして、長編にしたのはいいが、綾辻先生の全くの力不足なのではないでしょうか。 そもそも館シリーズは、出来 不出来がはっきりしていますが、満を持してこれなら、もうこのシリーズは止めた方がいいと思います。 | ||||
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この小説、恐ろしく長い。しかもブックカバーには、作者が 「ムダに長いわけではありません。自信作です」という趣旨のコメントが載せられていて、 初めてこの人の作品を読み始めた。 しかし・・・ 新書版の体裁で一ページに2段ずつ文章が書かれている分量で40ページ読んだ感想は、 「ムダに長い」の一言に尽きる。 なにせ、ストーリーの舞台である暗黒館が隔絶された土地であること、本編の主人公が幾つかの事件を体験してきたことを追記する「独白」形式のつまらない文章が意味もなく40ページも続いて、こんどは母親の思い出がはじまる・・・いつ本編が始まるんだ。ふざけるな状態になる。 力量のある作家なら、7ページくらいで前記の舞台設定を書いて、テンポよく、作品の本編を書き始めるだろうに・・・ 作者に力量が足らないとしか思えない。 | ||||
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高校時代、学校の図書館で私は初めて推理小説なるものを手に取りました。 それが綾辻氏の『十角館の殺人』。 真相を語ったあの一行に衝撃を受け、そこから館シリーズは全て読破しました。 あれから早幾歳…。満を持して出た本作『暗黒館の殺人』ですが、ハッキリ言います。 長い!長すぎるw まあいくら長くたって内容が濃ければ全く問題ないんですよ。それならむしろ大歓迎なんですが、これは違う。 “必然的になるべくしてなった長さ”ではなく、規定量のカルピスを薄めちゃいました的な“間延びした長さ”の印象が強いんですよね。 『時計館の殺人』も長かったですけど、アレは中身がきっちり詰まってたからラストまで一気に駆け抜けられたのに、 これは中盤あたりから飽きがきて(&本作の例の設定ゆえの度々の介入が鼻についてしまって)読み進めるのが苦になりました。 おまけにラストも拍子抜けです。この拍子抜け感は『人形館の殺人』の読後に似てますw 何ていうか…、オチたんだかオチてないんだか解らない、「ここまで来てそれはないんじゃないの!?」って言いたくなるアノ感じ。 シャムとかダリア等わくわくするネタもいっぱいあったのに、単に小説の雰囲気を盛り上げる道具の一つになっちゃってたような気もします。 今までの館シリーズだったら、そういう小ネタ(?)と思われてたものが重要な伏線だったりキーアイテムだったりしたので、 余計に拍子抜け感が増したってのもあるのかもしれませんが。 いずれにしても、長けりゃいいってもんじゃないです。薄めたカルピスを大量に出されても嬉しくないのと一緒。 これが館シリーズの集大成といわれてるみたいですが、はなはだ疑問です。間違いなく『十角館』『時計館』の方が上ですから。 館シリーズが今後どうなるのか知りませんが、次作があるのならギュッと詰まった館に出会いたいです。 | ||||
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はっきり言って、私には面白くなかった。著者の「館シリーズ」をリアルタイムで読んできた者にとって、これはある意味裏切りといっても過言ではない。 読者が「館シリーズ」に期待するものは、なんといってもミステリである。別に本格ミステリでなければいけない、というわけではない。幻想ミステリであろうが、ホラーミステリであろうが、要はミステリであれば、謎とその解決にいたるロジックがあるはずである。 さて、本作にそれがあるか?それなりの謎とそれなりの解決はある。しかし、それは読者が「館シリーズ」に期待する、いわゆる“ある一つの事実で、それまでの概念がひっくり返る”というものではない。 本書はホラー?ファンタジー?何と言って良いのだろうか。しかも、この長さで振り回されておいて、これかよ!と言いたい。近年になって「Another」を書いた著者だけに、これは残念である。せっかく愛蔵版で購入したのに・・・・そして、これに続くのが「びっくり館〜」というのも、なかなかに切ないものがある。 あと何作「館シリーズ」が書かれるのか分からないが、その終焉まで付き合うつもりではある。乗りかかった船、というやつだ。だから、著者にはもっとハイテンションで、評論家諸氏の批評など気にせずに、本格テイストの濃い「館シリーズ」を書いて欲しい。 とりあえず、期待はしている。 | ||||
