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ネコソギラジカル
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【この小説が収録されている参考書籍】
ネコソギラジカルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 21~40 2/6ページ
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最高傑作とは言わぬまでも3本の指に入った。読後感もたまらない。独特の語り口、言葉選びのセンスは相も変わらず、一転二転するストーリーには寝不足必至。異端かつ先鋭、ふた癖ある極上エンターテイメントです。 | ||||
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シリーズ1作目から再度通読してみましたが、やはり心地いい疾走感でした。戯言の文字どおりに、ある意味コトバ自身が主人公。伏線回収などのつじつまあわせは、もはやどうでもいい気がしました。物語ることを仮に装いながら、ほとんどオートマチックな横滑り感で疾走していく戯言を楽しむシリーズです。特にネコソギ3巻の「物語」を紡ぐことへの、愚直すぎるほどの懐疑(のフリ)、しかし、結局はハッピーエンドを選び取る諦念と確信(のフリ)は、西尾さんにとって、必然だったように思えます。このプロセスをへて、あらためて物語を書くことへの西尾さんなりのスタンスがかたまったように思えます。(「化物語」等との色合いの違いも、たくましさかな?)伊坂某とか読んでてつまらないのは、やはりこうした恥ずべきこと、しかし今や必ず経なければならないことを経由していない能天気さを感じるからかもしれません。 | ||||
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確かに僕も、この戯言シリーズがこのような円満なハッピーエンドを迎えたことには、最初は非常に驚きました。 なぜなら、こういった「世界系」の作品ってのは、エヴァにしたって、クロスチャンネルにしたって、大概がバッドエンドだったり、あるいは良いとも悪いとも判別付けがたい抽象的で曖昧な――それこそ戯言のような終末に至るのが定番だから。 でも、だからこそ、そういった斜に構えた「定番」の、さらにその斜め上を行く「ハッピーエンド」を選択した西尾維新、僕は本気で凄いと思いました。 あとがきの通り、ハッピーエンドが嫌いだから世界系を描き、その世界系の殻を破る為に、敢えて誰も想定しなかったハッピーエンドを描く。 それを短絡でもなく、短慮でもなく、適当でもなく、丁寧に時間をかけて確信的に表現しきる発想と能力を持っていたからこそ、数多あるラノベ、世界系の中で、西尾維新は一歩、抜きん出ることができたんじゃないかと思います。 これだけ一周360°回って“あり”だと思った結末は、東京大学物語の「妄想エンド」以来。 通常のマンガや小説をなら、いくらでも盛り上がる展開を幾度となく作りながら、その全てをことごとく“砂山を崩すように”呆気なく倒壊させながら進んでいるストーリーってのも、僕的には、かつてなく斬新だったんだけどなぁ。。。 一つ個人的に気になるのは、この作品について☆1つとかの評価を下しているレビュアーさん達が、いったいどんな視点でその点数をつけているのかってこと。 単に180°の視点から、「つまらないハッピーエンドものになってしまった」と失望しているのか。 それとも540°の視点から、「意表を突いたハッピーエンドではあったが、それを描ききる為のスキルが不足している」と叱咤しているのか。 例え口上で同じようにハッピーエンドを批判していても、その真意により全く意味は異なってくると僕は思います。 | ||||
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西尾維新はあとがきで「パッピーエンドはどれも信じられない」と語っている。 ではこの作品の最後は一体何なんだろう? これ以上という事のない最高のハッピーエンドである。戯言シリーズがこんなカタチで終わるとは思わなかった。 こんなメンドクサイ説教みたいな本を10冊も読むような読者が、あんなエンディングで 到底、満足するとは思えない。 最後の最後で"西尾維新"でなくなってしまったのが悲しい。 | ||||
