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海辺のカフカ
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海辺のカフカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全107件 41~60 3/6ページ
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生き物を楽しんで殺す残虐シーンにうんざりして読むのをやめました。 まったく人道的でなく、グロテスクです。 映画やゲームは残虐表現ありの作品だとわかるようになっているのに、なんで小説はそういうのわかるようにしないのか。 わかっていたら最初から読みません。 主人公の家でや図書館、昔起きた集団昏睡事件など、 残虐シーンまでは面白かったのですが、もう続きを読もうとは思えなくなりました。 何故こんな酷いことが描かれた作品が賞をとっているのか全く理解出来ません。 そういう表現を芸術として考える人たちがいるということでしょうか。 時間を無駄にしました。 この作家の本は二度と買いません。 | ||||
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話がややこしいうえに現実離れ過ぎ、結局SEXの話で× 暗い込み入った話がほしい人が共感するのかなあ | ||||
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上下巻だから上巻の感想と同じ 非現実が良い人に共感があるのでしょうね | ||||
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いや~、初めて村上春樹読んじゃいました。はじめのUFOのシーンは圧巻です。えっ、ハルキってSFチックなのに、読ませる。そう、私SFは読みもしなければ、観ることもしないんです。 でも、ここだけです。本来であれば下巻は読まないのですが、上下巻買ったもんで。。。いや、本当は貰ったんです。私の数少ない友人(二人しかいません…)が、村上春樹を読んだことがないと言ったら、これいいと上下巻くれたんです。 せっかくの好意なので、全部読みました。このレビューは下巻に続きます。 | ||||
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上巻からの続きのレビューです。サンダースとか出てくるところで、オレは完全にキレた。ちなみに、英文で読んでた女房は感動してたみたいだが... 超能力の話ではあるが『ブリキの太鼓』は、純文学である。でも、この『海辺のカフカ』は大衆文学である。ここまで酷評したら、ハルキストは怒るだろう。だから、その理由を説明する。 大衆文学というのは、なんでもアリアリの世界なのである。自分にできようができまいが、どうでもいいのである。だから、SFなんていうのは90%くらいは大衆文学である。 純文学というのは、作者が「できない」ことは書かないのである。例えば、この『ブリキの太鼓』であれば、産道を見ながらオスカルは生まれた。普通なら、あり得ない。しかし、あり得る。 恐らく、ハルキストにとってはサンダースはあり得るのだろうか!? まぁ、文学なんていうのは読む人の勝手だから、しょうがない点もあるだろうが…私には村上春樹がノーベル文学賞をとれないのは、当然ぐらい当然である。村上春樹の真骨頂は、オウム真理教のインタビューなどのドキュメンタリーに私は思っている。 | ||||
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「海辺のカフカ」が出た頃結構話題になっていた。「海辺の」という題名にも何か惹き付けられるものがあって、書店で上下巻購入した。そして読んでみた。しかし、途中で嫌な気分になって読書を止めた。それから十年が経った。何で止めたかはもう忘れてしまったが、何の弾みか思い立つことがあって、再び新たに読むことにした。読んでいくと、だんだん記憶が蘇って来た。多分第16章305頁の猫殺傷シ−ンで止めたんだと思う。手馴れた作家の文章なので、描写力があるから、陰惨だ。猫などの小動物の悪戯な殺傷は、未成年の殺人事件に見られる兆候であることも現実にみられることが思い出されて、痛ましく感じた。しかし、この箇所を我慢して読み続ける。 読み続けるに従って、歳月は過ぎ去ったのだなあと感じられた箇所が幾つか見つかった。