ノルウェイの森

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評判

ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,951件 1,141〜1,160 58/98ページ
No.811
(4pt)

評価するのは難しい。。

簡単に言えば、主人公が二人の女の子の間で揺れる大学生活を描いたストーリー。 正直、主人公が哲学的に物事を難しく考える場面が多くだらだらと悩みが続き、そんな考えるなよとつっこみたくなることが多かったです。。 こういう点で好みは分かれるんでしょうかね。 ただ、最近は内容が薄っぺらい本が溢れている中でシンプルなストーリをここまで艶やかに表現豊かに描けるのは本当にすごいと思ったので星は四つに。 感受性が強い人は物語にひきこまれて読み終えた時には暗くなってしまうかもしれません。 友達が失恋した時に読みたくなると言ってましたがなんとなく分かります。 恋愛について考えさせられます。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.810
(4pt)

評価するのは難しい。。

簡単に言えば、主人公が二人の女の子の間で揺れる大学生活を描いたストーリー。 正直、主人公が哲学的に物事を難しく考える場面が多くだらだらと悩みが続き、そんな考えるなよとつっこみたくなることが多かったです。。 こういう点で好みは分かれるんでしょうかね。 ただ、最近は内容が薄っぺらい本が溢れている中でシンプルなストーリをここまで艶やかに表現豊かに描けるのは本当にすごいと思ったので星は四つに。 感受性が強い人は物語にひきこまれて読み終えた時には暗くなってしまうかもしれません。 友達が失恋した時に読みたくなると言ってましたがなんとなく分かります。 恋愛について考えさせられます。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.809
(4pt)

評価するのは難しい。。

簡単に言えば、主人公が二人の女の子の間で揺れる大学生活を描いたストーリー。 正直、主人公が哲学的に物事を難しく考える場面が多くだらだらと悩みが続き、そんな考えるなよとつっこみたくなることが多かったです。。 こういう点で好みは分かれるんでしょうかね。 ただ、最近は内容が薄っぺらい本が溢れている中でシンプルなストーリをここまで艶やかに表現豊かに描けるのは本当にすごいと思ったので星は四つに。 感受性が強い人は物語にひきこまれて読み終えた時には暗くなってしまうかもしれません。 友達が失恋した時に読みたくなると言ってましたがなんとなく分かります。 恋愛について考えさせられます。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.808
(1pt)

何が伝えたかったのか?

1Q84のヒットを受け、初めて読んだ村上作品でした。読み終わったあと、これまでにない不快な気分になりました。結局何が言いたかったんだろう?どうすることが正しかったんだろう?主人公のワタナベは結局傍観者で何もできず、ただいろいろな女性と関係を持っただけ。確かにあの年代の、あの年頃の男の子ならそうなのかもしれない。でもいろんなことを経験して大人になった目から見ると言いたいことはただ「何かできなかったの?」だけでした。大人になれば理解できるといった人もいますが、わたしは逆に子供だからこそこの小説を素晴らしいと考えるのではと思います。いろいろな苦難を経験し乗り越えてきた大人の目からは、ただ何もできずおどおどした子供たちの集まりで幼さは感じるものの魅力は一切感じることはありませんでした。考えず感じるべきとのレビューもありますが、そんな曖昧で抽象的、評価も浅い作品だったのか、と思い知らされています。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.807
(1pt)

何が伝えたかったのか?

1Q84のヒットを受け、初めて読んだ村上作品でした。読み終わったあと、これまでにない不快な気分になりました。結局何が言いたかったんだろう?どうすることが正しかったんだろう?主人公のワタナベは結局傍観者で何もできず、ただいろいろな女性と関係を持っただけ。確かにあの年代の、あの年頃の男の子ならそうなのかもしれない。でもいろんなことを経験して大人になった目から見ると言いたいことはただ「何かできなかったの?」だけでした。大人になれば理解できるといった人もいますが、わたしは逆に子供だからこそこの小説を素晴らしいと考えるのではと思います。いろいろな苦難を経験し乗り越えてきた大人の目からは、ただ何もできずおどおどした子供たちの集まりで幼さは感じるものの魅力は一切感じることはありませんでした。考えず感じるべきとのレビューもありますが、そんな曖昧で抽象的、評価も浅い作品だったのか、と思い知らされています。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.806
(1pt)

何が伝えたかったのか?