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綾辻さんの小説は「暗黒館の殺人」まで全て読んでいます。 切れ味鋭い作品が多いだけに、今回は残念でした。 この小説がコンパクトに書かれていたら・・・館シリーズの中でも傑作になっていたはず。 でも、内容は良かったです。 作品に詰め込まれたトリック・アイデアは素晴らしいと思います。動機は面白かった。 暗黒館に関しては、ミステリを読み慣れた方なら早い段階で真相らしきものが読めます。 今まではラストでびっくりさせられることが多かったのですが、今回は特に無かった。 あと、これだけ無駄に長いと伏線の意味あるんだろうか・・・。 時計館や霧越邸は長いと感じなかったのに・・・。 本格ミステリを期待して読むと辛いかもしれません。 仕掛けのある怪奇小説という趣です。 | ||||
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そりゃ、あたしゃね、綾辻氏の大ファンですよ。 ですがね、何ですかこりゃ。 舞台装置は最高なのに、まぁこのつまらなさ。 購入以来、何度読み返しても、「つまらない」 雰囲気は素晴らしいんですがねぇ。 だけどこれは、ミステリじゃないよね。 大体、この作品で、島田潔さんは何の為にいるわけ? | ||||
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いや〜、おしい。 どうして、館シリーズにしたんでしょうね。 いままでの館シリーズを知ってる人や期待した人は、完全に肩透かしを食らいます。 ところどころ脚本のような描写も、さすがって感じですが、 これが本格ミステリーとなるとどうなんでしょう。 (厳密な意味での)いわゆる探偵もでてきませんし。 そういう意味でこの評価です。 でも、これはこれで面白い。 別のタイトルで出せなかったんでしょうか。 タイトルが先行していたのでしょうか。 | ||||
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まず、私は館シリーズは好きです。特に「迷路館」とか「時計館」とか。 それに、長編だって、幾ら本の重みで肩が凝ろうと、内容がよければ全く問題ないと思ってます。 でも、2分冊(文庫なら4分冊)のこのお話には正直がっかりしました。 ん十年生きてきて、記憶喪失になってる人には一人も会った事がありません (まぁあんまりぺらぺら喋るものでもないからかもしれませんけど)。 なのに、問題の館に記憶喪失経験者が3人も出てくるという非現実的な設定に まず白けました(トリック面ではともかく、人物設定で非現実的過ぎるのはやめてほしい)。 そして、最後のオチも記憶喪失に起因するし、ましてやもっと不自然な 夢オチまで!彼は霊媒体質でもあるんですか?! 当主の最後が謎なのは幻想性を持たせるためよしとしますが、普通に生き残った 人間のその後位は教えてほしかったです。あの長編を最後まで読んだんだし。 上巻から一気読み読了明け方3時頃、腹が立ちました。 登場する様々なタイプの人間像やダリアの日のおどろおどろしい雰囲気は気に入ったので、 料理の仕方が勿体無いです。 視点も飛び過ぎると、読みにくさを倍増するので、読者のために加減を考えてほしい。 完成まで8年かけたそうですが、申し訳ないけど私的には★1位の評価しかつけられません。 | ||||
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内容については他の方が述べられていますので、そちらを参考にしていただいくとして... ミステリとして捉えなければ、重厚なファンタジーとして楽しめたかもしれません。 しかしこれは氏のデビュー作から続く"館シリーズ"なので、ミステリとして手に取りました。 私の高校時代、綾辻氏は島田荘司にその才能を見いだされ、新本格ミステリの一翼を担う存在でした。 当時の私は、新本格と名のつくミステリを読みあさり、新本格と従来の作品の違いが分からないながらも、ある作品では個性的な探偵に惹かれ、またある作品では幻想的な雰囲気に酔い、またまたあるときはどんでん返しに次ぐどんでん返しのトリックに頭がついていかず、何度もページを遡ってはトリックの周到さに驚かされていました。 その当時は、才気あふれる”新本格"の作家さんが、多彩なミステリを執筆されていました。 けれど、どんなに新機軸を投入しようとも、提示された謎は解決するという原則は守られていました。 残念なことに氏のこの作品では、謎は謎のままでそっとしておこうという、姿勢が感じされ「なんで、"館シリーズ"、ミステリとして執筆したんだ?」という疑問を抱かざるをえませんでした。 | ||||
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