ノルウェイの森

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評判

ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,951件 1,181〜1,200 60/98ページ
No.771
(5pt)

大人の童話

村上春樹モノはほぼ完読しているほどのハルキストです。まぁ色々な方が厳しい意見を述べていますが、やはり彼は単純に面白い。そして非常に文章が巧い!これだけは言えますね。そして飲んだあとのラーメンのようにスルスルと入ってしまう独特の世界観、これはまさに文学と言うよりは「大人の童話」なんですね。メルヘンを忘れてしまった現代のお父さんたちに、ぜひ読んでもらいたい。しかし……驚いたのは、放送禁止用語である「女性器の名称」をそのまま伏せ字なしで載せている小説だったなんて、みなさんご存じでした?どんな場面に出てくるのか、それを楽しみに読むだけでも価値があったりして?
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.770
(4pt)

暗闇の連鎖反応

この本を読んだのがいつだったか覚えていないが、確か一連の「羊」作品の後だったように思う。他作品に比べてテーマが恋愛に特化されたのか「純愛小説」と銘打たれたこの作品には正直少々物足りない思いをした記憶があるが、自分なりの問題意識を持って読めば必ず共通のテーマが見えてくるあたりはやはり村上作品だなあという印象が残っている。ぽっかりと空いた心の空洞、喪失感、ふらふらと誘い込まれるようなダンスステップで森の暗闇に迷いこむ感覚。暗闇の連鎖反応。喪失感のロンド。何故何年も前に読んだこの作品のレビューを書く気になったのかというと、このほど映画化されたからではなく、友人が自殺したからだ。頭の中でこのところ、ビートルズの「ノルウェーの森」がリピート状態になっている。(「羊」シリーズやノルウェーの森などこの頃の村上作品での共通の設定として、主人公の友人の自殺というのがある)自分の想像だが村上春樹の小説の起点はここから始まっているのではと感じる。「死」や「暗闇」が、例えば「ダンス・ダンス・ダンス」では古く懐かしい過ぎ去った人や物、彼らのいる「壁」に優しく吸収されはまり込むと抜け出せないような比喩で表わされ、「ノルウェーの森」では「森」という暗喩になっている。「ダンス〜」より若い頃に「ノルウェー〜」が描かれていたのだと思うが、「死」に対する茫漠とした不安が「ダンス〜」ではやや具体的に、そしてより親しみ易い世界になっている。この暗闇への思いを、恋愛という状況に当てはめればこうなる、というのが自分なりに考えた「ノルウェーの森」成立過程だと思った。「喪失感」=「死」ではないが、ある種の弱さを共有した者を亡くす体験が足元を崩されるように引きずり込まれてしまう感覚は、経験したものでないとわからない。そしてこの作品でも、それを乗り越えて「生きる」「再生する」ということは痛い。恋愛状態においてはセックス描写にも「生」と「死」の違いを描き分けていたように思うが、自分なりの解釈でいえば「自分のため」の行為か否かの差のように感じた。評価・好き嫌いの分かれる村上作品だが、サリンジャーやレイモンド・カーヴァーなど寧ろアメリカ現代作家との比較で語られるとそのアウトラインが見えてくるのではないだろうか。最近の村上作品は未読だが、「あり得ない」と言われていた映画化でこの感触は見いだせるのだろうか。 ちなみに、ビートルズの「ノルウェーの森」は、歌詞の前後関係からどうやら「ノルウェー製の家具」とかいった意味の方が正しいそうです。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.769
(2pt)

