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西の魔女が死んだ
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西の魔女が死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全404件 161~180 9/21ページ
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私は、去年の夏休みに、この本を読みました。 最初から最後までスラスラと読むことができます。去年、私は図書委員長で、みんなにも紹介しました。 もし、読書感想文を書こうと思っている人には、特におすすめです。感想が書きやすいと思います。 個人的には、おばあちゃんと仲が良い人や、おばあちゃんのことが大好きな人にもおすすめしたいです。 | ||||
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孫に「魔女修行するよ」って言えるおばあさん。素敵。 そんなおばあさんの生活スタイルも、その人となりも、素敵。 中1の夏休みの読書感想文用として 普段、全く本を読まないムスメと一緒に選んだ本。 過保護だとわかっていながら、 感想文を書くムスメとこの本の内容について 色々話せたらいいなぁ、と思い私も読んでみた。 (普段、充分すぎるくらいに会話ありますが) 正直、読み物としては多少の物足りなさを感じたけれど、 しみじみとした、作者の伝えたいことは伝わってきた。 学校に行けないこともあるんだなぁ。 それでも、みんなに平等に、時はあたりまえに流れて、 日常は普通にすぎていく。 毎日をまっとうに生きるのも、自堕落に生きるのも、 何でもありなんだなぁ。 何気ない積み重ねで日々はできあがっているんだなぁ。 そして「死」は、誰にでも必ず訪れるもの。 それまでどう生きるのか、それも自分で決めること。 そして、あなた(ムスメ)ならどうする? というような”ふわっ”とした会話をたくさんしました。 ムスメの感じたこと、よくわかりませんが(!) 将来、このおばあさんみたいな魔女になりたい、 現時点では、魔女と正反対の働く母は思いました。 | ||||
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小学校の中学年から~中学生に、男女問わず、読んでもらいたいです。 | ||||
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とってもおもしろくて、最後は泣ける本です。 いい本なので、おすすめです。 感想文にもいいですよ | ||||
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今日は。 映画も観たのですが、本の方が矢張りイメージが膨らみますね。 少女の頃のユメを思い出せそうな感じがしました。 一気に読みました。 | ||||
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心がほっとするお話でした。家族っていいなぁ。 子どもたちも喜んで読んでいます。親子で読めるいいお話! | ||||
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全文を読んでみると、教科書に扱われているのが本当に一部だったのがよくわかります。 個人的には、後半のエピソードの、 トラックにのってたくましく美しく生きる女性の生き生きとした姿がとても大好きです。 そんなに片意地張らなくてもいいし、自分の仕事に誇りをもっている姿こそが美しい。 そう感じさせてくれました。 | ||||
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思春期の不安定な心の動きをみごとに描写しています。 どう社会生活を送っていくかきっちり結末もある。 読んだ後とてもスッキリした気分になれます。 | ||||
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自然と共に生きていく西の魔女。 息抜きに読むと調度いいでしょう。 心が洗われます。 | ||||
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私は文庫本で読みましたが、小学生に読んでもらいたかったので、購入しました。どうして小学館はこれを絶版のままにしているのか分からないです。 | ||||
