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時の渚



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【この小説が収録されている参考書籍】
時の渚
時の渚 (文春文庫)

時の渚の評価: 4.23/5点 レビュー 22件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

いちばん罪深いのは帯。

死が目前に迫った老人から生き別れになった息子を探し出すことを依頼された主人公の捜索を中心に物語が進みます。
この手の小説では途中で新たな謎が生まれたり、邪魔をする者が現れたりするものです。ところがこの作品ではそうした要素がなく、むしろ次々に協力者が重要な情報を与えてくれます。
あまりにも順調に話が流れていくと、かえって邪推するものです。200頁を過ぎたあたりで何げなく帯を見ると「家族の絆とは何か?大どんでん返しの末の衝撃のラスト」と書いてあります。そこで「ああ、最後はああなるのだろう」と思いながら読み進めました。 すると案の定でした。
時の渚Amazon書評・レビュー:時の渚より
4163200703
No.1:
(3pt)

まずまずの作品

元刑事の私立探偵が馴染みの警官からの伝手で得た依頼人。その依頼としての人探しが、探偵の過去と複雑に絡み合っていく面白い作品です。登場人物の環境、人柄がとても丁寧に描かれており、作者の方の職人気質というのでしょうか、これからもっとよい作品を生み出せる方ではないかと思います。ストーリー全体としては寂寥感を抱く物でした。中盤頃にラストは見えた!!と思い、読み進めるとやはり・・。でもけっして悪い作品ではないと思います。完成度は極めて高い方ではないでしょうか。他の作品も読んでみたくなる作者の方です。
時の渚Amazon書評・レビュー:時の渚より
4163200703

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