希薄な存在感

映画が話題になっていて興味を持った。村上作品は今まで読んだことがない。上巻はあまりにテンポが遅く、途中で挫折しそうになりながらも下巻に突入。下巻も3分の2に達しようという頃から一気に引きずり込まれた。さすがにこれだけの支持を集める作家だけのことはある。素晴らしい文章力、ぐいぐい引き込まれ、ワタナくんとレイコさんが行なう直子の葬式の場面では思わず落涙してしまった。しかし、最後の最後でこけてしまった。主人公は上巻の冒頭部分でドイツの空港に着陸していたのではなかったか。そういうエピソードを持ち出すなら、きちんとループするのが常道だろう。それなのに、このワケのわからん終わり方は一体何?性=生という捉え方は理解できる。しかし、名もない女の子とは気軽に(何も考えずに)セックスするのに、直子や緑に対して「挿入」にこだわるセックス感はいかがなものか?「挿入」が「種まき行為」=生殖行為として意味をなすものなら、行きずりの女と寝てしまう行動はいかにも矛盾している。また、登場人物が相次いで自殺するのには閉口してしまった。こんなに自分の命を粗末にしてはいけないよ。直子には最後まで共感できず、印象も薄かった。主人公が彼女にこれまで引きずられてしまったのかも理解できないままだった。生きることに執着し、恥をさらしても生き抜く作品に共感する私は、恐らく村上作品はもう読まないと思う。
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.768
(2pt)

希薄な存在感

映画が話題になっていて興味を持った。村上作品は今まで読んだことがない。上巻はあまりにテンポが遅く、途中で挫折しそうになりながらも下巻に突入。下巻も3分の2に達しようという頃から一気に引きずり込まれた。さすがにこれだけの支持を集める作家だけのことはある。素晴らしい文章力、ぐいぐい引き込まれ、ワタナくんとレイコさんが行なう直子の葬式の場面では思わず落涙してしまった。しかし、最後の最後でこけてしまった。主人公は上巻の冒頭部分でドイツの空港に着陸していたのではなかったか。そういうエピソードを持ち出すなら、きちんとループするのが常道だろう。それなのに、このワケのわからん終わり方は一体何?性=生という捉え方は理解できる。しかし、名もない女の子とは気軽に(何も考えずに)セックスするのに、直子や緑に対して「挿入」にこだわるセックス感はいかがなものか?「挿入」が「種まき行為」=生殖行為として意味をなすものなら、行きずりの女と寝てしまう行動はいかにも矛盾している。また、登場人物が相次いで自殺するのには閉口してしまった。こんなに自分の命を粗末にしてはいけないよ。直子には最後まで共感できず、印象も薄かった。主人公が彼女にこれまで引きずられてしまったのかも理解できないままだった。生きることに執着し、恥をさらしても生き抜く作品に共感する私は、恐らく村上作品はもう読まないと思う。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.767
(2pt)

希薄な存在感

映画が話題になっていて興味を持った。村上作品は今まで読んだことがない。上巻はあまりにテンポが遅く、途中で挫折しそうになりながらも下巻に突入。下巻も3分の2に達しようという頃から一気に引きずり込まれた。さすがにこれだけの支持を集める作家だけのことはある。素晴らしい文章力、ぐいぐい引き込まれ、ワタナくんとレイコさんが行なう直子の葬式の場面では思わず落涙してしまった。しかし、最後の最後でこけてしまった。主人公は上巻の冒頭部分でドイツの空港に着陸していたのではなかったか。そういうエピソードを持ち出すなら、きちんとループするのが常道だろう。それなのに、このワケのわからん終わり方は一体何?性=生という捉え方は理解できる。しかし、名もない女の子とは気軽に(何も考えずに)セックスするのに、直子や緑に対して「挿入」にこだわるセックス感はいかがなものか?「挿入」が「種まき行為」=生殖行為として意味をなすものなら、行きずりの女と寝てしまう行動はいかにも矛盾している。また、登場人物が相次いで自殺するのには閉口してしまった。こんなに自分の命を粗末にしてはいけないよ。直子には最後まで共感できず、印象も薄かった。主人公が彼女にこれまで引きずられてしまったのかも理解できないままだった。生きることに執着し、恥をさらしても生き抜く作品に共感する私は、恐らく村上作品はもう読まないと思う。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.766
(4pt)