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ページをめくるたびに、マイナスイオンが溢れ出てきて、 思い切り深呼吸をしたくなるような、澄んだ空気を感じる。 そんな自然に囲まれた、田舎のおばあちゃんの生活には、 最先端の文明の利器なんてないけれど、 ちゃんと合理的で、ちゃんとシステマティックで、 充分満ち足りている。 無駄な音は一切ない。 ゆっくりと、穏やかに時間が流れ、 温かい日々が繰り返され、過ぎていく。 ワイルドストロベリーのジャムをコトコトと煮たり、 ハーブを摘んでハーブティを入れたり、 シーツをタライで洗濯して、 ラベンダーのお花の上に干したり、 キッシュを焼いたり、 古い洋服を縫い直して、エプロンにしたり… 何に追われることもなく、 何に急かされることもなく、 何に振り回されることもない、 そんな生活は理想だ。 ちょうど主人公と同じくらいの歳の頃、 私もおばあちゃんと一緒に暮らしていて、 母親代わりのようなことをして貰っていたので、 おばあちゃんへの思いは実の母親より強い。 でも、そんな私のおばあちゃんも、亡くなってから もう彼是20年くらいが経つ。 順番から言ったら、どう考えても、 自分より先におばあちゃんが逝ってしまうのは当然なのだけど、 でも、どっかで私は、おばあちゃんは不死身の存在で、 いつまでも私の傍で成長を見守ってくれて、 そして、いつか私が年をとって最期を迎えたとき、 『よく頑張ったね』と言って、優しく看取ってくれるような、 まさしく『魔女』みたいな存在に思っていた。 正直、もっと色んな話をしたかったし聞きたかった… もっともっと色んなことを教わっておけばよかった… そして、ちゃんと感謝の気持ちを伝えておけばよかった… と、色んな後悔が、後から後から押し寄せてきた。 初っ端からほろリとさせられ、 最後の最後にもうるっとさせられ、 出来たらもう一回、誰も見ていない、 誰もいない広い野原の真ん中で読み返して、 思い切り泣きたいなって思う。 | ||||
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思春期を向かえ、自分、友達、付き合い方、生き方 に悩み、傷つき不登校になった主人公が自然豊かな 山の中に住む、英国生まれのおばちゃんと過ごした 夏の思い出・・・ 人が人として人らしく生きるって、おばちゃんの教えが いっぱい詰まっています。 そして、 おばちゃんの 厳しく、慎ましく、寛容で暖かい静かで力強い孫を思う愛がとても素敵です。 なにより、 感性が豊かで、畑の、森の、林の小道の空気、匂いもしてくる。素敵な本ですよ。 生きるって素晴らしい。そんな事を思い出させてくれる物語です。 | ||||
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ハードカバーが出版されて16年以上経った2012年の今になって初めて読みました。 ある事件から、死が怖いというまいの悩みが出てきます(P.115)が、これは子供の頃の自分の悩みと全く同じで 懐かしく思うとともにこの悩みに一定の回答を出してくれる魔女がその頃にいれば良かったな、と思ったりもしました。 また、物語の中で過激ではありませんが、いじめの問題についても触れています。 昨今、いじめによる悲惨な結末をいたるところで耳にします。 そんな今、学校でいじめを受けている人には、是非P.162の魔女の言葉を読んでほしいと思います。 今自分がいる状況が世界の全てのように感じて絶望している中では、大きな助けになるかは分からないけれども、 苦痛から逃げ出したいのに逃げ出せない気持ちを救ってくれるかもしれません。 (もちろん人間関係はこの物語ほど単純でないし、自分を必要以上に虐げる人が現実にいるかもしれませんが…) 激しいいじめを受けている人は、死が怖いというよりも死にたいと思うのかもしれません。 その点では前半の死の悩みと矛盾してしまうかもしれないけれど、 辛いことや悲しいことにどう対応したとしても、悩んだこと自体に成長の種が在り、 その種は生活の中に知らず知らずのうちに芽を出していることを信じてほしいと思います。 (途中から書評ではなくなり申し訳なし。温かく良い作品ですよ) | ||||
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中学生の頃から題名だけは知っていました。 学校の図書館でも町の図書館でも一度は手に取ってしまう題名ですよね。 題名に反してといったら失礼ですが、内容はよくある少女の成長物語です。 母親から「生きにくいタイプの子」「扱いにくい子」と評されてしまう主人公の女の子、加納まい。 母親ひどいなぁと思いましたが、読み進めていくうちにその意味もなんとなく分かります。 感受性が強すぎるまいを見ていると、確かに「生きにくいタイプの子」なのかもしれません。 その後、まいは不登校になった学校には戻らず新しい土地の新しい学校へ転校します。 まいは自分の問題や自分の弱さをしっかりと理解して決めたようです。 これも成長だと思いますが、おばあちゃんとわだかまりが残ったままの別れは少し寂しかったです。 そのうちおばあちゃんとの思い出も忘れ、新しい学校で新しい友達といっしょに楽しい生活を送るようになります。 そして物語終盤にさしかかりました。 『ニシノマジョ カラ ヒガシノマジョ へ』はとても印象的でした。 まいの中で何かがすっと蘇ったように、私の中にあった消化不良のような感覚も消えました。 学校に行かなくなった主人公がのどかな田舎で過ごす物語。 よくある物語ですが、それ以上に登場人物たちの会話や台詞の一つ一つが印象的です。 ありふれた話ですが、それ以上に訴えかけるような魅力があります。 | ||||