例えば、第7章113頁「MDウォークマン」、第19章371頁「ジャンボ・ジェット」、第23章465頁「サンスイの旧式のステレオ・コンポーネント」。物語の時代設定は、第12章で「昭和四十七年」と記されているので、西暦1972年だろうが、「海辺のカフカ」の発行が平成十七年で西暦2005年。MDウォークマンは2011年に生産が終了してしまったし、ジャンボ・ジェットの愛称の大型旅客機ボーイング747は日本航空では2011年に全機が退役した。音響機器製造の山水電気は2014年に破産した。これらはもう過去のものとなってしまった。 第21章421頁には「ソフォクレスの『オイディプス王』」の語句が記され、ギリシャ悲劇の暗喩があって、同章426頁「『お前はいつかその手で父親を殺し、いつか母親と交わることになるって』」の台詞と相まって、神話が想起され、読者に期待させる。オイディプスの語句は「エディプス・コンプレックス」の語句を産んだのだが、確かに父と息子の相克の話のようである。しかし、第19章380頁の、性同一性障害者と思われる者の台詞に嫌な気分に感じさせられる。「つまり女性でありながら、ゲイです。ヴァギ菜は一度も使ったことがなく、聖行為には校門を使います。栗と栗鼠は感じるけど、乳首はあまり感じない。整理もない。」 毎年、ノーベル文学賞の発表の時期には、村上春樹に期待が掛かっていますと、テレビで話題になるけど、どうも腑に落ちないのだ、こういった性的表現には。「ハルキスト」達が読書会を開いていたなんてニュースは不可思議。村上作品に必ずある、執拗と感じられるこれらの性描写は、声を出してトテモ読めません。 デビュー作の「風の歌を聴け」や「ノルウェイの森」を始め幾つか、そしてあの長い「1Q84」も読んできたのだが、本作上巻に続く下巻の第24章18頁の整骨のシーンでは思わず声を出して腹を抱えて笑った、卓越なる文章力。しかし、上巻での期待はこれまでであった。以降頁を操り続けるにつれて失望へと変わっていく。「海辺のカフカ」は「駄作」だと思った。近親相姦からでしょうか、読後にとても嫌な気分が残る。だからいずれ、古書店に売ってしまうか塵箱に捨ててしまおうかと思ってます。 | ||||
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フランツ・カフカはチェコの作家で、「変身」「審判」「城」などの作品を残したが、実存主義文学の先駆者として評価され、不条理な非現実な世界を構築した。本作「海辺のカフカ」の題名に「カフカ」の語が使用されており、また上巻の第21章421頁には「ソフォクレスの『オイディプス王』」の語句が記され、ギリシャ悲劇の暗喩もあって、どういった展開となるかとても期待を持たせた。実際に上巻を読む限り、期待に違わない、続く下巻の第24章18頁の整骨のシーンでは作者の文章力・表現力もあって、思わず声を出して腹を抱えて笑った、卓越なる文章力。しかし、上巻での期待はこれまで。以降頁を操り続けるにつれて失望へと変わっていく。第29章113頁、114頁の15歳の少年と50歳を越えたた初老の女性との性交シ−ンはとにかくいただけない。さらに二人は第31章154頁、第33章200頁とまた性交をする。気持ちが悪くなった。しかも母として性交するのだ。さらに第39章307頁では妹とも交わる。近親相姦は神話上では成立する題材であって、現代ではタブーです。そうでなければ、あるいはSF、例えば遠い未来において、人類が科学の発達で漸く辿り着いた外宇宙の惑星で、親子または異性の「きょうだい」の二人しかおらず、繁殖のために性交をせざるを得ない、こうすることはありえるでしょう。そして、第48章で登場する白い怪物は、安っぽいホラーかスプラッターか、オカルトなんだか、どうも薄気味悪い。「海辺のカフカ」下巻を読みきって、物語上の幾つもの謎は結局明らかにされずに、終ってしまった。その不全感が喪失感を生んで、読後感を醸成させているのであろうが、それは良しとしましょう。しかし、「世界でいちばんタフな15歳の少年になる」というような、本編の重要なテーマは、少年が自ら世界を獲得していく少年の成長だと思いますが、具体性がないので、下巻を読みきって、成長したとは感じられなかったです。「オイディプス」の神話の少年が父親を乗り越えるという大人への階段を昇っていく光景が見られません。これは村上春樹の「駄作」だと思った。また近親相姦からでしょうか、読後にとても嫌な気分が残る。だからいずれ、古書店に売ってしまうか塵箱に捨ててしまおうかと思ってます。 | ||||