鬱の人たち

ノルウエィの森が映画化され、話題が高まっています。読み手の立場で、いろいろな感想がでてくる小説ですが、私は、この小説では、さまざまなうつ状態が描かれていると思いました。以下は、私の解釈にすぎませんが、私のこれまでの人生の生きざまをふまえて、小説の解釈を書きます。 まず、一人称で語られる主人公のワタナベ君が、小説の冒頭に、自分自身の存在の一部として、常に共存するものがあり、それに支配されるというように書いています。私の理解では、これが、一般的に言われる“内因性のうつ”ではないかと感じました。著者独特の優れた表現力であろうと感じました。恐らく著者自身も、こうした取り付かれた感情にしばられていて、時にうつ状態とつながるであろうと思います。そして、現実の生活で、ストレスが高まると、それに耐えようとする心と、落ちて行ってしまう心のギャップで悩むと思います。著者は、内面的に落ち込む気持ちを抑えながら、矛盾を見つめ思索する若者像を、さまざまに描きたかったかもしれません。 主要な登場人物は、いろいろな程度のうつ状態をかかえています。又、うつの人に加えて、偏執狂的な人や、頭脳明晰ゆえに、社会人としては破綻してしまう人など、登場人物ごとの多彩な精神状態を描いています。そうした人物像は、主人公ワタナベ君のするどい観察眼で表現されています。うつに関しては、ワタナベ君のうつ状態は他の人より比較的に軽く、週日は、(心の)ねじを巻くことで社会生活が送れるようで、ワタナベ君はそう表現しています。又、ワタナベ君は、恋愛も可能で、悩みながらも暮らしていける人として描かれています。一方、自殺してしまった人たちは、重症です。直子さんも重症ですが、彼女には幻覚や幻聴のようなものがあるようなので、統合失調症という病名をつける医師もいるのかもしれません。いづれにしろ、小説では病名はあまり重要なことではないと思いますが、興奮と抑制のバランスをとる脳の神経細胞がうまく機能していない様が、よく書かれています。直子さんは、Sexをすることができないことを自分自身の病気バロメーターにしています。一般的に、精神の病気の人たちは、実際の現在の病気より、将来もっと悪くなるのではないかと悩む傾向があります。直子さんも、ワタナベ君とSexができないことで悩み、病気がよくなっていないと感じて、どんどん落ちて行ってしまったのかもしれません。そして、直子さんは、ワタナベ君が他の人を好きになることを理解し、うけいれたいと頭ではわかっていても、彼女自身の落ち込みを加速させてしまいました。自分自身の病気が重いと感じ、Sexができないことを、人が愛せないというように拡大解釈してしまいました。人は、心に余裕がなければ、性的な興奮もおきにくいわけですが、それを人を愛せなくなったと誤解し、暗い将来への絶望を加速させてしまいました。小説には触れていませんが、直子さんは、ワタナベ君からレイ子さんへの手紙なども読んでしまっていたかもしれません。レイ子とワタナベ君のSexも語られますが、うつが比較的に軽い二人にとっても、Sexは、病気に立ち向かい生きている証として、お互いを感じ合ったのであろうと思います。小説では、Sexは生きるあかしとして描かれているのだろうと感じました。この私の解釈は、皆さまからの意見をいただきたく、学とみ子(私)のヤフーブログにものせました。
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.765
(5pt)

考えられさせる小説

僕はビートルズのファンなのですが、題名にひかれてこの作品を読みました。僕は中一なのですが、性描写が多い小説なので、「こういう本か」と思いながら読んでいたのですが、20ページほど読んだとこで、そういう感情など頭のどこにもありませんでした。僕が考えていた恋と、この作品に描かれていた恋はまったくの別物で、人を愛する難しさなどが、恋愛無経験の僕にとても強い影響を与えてくれた作品だと、僕は思います。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.764
(4pt)

