■スポンサードリンク
西の魔女が死んだ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
西の魔女が死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全404件 201~220 11/21ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画化された時のコメントを読んで以来、気になっていた本。 児童書だからなのか、言葉がシンプルで分かりやすい。 最初はちょっと物足りなさを感じた。 でもシンプルな言葉だからこそ、よくかみしめて自分の言葉に置き換えながら そして考えながら読む必要があるのだと思った。 ラストがとても素敵。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中学生のときに先生にススメられた本です。 まだ映画化される前だったと思います。 ラスト数ページで涙がドバッと出ました。 粘着質じゃない、さわやかな愛情にとっても感動しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クラスに馴染めず、心が傷ついた女の子、まいが、しばらくの間、自然に囲まれた場所で、おばあちゃんと過ごす日々が書かれています。まいは、おばあちゃんとの愛溢れる生活で、元気を取り戻していきます。そして、おばあちゃんは、本の最後で死を迎えますが、この本の素晴らしいところは、死についてとても前向きに描かれているところです。心が癒される本です。私の大好きな本のひとつ、お勧めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかく西の魔女こと、このおばあちゃんが大好きです。特に死の考え方が心に響きました。自分が子供をもつようになって同じようなことを言われたらこう答えたいなと思いました。母親にも読ませましたが、同じく涙してました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は、あるキャスターの方が新聞で紹介していたので、興味を抱き購入しました。 ストーリーは、他の評者の方が既に述べられているので割愛しますが、心に響いた台詞を一つだけ・・・ 「ありがたいことに、生まれつき意志の力が弱くても、少しずつ強くなれますよ。 少しずつ、長い時間をかけて、だんだん強くしていけばね。生まれつき、体力のあまりない人でも、そうやって体力をつけていくようにね。 最初は何も変わらないように思います。 そしてだんだん疑いの心や、怠け心、あきらめ、投げやりな気持ちが出てきます。それに打ち勝って、ただ黙々と続けるのです。 そうして、もう永久に何も変わらないんじゃないかと思われるころ、ようやく、以前の自分とは違う自分を発見するような出来事が起こるでしょう。 そしてまた、地道な努力を続ける、退屈な日々の連続で、また、ある日突然、今までの自分とは更に違う自分を見ることになる、それの繰り返しです。」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
普段は全●巻という歴史物を読み、一巻完結は内容が薄い!と思う私ですが、この話は読ませてくれました。文章は読みやすいけど、軽くなく、安っぽくもなく。そして意識せずにスーっと話に入れます。 この小説の祖母さんは田舎生活云々を抜きにして、何をするにも洗練されていて素敵な方です。 人生を説く話などと考えなくていいと思います。ごく普通に自分と重ねあわせ、人との繋がりを大事に、生活を大事に、離れてくらす祖父母を大事にしたいと思う話です。 最初も最後も大泣きしました。最後は悲しい涙じゃなく、本当にジーンと感動!の涙ですね。私は最後の続編も好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全体的に、不思議な感覚がした小説でした。 まいの祖母が丁寧で静かな口調だったからでしょうか、 それとも舞台が自然豊かな田舎だからでしょうか、 とにかく不思議な感覚が味わえます。 こんな小説は初めてです。 最後の辺りでは思わずキュンときました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
