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未踏峰
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未踏峰の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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大した経験を持たない3人組がヒマラヤの未踏峰に挑むとは。ヒマラヤはそんなに甘くない。「お話し」に終始した。 | ||||
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それぞれ問題抱えた三人が集まり未踏峰を目指すといういかにもベタな設定。 私も山やりますがいくらエンターテイナー、フィクションだからと割り切ってもちょっと無理ある設定です。 そんなド素人三人が都合良くヒマラヤの未踏峰に登れる訳ないだろ。 トレーニングとして登った冬富士だって超高難易度なのに・・・ そんな訳でブックオフで税抜き100円で買って新幹線の中で読み到着駅のホームのゴミ箱に捨てるというのがよい。 間違っても自宅の本棚には入らない。 | ||||
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作者の山岳小説系の作品を読むのは3作目。 正直ご都合主義的すぎるかなという印象。 特に山場もなく最後までいってしまい、ああこんなんで終わりなんだ。。という感想です。 登場人物それぞれのその後の描写もほしいところです。 | ||||
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著者のものを読むのは『グリズリー』(2004)以来です。 こんな山登りの小説を書いているなんて知りませんでし た。本作を読み終えてから、世評高い『還るべき場所』 (2008)を手にとりました。ヒマラヤ・ブロードピークから の生還をめぐり、戻る側とそれを待つ側互いの焦燥感と 絶望感とが、まるで映画のカットバックのごとく交互に 書き分けられていて、思わず手に汗握る迫力がありまし た。けだし傑作というべきでしょう。 それに比べると本作は、スケールが小さくなった感は 否めません。ただし、それを補うかのように派遣労働者、 発達・知的障害者の三人を主人公に据えて、新機軸を 出そうとしています。山に挑戦することが人生の可能性 を開くというテーマは前作と共通ながら、主人公達の世 間での生きにくさが強調された分、読後感は違ったもの になりました。(アスペルガー症候群を病むサヤカの調 理へのこだわりは、本物志向で快いものでした。それに しても昨年は、映画でも『南極料理人』、『のんちゃんの り弁』などと食へのこだわりがトレンドでした。何故なん でしょうか。) 山岳小説といえば、わたしには新田次郎や吉村昭の ものしか思い浮かびません。しかし、それは記録小説 と呼ぶべきものでした。フィクションとしての山岳小説、 それは新境地と言ってよいと思います。著者に期待し ています。 | ||||
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