鬱の人たち

ノルウエィの森が映画化され、話題が高まっています。読み手の立場で、いろいろな感想がでてくる小説ですが、私は、この小説では、さまざまなうつ状態が描かれていると思いました。以下は、私の解釈にすぎませんが、私のこれまでの人生の生きざまをふまえて、小説の解釈を書きます。 まず、一人称で語られる主人公のワタナベ君が、小説の冒頭に、自分自身の存在の一部として、常に共存するものがあり、それに支配されるというように書いています。私の理解では、これが、一般的に言われる“内因性のうつ”ではないかと感じました。著者独特の優れた表現力であろうと感じました。恐らく著者自身も、こうした取り付かれた感情にしばられていて、時にうつ状態とつながるであろうと思います。そして、現実の生活で、ストレスが高まると、それに耐えようとする心と、落ちて行ってしまう心のギャップで悩むと思います。著者は、内面的に落ち込む気持ちを抑えながら、矛盾を見つめ思索する若者像を、さまざまに描きたかったかもしれません。 主要な登場人物は、いろいろな程度のうつ状態をかかえています。又、うつの人に加えて、偏執狂的な人や、頭脳明晰ゆえに、社会人としては破綻してしまう人など、登場人物ごとの多彩な精神状態を描いています。そうした人物像は、主人公ワタナベ君のするどい観察眼で表現されています。うつに関しては、ワタナベ君のうつ状態は他の人より比較的に軽く、週日は、(心の)ねじを巻くことで社会生活が送れるようで、ワタナベ君はそう表現しています。又、ワタナベ君は、恋愛も可能で、悩みながらも暮らしていける人として描かれています。一方、自殺してしまった人たちは、重症です。直子さんも重症ですが、彼女には幻覚や幻聴のようなものがあるようなので、統合失調症という病名をつける医師もいるのかもしれません。いづれにしろ、小説では病名はあまり重要なことではないと思いますが、興奮と抑制のバランスをとる脳の神経細胞がうまく機能していない様が、よく書かれています。直子さんは、Sexをすることができないことを自分自身の病気バロメーターにしています。一般的に、精神の病気の人たちは、実際の現在の病気より、将来もっと悪くなるのではないかと悩む傾向があります。直子さんも、ワタナベ君とSexができないことで悩み、病気がよくなっていないと感じて、どんどん落ちて行ってしまったのかもしれません。そして、直子さんは、ワタナベ君が他の人を好きになることを理解し、うけいれたいと頭ではわかっていても、彼女自身の落ち込みを加速させてしまいました。自分自身の病気が重いと感じ、Sexができないことを、人が愛せないというように拡大解釈してしまいました。人は、心に余裕がなければ、性的な興奮もおきにくいわけですが、それを人を愛せなくなったと誤解し、暗い将来への絶望を加速させてしまいました。小説には触れていませんが、直子さんは、ワタナベ君からレイ子さんへの手紙なども読んでしまっていたかもしれません。レイ子とワタナベ君のSexも語られますが、うつが比較的に軽い二人にとっても、Sexは、病気に立ち向かい生きている証として、お互いを感じ合ったのであろうと思います。小説では、Sexは生きるあかしとして描かれているのだろうと感じました。この私の解釈は、皆さまからの意見をいただきたく、学とみ子(私)のヤフーブログにものせました。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.763
(5pt)

考えられさせる小説

僕はビートルズのファンなのですが、題名にひかれてこの作品を読みました。僕は中一なのですが、性描写が多い小説なので、「こういう本か」と思いながら読んでいたのですが、20ページほど読んだとこで、そういう感情など頭のどこにもありませんでした。僕が考えていた恋と、この作品に描かれていた恋はまったくの別物で、人を愛する難しさなどが、恋愛無経験の僕にとても強い影響を与えてくれた作品だと、僕は思います。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.762
(4pt)

