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ネコソギラジカル
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【この小説が収録されている参考書籍】
ネコソギラジカルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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伏線を全て回収することが物語において正解かと問われると、個人的には、必ずしもそうではないと思っています。 ただ、このエンディングはあまりにも投げっぱなしで、各登場人物の背景が見えてこない。 「ぼくたちは、しあわせになった」とするための感情移入がいまいちしづらい。 戯言シリーズは本当に大好きなシリーズだっただけに少し残念。 何はともあれ、広げた風呂敷に一応の完結が見れたことはよかったと思います。 | ||||
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上中下巻通して主人公の自分語りがウザすぎるし、多すぎる。 敵13人いっぺんに紹介されても覚えられない。 キャラたってるのが3、4人しかいないし。 内容薄い上に、最後は取って付けたようなハッピーエンド。 この話だけ異様につまらない。 | ||||
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「化物語」シリーズではまり、その後戯言シリーズに手を出した者ですが、特にこの3巻は1日で読破してしまいました。 それだけスピード感はあったということでしょう。それこそシドニィ・シェルダンも真っ青です。 あと13階段の登場人物が多すぎかつキャラ立ちすぎで把握するのに疲れました。 さんざん指摘されている「伏線回収が不十分」「背景世界の描写が足りない」などの指摘ももっともですが(たしかに 妹の死に全然触れないのはどうかと)、たしかに私も一緒に住んでてくれたメイドさんがてる子さんなのかひかりさん なのかとか、あと「哀川潤になる」と行って去って行った園山さんのその後とか(まあ数々の伏線の中では弱い方かも しれませんが)、ちょっと気にはなりますね。 それより何より、いーくんと友が結婚して一緒にいることは、はたして幸せなんですかね。 それをハッピーエンドと読むかそうでないかでもまた感想は変わってくるとは思いますが(個人的にハッピーエンドは 嫌いではないですが、なんかしら瑕とかは残してほしかったかも) 他シリーズの他作品に比べると肩透かしが多かったので★の数は減ってます。 | ||||
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『戯言シリーズ』の6作目(7冊目)で,05年02月のノベルス作品の文庫化です.シリーズ最終章で本作を含めて残りは3冊,上中下巻にわかれた上巻になります.帯やプロローグにあるように,以降の中下巻,完結へむけたはじまりの位置づけで,主要人物の過去やそこへの確執,世界観などが曖昧ながらもようやく見えてきました.特に以前から名前だけが出ていた人物は,大きな『因縁』と『正体』がかなり明らかに.その反面,敵や対決,特殊能力者が前面に出てくる流れはもはや少年マンガのようで,これまでにもその傾向はありましたが,ここまでくるとさすがに評価がわかれそうです.そこさえ割り切れるのなら,路線は変わってしまいましたがまずまずは楽しめる作品です.とはいえ,過去の人物やできごとへと回帰する演出はいかにも完結間近といったところで,仲間が主人公の下と集う場面などは,これまた少年マンガのようなカッコよさがありますし,見えぬ『敵』,続刊への不安と期待をあおるラスト数ページには思わずゾクリとさせられます.ほかにも外伝作品との繋がり,中でもノベルス版刊行時には出ていなかった作品とのそれは,また新たな印象がありましたし,これを機にともに読み返してみるのも楽しいかもしれません.ノベルス版との違いはこれまでどおり,表紙,表紙袖の前口上,扉絵,アトガキとカラーのしおり.(ほかのイラストは当時のままですが,ノベルス版の開始時,また本作ともかなり絵柄が違いますね)なお中巻は09年04月,下巻は09年06月にそれぞれ刊行の予定となっています. | ||||
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この本を初めて読んだのは中三の時だった気がしますが、あの時はマジで面白い!俺の人生を通してこれより面白いシリーズに会う事なんて絶対ない!などと恥ずかしーことを思いました。いや、恥ずかしーというより青くせーな。しかし、最近彼女が戯言にハマったので僕も久しぶりに読んでみると、すげえシラけました。ありゃ、こんなもんだったかなー?と、首を傾げた程です。まああの頃から比べると異常なぐらい色んな本を読みましたからね。評価も変わるってもんでしょう。別に僕は過去に関する伏線を全回収しなかったことについては何も思いません。でもまあせめて玖渚に関する事だけは書いても良かったんじゃないかなーと思いました。中巻ぐらいで。そうすりゃ、下巻の冒頭の玖渚との決別はサイコーだっただろうに。逆に主人公の名前とかは出さなくて正解だったでしょうね。そんな気がします。多分中学生の時の僕が超ハマったのは、いーちゃんみたいな陰のある特別な人生に憧れてたからでしょうね。まあ話としてはシラけるぐらい綺麗に纏めてあるから、普通に面白い。 | ||||