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日本的な母性思慕の物語作者として谷崎と泉鏡花があげられるが、 この作品には神話学により親和性がある、泉鏡花からとおぼしいモチーフがちりばめられていますね。 迷宮とか夢の中での近親相姦的交わりとか化け物退治のモチーフは、もちろん『草迷宮』ですし、 佐伯さんが最後に自分の書いたものを第三者に託して破棄させるシーンは、 『春昼』で、ある夫人が親無しの幼い獅子舞兄弟に亡き思い人への手紙を託すシーンを思い起こさせます。 その子供は海で溺れ死ぬのですが、その遺体が上がった時、入水した夫人に抱かれて発見されます。 海が母と子とが再び結びつく世界というわけですね。彼女はきっと「霊魂の行方が分かったのだろう」と鏡花は書いています。 そういう目でみると、『カフカ』のこの本の第47章の最後、 「少女の細い指のすきまから真っ白な時の砂がこぼれていく。波が小さく砕ける音が聞こえる。それは持ち上がり、落下し、砕ける。」なんかは、『春昼』のラストの文、 「渚の砂は、崩しても積る、くぼめば、たまる、音もせぬ。ただ美しい骨がでる。貝の色は、日の紅、渚の雪、浪の緑。」 をあからさまにおもいおこさせます。 こういうところを多めに評価して、辛うじて星二つとしときます。 | ||||
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空疎で陳腐で退屈極まる。構成は破綻し、文章は冗長。司書や長距離運転手など実社会の職業に対する理解が致命的に欠落。彼はトラックドライバーを取材したことがあるのだろうか。作家というよりは売文屋。実に幼稚で貧素な小説だ。 | ||||
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空疎で陳腐で退屈極まる。構成は破綻し、文章は冗長。司書や長距離運転手など実社会の職業に対する理解が致命的に欠落。彼はトラックドライバーを取材したことがあるのだろうか。作家というよりは売文屋。実に幼稚で貧素な小説だ。 | ||||
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読んでいく中で、赤線がひいてあるページが2ページ有なんとなく残念な思いがした。 | ||||
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これまで村上春樹の小説を読んで、好きなのもあれば嫌いなのもあり。 全部は読んでないけど、8割の作品は読んでるくらいの読者です。 高校の時にノルウェイの森を読んで以来、10年くらい見続けているのですが、自分が成長するにしたがって、この人の作風が合わないというか、飽きてきたというか、この人の作品を読んでたら自分が成長できないというか、、、、そういう気がしてきたけど、惰性で読んでいるような状態が続いていて、家にある文庫本なんかも、ときどき読んだりするような感じでした。 この本が出て、売れているというのも知っていながら、そういう、読みたいけど読みたくないという感じで数年経ってから、読みました。 結果、この本を読んで、村上春樹に見切りがついたというか、 もう読まなくていいや、という気持ちになりました。 (それでも時々懐かしさゆえ読みたくもなるのですが) それから、数年本当に読んでません。 色彩~も、1Q84も、、、、 結局売れてる売れてるって言っても、宣伝に踊らさせてるだけだな、というのがわかりました。 自分がおもしろいと思う本を流行に乗らずに読むほうが自分に向いてるとわかってよかったです。 | ||||
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とりあえず最後まで読み通しました・・・途中で何度も挫折しそうになったけど。 もしかしたらおもしろくなってくるかも、ここでやめたら訳解らないままだし、と思って。 結果全くおもしろくないまま意味不明のまま不快感だけが残りました。 これでもデビュー作から大好きでずっと全作品読み続けてきました。同じ作品を繰り返し繰り返し読んできました。 なんだかいいたいことがよくわからないとか他人に言われようが村上春樹氏の世界観が大好きでこれでいいのだと思ってきました。 ノルウェーの森、ねじまきどりクロニクル・・・なんだか適当な終わり方だなぁ、これはないよな・・みたいに失望することも多くなりましたが。 もちろん素晴らしいと思う方々が大多数なのでしょうが個人的には村上春樹ファンをやめることになった作品です。 | ||||