鬱の人たち

ノルウエィの森が映画化され、話題が高まっています。読み手の立場で、いろいろな感想がでてくる小説ですが、私は、この小説では、さまざまなうつ状態が描かれていると思いました。以下は、私の解釈にすぎませんが、私のこれまでの人生の生きざまをふまえて、小説の解釈を書きます。 まず、一人称で語られる主人公のワタナベ君が、小説の冒頭に、自分自身の存在の一部として、常に共存するものがあり、それに支配されるというように書いています。私の理解では、これが、一般的に言われる“内因性のうつ”ではないかと感じました。著者独特の優れた表現力であろうと感じました。恐らく著者自身も、こうした取り付かれた感情にしばられていて、時にうつ状態とつながるであろうと思います。そして、現実の生活で、ストレスが高まると、それに耐えようとする心と、落ちて行ってしまう心のギャップで悩むと思います。著者は、内面的に落ち込む気持ちを抑えながら、矛盾を見つめ思索する若者像を、さまざまに描きたかったかもしれません。 主要な登場人物は、いろいろな程度のうつ状態をかかえています。又、うつの人に加えて、偏執狂的な人や、頭脳明晰ゆえに、社会人としては破綻してしまう人など、登場人物ごとの多彩な精神状態を描いています。そうした人物像は、主人公ワタナベ君のするどい観察眼で表現されています。うつに関しては、ワタナベ君のうつ状態は他の人より比較的に軽く、週日は、(心の)ねじを巻くことで社会生活が送れるようで、ワタナベ君はそう表現しています。又、ワタナベ君は、恋愛も可能で、悩みながらも暮らしていける人として描かれています。一方、自殺してしまった人たちは、重症です。直子さんも重症ですが、彼女には幻覚や幻聴のようなものがあるようなので、統合失調症という病名をつける医師もいるのかもしれません。いづれにしろ、小説では病名はあまり重要なことではないと思いますが、興奮と抑制のバランスをとる脳の神経細胞がうまく機能していない様が、よく書かれています。直子さんは、Sexをすることができないことを自分自身の病気バロメーターにしています。一般的に、精神の病気の人たちは、実際の現在の病気より、将来もっと悪くなるのではないかと悩む傾向があります。直子さんも、ワタナベ君とSexができないことで悩み、病気がよくなっていないと感じて、どんどん落ちて行ってしまったのかもしれません。そして、直子さんは、ワタナベ君が他の人を好きになることを理解し、うけいれたいと頭ではわかっていても、彼女自身の落ち込みを加速させてしまいました。自分自身の病気が重いと感じ、Sexができないことを、人が愛せないというように拡大解釈してしまいました。人は、心に余裕がなければ、性的な興奮もおきにくいわけですが、それを人を愛せなくなったと誤解し、暗い将来への絶望を加速させてしまいました。小説には触れていませんが、直子さんは、ワタナベ君からレイ子さんへの手紙なども読んでしまっていたかもしれません。レイ子とワタナベ君のSexも語られますが、うつが比較的に軽い二人にとっても、Sexは、病気に立ち向かい生きている証として、お互いを感じ合ったのであろうと思います。小説では、Sexは生きるあかしとして描かれているのだろうと感じました。この私の解釈は、皆さまからの意見をいただきたく、学とみ子(私)のヤフーブログにものせました。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.761
(5pt)

考えられさせる小説

僕はビートルズのファンなのですが、題名にひかれてこの作品を読みました。僕は中一なのですが、性描写が多い小説なので、「こういう本か」と思いながら読んでいたのですが、20ページほど読んだとこで、そういう感情など頭のどこにもありませんでした。僕が考えていた恋と、この作品に描かれていた恋はまったくの別物で、人を愛する難しさなどが、恋愛無経験の僕にとても強い影響を与えてくれた作品だと、僕は思います。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.760
(1pt)

No way!

しっかり読みましたが、残ったものはこの小説、色んな意味で浅くね? でした。フィクションとはいえ、全てが嘘っぽく感じるのは、一つに登場人物の背景の説明がなさすぎるからではなかろうか?(まぁそれが狙いなのかもしれないけど)賞を取ったものが良いとは限らないし、星を5つつけるなんてぶっちゃけ不思議でしょうがない。ってか面白い。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.759
(1pt)

No way!