1Q84のヒットを受け、初めて読んだ村上作品でした。読み終わったあと、これまでにない不快な気分になりました。結局何が言いたかったんだろう?どうすることが正しかったんだろう?主人公のワタナベは結局傍観者で何もできず、ただいろいろな女性と関係を持っただけ。確かにあの年代の、あの年頃の男の子ならそうなのかもしれない。でもいろんなことを経験して大人になった目から見ると言いたいことはただ「何かできなかったの?」だけでした。大人になれば理解できるといった人もいますが、わたしは逆に子供だからこそこの小説を素晴らしいと考えるのではと思います。いろいろな苦難を経験し乗り越えてきた大人の目からは、ただ何もできずおどおどした子供たちの集まりで幼さは感じるものの魅力は一切感じることはありませんでした。考えず感じるべきとのレビューもありますが、そんな曖昧で抽象的、評価も浅い作品だったのか、と思い知らされています。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.805
(2pt)

ネガティブの風景

日常に潜む死との葛藤を真剣に綴った一つの記録。 そこから逃げずにネガティブを深く愛する。対峙する。 ひたすらそれについて書かれている。 何故かビートルズやビル・エバンスまでもが、この小説に出てくると鬱々とした雰囲気に変貌している。美しくとりつくろわれたこの社会の中で、ひそかにかつ根強くはびこる不安感。この小説に何かしらの居心地の良さがあるとすれば、その奮闘を静かに露呈してくれているからなのだろう。そして、この小説がファッション的でもある所に決定的な入りやすさがある。しかし、どうも気になるのは、この小説が支持されているという事実である。 この本の評価は、病んだ社会を呑み込んで膨れていくようで、とてもおそろしい。 現代社会が非常に危ういのではないかと感じずにはいられない。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.804
(2pt)

ネガティブの風景

日常に潜む死との葛藤を真剣に綴った一つの記録。 そこから逃げずにネガティブを深く愛する。対峙する。 ひたすらそれについて書かれている。 何故かビートルズやビル・エバンスまでもが、この小説に出てくると鬱々とした雰囲気に変貌している。美しくとりつくろわれたこの社会の中で、ひそかにかつ根強くはびこる不安感。この小説に何かしらの居心地の良さがあるとすれば、その奮闘を静かに露呈してくれているからなのだろう。そして、この小説がファッション的でもある所に決定的な入りやすさがある。しかし、どうも気になるのは、この小説が支持されているという事実である。 この本の評価は、病んだ社会を呑み込んで膨れていくようで、とてもおそろしい。 現代社会が非常に危ういのではないかと感じずにはいられない。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.803
(2pt)

ネガティブの風景

日常に潜む死との葛藤を真剣に綴った一つの記録。 そこから逃げずにネガティブを深く愛する。対峙する。 ひたすらそれについて書かれている。 何故かビートルズやビル・エバンスまでもが、この小説に出てくると鬱々とした雰囲気に変貌している。美しくとりつくろわれたこの社会の中で、ひそかにかつ根強くはびこる不安感。この小説に何かしらの居心地の良さがあるとすれば、その奮闘を静かに露呈してくれているからなのだろう。そして、この小説がファッション的でもある所に決定的な入りやすさがある。しかし、どうも気になるのは、この小説が支持されているという事実である。 この本の評価は、病んだ社会を呑み込んで膨れていくようで、とてもおそろしい。 現代社会が非常に危ういのではないかと感じずにはいられない。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.802
(5pt)

やはり、名作です

「羊をめぐる冒険」を読んで村上春樹のファンになった私には、発売当時は納得できない作品だった。時代がバブルということもあって、赤と緑の上下巻のカバーはクリスマスプレゼントと同様に扱われ、がっかりしたものだ。内容も私の一番好きな「ねじまき鳥クロニクル」「ダンス・ダンス・ダンス」など不思議ワールドとはまったく違う作風で非常にリアル。それも、あとですべて納得できた。これは村上氏の自伝に近いもので、この作品を書かなければ、彼は次に進むことができなかったのかもしれない、ということを・・・。事実、この作品は海外で書かれているはずで、村上春樹の強い決意のようなものを感じた。全共闘世代なのに、恋愛小説を書くのは勇気が必要だったかもしれない。結果的に世界の若者に受け入れられた理由は「青春」の哀しさと危うさを、普遍のものとして、きちんと描けているから・・・だから共感を呼ぶのです。何度も読み返すたびに、価値はゆるぎないものになっていく。直子派とみどり派に分かれたが、私はみどりが好きだった。「蛍、納屋を焼く」の突撃隊が登場したのも嬉しかった。そして、まさかこの作品が私の大好きな「青いパパイヤの香り」の監督で映画化されるとはびっくり!!映画はまだ、見ていない。賛否両論は当然だろう。だって、映画化は困難だと言われ続けたのだから。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.801
(5pt)