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戯れ言シリーズも本作品を持って終わりということで、期待を持って読み始めました。いーちゃんたちの前に立ちはだかる西東天と十三階段。しかし、13人すべてがキャラクターとして完成している訳でもなく、結局はオレンジ色の怪物の露払いというところでしょう。ミステリから伝奇ものへ、そしてドラゴンボールのような格闘ものへと形を変えていくに従って面白みが薄れていくのが残念です. | ||||
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友達に借りてやっと読み終わりました。 感想としてはう〜んという感じですね・・・。 もっといーちゃんと友のことを細部まで書くべきだとは思います。 2人の関係には設定があまりに未公開というか無いので疑問なところが多数です。 最終的にハッピーエンドですが、それは予想通りなのでいいです。 伏線は残りまくりですけどそれもまぁ許容範囲内です。 はっきり言うと中途半端な感じです。 確かに物語としては完結しているけれど、どこか消化しきれないような。 でもこの違和感というかなんというかを残すのがこの作品なのかなぁとも思います。 全てを明かしてしまうよりは謎が残るってのも。 本当にこの巻は何もなかった。 ホント終わり。 ただの終わりって感じです。 まぁこれはこれでいいのかな。 | ||||
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「狐面の男」が用意した「十三階段」最後の一人は、「いーちゃん」のER3時代の親友、死んだはずの想影真心だった。人類最強である「赤き征裁」哀川潤をあっさりと打ち破る、「人類最終」、「橙なる種」こと想影真心。哀川潤をもつれて、またもや姿を消す「狐面の男」と「十三階段」。いーちゃんは、「狐面の男」の野望を打ち砕くことができるのか? 「人類最強」と言ってた、哀川潤があっさり敗れて、しかも、連れ去られてしまって、打つ手なしかと思いきや、結構いろいろいーちゃんがやってくれます。本腰をいれて、敵に立ち向かういーちゃん。ですが、「敵」である「狐面の男」がいまいちつかめません。彼の目指す「世界の終わり」って一体?とか、そもそも、「十三階段」で世界の終わりが起こせるの?とか多少の引っかかりはありますが、ラストに期待です。 | ||||
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表紙を見たときには、やっとこさヒロインの活躍が拝めるのかと思いましたが、 前2巻に続いて、総じて益体の無い展開が大部分でした。 わくわくする展開をぶち上げてぶち壊すのは恐らく意図的にやっているんだろうけど、 それだけに繰り返されると馬鹿らしくもなるもので。 読ませる力はたいしたものでしたが、疲労感ばかりが残る完結となってしまったのが、 惜しい。残念。前座であったヒトクイマジカルのが、断然楽しかったのは、 前座なだけに、作者さんの言うところの「ひねくれ」の累を、 さほど受けなかったからだろうか。お疲れ様です。 | ||||
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12ヶ月連続刊行で出されているシリーズでファンになり、戯れ言シリーズを一気に購入。 先日ようやく読破しました…永かった…取り敢えず最終巻だけに感想を。 何というか、中途半端だなという感想は否めません。それなりに物語は完結してはいますが、語らなければならない重要な伏線がそのままになっているものも多くありますし、まぁ確かに謎のままにして置いた方が良いものもあるかも知れませんが…私的にはどうなのかなと思う部分が随所にありましたね。このシリーズが何らかの形で、何処か違う物語で語られるかも知れないとしても。やはり本編できちんと書いて欲しかったです。 終わってみれば登場人物(主要っぽいキャラ)を多く出して消してしまう数々の物語よりも、確定した登場人物でその人となりを囲む物語を最後まで書いてくれたら良かったのかなと思います。 | ||||
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うーん、ここから読んだから展開がよく分かりません。 最初らへんに登場人物紹介のページがあるけど・・・。 一番最初の戯言シリーズから読まないといけません。 でないと、昔の出来事が気になって集中出来ないです。 だけど、一応私は最後まで粘って読んでおきました。 買うとなると多分お金がかなり無くなると思います。 私は買うまで良いお話でもないとは思いますが・・・。 物語は戯言を武器に戦う主人公が見ものだと思います。 しかし、主人公の無力さには本当に呆れたものです。 そして主人公は人の死というものにかなりうといです。 あまりにも納得いかなかったので評価は星3つです。 何を言ってるのかよく分からないときもありました。 でも、西尾維新さんの作品は結構読みやすかったです。 話題の作家さんだし読んでおくと良いかもしれません。 | ||||
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シリーズ完結。 なんというか、終わり方はエヴァンゲリオン(映画版)と対照的な感じでした。 エヴァンゲリオンは、「世界の終わりを描いたが、物語は破綻した」のに対し、戯 言シリーズは「世界の終わりは描けなかったが、物語はまとまった」みたいな。 SF好きとしては、「メタ的な世界の終わり」がいかなるものか、ちゃんと説明し て欲しかったなぁ。「世界の終わり」を含め、様々な謎(だいたいからして、なん であんな変態的な能力者がたくさん出現するのか、とか)が放りっぱなしで終わっ たのは残念でした。 まあ、この終わり方からすると、外伝含めこれからも色々書けそうではあるので、 そちらで書いてもらうことを期待しましょう。あと、エンディングに出てきた 「妹」さんは、「きみとぼくの壊れた世界」の「妹」さんらしい、ということなの で、戯言シリーズ以外でも同じ世界では書く気はあるのかもしれない(さすがに 「りすか」は別世界だろうけど)。 | ||||