しっかり読みましたが、残ったものはこの小説、色んな意味で浅くね? でした。フィクションとはいえ、全てが嘘っぽく感じるのは、一つに登場人物の背景の説明がなさすぎるからではなかろうか?(まぁそれが狙いなのかもしれないけど)賞を取ったものが良いとは限らないし、星を5つつけるなんてぶっちゃけ不思議でしょうがない。ってか面白い。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.758
(1pt)

No way!

しっかり読みましたが、残ったものはこの小説、色んな意味で浅くね? でした。フィクションとはいえ、全てが嘘っぽく感じるのは、一つに登場人物の背景の説明がなさすぎるからではなかろうか?(まぁそれが狙いなのかもしれないけど)賞を取ったものが良いとは限らないし、星を5つつけるなんてぶっちゃけ不思議でしょうがない。ってか面白い。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.757
(5pt)

本は読んで、映画は見ないほうがいい

昨日映画をみたのですが、なぜこんなに長く映画化(の話もたくさんあったであろうに)されず、20年もたってこのような不完全なかたちで映画化されるのかと疑問ですが、大方の予想通りでした。 この人の小説の魅力は、その軽快なエスプリのきいた会話の妙に多分にあるとおもうのですが、映画のではまったくそれが生かされておらず、(というよりも、会話量がすくなすぎるため、それぞれの登場人物の人となりが十分につたえられないまま上滑りに話がすすんでいく)原作の面白さがまったくでていない。(もしかして、外国人監督だから、日本語で理解もしくは日本語版で熟読してないのでは????)しいて言うなら、松山ケンイチさんにニュートラルなたたずまいがあるので、60−70年代背景の作品の中でも自然な感じがでてました。そのほかは、多分、すべてミスキャスト。(女優さんがわるいというのでなく、(女優陣はそれぞれに魅力的なんですが、)脚本と演出と人選の悪さ。) 一番のミスキャストはレイコさん、その次ミドリ その次直子、ハツミさん。 レイコさんは外見はもっとボーイッシュで、人生の哀感を軽いジョークで流すような、痛々しさのあるもっとも魅力的な登場人物だと思うんですが、キャステイングされた女優さんはなんだか女性っぽすぎて、そういう、笑顔の下にある乾いた哀愁が感じられない。ミドリはもっと現実的でジーンセバーグのような雰囲気の、軽快さのある生き生きとしたイメージで、この点が、この小説の中で、直子の非現実的な静的な美しさのある陰の世界と、ミドリの現実に根を張った動的な魅力の間で主人公が行き来するという対比をなしていると思うのですが、映画ではそのメリハリがでてない。  永沢さんは(ちょっと年齢はちがうが、)イメージとしては佐藤浩市さんっぽいもっと骨太な凄みのある感じで、やはりナメクジのエピソードははずしてはいけなかったと思う。なにより、療養所で3人がもつ、「親密であたたかな」心のつながりを描かなくてはこの話の意味そのものが描けない。また、僕と直子が誕生日を祝った夜に直子が延々と異常なまでにしゃべってぷっつりと糸が切れたようになったところとか、僕とレイコさんが二人で歌って直子の弔いをしたシーンを省いては、そのあとにつながる、関係をもつことの意味が説明できない。 もし原作を読んでない方は、原作は読んで、映画は見ない、もしくは少なくとも映画を先に見ないことをお勧めします・・・・。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.756
(5pt)