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『戯言シリーズ』の6作目(7冊目)で,05年02月のノベルス作品の文庫化です.シリーズ最終章で本作を含めて残りは3冊,上中下巻にわかれた上巻になります.帯やプロローグにあるように,以降の中下巻,完結へむけたはじまりの位置づけで,主要人物の過去やそこへの確執,世界観などが曖昧ながらもようやく見えてきました.特に以前から名前だけが出ていた人物は,大きな『因縁』と『正体』がかなり明らかに.その反面,敵や対決,特殊能力者が前面に出てくる流れはもはや少年マンガのようで,これまでにもその傾向はありましたが,ここまでくるとさすがに評価がわかれそうです.そこさえ割り切れるのなら,路線は変わってしまいましたがまずまずは楽しめる作品です.とはいえ,過去の人物やできごとへと回帰する演出はいかにも完結間近といったところで,仲間が主人公の下と集う場面などは,これまた少年マンガのようなカッコよさがありますし,見えぬ『敵』,続刊への不安と期待をあおるラスト数ページには思わずゾクリとさせられます.ほかにも外伝作品との繋がり,中でもノベルス版刊行時には出ていなかった作品とのそれは,また新たな印象がありましたし,これを機にともに読み返してみるのも楽しいかもしれません.ノベルス版との違いはこれまでどおり,表紙,表紙袖の前口上,扉絵,アトガキとカラーのしおり.(ほかのイラストは当時のままですが,ノベルス版の開始時,また本作ともかなり絵柄が違いますね)なお中巻は09年04月,下巻は09年06月にそれぞれ刊行の予定となっています. | ||||
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この本を初めて読んだのは中三の時だった気がしますが、あの時はマジで面白い!俺の人生を通してこれより面白いシリーズに会う事なんて絶対ない!などと恥ずかしーことを思いました。いや、恥ずかしーというより青くせーな。しかし、最近彼女が戯言にハマったので僕も久しぶりに読んでみると、すげえシラけました。ありゃ、こんなもんだったかなー?と、首を傾げた程です。まああの頃から比べると異常なぐらい色んな本を読みましたからね。評価も変わるってもんでしょう。別に僕は過去に関する伏線を全回収しなかったことについては何も思いません。でもまあせめて玖渚に関する事だけは書いても良かったんじゃないかなーと思いました。中巻ぐらいで。そうすりゃ、下巻の冒頭の玖渚との決別はサイコーだっただろうに。逆に主人公の名前とかは出さなくて正解だったでしょうね。そんな気がします。多分中学生の時の僕が超ハマったのは、いーちゃんみたいな陰のある特別な人生に憧れてたからでしょうね。まあ話としてはシラけるぐらい綺麗に纏めてあるから、普通に面白い。 | ||||
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「自分が作家となった意味がこのシリーズにはある」 と作者本人が語っていた西尾維新の代表作「戯言シリーズ」の最終巻。 だが、前作ヒトクイマジカルまでに見られる溢れる様な才能の奔流はもはや殆ど残っていない。これまで思わせぶりに散りばめて来た伏線を何一つ解決することなく、かと言って物語をよりドラマチックで見逃せない展開に発展させることもなく、ただだらだらと書き流されたかのようなストーリー。 適当なおためごかしでページ数を稼ぎ、有耶無耶のままに物語を閉じてしまう様はまさに戯言なのだろうが、最後の最後になってこんな終わり方というのは大半の読者を辟易させたことだろう。 「クビキリサイクル」で発揮した本格ミステリスピリット、 「クビシメロマンチスト」を三日で書き上げたという創作への情熱、 「サイコロジカル」で見せた主人公いーちゃん(そして作者自身にも重なるような)の痛々しいまでの切実さ、 そうした各作品にこめられた「情熱」とでもいうべきものがこの作品からはまったくといっていいほど感じられない。 まさにこの作品こそが、西尾維新がここから先、小説に対してどう取り組んでいくかを決定付けたのだと思う。 そうして西尾維新は完全な(萌え)ラノベ作家になることを選んだ。 無論、「(萌え)ラノベ作家」を非難する気は毛頭ない。読者のニーズに合わせてキャラ萌えを書き、作品を連発する。それは誰にでも出来ることではない、素晴らしい才能である。 ただ私は、西尾維新がもっと他のベクトルへ才能を向けた作品を見てみたかった気がする。 | ||||
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戯れ言シリーズも本作品を持って終わりということで、期待を持って読み始めました。いーちゃんたちの前に立ちはだかる西東天と十三階段。しかし、13人すべてがキャラクターとして完成している訳でもなく、結局はオレンジ色の怪物の露払いというところでしょう。ミステリから伝奇ものへ、そしてドラゴンボールのような格闘ものへと形を変えていくに従って面白みが薄れていくのが残念です. | ||||
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完結編ですが、わからないことだらけで終わってしまいました。 そもそもサヴァン症候群が治ったりとかありえるのでしょうか…? 疑問だらけで消化しきれませんでした。 | ||||
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☆ひとつをつけるためだけにレビューを書いています。 書ける筈の全力を出さないで書き飛ばしたという印象の完結編。 本当に同じ作者が書いたのか?と思えてくる。 最後に来て3冊もかけて、ストーリーの流れをことごとく断ち切り、伏線を全て投げ出し、前作と同じオチ(vs哀川戦)に持ち込んでどうしようというのだ。 おまけに、登場人物が全てニセモノっぽい。 最後まで哀川さんが「彼女」であるというオチが待っているのでは、小唄さん=哀川さんではないかと疑い続けてしまうほど。 もっともユニークな存在であるはずの玖渚ですら、ウソっぽい。 同じシチュエーション、登場人物を使って、もっと違う調理方法もあったであろうに。 今までが楽しかったからこそ、この作品は辛い。好きだったからこそ、悲しい。もっと丁寧に終わらせて欲しかった。 作者も、出版社も、あまり読者を舐めて欲しくないと思った。 | ||||