やはり、名作です

「羊をめぐる冒険」を読んで村上春樹のファンになった私には、発売当時は納得できない作品だった。時代がバブルということもあって、赤と緑の上下巻のカバーはクリスマスプレゼントと同様に扱われ、がっかりしたものだ。内容も私の一番好きな「ねじまき鳥クロニクル」「ダンス・ダンス・ダンス」など不思議ワールドとはまったく違う作風で非常にリアル。それも、あとですべて納得できた。これは村上氏の自伝に近いもので、この作品を書かなければ、彼は次に進むことができなかったのかもしれない、ということを・・・。事実、この作品は海外で書かれているはずで、村上春樹の強い決意のようなものを感じた。全共闘世代なのに、恋愛小説を書くのは勇気が必要だったかもしれない。結果的に世界の若者に受け入れられた理由は「青春」の哀しさと危うさを、普遍のものとして、きちんと描けているから・・・だから共感を呼ぶのです。何度も読み返すたびに、価値はゆるぎないものになっていく。直子派とみどり派に分かれたが、私はみどりが好きだった。「蛍、納屋を焼く」の突撃隊が登場したのも嬉しかった。そして、まさかこの作品が私の大好きな「青いパパイヤの香り」の監督で映画化されるとはびっくり!!映画はまだ、見ていない。賛否両論は当然だろう。だって、映画化は困難だと言われ続けたのだから。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.800
(5pt)

やはり、名作です

「羊をめぐる冒険」を読んで村上春樹のファンになった私には、発売当時は納得できない作品だった。時代がバブルということもあって、赤と緑の上下巻のカバーはクリスマスプレゼントと同様に扱われ、がっかりしたものだ。内容も私の一番好きな「ねじまき鳥クロニクル」「ダンス・ダンス・ダンス」など不思議ワールドとはまったく違う作風で非常にリアル。それも、あとですべて納得できた。これは村上氏の自伝に近いもので、この作品を書かなければ、彼は次に進むことができなかったのかもしれない、ということを・・・。事実、この作品は海外で書かれているはずで、村上春樹の強い決意のようなものを感じた。全共闘世代なのに、恋愛小説を書くのは勇気が必要だったかもしれない。結果的に世界の若者に受け入れられた理由は「青春」の哀しさと危うさを、普遍のものとして、きちんと描けているから・・・だから共感を呼ぶのです。何度も読み返すたびに、価値はゆるぎないものになっていく。直子派とみどり派に分かれたが、私はみどりが好きだった。「蛍、納屋を焼く」の突撃隊が登場したのも嬉しかった。そして、まさかこの作品が私の大好きな「青いパパイヤの香り」の監督で映画化されるとはびっくり!!映画はまだ、見ていない。賛否両論は当然だろう。だって、映画化は困難だと言われ続けたのだから。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.799
(3pt)

駄作ではないが、不朽の名作とも思えない。

最初に断っておくが、本書を読んだ時点で拙者が読み終えていた春樹作品は、「アフターダーク」「風の歌」「ビンボール」「ねじまき鳥」「スプートニク」であった。いきなり本書に行かなかったのは、春樹作品にある程度慣れてから代表作である本書に行きたかった為である。全然春樹を知らない訳ではないが、ハルキストでもない、ヌルめのミーハーの言と受け取って頂ければ幸いである。成る丈率直に読後感を書いてみる。結論を先に書くと「決して駄作ではないが、ここまでウケている理由は分からなかった」である。もっとも濃密に描かれていたのは、主人公の青年と彼を取り巻く人々とのコミュニケーションのモヤモヤであるように感じた。そのモヤモヤを晴らそうとする手段として(結局巧くゆかないのだけれども)、性交が用いられているように思われた。出版社の付した「100パーセントの恋愛小説」というレッテルは作品に合っていなかった。主人公は口では直子を愛していると言うけれども、直子でなければならない必要性が分からなかった。なぜそう私が感じたかと言うと、直子の魅力が月並みの娼婦と月並みの白痴の美しさ以上のものに思われなかったからである。ワタナベ氏は直子を入院前から愛していた訳だが、入院後に描かれた娼婦と白痴の美以外の魅力が私には分からなかった。メンヘラの女の子が服を脱ぎ出す場面に立ち会ったらドキドキするかもしれないが、そのドキドキは恋愛感情ではない。直子の死に方はアッサリし過ぎている印象だったし、その後で「生死は対極にあるのではない」と改めて言われても、慰め以上のものではないように感じた。最後に直子の服を着たレイコさんと交わるのも意味合いは分かるが寂しかった。小説的な物語展開としてはアリだと思うのだが、最初ヒロイン扱いされていた女の末路としてはどうなのだろう。それよりも緑である。彼女とワタナベ氏のやり取りは純粋に面白かった。少々淫売過ぎる気はするものの、素直に彼女の人間的魅力を楽しめた。下巻の表紙の色となったのも頷ける。キズキと直子は死後の世界で結ばれ、生者の世界でワタナベと緑は結ばれる(可能性が高い)。この最終的な二つのカップルの線引きこそがこの作品の示した文学的可能性……なのだろうか?
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.798
(3pt)