本は読んで、映画は見ないほうがいい

昨日映画をみたのですが、なぜこんなに長く映画化(の話もたくさんあったであろうに)されず、20年もたってこのような不完全なかたちで映画化されるのかと疑問ですが、大方の予想通りでした。 この人の小説の魅力は、その軽快なエスプリのきいた会話の妙に多分にあるとおもうのですが、映画のではまったくそれが生かされておらず、(というよりも、会話量がすくなすぎるため、それぞれの登場人物の人となりが十分につたえられないまま上滑りに話がすすんでいく)原作の面白さがまったくでていない。(もしかして、外国人監督だから、日本語で理解もしくは日本語版で熟読してないのでは????)しいて言うなら、松山ケンイチさんにニュートラルなたたずまいがあるので、60−70年代背景の作品の中でも自然な感じがでてました。そのほかは、多分、すべてミスキャスト。(女優さんがわるいというのでなく、(女優陣はそれぞれに魅力的なんですが、)脚本と演出と人選の悪さ。) 一番のミスキャストはレイコさん、その次ミドリ その次直子、ハツミさん。 レイコさんは外見はもっとボーイッシュで、人生の哀感を軽いジョークで流すような、痛々しさのあるもっとも魅力的な登場人物だと思うんですが、キャステイングされた女優さんはなんだか女性っぽすぎて、そういう、笑顔の下にある乾いた哀愁が感じられない。ミドリはもっと現実的でジーンセバーグのような雰囲気の、軽快さのある生き生きとしたイメージで、この点が、この小説の中で、直子の非現実的な静的な美しさのある陰の世界と、ミドリの現実に根を張った動的な魅力の間で主人公が行き来するという対比をなしていると思うのですが、映画ではそのメリハリがでてない。  永沢さんは(ちょっと年齢はちがうが、)イメージとしては佐藤浩市さんっぽいもっと骨太な凄みのある感じで、やはりナメクジのエピソードははずしてはいけなかったと思う。なにより、療養所で3人がもつ、「親密であたたかな」心のつながりを描かなくてはこの話の意味そのものが描けない。また、僕と直子が誕生日を祝った夜に直子が延々と異常なまでにしゃべってぷっつりと糸が切れたようになったところとか、僕とレイコさんが二人で歌って直子の弔いをしたシーンを省いては、そのあとにつながる、関係をもつことの意味が説明できない。 もし原作を読んでない方は、原作は読んで、映画は見ない、もしくは少なくとも映画を先に見ないことをお勧めします・・・・。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.755
(5pt)

本は読んで、映画は見ないほうがいい

昨日映画をみたのですが、なぜこんなに長く映画化(の話もたくさんあったであろうに)されず、20年もたってこのような不完全なかたちで映画化されるのかと疑問ですが、大方の予想通りでした。 この人の小説の魅力は、その軽快なエスプリのきいた会話の妙に多分にあるとおもうのですが、映画のではまったくそれが生かされておらず、(というよりも、会話量がすくなすぎるため、それぞれの登場人物の人となりが十分につたえられないまま上滑りに話がすすんでいく)原作の面白さがまったくでていない。(もしかして、外国人監督だから、日本語で理解もしくは日本語版で熟読してないのでは????)しいて言うなら、松山ケンイチさんにニュートラルなたたずまいがあるので、60−70年代背景の作品の中でも自然な感じがでてました。そのほかは、多分、すべてミスキャスト。(女優さんがわるいというのでなく、(女優陣はそれぞれに魅力的なんですが、)脚本と演出と人選の悪さ。) 一番のミスキャストはレイコさん、その次ミドリ その次直子、ハツミさん。 レイコさんは外見はもっとボーイッシュで、人生の哀感を軽いジョークで流すような、痛々しさのあるもっとも魅力的な登場人物だと思うんですが、キャステイングされた女優さんはなんだか女性っぽすぎて、そういう、笑顔の下にある乾いた哀愁が感じられない。ミドリはもっと現実的でジーンセバーグのような雰囲気の、軽快さのある生き生きとしたイメージで、この点が、この小説の中で、直子の非現実的な静的な美しさのある陰の世界と、ミドリの現実に根を張った動的な魅力の間で主人公が行き来するという対比をなしていると思うのですが、映画ではそのメリハリがでてない。  永沢さんは(ちょっと年齢はちがうが、)イメージとしては佐藤浩市さんっぽいもっと骨太な凄みのある感じで、やはりナメクジのエピソードははずしてはいけなかったと思う。なにより、療養所で3人がもつ、「親密であたたかな」心のつながりを描かなくてはこの話の意味そのものが描けない。また、僕と直子が誕生日を祝った夜に直子が延々と異常なまでにしゃべってぷっつりと糸が切れたようになったところとか、僕とレイコさんが二人で歌って直子の弔いをしたシーンを省いては、そのあとにつながる、関係をもつことの意味が説明できない。 もし原作を読んでない方は、原作は読んで、映画は見ない、もしくは少なくとも映画を先に見ないことをお勧めします・・・・。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.754
(4pt)