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現在、主人公のマイは、現在中学3年生。 父の単身赴任先に、母と引越し、日々前向きに暮らしている。 物語は、2年前、マイが中学校に入ってまもなく、 学校は「苦痛を与える場でしかない」と登校できなくなって、 田舎のおばあちゃん=西の魔女の家で過ごした日々を回想する。 女の子特有のグループ行動の中で、 グループの皆に合わせることに疑問を感じ かといって一人でいることもできず、 通学に苦痛を感じてしまったマイに共感できる女の子は多いと思う。 マイの祖母=西の魔女は、イギリス生まれの外人。 一本芯が通っているぶれない大人のように見受けられ、 マイを上手に導いていく。 やがて、西の魔女との生活を通して、 マイは新しい一歩を別の学校で踏み出す決意をする。 西の魔女との心の交流は、おそらく一生切れないと確信する。 苦しい時代を過ごしている、袋小路の中にいる女の子たちへ ささやかなヒントになるといいなあと願ってやまない。 | ||||
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私は子どものころ、主人公の「まい」と同じように死に気づき、同じようにを恐れ、やはり身近な大人によって「死=自己の完全な消滅」という回答を得て以来、大人になるまで苦しみ続けてきました。今は自分も「お母さん」になったけれど、それでもこの本に出合えて本当によかった。 物語は児童書というだけあって、簡単で読みやすいものになっています。小説を読みなれた大人には、最初は拍子抜けしてしまうかもしれません。けれども、短いこの物語にはとても上手に多感な少女の成長−自意識や性の芽生え(往々にしてある、ある種の嫌悪感)や、成長の先に待っている死への怖れ−が、短いエピソードの中に詰め込まれています。そしてしっかりと、それらへの一つの回答と希望が書かれているのも素晴らしいところだと思います。 私の娘も成長とともに「死」に気づき、少しずつ恐れ始めています。この物語に、すべての答えがある訳ではありませんが、彼女が自分の「成長」とその先にある「死」に気づいて悩みだしたとき、きっとこの本は一つの助けになると思います。 一つだけ、「おばあちゃん」が孫の「まい」にしてあげたようには、娘である「おかあさん」にして上げられなかった(であろう)という事が、それはとても人間らしいのだけど、やはり残念だったので★-1にしました。 | ||||
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おばあちゃんに“生き方”みたいなものを教えてもらいました。 | ||||
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感動。 久々に「感動」して涙がこぼれる本に出会った。 悲しいからではない。 可哀想なのでもなければ、辛いからでもない。 それは、人の温かな心を感じたから。 感情が動いた。 良い本とはこういう本のことを言うのでしょう。 児童書らしい、丁寧な言葉が並ぶ 一押し。 | ||||
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すっきり、さっぱりした読後感。 読み終わった時の心が満たされる充実感が、よかった。 タイトルから、勝手におどろおどろしい結末を 予想してしまっていたのだが・・・ 全然、違いました。 なんだか力が湧いてくる。 人間関係に疲れたら、読んでみてください。 そうでなくとも、お勧めです。 おばぁちゃんの日々の生活がとても、細やかに 素敵な知恵がぎっしり、詰まっています。 また周囲を見る目が新しくなるような・・・ 不思議な感じです。 | ||||
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主人公の揺れ動く心に響く、祖母の言葉がいい。 「あなたも人に見せたくないものはあるでしょう? 人は大人になろうとする時、そういうものがどんどん 増えていくんです」 「一番大事なことは、自分で見ようとしたり、 聞こうとする意志の力ですよ」 「そんなことは気にしないことです。無視するんです。 そういう一見不思議な体験を後生大事にすると、 次から次へとそういうものに振り回されることになりますよ」 など、迷い悩む主人公に語りかける言葉に癒されます。 「おばあちゃん大好き」 何度となく、こうつぶやく主人公。 そして、おばあちゃんの役に立つために、 今度会った時、少しでもおばあちゃんを喜ばせられるように、 と、あらゆることに粘り強く取り組んでいく主人公。 どんな時も優しくそばにいてくれる祖母、 慰めたり励ましてくれる祖母。 自分自身の祖母のことを思い出し、本当に有難い存在だったと 改めて思う本でした。 | ||||
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