駄作ではないが、不朽の名作とも思えない。

最初に断っておくが、本書を読んだ時点で拙者が読み終えていた春樹作品は、「アフターダーク」「風の歌」「ビンボール」「ねじまき鳥」「スプートニク」であった。いきなり本書に行かなかったのは、春樹作品にある程度慣れてから代表作である本書に行きたかった為である。全然春樹を知らない訳ではないが、ハルキストでもない、ヌルめのミーハーの言と受け取って頂ければ幸いである。成る丈率直に読後感を書いてみる。結論を先に書くと「決して駄作ではないが、ここまでウケている理由は分からなかった」である。もっとも濃密に描かれていたのは、主人公の青年と彼を取り巻く人々とのコミュニケーションのモヤモヤであるように感じた。そのモヤモヤを晴らそうとする手段として(結局巧くゆかないのだけれども)、性交が用いられているように思われた。出版社の付した「100パーセントの恋愛小説」というレッテルは作品に合っていなかった。主人公は口では直子を愛していると言うけれども、直子でなければならない必要性が分からなかった。なぜそう私が感じたかと言うと、直子の魅力が月並みの娼婦と月並みの白痴の美しさ以上のものに思われなかったからである。ワタナベ氏は直子を入院前から愛していた訳だが、入院後に描かれた娼婦と白痴の美以外の魅力が私には分からなかった。メンヘラの女の子が服を脱ぎ出す場面に立ち会ったらドキドキするかもしれないが、そのドキドキは恋愛感情ではない。直子の死に方はアッサリし過ぎている印象だったし、その後で「生死は対極にあるのではない」と改めて言われても、慰め以上のものではないように感じた。最後に直子の服を着たレイコさんと交わるのも意味合いは分かるが寂しかった。小説的な物語展開としてはアリだと思うのだが、最初ヒロイン扱いされていた女の末路としてはどうなのだろう。それよりも緑である。彼女とワタナベ氏のやり取りは純粋に面白かった。少々淫売過ぎる気はするものの、素直に彼女の人間的魅力を楽しめた。下巻の表紙の色となったのも頷ける。キズキと直子は死後の世界で結ばれ、生者の世界でワタナベと緑は結ばれる(可能性が高い)。この最終的な二つのカップルの線引きこそがこの作品の示した文学的可能性……なのだろうか?
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.797
(3pt)

