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西の魔女が死んだ
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西の魔女が死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
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私は文庫本を読んでいたのですが、子供に読ませたくて探していました。キレイな状態のモノが手に入り良かったです。 | ||||
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だれが言ったからとか、言われたからとか 言い訳しない… すべて自分のやることは自分の考え、自分の判断でやること…として、生きるんです。 それが良いと思います。 でも、本としては…もうちょっとおもしろくできたでしょうに…と思う人、たくさんいるでしょうね… | ||||
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朝、起き、新鮮な空気を吸い、お湯を沸かし、お茶の準備をする。 そして、庭に出て、草木の様子を見る。 毎日変化する庭を見る。 そういう毎日のほかにどんなことも望まない、という西の魔女こと、おばあちゃん。 日々の生活を楽しむということは、そういうことなんだろうな、とは思う。 時々、木々や草花に囲まれた家で、好きな本を読んだり、音楽を聴いたり、DVDを観たり、一人静かに暮らしたいと思うことはあるけれど、私も「まい」同様、まだ、「そういう生活を続けることはできない」だろうな。 評価が高い本だが、私の琴線には触れなかった。 でも、西の魔女みたいな、“I Know”と言ってくれる素敵なおばあちゃんがいたら、いいなとは思いました。 まいと、その成長を見守るおばあちゃんと亡くなったおじいちゃん、母と父の物語です。 「生きる」ということの意味、「生と死」もさりげなく描かれています。 「ワタシの一行」は、「赤ちゃんとして生まれた新品の身体に宿る、ずっと以前から魂はあり、歳をとって使い古した身体から離れた後も、まだ魂は旅を続けなければなりません。死ぬ、ということはずっと身体に縛られていた魂が、体から離れて自由になることだと、おばあちゃんは思っています。きっとどんなにか楽になれてうれしいんじゃないかしら」でした。 | ||||
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評価がいいので購入してみたのですが、ありきたりでした。 登校拒否の少女の成長過程を描くいい話でしたが アイ・ノウで終わって欲しかった 渡りの一日 は、必要ないと思う。 何故なら、読み終わった後で妄想できないから。 | ||||
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読む前の勝手なイメージでは、どこかファンタジックでノスタルジアな話では?と。例えば現実社会に傷ついた少女が異世界に迷い込み、その世界の魔女に世話され療養され可愛がられる。そこで少女は生きる力、生きる意味を知り現実へ戻る。復活を成し遂げた少女は小学校で生徒会長を務め、積極的な風紀活動を展開。魔女に授かった魔法のお陰で邁進する少女であったが、やがて魔法は解けてしまう。西の魔女が死んだのだ!少女は絶望のさなか、魔法に込められた真の意味を知ることになる。―― 実際読んだらそんなことはなかった(笑) | ||||
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児童文学作家なので、文章の読みやすさは確かです。 ただどちらかといえばこの本は子供向きなので、文字数は少ないですし内容に深みがあるなんてこともありません。 ですので濃い内容を期待している方や社会生活に慣れた大人にとっては、この本は少し物足りないと思います。 しかし閉鎖的な集団生活を強いられている子供には、主人公の状況や取り巻く環境は訴えかけてくる部分があると思います。 子供がいる親御さんが読んで自分の子供はどうか、そして子供が読んで自分の環境はどうかと考えるにはとてもいい一冊だと思いました。 | ||||
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登校拒否の少女がしばらくの間、自然に囲まれた祖母の家で過ごす物語。 ストーリーは良くも悪くも図式的で分かり易い。 文章はスイスイ読めるが、「これぞ!」という台詞やシーンはない。 個人的に、祖母の口調が説法をする宗教家のように饒舌でバカ丁寧な点に違和感を覚えてしまった。 また祖母の言葉に込められた現代批判にも目新しい切り口はない。 「西の魔女が死んだ」というタイトルを見たときは、 「オズの魔法使い(西と東に悪い魔女がいる)」のパロディかと思ったのだが、そうではなかった。 むしろイメージ的には「秘密の花園」に近い(少女に栽培用の土地が宛がわれるところなど)。 もう一度読みたいとは思えない。 | ||||
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内容は分かりやすく字も大きく1日で簡単に読めます。然し、現在二十歳の私にとっては少し物足りなく感じました。 いかにも小学生の道徳の教科書に出てきそうな、論点が明白な書籍でした。 気楽に活字に親しみたい、或いは読者が苦手な人にはお勧めです。 | ||||
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友人のすすめで読みました。 登校拒否になったり、生きることがわからなくなった時に向いている本のように思いました。なので、単純に読書を楽しむという読書家には物足りない部分があるかもしれません。(物語の構成などを詳しく分析してしまうと)☆3の理由は、そのためです。トータルでは、いい作品ですが。私は、生きることがわからなくなっていて読んだ、読書が好きな人間ですが、私には少しだけ何かスッキリしなかったです。好きな文章は、『自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか』 | ||||