イギリス生まれの老婦人とその孫娘の心の交流を描いた作品です 田舎に一人で住む祖母のもとに、母親が中学生の娘・まいを預けた事から物語が始まります。 元教師で夫に先立たれ、いまは田舎に住む祖母は、登校拒否になった孫娘を責める事は無く ただ、田舎の人たちとの純朴な交わりや自然を通じて、得難いものを教えていきます 小学校の時に聞いた優しいオルガンの演奏を聞くような、綺麗な作品です。 皆さんも読んで楽しんでください | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おばあちゃんの愛が、あまりに優しく、静かにしみ込んでくるので、 涙が流れてくるまでに、少しだけ時間がかかりました。 しかし、文字を追っていくうちに、胸に じんわりと温かさが広がり、 いつまでもポカポカとして、まるで おばあちゃんのお庭にいるようでした。 本当に素晴らしい作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文中にもありますが、まだ医療や科学が発達していなかったころ、経験や知識が長けている人を人は魔女と読んだという歴史を踏まえて、魔女や魔女修行という言葉が出てきますが、感受性が強すぎることをコントロールしたり、生きるという上で大切なことに対して経験や知識を積むという行為を指してのことととらえると、読みやすいかもしれません。話はシンプルですが、あとがきにもあるように人が作りだした人工的なものに対しての違和感が世の中をゆがめているような感じのある現代において、人が昔から営み続けてきたことの大切さをそっとでもしっかりと主張している一冊だと思います。私も中学・高校時代、まいと同じように人間関係に悩みました。幸い、自分でしっかりと立つ強さを身につけてこれたおかげで、あの頃の苦しさも必要だったのだと今振り返ることができますが、おばあちゃんの言うせりふはどれもごもっともで、納得できるものばかりでした。 それでいて、まいが今ぶつかっているクラスでの話を聞くとき、否定もせず聞いてくれるところが、同じ悩みを経験したものとして、おばあちゃんの懐の深さを感じる場面で、ほっとしたところでもありました。 おばあちゃんのように生きることは実はとても難しいことですが、こんな人になれたらいいな。。。と思いました。 ママの登場は少ないですが、おばあちゃんへの複雑な思いや娘としての思いなどせつせつと伝わってきて、まいの立場、ママの思い、おばあちゃんの気持ち、どれにも共感でき、読んで良かったと思える一冊でした。児童文学だとは知らずに読みましたが、とても大事にしたい本になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短いお話で日本語が美しく流れるように読めるので、一日で充分読めると思います。自分が思春期の時、こういう本と出会えていたら、もっと楽に生きられたのにな〜とちょっと悔しいような気持ちも湧きつつ、読みました。 おばあちゃんの一言一言が胸に染みます。短くてあっさりしたお話なんだけど、だからこそ余計に一文一文がすっと心に染みこんでくような感じですね。映画をまだ見ていないにも関わらず、おばあちゃんの家が瞼の裏に自然に浮かんでくるような感じで… 個人的には二人の別れ方に胸が締め付けられて悲しい気持ちでいっぱいでしたが、でもだからこそあの美しいラストが生きてくるのかもしれませんね。解説の方も書いていましたが死=決して悪いことではない、ということが(決して説教くさくなく)スッとこちらに伝わってくるような素敵なラストだったと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画のトレーラーを見て興味を抱き、 映画を観る前に原作を読んでおこうと手に取った。 まいの言葉使いが少しぶれているように思えた。 また、読後に回収されていない伏線のようなものも二〜三箇所気になった。 文章はそっけなく、平易だが、上手さや面白みはあまりなかった。 中学生くらいのはねっかえりのある少女の雰囲気はよく出ていたと思う。 「無視する」と断言するおばあちゃんの言動には、人間らしい歪さがある。 おばあちゃんを慕いながらもその歪さに拒否反応を見せるまいも気に入った。 総じて、児童文学のような印象だった。 それも、勧善懲悪のキャラクター作品のようなものとは異なる、昔ながらの児童文学。 データを見る限り、事実、児童文学なのだろう。 「みんなのうた」や絵本の類に癒しをおぼえる現代人には、そういう効果もあるのかもしれない。 ただ、本書が初めからそこを狙っていたならば、もっとそれに相応しい書きようがあったと思う。 本書がそう書かれていないということは、そこを目指して書かれた作品ではないということだろう。 「素敵な田舎」「素敵なおばあちゃん」という受容しかされていないのなら、 おそらくそれは、作品にとっても読者にとっても不幸なことだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