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こんな調子で最後まで行くの?という感じ。今までミステリー主体の作品だったが今回はアクション?作品の質がまるで違う。 主人公のいっくんが戦うとか言い出したからミステリーというよりもストラデジーに近いと思う。しかも上巻であれだけ話を膨 らましているのにまだ膨張を続けている。この先どうなるか実に不安。今までのファンなら失望する人も多いはず。 | ||||
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伏線が放置されてたりはしますが、「いーちゃん&玖渚&哀川さん&西東天&真心」等のキャラ同士の因縁には、ちゃんと決着着きました。特に、玖渚との別離、真心VS哀川さん、いーちゃんVS西東天 のシーンが見所かな。壮絶なバッドエンドを予想していた自分としては、意外な展開でした(帯の「ぼく達は、幸せになった。」から、そんな予感もしましたが…)。ある意味、最後まで意表をついてくれたと言えるでしょう(作者本人は、ハッピーエンド好きじゃないみたいだけど)。ただ、初期の戯言が好きだった自分としては、「こっち」に来て欲しく無かったかな。なので、★3で。 | ||||
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戯言シリーズの始まりの副題にして、最習完。全てが加速され収斂し”物語”はクライマックスへ導かれていく。 という感じでは、私はありませんでした。 なにか、キャラクターというタイルを粉々にして、平凡で牧歌的なモザイク画に仕立て直した、という感じがします。 僕が見る限り、どう見ても救われない戯言使いと青色サヴァン。 タイルを粉々にするよりむしろ、狐さんの見たかったすばらしく面白く愉快な物語の結末として、彼らを見たかった。 残念なのですが、これも一つの終わり方かな。 他の人も書いていることですが、いーちゃんの何万人殺したという過去を明かさなかったのはまずかったと思います。 | ||||
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この終わりはこれで良かったのだと思います。 皆さん書かれていますが、伏線の回収が出来ていないのは何とも寂しいですが。 ただ、この三部作、私には、シリーズ初期の作品よりもスムーズに読めました。 無理やり謎解きにしている面がなかったからだと思います。トリックや密室の謎なんて作らないで、この調子でいけばいいのになぁ。個人的に、その方が面白いと感じました。 | ||||
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一作目から読んでいて、あまり言いたくはないのですが、一番ダメだと思います。 最後を無理矢理終わらせて、続きをかかない と言う感じがプンプンしてきました。 狐さんファンなら買うと良い | ||||
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ネコソギラジカル全3巻がでそろうまでのタイムラグはそんなになかったはずですが、下巻を読む頃には上中巻の話をすっかり忘れていました。それだけ印象にのこらないストーリーだったと思います。下巻でも後半になっても緊張感のない展開が続きます。最後のバトルも予定調和で緊迫とは無縁でした。個人的には戯言の魅力は主要キャラとはいえ、唐突に、無慈悲に殺されてしまうことによる衝撃(クビシメで巫女子ちゃんが殺されたときの衝撃は今でも忘れられません)、最後の最後で話がひっくりかえるカタルシスだったと思います。初期の2巻までがよかった、とする意見もあるようですが、作者も若いため、(たしか20歳そこらでのデビューでしたよね?)シリーズを重ねるごとに作者も変化していったのでしょう。初期の作品には才気迫るものがありました。変化といえば、イラストの画風もずいぶんと変化しました。(久渚なんか別人)小説とはいえ、ライトノベルの側面があるのも事実なので、作品のイメージのためにも画風は統一してほしかった。 最終巻には文句を言いましたが、シリーズとしては最高でした。 祝、完結! | ||||
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《物語の終わり》を望む狐面の男と、それを阻止する戯言遣いの攻防戦…は中巻まで。 下巻は所謂《後始末》。それが面白くないのは必然です。ただ、ここまで楽しんだ者なら…終いまで見届けるのはこれまた必然でしょう。 そんなこんなで西尾維新の新青春エンタ《戯言シリーズ》、これにて一段落。それでは、お疲れ様でした。 | ||||
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『実は俺、何も考えてないんだよ』……この台詞こそが本書の、そして西尾維新の、真意ではないでしょうか。 「クビキリサイクル」から始まった戯言シリーズの最後の最後、最終章「ネコソギラジカル(下)」は、物語を終わらせる為だけに存在しているような印象です。全てを終結させる為に作者の意の下、キャラクタが動く。全ては《物語の終わり》の為。 いつか終わる筈の物語、いつ終わっても同じ事なのかもしれませんが、それにしてももう少し自然な形の終わりが欲しかったです。風呂敷を広げすぎたような印象が拒めません。 とはいえまあ新青春エンタの時代を築いた西尾維新の戯言シリーズ、そう悪くもない結末です。 賛否両論ありそうですが、間を取って星三つ。 | ||||
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