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絶賛の評価が高い作品ですね。読んでしまいました。 静かな立ち上がりと、静かなお話で、緩やかな盛り上がりと、結末。本当に女性らしい 文章と、美しい感性で、まいちゃんと、イギリス人のおばあちゃんを彩っていきます。 登校拒否になってしまったまいちゃんの心の傷が癒えて行く?そんな穏やかで、しずかな 時間を、描いています。 残念ながら、私は感性が鈍いのかなあ。登校拒否になった理由も、元気になっていく 理由もあんまり分からず、日本にとどまった珍しいイギリス人のおばあちゃんのことが 気になって、最後まで読んでしまいました。 私の知っているところでは、イギリス人って結構地味な人が多いので。あまり勤勉とは 言えないけれど、その日その日の生活を一つ一つ重ねていく。全然美味しくないんだけど、 夕食のシチューに感謝して、朝のご馳走?に元気付けられる。 歴史を学んだ後で何回か訪れると、毎回その質素、簡素、地味な生活ぶりに驚きます。 色んなイギリス人とお話すると、演技じゃないの?とすら思ってしまいます。 寒い地方ですから。食事が美味しくないので。無口なんです。質素なんです。そして 静かなんです。 マスターキートンって知ってますよね。マスターキートンのお母さんってイギリス人 なんです。イギリス独特?のミントの香りで、イギリスに帰ってしまったんです。 孫が、とんだじゃじゃ馬、おてんばの設定ですが、とても魅力的。マスターキートンの 母親は、作品の中では一回も顔を出しませんが、もし、日本に残る設定があったら? この作品の魔女にちょっと重なったりして。 まあまあ?かな。65点。一時間くらいイギリスの風を、日本に感じて。 | ||||
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小中学生の推薦図書のひとつとしてあげられていてもおかしくない本です。 内容の健全性や文章の読みやすさ、込み入らない登場人物などがその理由ですが、大人が読むには少し物足りなさを感じるかもしれません。 小説でありながら絵本に近い物語を読んでいるような感覚もあります。 全体的にすっきりしていて読みやすいのですが、淡白な読了感に差程衝撃的だったり余韻を残すようなものはないように感じます。 同じ児童文学でも大人が読むなら森絵都のほうを私はお薦めします。 | ||||
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とりあえず、変なタイトル・・・なのは、おいといて。 映画「魔女の宅急便」で「魔女は血(血筋、血統)で飛ぶ」という台詞がありましたが、 この作品で、西の魔女たるおばあちゃんが主人公に課した魔女修行は、血筋の優位性に 頼らぬ、自らの意思で行う地道な反復練習の重要性と、それをやり抜くチカラ。 地味すぎて、つい読み流してしまいそうな箇所ですが、地に足の着いた良いシーンです。 「決意・努力・根性」と言えば、それまでですが。 「魔法」という言葉で子供の興味を惹いてその気にさせるというのも、ある意味魔女らしい。 孫に対してすら丁寧語なのも、老境の英国人女性らしい気品が感じられる、味わいある演出です。 で、タイトル通りにコトが推移するわけですが、おばあちゃん最期に魔女たる所以を見せつけます。 ただ、ラストメッセージが長文(二行だけど)で野暮ったい。もう少し捻ってほしいところ。 意志のチカラが魔法を呼び起こす、というのが後日譚で語られるあたりは素敵。 小奇麗で品良くまとめた作品なのに、あの変なドぎついタイタルはなんなのだろう・・・。 最初、冒険ファンタジーモノかと思ったじゃないですかー。 あと、活字の枠組が大きすぎて逆に読みづらい。ある程度の文字数があったほうが改行が少なくて 疲れない。やはり児童向け? それともページ数水増し商法というやつなのかしらん? | ||||
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少女が祖母(魔女)との交流で生命力を回復し、自身を個性化していくお話。とても読みやすく、じんわりと沁み入ってくる。自然や心の囁きを聞くことの大切さを再認識させられる。児童書であるが大人こそ読むべきかと。 | ||||
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全体的に言ってることが浅いと思いました。白くまが北極で暮らすように人間は集団の中で生活するものです。 ある集団の中で虐げられたからと言って、別の場所へ移動しようとも必ずそこは別の集団であり、 集団であることに変わりありません。もし虐げられる一因が自身にあるとして、それを引き連れて別の集団に来ようものなら、 同じことの繰り返しになります。進歩がありません。この小説の主人公の場合一因があるのではないかもしれませんが、 逆に言えばそういう人間にしか楽なところで〜理論は当てはまらないということです。 優しいだけで現実に立ち向う力のある言葉じゃないな、と思いました。 そういった具合でちょっと安易な印象を受けるところがいくつかありましたが、 いい話ではあると思うので軽く楽しむ気持ちで読めばいいと思います。 | ||||