駄作ではないが、不朽の名作とも思えない。

最初に断っておくが、本書を読んだ時点で拙者が読み終えていた春樹作品は、「アフターダーク」「風の歌」「ビンボール」「ねじまき鳥」「スプートニク」であった。いきなり本書に行かなかったのは、春樹作品にある程度慣れてから代表作である本書に行きたかった為である。全然春樹を知らない訳ではないが、ハルキストでもない、ヌルめのミーハーの言と受け取って頂ければ幸いである。成る丈率直に読後感を書いてみる。結論を先に書くと「決して駄作ではないが、ここまでウケている理由は分からなかった」である。もっとも濃密に描かれていたのは、主人公の青年と彼を取り巻く人々とのコミュニケーションのモヤモヤであるように感じた。そのモヤモヤを晴らそうとする手段として(結局巧くゆかないのだけれども)、性交が用いられているように思われた。出版社の付した「100パーセントの恋愛小説」というレッテルは作品に合っていなかった。主人公は口では直子を愛していると言うけれども、直子でなければならない必要性が分からなかった。なぜそう私が感じたかと言うと、直子の魅力が月並みの娼婦と月並みの白痴の美しさ以上のものに思われなかったからである。ワタナベ氏は直子を入院前から愛していた訳だが、入院後に描かれた娼婦と白痴の美以外の魅力が私には分からなかった。メンヘラの女の子が服を脱ぎ出す場面に立ち会ったらドキドキするかもしれないが、そのドキドキは恋愛感情ではない。直子の死に方はアッサリし過ぎている印象だったし、その後で「生死は対極にあるのではない」と改めて言われても、慰め以上のものではないように感じた。最後に直子の服を着たレイコさんと交わるのも意味合いは分かるが寂しかった。小説的な物語展開としてはアリだと思うのだが、最初ヒロイン扱いされていた女の末路としてはどうなのだろう。それよりも緑である。彼女とワタナベ氏のやり取りは純粋に面白かった。少々淫売過ぎる気はするものの、素直に彼女の人間的魅力を楽しめた。下巻の表紙の色となったのも頷ける。キズキと直子は死後の世界で結ばれ、生者の世界でワタナベと緑は結ばれる(可能性が高い)。この最終的な二つのカップルの線引きこそがこの作品の示した文学的可能性……なのだろうか?
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.796
(5pt)

そうきたか。

実は村上春樹作品に手を出したことがなかったんですが、映画化を期に読んでみました。なんというか、あたたかくて儚い。比較的読みやすい作品だと思うので、普段あまり本を読まれない方でも楽しめるかもしれません。なんで?て感じる部分は、何度かありました。だからこそいいと思います。主人公をはじめ、直子も緑もみんなノルウェイの森という作品の中で生きています。村上春樹にゾクッとさせられた一冊でした。
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.795
(5pt)

そうきたか。

実は村上春樹作品に手を出したことがなかったんですが、映画化を期に読んでみました。なんというか、あたたかくて儚い。比較的読みやすい作品だと思うので、普段あまり本を読まれない方でも楽しめるかもしれません。なんで?て感じる部分は、何度かありました。だからこそいいと思います。主人公をはじめ、直子も緑もみんなノルウェイの森という作品の中で生きています。村上春樹にゾクッとさせられた一冊でした。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.794
(5pt)

そうきたか。

実は村上春樹作品に手を出したことがなかったんですが、映画化を期に読んでみました。なんというか、あたたかくて儚い。比較的読みやすい作品だと思うので、普段あまり本を読まれない方でも楽しめるかもしれません。なんで?て感じる部分は、何度かありました。だからこそいいと思います。主人公をはじめ、直子も緑もみんなノルウェイの森という作品の中で生きています。村上春樹にゾクッとさせられた一冊でした。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.793
(5pt)

凄くよかった

普段はまんがばかり読んで居ます。 まんがの中の恋物語が日常的なモノだと感じ取って居ました。今回映画化され注目を集めた事もあって興味本位で買いました。レビューでは途中で止めた、等の酷評もありますが、私は逆に上巻の途中から一気に吸い込まれる様に読んで気が付いたら読み終わって居ました。生(性)と死を取り上げた純愛物語。 酷評された方は何が厭だったのか? 精神的病いや性的描写が理解出来なかったのでしょうか。 私自身、鬱病で通院してます。なので読んで違和感はありませんでした。 セックスだって世界中の誰にも当て嵌まる行為です。この作品にはその描写が美しく表現されていて厭味が無くて本当に純粋な作品だと感じました。 何度も読み返したい。映画は未だ観ていません。 いつか映画の方も観て、原作との違いを確かめてみたいです。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.792
(5pt)

凄くよかった

普段はまんがばかり読んで居ます。 まんがの中の恋物語が日常的なモノだと感じ取って居ました。今回映画化され注目を集めた事もあって興味本位で買いました。レビューでは途中で止めた、等の酷評もありますが、私は逆に上巻の途中から一気に吸い込まれる様に読んで気が付いたら読み終わって居ました。生(性)と死を取り上げた純愛物語。 酷評された方は何が厭だったのか? 精神的病いや性的描写が理解出来なかったのでしょうか。 私自身、鬱病で通院してます。なので読んで違和感はありませんでした。 セックスだって世界中の誰にも当て嵌まる行為です。この作品にはその描写が美しく表現されていて厭味が無くて本当に純粋な作品だと感じました。 何度も読み返したい。映画は未だ観ていません。 いつか映画の方も観て、原作との違いを確かめてみたいです。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925