一気に読みました

1Q84で初めて村上春樹さんの作品を読みました。それまで、松本清張さん、宮部みゆきさん、堂場瞬一さんらの作品を多く読んでいました。村上春樹さんの作品は”すかした純文学”というイメージで食わず嫌いでした。読後の感想は”深さのある現代の純文学”でした。”純文学”と思ったのは夏目漱石さんの作品と共通するものを感じたからです。”現代の”と感じたのは、夏目漱石さんの作品よりも身近に感じたからです。”深さ”を感じたのは、自分自身の事を振り返って考えさせられたからです。登場人物たちに、共感出来る部分と共感出来ない部分はありましたが、「生きていくって大変だ」と思いながら、楽しく最初から最後まで読みました。1Q84のレビューで「性描写が不適切」という感想を複数見ました。この作品にもそういう点があると思いました。しかし、「不可避な性から逃げていない」と感じられ、その点についても私は好感をもっています。他の作品も読んでいきます。また、上下巻では、下巻の方が、上巻以上にエキサイティングだと感じました。
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.753
(4pt)

一気に読みました

1Q84で初めて村上春樹さんの作品を読みました。それまで、松本清張さん、宮部みゆきさん、堂場瞬一さんらの作品を多く読んでいました。村上春樹さんの作品は”すかした純文学”というイメージで食わず嫌いでした。読後の感想は”深さのある現代の純文学”でした。”純文学”と思ったのは夏目漱石さんの作品と共通するものを感じたからです。”現代の”と感じたのは、夏目漱石さんの作品よりも身近に感じたからです。”深さ”を感じたのは、自分自身の事を振り返って考えさせられたからです。登場人物たちに、共感出来る部分と共感出来ない部分はありましたが、「生きていくって大変だ」と思いながら、楽しく最初から最後まで読みました。1Q84のレビューで「性描写が不適切」という感想を複数見ました。この作品にもそういう点があると思いました。しかし、「不可避な性から逃げていない」と感じられ、その点についても私は好感をもっています。他の作品も読んでいきます。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.752
(4pt)

一気に読みました

1Q84で初めて村上春樹さんの作品を読みました。それまで、松本清張さん、宮部みゆきさん、堂場瞬一さんらの作品を多く読んでいました。村上春樹さんの作品は”すかした純文学”というイメージで食わず嫌いでした。読後の感想は”深さのある現代の純文学”でした。”純文学”と思ったのは夏目漱石さんの作品と共通するものを感じたからです。”現代の”と感じたのは、夏目漱石さんの作品よりも身近に感じたからです。”深さ”を感じたのは、自分自身の事を振り返って考えさせられたからです。登場人物たちに、共感出来る部分と共感出来ない部分はありましたが、「生きていくって大変だ」と思いながら、楽しく最初から最後まで読みました。1Q84のレビューで「性描写が不適切」という感想を複数見ました。この作品にもそういう点があると思いました。しかし、「不可避な性から逃げていない」と感じられ、その点についても私は好感をもっています。他の作品も読んでいきます。また、上下巻では、下巻の方が、上巻以上にエキサイティングだと感じました。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933