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好みか好みでないかと言うと、あまり好みではない。 どこか排他的な匂いがするところと、 児童文学者協会新人賞、新実南吉児童文学賞を受賞するなど、 大人に都合のいいこどもだましな香りが漂うところがその理由だ。 花の名前や自然が沢山出てきて、それが読もうとした理由なので、その点ではいいのだが、 なんか解せないのだ。 まいのばあちゃんのように家事をきちっとやる人に、ろくな奴がいないという経験もある。 登場人物がやけに少ない。(世界が狭いな!) ゲンジさんを嫌いになる理由がまったく理解できない。 エコなくせにタバコを吸うばあちゃんも理解できない。 ばあちゃんが白人でなく黒人ならもう少し入り込めたか、 『魔女』の響きにどこか「あたし(達)はあなたがたと違うのよ!」とでも言いたげな思い上がりが見て取れ、 ばあちゃんの教育方針にも違和感あり。 ゲンジさんのことは、ばあちゃんが間に立ってやって、いい人なんだって紹介してやればすむことを、なにを平手打ちをしたり、一人で使いに行かせたり、意味のないことを……。 この感性では、これからもまいちゃんは、限定された友だちしかできないだろう。 そういうのって、とてももったいないことだ。 | ||||
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自分で決めたことは遂行する。 どんなことがあっても 自分を見失わないこと。 まだ魔女になる修行が足りないようです。 | ||||
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『西の魔女が死んだ』です。表題作と、「渡りの一日」という、後日談を描いた短編を収録しています。 「魔女」というワードがタイトルに出てきますが、ファンタジーではありません。中学一年生の女の子を主人公とした現実の物語です。「死んだ」については……死にネタが苦手という人は避けた方が良いかもしれません。人気有名作品で、確かにイイ話ですが、それだけだったというか、私には合わなかったというか、あまり良いとは思えませんでした。 中学生の主人公まいが学校で心に傷を負って、西の魔女たるおばあちゃんの家に行き、そこで「魔女修行」なるリハビリをします。 ところがその主人公が心に傷を負った、という部分が描かれずにさらっと流されてしまっているため、主人公に感情移入できず、そうなってくるとおばあちゃんとの田舎での日常生活シーンが退屈でした。まいが学校に行かなくなった理由は後で語られますが、わざわざ引っ張って後出しするほどのものではなかったです。 植物の名前などを多用した自然描写は良かったし、この作品の特徴を現出していると思うのですが……。 自分の好きなきれいなものだけを見て汚いものや嫌なものには過敏に反応したり泣いたりするまいは、繊細というよりもむしろ神経質すぎて、わがままで自分勝手に見えました。 おばあちゃんとのふれあいは延々と描かれてはいますが、成長する要素が実感できず、最後に嫌いな物を除けないことで示される成長の証に、納得しがたかったです。そもそも母親の問題は、結局解決されないままでしたし。 途中経過に感情移入できていなければ、ラストの西の魔女が死んだシーンも特に感動できないと思います。 文章的にいってもところどころ、視点が急に飛ぶ部分もあり、ちょっとですが気になりました。 いずれにせよ、冒頭で感情移入できなかったのが決定打でした。私は本作品を楽しめず残念でした。 本編はどうもイマイチだったのですが、併録作が良かったです。 無駄な肩の力が抜けた軽いコメディータッチです。 その中で、本編などよりもずっとしっかりと、成長したまいの姿を描いていました。 魔女修行の成果も出ていて、全てが上手く行くという「魔法」も良かったです。 本編の評価は★2ですが、併録作に救われているので★3とします。 ……まあこういう読者もたまにはいる、ということです。テレビのオリンピック中継を観てマスコミの連呼する「感動!感動!」につられて本当に感動できる素直な心根の持ち主ならば、本作を読んで感動できると思います。 | ||||
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中学に進んでまもなく、不登校になってしまったまいは、西の魔女こと母方の祖母と一緒に暮らすのである。そこで、まいは魔女になる手ほどきを受けたのである。肝心なことは、自分で何でも決めて、決めたことは最後までやり遂げることである。祖母に見守られる中でまいは言いつけを守り、生活をしていくのである。 うーん。確かに感動する物語だと思うし、人生に役立つ教訓めいた話もあり、すごく子供に読ませたい物語だと思うが、この小説の世界観が私には合わなかったかなという感じがします。物語として淡々と進んでいるだけだなという感じがして、それだけなんだという思いがします。 | ||||
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不登校になった中学生の女の子が田舎のおばあちゃんと暮らしていく中で 魔女の修行をする。ごく当たり前だが、なかなかできないことを おばあちゃんとの生活の中でできるようになってく。 評判のせいか期待しすぎたところがあって、個人的には普通に読み終わってしまいました。 田舎での自然と向かい共存する生活がいつも目の前にあるからかもしれません。 もうすこしキャラクターを掘り下げてあれば違ってきたかもしれません。 女性が読むと感じ方が違うのかもしれません。 | ||||
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期待をしすぎたのか、わたしの中で温めすぎたのか、 一気に読んだ結果、ただ通り抜けていってしまった感じがした。 でも、「大事なのは自分で決めること」だとおばあちゃんが いっていたのと、続編があまり好きになれなかったので星3つ。 ただ、この本でとてもいいなあと思ったのはこの装画。 タイトルだけ聞くと、どんな怪しい話なのかと思ってしまうが この絵のなかに物語のやさしさすべてが描かれている気がする。 ちなみに解説はこの絵を描いた早川司寿乃さんが書かれているので 読み終えたあとにもう一度絵を見るとやさしい気持ちになれるはずです。 | ||||
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