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テーマやメッセージ性が皆無、 会話はいちいちまわりくどい、 登場人物の行動の背景が全く見えてこない、 ありえない出来事がおこりまくり、 でも、しかしである。 作者自体が、 「俺の本はマーケティングで生きている」 と捉え、 「ストーリーなどはフワフワにし、文章自体、かっこよさそうな文章にしておけば」 後は、出版社が、カッコいいコピーをつけ宣伝してくれる。。。 と考えながら、文章を書いていれば、凄いと思う。 作品を読むのではなく、村上春樹を読むのだ。 | ||||
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ファンの皆様ごめんなさい。 全然面白くない。 「ただ単に自分のオカンとヤりたがってるド変態のガキの話やないかい!」 これが僕の感想です。 謎を謎と残し、「後は自分で考えてね」みたいな作品すごく苦手・・・と言うか嫌い。 変態のガキが家出した理由は?親父とジョニーの関係性は?キノコ狩りに行く前に見た飛行物体は何?子供たちが気絶した理由は?ナカタさんがあんな風になった原因は?魚と蛭が空から降るのはなぜ?カーネルの正体は?カラスはもう一人の自分?ラスボスの目的は?笛のパワーの効果は?円って何?! 嗚呼もう腹立つ。 まぁ僕には読む資格はないのでしょう・・・。 ただ非常に読みやすいのは確か。 | ||||
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時間と空間が入れ替わりながら進んで行く。描写は生々しく、読まされます。物語の後半、読む手が止まらなかったのは事実です。 私はファンタジーも形而上学的な話も嫌いではありません。が、この作品は合いませんでした。 伝えたいひとつの大きなメッセージについて含みを持たせ読者に考えさせるのならまだしも、いくつかの謎も一緒に放りっぱなしとは、未完成と捉えられても仕方ないと思います。賛否分かれやすい作品と言えるでしょう。 | ||||
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面白くない。もうこの人の作品は読まなくていい。ただそれだけ。 | ||||
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面白くない。もうこの人の作品は読まなくていい。ただそれだけ。 | ||||
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村上作品は有名なものは一応読んできたけれど、良かったものもあれば、そうでないのもある。 「海辺のカフカ」は好きになれませんでした。 興味深いストーリーではあるけれど、暴力的なおぞましい場面は気持ちが悪くなるし、性的な場面の描き方も不快。 いくつか謎が残ったまま終わるところもスッキリしない。 村上作品ではほぼ毎回、似たような性格の主人公が、登場する女性達に何故か人気があって(なくても)セックスして…というパターンだけど、今回はそれに加え、脇役青年の性欲をただ満たすだけの描写があり、一体何が言いたいのか不明。そこまでして書く必要があったのか? 以前から感じていたけど、著者はどうして性にこんなに拘るのだろう? それも、性を神聖なもの・成熟した男女の間のものとして描くのではなく、一方的な自己満足・稚拙な描写を続けている。 この調子だと、ノーベル賞は難しいでしょう。 女性として不快に感じます。もううんざりしたので、村上作品を読む事は当分ないでしょう。 良い作品もあるだけに、残念です。 | ||||
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1Q84がなかなか良かったのでこちらも読んでみました。 中盤は話の続きが気になり引き込まれましたが最後まで読んで結局何が言いたいのかよくわからないです。 他にも書かれてる方いますがキザというか気取りすぎな文章も苦手。内容が微妙だと特に。 ミステリー小説ではないといえ伏線が上手く回収されずスッキリしない。姉のさくらに至っては登場する必要性があまり感じられなかったです。 文学としてどうかはともかく純粋に小説として面白くなかったです。 ぶっちゃけ読まなくても良かったなと思った作品の ひとつです。 | ||||
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