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(短編集)
漱石先生の事件簿 猫の巻
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漱石先生の事件簿 猫の巻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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2007年に理論社から出た単行本の文庫化。 『吾輩は猫である』をもとにしたパロディ・ミステリである。短編六本が収められている。 かなり原作に忠実で、見たことのあるシーンがどんどん出てくる。そして、それをちょびっと変えて、「謎」を埋め込んでいくのである。それがまた、猫の足跡を追跡したり、暗号を使ったりと、ホームズもののパロディにもなっているのだ。楽しい。 しかし、謎解き、トリックの部分にはガッカリさせられる。質が非常に低いのだ。残念。 結末は、全国の『猫』ファンが望むものなのだろうか。 | ||||
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「贋作・坊ちゃん殺人事件」とおなじく、すいすい読める作品だった。 抱腹絶倒とはちと大げさな宣伝文句ですが、それでもつぼを押さえたストーリーで各お話しを読み終えた後、微笑をもたらしてくれるのは精神衛生上、きわめてよろしい。 YAシリーズの一冊ですが、あまりそんなジャンルにとらわれることがなく、むしろ大人向きではないでしょうか。 狂言回しのひとりが中学生(?)であることが、YAシリーズに含まれたのでしょう。 ラスト、猫が水瓶に落ちるのも原本・・・・。 ラストのひねりも好感がもてた。 他の作品も読んでみたい。 | ||||
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夏目漱石の『吾輩は猫である』をモチーフに 超変人の先生とその周りに集まる これまた変わった人たちに振り回されながら 事件を解決していく。 『吾輩は猫である』 有名な作品でありながら 実は読んだことありません。 なので、この作品と『吾輩は猫である』の 共通点も何も分からず 読んでしまいました。 結果的にはそれが良かったのかな?とは思いますが・・・。 事件自体は大きくも複雑でもなく、 あっけなく解決されてしまうわけですが、 この作品はそんなミステリー調の作品として読むより その先生の人となりを味わうことに 力点を置いたほうがいのではないかと思う。 確かにこの変人な先生とその周りに集う 同じような変人の方々との掛け合いは面白い。 謎解きはほんの味付け程度かな?なんて思ってしまうほどでした。 『吾輩は猫である』の先生もこんな感じなのでしょうか? ちょっと読んでみようかな?という気にさせられましたね。 | ||||
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