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友達に借りてやっと読み終わりました。 感想としてはう〜んという感じですね・・・。 もっといーちゃんと友のことを細部まで書くべきだとは思います。 2人の関係には設定があまりに未公開というか無いので疑問なところが多数です。 最終的にハッピーエンドですが、それは予想通りなのでいいです。 伏線は残りまくりですけどそれもまぁ許容範囲内です。 はっきり言うと中途半端な感じです。 確かに物語としては完結しているけれど、どこか消化しきれないような。 でもこの違和感というかなんというかを残すのがこの作品なのかなぁとも思います。 全てを明かしてしまうよりは謎が残るってのも。 本当にこの巻は何もなかった。 ホント終わり。 ただの終わりって感じです。 まぁこれはこれでいいのかな。 | ||||
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「いーちゃん」の敵、現る! 木賀峰助教授の事件でいーちゃんの前に現れた狐面の男は、いーちゃんを「俺の敵」と呼んだ。そして、彼は、哀川潤の父なのだとも言う。匂宮出夢との対決によって受けた傷も癒えないいーちゃんの前に狐面の男の手足である、「十三階段」が現れる... 狐面の男に「敵」と呼ばれたいーちゃんの前に、狐面の男の手下である「十三階段」の手が伸びてきます。「クビキリサイクル」のひかりさんや、同じアパートに住む闇口崩子、石凪萌太、他にもこれまでのシリーズで登場してきた様々人物が登場し、シリーズのラストであるこの作品を彩ります。「上」のラストで既に、対決山場って感じになっているのですが、あと二冊あるはずなのになぁ...とにかく、続きが気になります。 | ||||
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面白くしようとして伏線をいっぱいはって、回収できないなんてことはよくあること。 アマチュアはね。 何も考えてないというのはこのシリーズの最初っからひしひしと伝わってくる。 好きなことだけ書き散らした感じ。 何の経験もなさそうな文章。だから、軽快な文章なのかもしれない。 ・・・熱に浮かされた連中がたくさんいるので水をかけてやった。 だが、このレビューで言うほどボロクソな出来ではない。 あなたがお金持ちなら、是非これを買って散財して下さい。 | ||||
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表紙を見たときには、やっとこさヒロインの活躍が拝めるのかと思いましたが、 前2巻に続いて、総じて益体の無い展開が大部分でした。 わくわくする展開をぶち上げてぶち壊すのは恐らく意図的にやっているんだろうけど、 それだけに繰り返されると馬鹿らしくもなるもので。 読ませる力はたいしたものでしたが、疲労感ばかりが残る完結となってしまったのが、 惜しい。残念。前座であったヒトクイマジカルのが、断然楽しかったのは、 前座なだけに、作者さんの言うところの「ひねくれ」の累を、 さほど受けなかったからだろうか。お疲れ様です。 | ||||
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完結。 戯言シリーズの数ある特徴の一つに、「基本的に過去は描かない」というのがある。語りはするのだが、作者は決してその「場面」を描きはしない。 例えば、いーちゃんの家族、真心との思い出、哀川潤の過去、玖渚友の兄、玖渚友のチーム。 さらに、「いーちゃんに縁がない奴は最後まで出てこない」というのもある。 重要人物でさえも会話の中には出てくるものの、姿はまったく見せなかったりすることもしばしば。 本音を言えば、描いてほしかった。しかし、それが小説という空想の中に、あえて詰めた現実感なのではないか。話にしか出てこない人物。その人物の様々なエピソードを知っていても、本人には会わない。そういった実経験は、ないだろうか? 小説にそういった現実感は必要がないかもしれない。だが、それでもなお、西尾維新はその現実感を描いた。描かないことを描いたのだ。 ここに、戯言は終了する。これから化物の物語が始まり、刀の語りに続いていく。 | ||||