喘息で不登校の娘を持つ母の私が読んで、 本当にそのとおり・・・こんな風に物事に対する心理を 教えてくれるお婆ちゃん、素敵です。 日本の母親もお婆ちゃんも、こんな考えはナカナカ持てません。 グローバルな視点を上手く物語りにして、心理描写を表現している。 私もこんなお婆ちゃんにならなくちゃーと志新たに・・・。 今現在の不登校児の母としては、グローバルと言うより宇宙人と言う感じの 突飛な行動と思考の母親かも・・・世の中からは浮いてます。 その浮いた母から見ても、やっぱり西の魔女は素敵だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前映画で観て、妊娠している今赤ちゃんと読みたいと思い本を買いました。 先に映像を観てしまっているので若干イメージが固定されつつもやっぱりやっぱり良いお話でした 私も思春期に祖母を亡くしていてちょうど酷い態度をとってから会えなくなってしまったので主人公にとても感情移入してしまいました。 おばあちゃんの魂はまた長い旅に出ますがいつまでも私達を見守ってくれてるんだろうなと改めて思いました。 この作品に出逢えて本当に良かった。 草花の手入れが苦手な私ですがお庭をこれからはお花やハーブでいっぱいにしたいと思います | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんだか懐かしい感じがしました。昔夏休みに田舎に帰って過ごしたおばあちゃんとの日々を思い出すような。スローライフな感じ。それはなにもロケーションだけじゃないな、と本書を読んでて思いました。会話していると、時間がゆったりと流れてるのを感じたりします。そういうのを思い出しました。それだけだと退屈なような気もしますが、魔女修行や喉に突き刺さってどうしても飲み込めないような中年男性の存在など、なかなかおもしろい物語です。 星が1つ少ないのは、テーマやエピソードをもうちょっと深く掘り下げて欲しかったからです。短編でさらっと読めるのを長所と感じる人もいるでしょうが、私には物足りなく感じました。 「扱いにくい子」「生きにくいタイプの子」がおばあちゃんと触れ合ってどう変化するのか?知りたい人にはおすすめです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人生って難しい。躓いたり転んだり悩んだり涙したりでもその全てが明日に繋がってる。くじけそうになったり逃げ出したくなったりしても自分で考えることを自分で感じることを決してやめないで少しずつでもいいから前に進もうって思えるあったかいお話!!私の人生の肥やしですワラ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この前読んだ『家守綺譯』が面白かったので、梨木香歩の他の作品を読んでみた。 家守綺譯と同じように、不思議さに包まれた優しいファンタジー。児童文学出身ということだが、読みやすい文章で、不覚にも涙が落ちそうになった。 他の人と違っていいんだ、ってもっと早くに知っていれば、もっと早く楽に生きられるのに。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登校拒否中の中学生まいと、 田舎で暮らす英国人のおばあちゃんとが 織りなす心温まる物語。 魔女の修行と称して おばあちゃんが教えてくれることのなかに、 人生の至言が盛り込まれています。 読んで、とても温かい気持ちになれました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の中学生まいは,学校でのストレスに打ちひしがれ登校拒否になり田舎暮らしをするおばあちゃんのもとで心身のケア(魔女修業)をする.友人との付き合いからくる緊張感やネグレクトで受けた心の傷を癒すための万人共通の処方箋はないが,人間らしい規則的な生活のリズムを守ること,自然に回帰し一体となる経験を重ねること,先入観を捨てて澄んだ目で他人を眺め適切な人間関係の距離の保ち方を訓練することが心身の蘇生に有効であることが読み取れた.現代人に欠けている健全な死生観,それを養うには子供の頃からのトレーニングが必要なのであろう. この小説を読んでいて「西の魔女」と称されるイギリス人のおばあちゃんの姿に,ターシャ・テューダー(Tasha Tudor, 1915-2008年)のイメージを重ね合わせました.季節の移り変わりや流行に左右されることなく,自給自足を基本とする菜園を営み野趣豊かな庭造りをする姿には共通するものを感じます.感情に支配されることなく,自然と理性を根本に据えた生活を実践することが,とりもなおさず魔女修業であると思われます. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公まいが、大好きなおばあちゃんから教えてもらったもの、 それは「自分の足でまっすぐ立って歩いていくため」の魔法。 中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなったまいに、 魔女修行としておばぁちゃんが伝えたかったこと。 「喜びも希望も、もちろん幸せも、何でも自分で決める」 おばあちゃんの死が悲しいことではなく、 やさしくあたたかいものとして受け入れられます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!