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私はバッドエンド的なハッピーエンドが好きなタイプ(ハッピーエンドだけど皆傷ついてるとかほとんど死んだとか)なので、今回の終わりはちょっと物足りなかったかなって思います。 もっと死んでもよか(ry いやいや友といーちゃんには幸せになってほしいけどね? もっとこじれてもよか(ry 戯言シリーズはいろんな謎が残されてーって皆さん言いますが、まぁまぁ想像できる謎に留まってると私は思います。 語られた方が興ざめすることって結構あるので、どの謎に関しても、謎のままでよかったなーという感想です。 その分、ディクショナリーの方でほんのちょこっと語られてますしね。 想像力が鍛えられる分、脳の活性化に繋がるんじゃないかしら(笑) でも最後のいーちゃんについては、他の方に同意。 胡散臭いことこの上ないwww 私はクビシメロマンチストのいーちゃんが一番好きなので、やっぱり成長したいーちゃんはなんだか“戯言遣い”じゃなくなってしまったようで寂しい気もします。 ということで、★は4で。 | ||||
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12ヶ月連続刊行で出されているシリーズでファンになり、戯れ言シリーズを一気に購入。 先日ようやく読破しました…永かった…取り敢えず最終巻だけに感想を。 何というか、中途半端だなという感想は否めません。それなりに物語は完結してはいますが、語らなければならない重要な伏線がそのままになっているものも多くありますし、まぁ確かに謎のままにして置いた方が良いものもあるかも知れませんが…私的にはどうなのかなと思う部分が随所にありましたね。このシリーズが何らかの形で、何処か違う物語で語られるかも知れないとしても。やはり本編できちんと書いて欲しかったです。 終わってみれば登場人物(主要っぽいキャラ)を多く出して消してしまう数々の物語よりも、確定した登場人物でその人となりを囲む物語を最後まで書いてくれたら良かったのかなと思います。 | ||||
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うーん、ここから読んだから展開がよく分かりません。 最初らへんに登場人物紹介のページがあるけど・・・。 一番最初の戯言シリーズから読まないといけません。 でないと、昔の出来事が気になって集中出来ないです。 だけど、一応私は最後まで粘って読んでおきました。 買うとなると多分お金がかなり無くなると思います。 私は買うまで良いお話でもないとは思いますが・・・。 物語は戯言を武器に戦う主人公が見ものだと思います。 しかし、主人公の無力さには本当に呆れたものです。 そして主人公は人の死というものにかなりうといです。 あまりにも納得いかなかったので評価は星3つです。 何を言ってるのかよく分からないときもありました。 でも、西尾維新さんの作品は結構読みやすかったです。 話題の作家さんだし読んでおくと良いかもしれません。 | ||||
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さすがに最終章だけあって、いろんなことが一気に語られたり、まだヘコんでるいーちゃんが徐々に立ち直っていく姿とか、面白いポイントはいっぱいあるんだけど、やっぱりもう少し語って欲しかった分部というのもある訳で、面白かったんだけど物足りない、なんとなく中途半端な読後感でした。 上巻、中巻、下巻とバッサバッサと展開が切り替わるのも読み止められない要因ですよね。ただ分冊してる訳じゃないというか。 ジャンプ系なノリで言うと、上巻は敵軍の登場と味方の集結、中巻は敵味方入り混じった激闘、下巻は真の対決ってな雰囲気(笑) だんだんいーちゃんがカッコヨクなっていくのはいいんだけど、それに伴って玖渚との関係が悪化していくのが個人的にはつらかった・・・。 そういう意味では、最後の最後にもうちょっと二人の絡みを語って欲しかったという思いはあります。あまり詳しく触れすぎると、それはそれでつまらないのかもしれませんけどね。 最後のシメは良いなと思ったんですが、終章のいーちゃんはものすごく胡散臭い! 何?こんなキャラだったの?という印象です。 すべて読み終わって。 終章の扉絵よりは、下巻の裏表紙の二人がすごい好き。そんな感じ。 いろいろ語るよりは、興味持ったらぜひ読んでみてくださいと言いたいですね。 | ||||
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シリーズ完結。 なんというか、終わり方はエヴァンゲリオン(映画版)と対照的な感じでした。 エヴァンゲリオンは、「世界の終わりを描いたが、物語は破綻した」のに対し、戯 言シリーズは「世界の終わりは描けなかったが、物語はまとまった」みたいな。 SF好きとしては、「メタ的な世界の終わり」がいかなるものか、ちゃんと説明し て欲しかったなぁ。「世界の終わり」を含め、様々な謎(だいたいからして、なん であんな変態的な能力者がたくさん出現するのか、とか)が放りっぱなしで終わっ たのは残念でした。 まあ、この終わり方からすると、外伝含めこれからも色々書けそうではあるので、 そちらで書いてもらうことを期待しましょう。あと、エンディングに出てきた 「妹」さんは、「きみとぼくの壊れた世界」の「妹」さんらしい、ということなの で、戯言シリーズ以外でも同じ世界では書く気はあるのかもしれない(さすがに 「りすか」は別世界だろうけど)。 | ||||
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